1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-12-26 14:19

448. 日本全体でオーロラた見えた過去を深掘り!!

1957-1958年に日本中で見えたオーロラを、

日本中の記録をかき集めて新たな見解を発見した!

そんな「過去の記録」から「最新の研究結果」を見出した研究を紹介します。


ソース

https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20211220_isee.pdf


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題をドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題紹介します。今日は歴史的なイラストだったりとか、すごく昔の写真から過去の太陽の活動というところに新たな研究結果をもたらしたというお話をしていこうと思っております。
今回紹介するのは、今みたいに観測技術が発達していない1957年から58年っていうところの時期に、太陽がものすごく活発だった。
そんな記録が残っているんですが、その頃になんと日本でもその太陽の活動に影響されてオーロラが見えた、なんていう結果があったりするんですね。
ただこれが過去想像されていたよりもものすごく大規模なオーロラで、その分太陽の活動性がものすごく高かったんじゃないかっていうような、そんなお話を今回はしていこうというふうに考えておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告させていただこうかなと思うんですが、今12月26日、クリスマスも越えて年末の雰囲気がガンガン漂ってきている状況ではあるんですが、僕ですね、すごい個人的な話なんですけど、1月の年明けてからの仕事の内容がガラッと変わりそうっていう状況がまずあります。
これ別に転職するとかではなくて、単純に関わるプロジェクトが変わるみたいな感じなんですけど、それで海外を相手にするような、そんな仕事が一部入ってきそうな予感がしてるんですね。
で、それの中で、相手にする会社だったりとかの情報を若干整理しなきゃいけないわけですよ。そうなった時に、思ったよりもやっぱり、今まだインターネットで情報いろいろ拾えるとはいえ、英語のメディアいろいろ見てもなかなか見つけられなかったんですね。
で、ある程度の情報揃った上での話ではあるんですけど、他にもうちょいないのかなと思っていたら、ポッドキャストのゲストとして、ビジネス系の海外のポッドキャストにゲストとして出ているなんていう情報が出てきて、今それを聞いているところなんですね。
で、もともと英語で研究とかもやっていたから、ある程度は聞けるわけなんですけど、今回はその内容がどうのこうのっていうよりは、ポッドキャストの配信をやってたからこそなのかなと思うのが、情報をそうやって収集する先っていうのが単純なGoogle検索とか、あとはビジネス誌見るとかそういうのではなくて、
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ポッドキャストにももしかしたらいるんじゃないかなみたいな感じで探しに行くなんていうところが選択肢の一つとして増えたのがすごい嬉しいなと思った、そんな数日でした。
すみません、ちょっと喉の調子があれなんですけど、海外の特にポッドキャストの市場とかを見てみると、比較的収入の高い人たちがポッドキャストを聞いているだったりとか、実は結構な割合大学院卒以上の学歴を持っている人がいるとかっていうような統計的な調査があったりするんですね。
っていう感じで、ポッドキャスト自体がそもそもよりビジネス感度の高い人が聞いているものだったりっていう背景が海外のポッドキャストにはあって、それのおかげで僕たちが知りたい情報っていうのを実はYouTubeとかよりもポッドキャストに載っていることがあったりするっていうようなことを初めて自分の肌で実感したなと思って、
なのでこの感動をちょっと聞いている方にも伝えたくこんな話を冒頭にしてみました。あんまり仕事とかこういうビジネスっぽい話みたいなのって多分ポッドキャストの冒頭でしたことなかったかなと思うんですけど、
なんかもし皆さんもですね、気になる情報とかあって調べてもあんま出てこないんだよなみたいなところっていうのは一般受けしないからこそより深く伝えるためにポッドキャストで話されているなんていうところもありそうなので、そういったところでしっかりと情報収集できるようなそんなポッドキャストの使い方もありなんじゃないかなという風にこの数日は思っておりますという完全な緊急報告ですね。
そんな感じで今日の本題に入っていこうかなと思います。すごく内容はガラッと変わりますが、今回紹介するのは観測技術がなかなか発達していなかった時代の宇宙の活動、そんなものについてのお話をしていきたいという風に思っております。
今回紹介する研究対象は太陽です。これ、太陽のお話数日前にもしたかなと思うんですが、パーカーソーラープローブ、ソーラーパーカー、すいません、ちょっと完全にどう忘れしましたが、アメリカのNASAが打ち上げた探査機、太陽探査機が本当に太陽の領域の中まで突っ込んでいって、その場で太陽を観測するなんていう今研究が進んでいる中で、
こういうのができるようになったのは本当にごく最近なわけですよ。それよりももうちょい前になっても、やっぱり地上から太陽を観測するとか、あとは地球の近くの宇宙から太陽を観測するなんていうところまでだったんですよね。
それよりももっと前、どれくらい前かというと1957年とか58年とかっていうのは今回の話になりますが、このあたりってやっぱり地上で軽く観測するっていうところもなかなか難しくなってくるような、そんな時代だったわけですね。
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そういったところで、じゃあその当時ってどういう太陽の状態だったのかっていうのをより鮮明に明らかにしたいっていうモチベーションの研究者たちが一部いるんですね。
そういうふうにやった時に、じゃあどうやってそういった観測技術がない、データが乏しい時代に太陽の状態を調査するのかっていうと、これはもう歴史的な文献からどんどん探していく。
