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2021-12-22 13:21

444. 【何が重要?】はやぶさ2の分析結果が世界公開された!【リュウグウ】

【世界最速で解説!】はやぶさ2がリュウグウから持ち帰ったサンプルの解析結果の第一報が到着!

3つの注目ポイントとともに、「何がそもそもすごいのか?」「何が重要なのか?」を

音声でがっつり解説!


ソース

https://www.isas.jaxa.jp/topics/002891.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日は、どこのニュースサイトよりも早く、【はやぶさ2】【リュウグウ】の結果をお伝えしていきたいと思っております。
こちらの結果ですね、なんと12月21日、昨日ちょうど発表されたばかりで、いろんなところで多分今、記事になるような段階だと思うんですね。
なので、こちらのポッドキャストを朝から聞いてくださっている方にはですね、こちら音声から一番最初に【はやぶさ2】が持ち帰った小惑星【リュウグウ】のサンプルの研究結果についてお知らせしていこうと思っております。
こちらはもう、言わずもがなというか、多分きっと宇宙好きの方なら知っているのかなと思いますが、【はやぶさ2】という小惑星探査機がですね、
ちょうど1年前ぐらいに持ち帰ってきた小惑星のサンプル、これをどんどん世界中だったり日本の研究者たちが分析していたというところで、
それの第一報みたいな論文がどんどんと立て続けに日本出てきたっていうところが昨日ありましたので、こちらをご紹介していこうというところです。
で、今回紹介するところのトピックというか注目点は大きく3つあります。
なので、この3つに分けてお話ししていくことで、初めて聞く方、【はやぶさ2】のことよく分からないっていう方にもですね、
お伝えできるんじゃないかなと思ってますので、最後までしっかりと聞いていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですが、近況報告というよりはPodcast事情がちょっと変わりそうっていうお話で、
というのも、今まで僕結構Apple Podcastで聞かれてるリスナーの方が多かったんですね。
ただ、PodcastのプラットフォームとしてApple Podcastと一緒に並ぶぐらい人気なのがSpotifyなんですよ。
Spotifyに今回新たにレビュー機能っていうのが付きまして、Apple Podcastではありがたいことに皆さんにたくさんコメントをつけていただいて、
レビュー数230とかついている状態なんですけど、そういうのがSpotifyでもスタートしましたというようなお話です。
こういうのが始まってきて、どんどんAppleが実装していた機能とかもついてきたので、これまたSpotifyはかなり勝負しかけてきてるんだなと。
Spotifyは結構エンタメ系というかのPodcastが人気になるので、なかなか科学系で食い込むっていうのは難しかったりもするんですが、
そちらでも聞いてくださっている方にはどんどん聞いていただきたいなと思っているので、Spotifyのアプリ入っている方はですね、ぜひ宇宙話のリンクを開いて
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星5をつけていただけたら満足いただけるのであれば、星5をつけていただけたら非常に嬉しいなと思っております。
それモチベーションにガンガン頑張れるので、ぜひよろしくお願いいたしますという感じで、
なんかプラットフォームいろいろ変わってきたら攻め方も変えなきゃいけないのかなと思いつつ、
どうやったら日本一になれるのかなと日々考えているところでございました。
そんな感じで、いろんなことを考えても結局は続けていくことが一番だと思うので、これからも毎日宇宙の配信続けていこうと思ってますので、
引き続きプラットフォーム関係なく聞いていただければと思います。よろしくお願いいたします。
そんな感じで、じゃあ本題入っていこうと思います。
この前置きのお話なんか早く終われって感じの方も結構いると思うので、
今回はハヤブサ2が1年前に持ち帰ってきた小惑星リュウグーのサンプルの分析結果、
これの第一報が報告されたというお話をさせていただこうと思っております。
これですね、きっといろんな宇宙系のサイトだったりとかチャンネルとかあるかと思いますが、
やっぱ毎日配信で最速でお知らせできるのはこの宇宙話なのかなと自負しております。
なので今回は他でたぶんたくさんニュース見ると思いますので、そのニュースの中で確実に抑えておきたい、
また紹介されなかったらこれも知っとかないといけなかったんだなって思ってほしいものを3つ紹介していこうと思います。
今回、そもそもハヤブサ2、知らない方もいると思うので、ハヤブサ2が何をしたのか、
そして小惑星を探査する理由って何なのかっていうところからちょっとお話ししておこうと思うんですが、
ハヤブサ2っていうのは小惑星探査機についている名前で、日本のJAXAから打ち上げられた小型の探査機ですね。
ずっと宇宙空間を旅してきていて、 小惑星のリュウグーと呼ばれるところに一瞬着陸し、そこから物を採取してきて、
それを2020年の12月、ちょうど1年前ですね、地球に持ち帰ってきたという偉業を成し得た、
そんな探査機になります。
で、有名なのは糸川っていう小惑星に行ったハヤブサ1ですね。
1って言わないんですけど、ハヤブサが有名で、そんな感じで日本は小惑星から物を取ってくるっていうのだったりで、
小惑星探査の世界の牽引者と言ってもいいわけなんですよ。
じゃあなんで小惑星っていうもの、小さい惑星っていうのを探査していく必要があるのかっていうところは、
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これって私たちがいる地球の歴史だったり、あとは太陽系の歴史なりしは、そもそも私たち自身、生命の起源みたいなところを探る非常に重要な研究になってくるっていうのが、この小惑星探査になります。
