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2021-06-18 12:24

251. はやぶさ2の解析がとうとう始まる!!なハナシ

250回のメッセージ皆さんありがとうございます!

今日はとうとう始まるはやぶさ2がが持って帰ってきたサンプルの解析のハナシ。

どうやって解析するのか。そこを詳しく話みます。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、相馬さんの提供でお送りしております。相馬さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠、興味がある方はぜひ、天文やスペースベースで検索してみていただけたら嬉しいです。
ということで、早速今日の本題をお先に紹介しておくんですが、今日の本題は、とうとうはやぶさ2が持ち帰ってきたサンプルの解析がスタートしていくというお話をしていきたいと思います。
小惑星を探査する理由だったりとかって、結構このポッドキャストで紹介してきたと思うんですね。
もちろんそこから今日はおさらいしながら紹介していこうと思うんですが、少し前に早ぶさ2が小惑星リュウグーから持ち帰ってきた物質ですね。
表面から取ってきたサンプルがあったんですけど、それをとうとう解析し始めるというところのニュースが出ておりました。
そこの詳しい実験の方法とかっていうのの記者会見とかはまだ6月の25日とかに行われるらしいんですが、それに先立ってこんな感じの研究をしますっていうお知らせがプレスリリースみたいな感じで出ていたので、
今日はその早ぶさ2の持って帰ってきたサンプルをどうやって解析するのかっていうののお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
ということで、そんな感じで今日の本題喋るんですが、その前に毎日恒例の緊急発動報告ですね。
昨日の放送で250回を迎えたわけなんですけど、いろんなメッセージいただけて結構毎日聞いてますとかっていう今までメッセージいただけなかった方からもいただけるようになって、より聞いてる方がどんな方なのかっていうのがイメージできてすごい嬉しい1日でした。
毎日コツコツやっていって、とにかく300回を目指して頑張ろうかなと思ってるんですけど、ここからいろいろまたコラボとかいろいろやって、皆さんに飽きられないような番組作りにしていきたいと思ってるわけなんですけど、早速今日も今週の土日で公開するPodcastのコラボ会というか、今回まずゲスト会ですね。
ということで、ラジオ筑波で科学系のラジオの放送をしているパーソナリティの方をお迎えして、Podcastとラジオの違いみたいなところのお話からゲストが来て面白かった科学のお話だったりとかっていうのをいろいろ伺いました。
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そこから僕自身もそのラジオに今度呼んでいただいて、いろいろうちのお話とかさせていただけたらなと思っているところで実際に話も進んでいるので、またラジオ収録進められそうな感じがありますという現状報告です。
そんな感じで、これからもPodcastを続けながら、そこから派生していろいろな活動もしていきたいと思いますので、ぜひお楽しみにという感じです。
で、Podcastですね、これさまざまな方とコラボしていきたいと思っておりますので、またいろいろ声かけさせていただくかと思いますが、聞いている方ぜひよろしくお願いします。
ぜひコラボしましょうというメッセージいただけたら、もうノリノリで参加させていただきますので、そちらもぜひよろしくお願いいたします。
そんな感じで、250回を迎えつつも毎日ゆっくり作業しておりますという感じでしたね。
では早速今日の本題紹介していきたいなと思います。
今日の本題は、とうとうハヤブサ2が持ち帰ってきた小惑星の物質、これの解析が始まるぞというお話をしていきたいと思います。
これは実際に東京大学とか、あとは大阪大学、東北大学、あとは高エネルギー加速研究機構なんていうような、ちょっと皆さんには馴染みがないような研究所なんかがいろいろ参加して、
もうハヤブサ2が持ち帰ってきた物質の解析がここからとうとう始まっていきますよというお話ですね。
じゃあそもそもハヤブサ2って何したのかっていうと、地球の太陽系の中を回っている小惑星リュウグウという星に人工衛星向かいまして、小惑星探査機が向かいまして、
そのリュウグウの表面から物質を持って帰ってきて、去年ですかね、去年か今年入ってすぐぐらいの頃にそのサンプルが無事地球まで届けられたというところで、
宇宙の大きなお使いをしてきた、そんな機械がハヤブサ2なんですね。
その持って帰ってきた物質の解析っていうのは実はまだ進んでいなくて、これからどんどん明らかになっていきますというお話です。