例えば日本中の天文台とかに調査をかけて、そこに残っている写真だとかイラストなんていうレベルのところまで探していって、当時の様子っていうのがどうだったのかっていうのを拾い集めてくるっていう研究の方法があったりしますと。
こういった研究背景がありながら、今回紹介するのは太陽のお話で、その当時、今回1957年、58年っていうところを注目してるわけなんですけど、なぜここなのかっていうと、
太陽っていうのは11年っていう、1つキーワードになる11年の周期で太陽の活動性っていうのは変わっていっています。
太陽っていうのはものすごく元気な時期とそうでない時期っていうのを繰り返していて、特に元気な時期っていうのは太陽の表面で起こる爆発現象、このポッドキャストでも何度か紹介しているフレアっていうものが起きるんですね。
で、そんなフレアっていう現象は爆発に伴って太陽の表面にある物質だったりとかっていうのを宇宙空間に吐き出すっていう性質を持っていたりします。
そんな中で、その活動性が高い時期にそういった巨大な爆発を起こしやすいという状況があり、なおかつですよ、太陽のその活動性の記録っていうのはこれすごいんですよ。
1600年、1610年とかから観測じゃないや、記録っていうのがいろいろ残っていたりして、もうちょっと1700年ぐらいかだったりが残っていたりして、そういったところから太陽っていうのは過去にものすごい爆発を起こして地球にいろいろ影響を与えていたんじゃないかというふうに言われていたりします。
で、これって何かいつだっけ、ハロウィンですね。ハロウィンの時にも巨大な太陽フレア起きて、太陽フレアって実は怖いんだよみたいな話をしたと思うので、具体的に太陽フレアの被害っていうところを知りたければ、ぜひこうハロウィンの時期のポッドキャスト聞いていただきたいなと思うんですけど、巨大な爆発が起こると地球にそういった太陽から吹き飛ばされてきた物質が当たり、
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その物質が悪さをして、例えば地上の電気系統を破壊してしまったり、なんていうところがあると。プラスしていい面といえばいい面なんですけど、オーロラを発生させるっていうのもその太陽フレアの要因の一つなんですね。
簡単に言えば、強い太陽フレアが起これば、それだけエネルギーの強いものが飛んでくるので、巨大なオーロラを作るなんていうような傾向が出ると。今までに日本でオーロラって見えないイメージだと思うんですね。ただ実はオーロラってすごい過去の文献とかを見てみると日本でも見えていたと。
オーロラ記録が残ってるのが1958年だったりします。この頃は太陽の11年周期の中でも太陽がより活発な時期だったというふうに言われている時期でもありまして、その頃に巨大なオーロラが出現したと。
その時に出現していたオーロラって大体これぐらいだよねみたいな。北海道ぐらいで見えたりとかっていう話が残っていたんですよ。これをじゃあもっと細かくどこまでオーロラが見えていたのか。
このどこまでオーロラが見えているかっていうのがわかれば、その当時どれぐらい巨大な太陽フレアが起きていたのかなんていうところまで言及できると考えた研究者たちは
日本中の国立天文台だとか気象庁、観測所だったり天文台だったりというところにたくさん調査をかけて、当時の記録っていうのを集めては精査してっていうのをやっていったんですね。
そうすると1958年の2月11日に発生したオーロラっていうのが、まずカラー写真で一つ綺麗に残っていたものがあったと。これは北海道の静内町っていうところで撮影されたものらしくて、これが国内最古のオーロラのカラー写真だって言われています。
今回これが見つかっただけではなくて、南の方角では山口県とか広島県でも観測記録が残っていたというふうに言われていたりして、他は新潟の気象台だったりとかではオーロラがすごく低い位置まで見えていて、南の空まで続いていたような、そんな傾向が見えたなんていう記録も残っていたりするんですね。
他にも1957年の9月とかのオーロラのスケッチだったりとかも残っていたりして、そんな感じで当時その1年間にあった巨大な太陽フレアに伴うオーロラの観測結果っていうのがたくさん明らかになり、当時の太陽の活動性っていうのがより正確なものに塗り替えられた。
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当時それ以前に私たちが思っていたよりも、太陽っていうのはものすごい爆発を起こしていたんじゃないか。そして地球に影響を与えていたんじゃないかっていうのが今回研究の内容から示唆された。
こういった宇宙関連の研究っていうのが後々、歴史的な文献から実はこうだったんじゃないかっていうのが明らかになる場面ってあって、藤原の道さだ、道さね。
藤原氏みたいな人が、火集の中に取り入れた中で実際に京都でオーロラが見えていたなんていう記録が残っていたり、あとは超新星爆発っていう星の最後の爆発ですね。
昨日もお話しした、その輝きっていうのが記録に残っていたりっていうので、将来の人たちが見返した時に、科学の発展と相まってこの現象って実はこれのこと言ってるじゃん、みたいなのがあったりするんですよ。
そういうので、今どんどん新しい過去にどういう状態で宇宙が存在していたのかっていうのを研究する人たちが増えてきているので、こういった今最先端の情報を最先端の観測器で明らかにするっていう方向性ではなくて、こうやって過去の文献から見つけるっていう新たな角度。
こういった感じの研究の方針も聞いている方には是非イメージできるような、そんな宇宙の興味の持ち方もしていただけたら嬉しいなというふうに考えております。
ということで今回は、1957年から58年の太陽の活動性、そしてその当時に発生していたオーロラの記録についてのお話をさせていただきました。
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番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。
毎日配信若干遅れ気味になっていて大変申し訳ありませんが、これからも引き続き年内もよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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