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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、Dr.佐々木はお届けしております。
ということで、早速今日の本題です。今日の本題は、土星で異常なオーロラが発生した、で、その機構がなんと発生メカニズムが今まで知っていたものとは違うんじゃないかというお話をさせていただこうかなと思っております。
でですね、そもそもオーロラ、寒い地域で見つかる青だったり赤だったりっていうので、ゆらゆら光る光のカーテンみたいなやつですね。
あれって、実は地球だけで発生しているものではなくて、他の惑星でも発生している。そんな状況があったりするんですよね。
そんな中で、今まで知られていたオーロラの発生機構っていうのが、まず地球のものだったり、他の土星とか木星のものだったりであったにもかかわらず、今回新たに研究で、そして観測して土星のオーロラを見つけた後に分析をしてみると、どうも発生機構が違うんじゃないかという風になってきたので、今回はこちらの最新結果についてご紹介していこうかなという風に思っております。
今回お話しする目的としては、やっぱりそもそも地球以外でオーロラが発生しているんだぞっていうお話から、今回の新しい研究に限らず、オーロラがどうやって発生するのかっていうメカニズム、この辺りを今日聞いてくださっている方と一緒に理解を深められたらいいかなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
今回の配信は大人気宇宙ポータルサイトソラエとのコラボ企画になっていて、音声でサクッと宇宙を体験してみて、もし気になる部分があったら記事のほうに飛んでいただくと、画像と一緒にだったりとか、より詳細な数字が出ていたりするので、こちらを参照していただけたら嬉しいなという風に思っております。
そんな感じで今回やっていくんですけど、本題に入る前に毎日恒例の緊急報告をさせていただこうかなと思います。
今日このコラボ企画やらせていただくんですけど、大体4ヶ月くらい前からこのコラボスタートしていて、1週間に1回記事と音声両方ともで楽しめますよっていうところがあったと思いますが、今まではソラエで公開されていた記事を僕がピックアップして、じゃあこれでいきましょうっていうのを編集部の人と話してやっていたっていうところだったんですけど、
これですね、既に公開されている記事を扱うっていうところで時差が出ていたっていうところを工夫できないかなっていうところで1個考えたのが、僕自身がこれの記事を書くと。
この記事を書いて、そのまま記事が公開される前にポッドキャストを話して、記事が公開されるタイミングでポッドキャストも一緒に出てくるというようなところになっているので、僕自身がそもそも記事を書いたっていうところからスタートするからより詳しく話せるし、
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プラスでポッドキャストとソラエの記事の公開のタイミングも比較的近いところで合わせられるみたいなところになってくるので、なんかまた面白い取り組みできるんじゃないかなというふうに予測しているのが今回のコラボの目論みになっていたりします。
加えてですね、僕自身が今までライターの仕事とか、あとはそもそも1年ちょっと、1年半ぐらいかな、2年弱ぐらい、編集者としてウェブメディアでいろいろ働かせてもらってたことがきっかけでですね、ライターの仕事とかが入ってくるっていうような感じで、僕が今までやってきた経験にプラスしてそこにポッドキャストが掛け算できてるっていうなかなか面白い状況が今でき始めています。
なのでですね、これからも定期的にこうやって自分で記事を書いて、それをさらに音声に乗せて一気に公開するみたいな取り組みやっていって、今まであんまりポッドキャストに馴染みがなかった方にも聞いてもらえるようにしていこうかなと思っておりますので、この挑戦ですね、来週再来週どんどん楽しんでいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということでじゃあ早速本題に入っていこうかなと思います。
今日の本題は、土星で発生した異常なオーロラ、これが未知のメカニズムによって発生しているんじゃないかっていうようなお話をさせていただこうかなと思っております。
で、今聞いてくださっている方はですね、オーロラがそもそも他の星、地球以外の他の星でも発生しているというところ自体をご存知だった方、どれぐらいいらっしゃいますでしょうか。
実は今までこの研究って結構盛んに行われていて、地球以外にも土星だったり木星だったりっていうような他の惑星でオーロラが見つかっていたりします。
なのでですね、今太陽系以外の惑星を探そうっていう話がすごく熱くなってきているっていう段階で、このオーロラが他の惑星でも見つかっているってことは、太陽系以外のところでもそういったオーロラが発生し得ると。
で、このオーロラが発生すると一体何がわかるのかっていうところで言うと、今までわからなかった、例えばその星にどういう磁場があるのか。地球とかって大きい磁石みたいなふうに言われていて、大きい磁石だからこそコンパスを持ったら北と南がわかって。
