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今回は、【はやぶさ2】の研究結果がとうとう出てきた このお話をしていきたいと思っております。
いやー、出ましたねー、これは 先日、朝日新聞のトップでバーンって出た
【はやぶさ2】の研究結果 あそこが論文として出てこないけど
一体どういうことになってるんだ? みたいな話をさせていただいたと思うんですが
とうとうこれですね ちゃんとプレスリリースとして出てきたというようなところで
まあ論文が出たので紹介するというところになっております。 今回、実はいろんなチームがいろんな研究結果を報告しているというところになっているので
なんか、1週間ぐらいの間でポンポン【はやぶさ2】の話題を出しながら
そういった論文の内容っていうのは 追っていければいいかなというふうに思っております。
で、今回紹介するポイントですが大きく2つ 今回【はやぶさ2】っていうのはリュウグウと呼ばれる小惑星に行ったんですが
その小惑星が46億年前の太陽系の誕生 間もない頃にできた天体であってそれが元となっていると
それに加えてリュウグウの資料 ここから見える傾向っていうのは太陽系の中でも最も原始的な
そして今後世界中で太陽系の標準的な化学素性はこういうものだ なんていうふうに使われるんじゃないかっていう示唆が得られているので
今回はこちらについてサクッとご紹介していこうと思っておりますので 最後までお付き合いください
【佐々木亮】佐々木亮の宇宙話
【佐々木】2022年6月11日始まりました佐々木亮の宇宙話 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております
ということで本日でエピソード612話 12話目を迎えているようなそんな状況になっております
そうですね 今日はちょっと他の番組へのゲスト出演のお知らせをさせていただきたいと思っております
僕がですね ゲスト出演している少し不思議ナイトというチャンネルがですね 6月11日本日と来週6月18日の土曜日
日本だてで公開されます夕方の夜か 夜8時かなに公開される予定になっております
でこちらのチャンネルですね まあ出る経緯なんでこういうふうに出るようになったのかっていうところなんですけど
この少し不思議ナイトっていうチャンネル まあ題材としては藤子F藤代先生という漫画家いらっしゃいますよね
あの方の作品をどんどん深掘りしていくっていう まあかなりマニアックな番組にはなっているわけなんですが
この少し不思議ナイトっていうのはやられている ゆうすけさん このゆうすけさんという方からお誘いいただいて
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今回は収録させていただくことになりました でゆうすけさんとの付き合いっていうのはすごい長くて
もうこのポッドキャストの最古さんの一人と言ってもいいぐらいの えっとまぁご存知の方もいるかもしれません
でどんな付き合いだったかっていうと まあまず僕が
今ってもう612話目を迎えるわけなんですけど 30話目とか40話目ぐらいで
いやめっちゃ面白い番組やってますねっていうのを ポッドキャスターの先輩としてご連絡いただいて
めっちゃ嬉しいなぁと思ってたところで そこに加えてですね 今僕配信の中で毎回のエピソードの最後に
ハッシュタグ宇宙話をつけてつぶやいてください なんていう話をさせていただいていると思うんですけど
このハッシュタグを作ったのもまさにゆうすけさんなんですよ メッセージいただいた時にポッドキャストやってる人ってみんな番組のハッシュタグとか作ってるけどないんですか?