どういうことかというと、そもそもこの地球ができてすぐの時の環境、太陽系が形成されてすぐの時の環境っていうのは、
いまだに直接的な観測で明らかになってくる部分って実は少ないんですね。
で、これ何でかっていうと、例えば地球っていうのも最近よく話しているみたいに、太陽ができる時の材料だったりとかが重なって、
一つの岩石の塊になるというような感じでできているので、掘り進めれば掘り進めるほど歴史が出てくるように思いがちですが、
その初期の頃の情報を持っている、星の中心とかっていうところは、もうマグマとかでドロドロになってしまっていて、情報が消失しているという状況なんですね。
なので、そういった核融合とかも起きていない。また宇宙空間にあるから、状態がその当時から変わっていないものっていうのを探査するのが重要だというところで、
小惑星探査っていうところがどんどん進められている状況なんですよ。
今回、ハヤブサ2が持ち帰ってきたサンプルっていうのはリューグーっていうものなんですが、そこで注目すべきポイントはまず3つありました。
まず1つは、そもそもどんな小惑星だったのかっていうのを、実際の物質を分析して分かったことで言うと、
水だったり有機物っていうところが非常に豊富に含まれている、より原始的な太陽の蘇生っていうんですかね。
太陽そのものの成り立ちと同じような特徴を持った小惑星だったっていうところの結果がまず出ております。
で、これは今まで小惑星探査以外にも地球に墜落してきた隕石とかっていうところでも同じような研究が進められていて、
そういったもともと知ってる隕石とかと比べても、やっぱり最も太陽の成り立ちに近いものっていうより原始的な隕石と非常に似ていることが分かったので、
リュウグーもそういった類の水とか有機物を豊富に含んだ太陽の性質に近い岩だということが分かりました。
ただし2つ目のポイントは、そんな共通性があるにもかかわらず、リュウグーっていう星は他のどういう小惑星に比べてもすごく暗い。
そして比重が小さい、つまり軽石みたいな、そんな状態になっているっていうところが特徴として挙げられるんですね。
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つまり、太陽に近いような成分を持ってるとか、他の隕石と似てるっていう性質があったとはいえ、
そういう細かい話以外にも全体としてパッと見たときに、これなんか他の隕石より暗くないとか、
あとはなんかすごい軽いなみたいな、そんなところが見えてきたりするっていうのが2つ目のリュウグーの物質のポイントになってきます。
3つ目ですね。3つ目、これは思っていたよりも砂の粒が細かったっていうところも非常に注目のポイントになっています。
これどういうことかっていうと、はやぶさ2がリュウグーにたどり着いたときに、表面の画像とかを撮ったりして、
だいたいこのぐらいの石の粒があるよね、みたいなっていうのを確保していたんですね、情報として。
ただそれを実際に採取してきて、砂粒がどれぐらいの大きさのがどれぐらいの量あるのかっていうのを調べてあげた。
そうすると、もともと考えていた画像とかだったりとか観測で見つかっていた砂粒よりも、
もっと細かいものがたくさんあったっていうのが実際の採取の現場で見えてきた結果なんですね。
なのでここは正直今回の研究ではこれ以上深掘りできないというような結果になってしまっております。
っていうのも、たまたま観測した領域の石の種類が全然違ったのか、
それとも画像で見分けることができないぐらい細かい石がたくさんあったとか、
あとは採取するときにそもそも崩れてしまったとかっていういろんな要因があるんですけど、
そういった細かいところはより今後の詳細な分析で明らかにしていこうっていうような課題を残して、
今回の論文の中では終わっていたりしますね。
っていう感じで、今回JAXAから発表された、
というよりJAXAから投稿されて論文として発表されたNature Astronomyっていう雑誌に今回公表されたわけなんですけど、
その中で語られているのは非常に基礎的な早草痛が取ってきた流遇の性質だったというところですね。
今回のところで、今まで知っていた天体とかと共通する部分とそうでない部分というところが見えてきたので、
そういったところをどんどん深掘りしていくのが今後研究結果として明らかになってくるんじゃないかなというふうに見込まれております。
加えてですね、これアメリカとかが今オシリスレックスっていうプロジェクトを進めていて、
その天体もまた別の小惑星の物質を持って帰ってくるっていう計画があったりする。
ないしは今後どんどん惑星探査っていうのが進んでいったときに、早草痛はこういう手順でやりましたっていう、
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一種のマニュアルみたいな手順書みたいなのを確立させたっていう部分も今回の研究では非常に注目のポイントになっております。
というところで、今回は日本中どこよりも早く音声配信で早草痛流遇の研究結果っていう論文に実際に公表されている内容を3ポイントに分けてお話しさせていただきました。
なのでですね、皆さんきっともしかしたら普段の話題に上がるかもしれないので、
このポッドキャストで聞いたっていうのは内に秘めて、自分でまるで知っていたかのように話していただいて全然構いません。
なので宇宙博士として皆さんもぜひ活躍してみてください。
ということで今回は早草痛が持ち帰ってきた流遇のサンプルについて初期結果がとうとう公開されたというお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いいたしましょう。さようなら。
13:21

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