で、磁石を例えば地球上に置いたときに周りに砂鉄をばら撒くと、その周りに線みたいに磁力線が出るっていうの。これ小学校の頃とかそういうので見た方、覚えてる方いらっしゃるかなと思うんですけど、そんな感じで宇宙空間にもその星ごとの磁場っていうところが広がっているっていうのがあるんですね。
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ただ、やっぱり磁場っていうのは砂鉄ばら撒かないと見えないみたいな感じで、結局は宇宙空間にどうやって広がっているのかがわからないっていうようなことだったりとか、あとはそもそもどうやってオーロラが発生するのかっていうところに立ち戻ると、例えば地球で発生するオーロラっていうのは、
太陽から飛んできた電気を帯びた粒っていうのが、その地球の周りに広がっている磁場っていうところにぶつかって、それにぶつかった後に地球の大気にぶつかって、そこの地球の大気にぶつかった瞬間にオーロラとして光を放つっていうようなのがざっくりとした流れになるので、そうすると大気の状況だったりとか、
あとはその表面の大気がどうやって動いているのか、なんていうところの情報も実はオーロラにとって非常に重要なパラメーターになってくるっていうのがあったりするんですね。なので、他の星でオーロラを見るっていうことの意義としては、そういった目に見えなかった情報が何かしらの外部要因によって明らかになってくるっていうところで非常に重要な現象として考えられているのがこのオーロラっていう現象ですね。
そんな中で、今まで地球ではさっき言ったみたいなメカニズムで発生していたことはわかっていたんですけど、土星だったり木星だったりっていうところは、こういった太陽からの影響に加えて、例えば地心の周りを回っている衛星からの衛星っていうのは、その星自身が持ってるいわゆる月みたいな、地球にとっての月みたいな感じなのが、実はそれぞれの惑星にもあって、
そこからの紛失物っていうところが大気にぶつかった時に光るっていうような方法もあったりして、宇宙全体で見た時には、地球の発生メカニズム以外でもいろいろ検討がされているっていう状況なんですね。
今回、観測を実施して1ヶ月間、土星をものすごく精度の良い望遠鏡で観測し続けたというところになってきた時に、そのハワイ島にあるケック望遠鏡で、土星の脈動するオーロラっていうのが観測されたんですね。光ったり暗くなったり、明るさを変えてくるっていうのが脈動しているっていうような表現をするんですけど、
このオーロラが発生しているのって、本当に今まで知っていたメカニズムで動いているものなのかな、みたいなところを研究した研究者たちがいたんですね。
そうすると、その原理っていうのが実は少し違くて、今回の観測と研究チームの分析によって、この土星のオーロラっていうのは大気の中で発生する渦巻きみたいな気流、つまり乱れた気流みたいなところによって発生しているんじゃないかっていうふうに考えられたんですね。
観測された土星の上空にある大気の風速っていうのは秒速で0.3キロから大体3キロメートルぐらいって言われて、1秒で3キロの風が吹くって地球上ではあんまり考えられないじゃないですか。
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そのぐらい異常な状況が発生しているからこそ、土星のオーロラっていうのは非常に強くて、そして脈動するような状況になってるんじゃないかっていうふうに考えられたんですね。
これって研究チームがいろいろこの仕組み考えているところで見ると、地球の大気っていうのもそうなんですけど、熱圏って呼ばれる熱い層があって、そこにプラスで電気を帯びた電離層っていうのがあって、
っていうところでここら辺の乱れた空気にプラスして、空気によって大気中のエネルギーが変換されていくみたいな、エネルギーを持ってるところから持ち上がってきたエネルギー使ってオーロラを発生させるみたいな感じで、
結局、今回の研究結果として何が伝えたいかっていうと、途中で話したみたいにオーロラを見るっていうことは、土星自身が今回ので言うと上空に異常な大気の風が吹いているっていうところが明らかになったみたいなところがあって、
最終的にはこのオーロラが光ったことによって、土星自身の大気の情報を獲得することができたっていう意味で、なんか単純にロマンチックな現象なのではなくて、オーロラっていうのはそういう星の内部構造だったりとかっていうのを知るための非常に重要な役割を担っているっていうことが確認できる、そんな研究結果になっておりました。
これから地球以外の様々なところでのオーロラのメカニズムっていうのがどんどん研究されていき、加えて将来的には他の惑星のオーロラっていうのが見えてくる可能性も非常に高いので、そういったところに発展させていって、地球、太陽系以外の惑星の大気の情報とかっていうのをどんどん獲得するチャンスが出てくるんじゃないかなというふうに思っております。
ということで、今回は土星で発生した非常に強いオーロラ、これがどういうメカニズムで起きているのか、それの答えは上空で吹く非常に強い風っていうところがテーマになっておりました。
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今回の話の内容で面白いなと思った方は概要欄に記事のリンク貼っておきますので、そちらから見ていただければいいかなというふうに思っております。
そこでは画像とかもついているので、より直感的に理解できるかなと思うので、覗きに行ってみてください。
それではまた明日お会いいたしましょう。さようなら。