みたいな話をしてもらって なんかつぶやく時に使いたいんですよって言われたので
その場でじゃあ宇宙話にしますみたいな感じで決まった そんなハッシュタグだったりもしますっていうところでも本当に僕がポッドキャストを始めてから今の今まで僕が続けるモチベーションだったりっていうのを作ってくれた大恩人なわけですよ
それこそよくコラボとかをしていた時期もあったと思うんですけど そのコラボとかのきっかけ
そもそも最初にコラボをするっていうの流れを作ってくれたのもゆうすけさんで ゆうすけさんが月1隣のポッドキャストっていうポッドキャスターたくさん巻き込んでやるイベントみたいなのをやっていて
そこに巻き込んでいただいたおかげでですね たくさんコラボするきっかけをいただいたりコラボ面白いなっていうふうに思ったりというようなところになったので
マジで頭上がらないんですよね そんな別にシリーに敷かれてるとか命令なんでも聞きますみたいな感じではないですけど
全然 ただですねやっぱ僕のポッドキャストを本当に最初から応援してくれているゆうすけさんと
こうやってコラボ収録できてめっちゃ嬉しかったなっていうところがあるので ぜひ皆さん聞きに行っていただけたら嬉しいなと思ってます
概要欄にリンク貼っておくので少し不思議ナイトのゲスト回 ぜひよろしくお願いします
番組の中では配信どんなふうに最近頑張ってるよねみたいな話から 藤子 F 藤代先生のその宇宙関連の題材っていうところをちょっと紹介していただくなんていう
まあ宇宙に寄せていただいた企画になってますので楽しんでいただければと思います ということでじゃあ早速今日の本題行きたいと思います今日の本題はもう本当にインパクト強いのでね
時間なるべく取っていきたいと思ってるんですが余談話しすぎましたね ということでじゃあ早速今日の本題です今日の本題は
はやぶさ2の研究結果とうとう出てきましたというシンプルなお話になっております で今回はですねまぁ数日前3日前か4日前ぐらいの放送でなんかこう報道のあり方
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論文の公開のタイミングと報道のあり方みたいな話を少しさせていただいた時に 新聞の一面にドーンとこう早ぶさ2の研究結果こうなりますみたいなのがバーンって出ていたんですけど
それに対してどうもJAXA側から公式の発表がないからどういうことなんだろうなぁ なんていう話をさせていただいてたと思いますがついに
公式に論文もこれで結果がこうですっていうプレスリリースが各研究機関だったり もちろんJAXAだったりから出ているというような状況になってまいりました
でそもそもどういう話なのかっていうと早ぶさ2っていうのは小惑星探査機と呼ばれるもので
宇宙空間にある小惑星小さな惑星ですね 惑星っていうのは私たちがいるこの地球だったり
あとは隣の火星だったりっていうような 太陽っていうのを中心にして周りをぐるぐる回っている
光勢ではない自ら輝いている星ではないその重力につかまった天体たちのことを 惑星というふうに読んでいたりするという中で
小惑星っていうのはそこに含まれないようなもっと小さな ただ太陽系のメンバーの一つなんていうところで扱われている天体です
そんな中で今回はリュウグウと呼ばれる天体に対して早ぶさ2は行って そこで一体何を計測しようとしていたのか
そもそもの当初の目的としては 太陽系の歴史を探るというところが大目的
ちょっとアバウトになりますがそういう目的がありました 具体的には地球の表面とかではやっぱり風化があったりとか
人間のこう生活っていうところで土壌っていうのも一定襲い汚染されてしまっている まあ汚染という言い方別にすべてが汚くなっているっていうよりは他の手が加わったせい
でオリジナルの情報を失ってしまっているだったりとか そういった意味合いも込められての汚染ですね
でそういった状況で地球上にいるだけではやっぱり把握しきれない 太陽系ができた頃の情報っていうのを探りに行きたいというところが
大目的としてあったのがこのハヤブサ2の研究のモチベーションでした
でそんな中で実際にハヤブサ2が地球を飛び立って そしてリュウグウという小惑星にたどり着いて
そこから物をそのリュウグウの表面にある石とか岩とかっていうのを持って帰ってきて 地球の表面にサンプルリターンと呼ばれる方式で実際に持ち帰ってきたと
これが2020年12月とかだったのかなというところです
でそこから世界中の研究者もちろん日本を中心となって そういった研究っていうのがガンガン進んでいって
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とうとうこのタイミングで論文として発表されたというところになります
でざっくり研究の内容を本当に結論だけ言うと
これ当初の目的であった太陽系の初期の頃の情報っていうのを 実際に明らかにすることができたというところが大きく成果として挙げられます
なのでもう本当に何ならこの部分だけ覚えてくれればいいんですよ皆さんは
もともとハヤブサ2が掲げていた目標 それに対して実際にそれを明らかにしたっていう課題を設定して
それをクリアしたというようなところが覚えていれば もう本当ハヤブサ2のニュースなんて人に語っても十分なぐらい分かっているというような状況になります
ただまあ宇宙話って言ってるぐらい これもニッチな番組ですからもう少し詳しくお話ししていこうかなと思うと
今回ハヤブサ2が持ち帰ってきたリュウグウの材料っていうのを どんどん調べてあげた結果ですね