じゃあ小惑星を探査する理由って何なのかっていうところが大きな疑問としてあると思うんですけど、
それに関しては一言で言えば、私たちがどこから来たのかっていうところ、つまり私たち生命っていうのが太陽系ができて、その後生命が誕生してっていうこのプロセス自体がどういう風に過程を経てここまで来たのかっていうところが実はまだはっきりわかっていないんですね。
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というのも太陽系ができた当初の情報だったりとかっていうのも未だ未だわかっていない部分があって、結局はこの宇宙の研究をするっていうところは今回のこのハヤブサ2の研究以外にも結局は私たちがどこから来たのかというようなすごいちょっと哲学的な問いにもつながってくるようなお話なんですね。
今回はそんなハヤブサ2には、ハヤブサ2が言ったそのリュウグウっていうのは、太陽系ができたときのより初期の頃、私たちが知らない初期の情報がそのまま残ってるんじゃないかっていう風に言われてます。
これ地球とかだとできないのかっていうと、地球は中心に行けば行くほどぐつぐつマントルみたいな状態になっていて、時代とともに地表が色々変化していってる。それによって初期の情報がそのまま残されてるっていうことはないんですね。
なので外に取りに行かなきゃいけなかったりとかっていうところがあり、この小惑星っていうところに注目されたと。
で、その持って帰ってきた物質をどうやって解析するのか。今回発表された解析の方法は、簡単に言えばX線を当てる、あとはX線みたいなビームをその持って帰ってきた物質に当てるっていうところが大きくやられることのものすごい大まかに言うとそんな感じです。
じゃあそういうふうなビームとか放射線とかっていうのを当てるメリットって何なのかっていうと、これ結局はそういうふうな光とかを当てたときにどんな感じで反射されるのかっていうところが研究者さんはそこを見てるんですね。
というのも、中にある物質によって当てる光の種類を変えることで反射の仕方がいろいろ変わる。今回例えばX線っていうところを使って、X線ってレントゲンですね。石に対してレントゲンの検査をしてあげるみたいなイメージで、
このX線っていうのは石を構成している元素、結局物って私たちの身の回りの物ってすべてものすごく小さく切り分けていったら原子レベルに分解できると思うんですね。
その原子レベルの光の反射っていうのを起こせるのがX線なんですよ。これ細かく話すと結構だんだん難しくなってくるので、とにかくX線を当てると物質の中に含まれている、
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例えば炭素みたいなのがどれぐらいあるのかとか、酸素がどれぐらいあるのかとか、そういった中を構成している元素がどういうものなのかっていうのを分析できるんですね。
こういうふうに光を当てて反射した光で物を見る。つまりはその持って帰ってきた物質を全く傷つけずに、破壊しないことで、破壊せずに中の物質がどうなっているかを明らかにできると。
これ、人間の手術とかに例えると、さっきレントゲンって話をしたと思うんですけど、もちろん骨が折れてるとき、一般的には皆さんレントゲン取ったらわかるよねっていう話があると思うんですが、
これって手術みたいに切って中を開いたら折れてるか折れてないかってわかるじゃないですか。でもこれって人間の体を傷つけてしまうんですよね。
これと同じ感じで、傷つけずに中がどうなっているのかを確認したい。より細かい情報を確認したいっていうときに、このX線の反射、また今回使われる放射光ビームを当てるみたいなところが役立ちます。
この非破壊検査、破壊をしない非破壊検査っていうのが、今回一番最初にHayabusa2が持って帰ってきたサンプルに対して行われると。
このX線だったりとか光を当てる調査っていうのは、2010年にあったHayabusa2ではなくてHayabusa1のときですね。
単純にHayabusaって呼んでるやつが持ってきた小惑星糸川のサンプルの分析にも使われた手法で、
これが2010年から今11年経っているので、よりこの解析する技術っていうのが向上していて、その向上した分新しく分かることもあるんじゃないかっていうところで注目度を高めている、そんな感じですね。
これが公開されてた資料の中身になるんですが、詳しい状況っていうのは6月25日に記者会見があって詳しく説明されるらしいので、その周辺でまたテレビとかでニュース取り上げられるかもしれないので、
今日の話はしっかり覚えて、自分のものにして人にガンガン話しちゃってください。
ということで今日は、小惑星竜宮からHayabusa2が持って帰ってきたサンプルがとうとう解析され始めますというお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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