まず 水の形跡を見つけたというような状況になっています
これ具体的にどういうことかっていうと 中に水があったっていうわけではなくてですね
ハヤブサ2が持って帰ってきたサンプルの中身に 一体どんな物質が含まれているかっていうのは鉱物ですね
鉱山とかの鉱に 物で鉱物っていうのの調査をしてあげた
そうすると単純に世の中に存在している その鉱物の種類ではなくて
例えば周りに水とかがあって その水がぶつかって そこに当たって
それらを分解してできた二次的にできた鉱物 二次鉱物と呼ばれるものに変わっている姿が発見されたということなんですね
で そういったところから ハヤブサ2が持って帰ってきた リュウグウの母天体
小惑星っていうのは基本的に小惑星 小っちゃい惑星として誕生したというよりは
もうちょっと大きい 比較的地球とかに近いような 大きい塊としてドンってできたところから
それらが例えば他の小惑星と衝突して 粉々になるとかっていうので
なんかお手頃なサイズの惑星に変わっていくという 小惑星に変わっていくというような
そういうところになっていて なのでリュウグウと呼ばれるこの天体を調査するということはですね
そのリュウグウがもともと所属していた 巨大な母天体と呼ばれるもの
この天体がどういう天体だったのかっていうのを 探る研究にもなるわけです
で そういった中でそのリュウグウの母天体と呼ばれるものが 実は水を含んでいたんじゃないか
っていうのが今回の研究結果の一部として 明らかになったというようなところになっています
で この時の水の質量比っていうのは 全体の7%とかっていうところで
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これがですね 超たくさんあったとかっていうわけでは むしろなくて
特に地球上にどうやって海ができたのか 水が大量にあるのかなんていうところは
実はこういった小惑星が宇宙空間から 水を持ってきたことがきっかけだみたいな話が
あったりするんですが あとはもともとたくさん水を含んでたなんて言いますが
実際には そこにはちょっとたどり着かないような量の 水なんじゃないかっていうところが
試査としては明らかになったというのが 今回のハヤブサ2の研究らしいんですよね
で さらにこの水が石にぶつかって
それによって中のものが変わったっていう話を さっきさせていただいたと思うんですけど
じゃあ その反応が一体いつ起きたのかっていうようなところまで この物質の研究をすることで明らかになるんですね
つまり 水がそのリュウグウっていう天体の中で 反応した時期を見極めることができれば
一体 そのもともとあった天体 リュウグウの元となった天体っていうのが
いつから存在していてっていうようなところまで 予測できるというところになってきたところを分析した結果
太陽系が誕生した後の約500万年後に その水がくっついた時の変化が起こっていたというふうに言われてるんです
つまり 今回 リュウグウっていうところに 太陽系の初期の情報を取りに行ったんですが
そこはまさに狙い通りで 太陽系ができて すぐのタイミングの天体を調査することに成功しているというような状況が
今回のしっかりとした研究で明らかになったと
で こういった様々なリュウグウの資料に対する研究によって 今回 リュウグウっていう天体は
太陽系の平均的な素性 つまり 太陽系の中にある物質の割合ですね
それに最も近いような そんな素材であるというふうに判断されました
つまり 太陽系全体で 一体どんな元素がどれぐらいあったのかっていうのは このリュウグウっていう天体にギュッと詰まってる
つまり 今後は太陽系っていうのは どういう天体 どういう生態系を持っているのか
生態系っていうのは変ですね
太陽系っていうのが どういう惑星系なのかっていうのを説明する時の科学的な側面は
このリュウグウの情報が国際の標準的な数値として 使われていくだろうというふうに言われてます
なので 今後の歴史で太陽系を語る そして小惑星を語るってなったら
確実に通らなければいけない道しるべみたいなのを作ったのが 今回の研究だというふうに考えていただければいいかなと思います
で 他にもですね 皆さん 早草2に関するニュースで
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例えば アミノ酸が見つかったとか うまみ成分のアミノ酸が見つかった
なんていう話も出ていたりするんですが
これはまた ジャクサが報告している 大元のサンプルリターンの結果こうでしたっていうとことは
別の派生した論文で発表されているので 冒頭で話したみたいに
早草2に関する論文だったり研究結果っていうのは 1週間ぐらいかけて
ゆっくりいろんなネタ挟みながら 話していこうかなと思うので
早草2のネタ 気になる方は ぜひチャンネル登録していただけたらと思います
ということで 今回は早草2のサンプルリターンの論文が 早速出てまいりましたというお話をさせていただきました
今回の話も面白いなと思ったら お手元のPodcastアプリで フォロー サブスクライブ よろしくお願いいたします
番組の感想や宇宙に関する質問は Twitterのハッシュタグ 宇宙話
またはお手元のSpotifyアプリの下 スクロールしていただくと Q&Aコーナーつけてありますので
じゃんじゃん質問飛ばしてください
早草2について皆さんと一緒に 語れれば嬉しいです
それでは また明日お会いしましょう さようなら