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2021-09-29 12:47

357. 宇宙"じん"が地上にたくさん降り注いているハナシ

今日はややこしいですが、宇宙人ではなく宇宙塵(じん)の話です。

地球って宇宙から隔離されているイメージってないですか?僕は結構あるんですよ。

しかし、宇宙空間の物質が実は地表に年間5,000トンも降り注いでいる、そんなお話です。


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、Dr.佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日の本題は、地球の表面には宇宙人が年間5000トン以上も降り注いでいるというお話をしていきたいと思っております。
これですね、一瞬、は?ってなった方いるかと思うんですが、今回紹介する宇宙人っていうのは、グレイとかみたいな生命体の話ではなくて、チリのお話ですね。
宇宙の中にあるチリ、細かーい粒ですね。これが、地球の表面に5000トンも降り注いでいるっていう、そんな研究が出ていたので、今回はそれを紹介していこうと思ってます。
僕もそうなんですけど、地球って大気とかあったり、いろいろで宇宙空間とは接しているものの、宇宙のものってあんまり地表に降りてきてないんじゃないかっていうような、そんな感覚ってあるんじゃないかなと思うんですよ。
僕は本当に結構そういう感じを持っているんですけど、実際はそんなことはなくて、宇宙からの物質っていうのはどんどん地球の表面に降り注いでいるといったところで、そんなお話ですね、今日は。
なので、地球もやっぱり宇宙とつながってるよねっていうお話が最後つながってくるのかなと思っているので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の緊急報告というか活動報告を挟ませていただこうと思うんですが、
今日ですね、9月28日じゃないですか。で、前日9月27日に株式会社ワープスペースっていう宇宙ベンチャーがあるんですよ。
この会社は小型の衛星を打ち上げて、人工衛星と地球の地表ですね、地上との通信をより早くして、そして回線をより太くして、宇宙空間でのサービスっていうのをどんどん改善していこうという宇宙空間のインフラみたいなのを整えようとしている会社なんですね。
で、これ非常に日本国内でも注目するべき企業なわけなんですけど、この企業となんと宇宙兄弟の伊藤セリカ宇宙飛行士ですね、国際宇宙ステーションに行ってALSとかの研究を進めていた女性のキャラクターがCDをチーフドリームオフィサーっていうのに就任したらしいですね。
こんなプレスリリースが出ていて、今注目されている日本の宇宙ベンチャーとこの宇宙兄弟とのコラボみたいな、これが役職ついてるわけですから、キャラクターが。そんな話が出ていて、宇宙業界がいろんなところと横のつながりどんどん強くなっていってて面白いなと思って、この話はぜひ聞きたいなっていうのがあったんですね。
03:25
ということで、ワープスペースのCSO、チーフストラテジーオフィサーっていうのをやられている森さんを急遽ゲストにお呼びして、金曜日の朝はこの宇宙兄弟コラボについて語っていただこうかなと思っております。
これも急遽決まったもので、このCSOをやられている森さん、実はですね、このポッドキャスト1回出演していただいているんですよ。この週末、最近は週末のゲスト企画とかコラボ企画やってると思うんですけど、それの一番最初のゲスト。
この企画が始まった土日、これからやっていきますよっていうのの一発目がこの森さん、披露ですね。聞いたことある方もいるかと思うんですけど、もし興味あったらぜひ、どんぐらい前だろう、5月とか、5月の頭とかですかね、にやってるんで、もし聞いていただければと思います。
本当に彼自身はものすごい経歴で世界一周して、プロダイバーとして活躍して、イギリスの大学院出席で卒業して、今はそうやって宇宙ベンチャーの役員みたいなのもやりつつ、宇宙系の政府とかのコンサルとかやったりとか、ものすごいスーパーマンなので、ぜひコラボ、一番最初の方ですね、5月ぐらいのやつを聞いていただければと思っております。
そのワープスペースと宇宙兄弟のコラボの話っていうのは、必著の内容かと思うので、金曜日ぜひ楽しみにしていただければなと思います。これが決まってウキウキしてたので、今日はそんな話で緊急報告とさせていただきました。ということでお楽しみください。
そんな感じで本題入っていこうかと思うんですが、今日の本題はややこしいですね。宇宙人のお話です。宇宙の塵と書いて宇宙人。宇宙人っていうのが、地球の表面になんと1年間で5000トンも降り注いでいた。そんなお話をしていこうかなと思っております。
ちょっと前に出た研究なんですけど、これいろいろ文献とか見返してたら面白いなと思って今日紹介しようと思ったんですね。この宇宙人、宇宙の塵と書いて宇宙人。ややこしいので宇宙から降り注いでくる塵なんていう言い方で今回は進めていこうかなと思ってるんですけど、
冒頭にも話したみたいに、僕は結構地球って宇宙の中にいるものの大気とかいろいろあるから結構宇宙と隔離されてるようなそんな異質な存在っていうものすごくアバウトな印象を持っていたんですね。
06:15
もちろん定期的に流星群とかあったり、あとはなんか彗星が通ったりっていうので、宇宙のものっていうのが落ちてきてるっていうのはなんとなくは想像できるものの、そういった特別なイベントがなかったら、宇宙空間にあるものっていうのは実際に地球の地表までたどり着いてないんじゃないかなっていうのが感覚として残ってたんですね。
ただ、今回南極で行われたフランスの研究によると、どうも宇宙空間に漂っている塵ですね。
例えば流星だったり流れ星とかのクズだったりとか、彗星とかそういったところの細かくなった塵になっているものがどんどん地表に降り注いでいるっていうことがわかったんですね。
これは僕的には結構驚きだったので、今回はこの研究を紹介していこうかなと思ってます。
よくやっぱり空を見上げてたときに一番話題に上がるのは火球とか、あとは流れ星とかそういったのがあると思うんですよ。
ああいうのってやっぱり大きいのがそのまま落ちてきたら隕石として地表にすごい傷跡を残すわけじゃないですか。
ただその一方でやっぱり見えない物質っていうのもたくさん存在していて、特に流れ星とかでガーって入ってきて途中で消えたりしますよね。
あれって例えばこの地球の大気との衝突によって蒸発だったりとか燃えてるみたいなイメージで固まりできたものが粉々になってるんですよ。
じゃああの粉々になったもの、つまり大気と反応して消えてしまった光った後に残ったカスっていうのはどうなるのかっていう話なんですよ。
これがなんと目に見えないような大きさであるものの地球の表面にどんどん落ちてきているというところで、
これはフランスの研究所の研究者の方が20年間かけて計6回南極の遠征に行って、そこで南極に宇宙の塵っていうのがどれぐらい降り注いでいるのかっていうような研究を行ったらしいんですね。
そうするとものすごいちっちゃい粒みたいなのが2088個とか見つかったと。
この小さい粒っていうののその重さっていうのをいろいろ計算してあげると、南極から地球表面全部っていうふうに考え直したときにだいたい5000トンぐらい、プラマイ2000トンぐらいあるみたいなんですけど、
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それぐらいの重さのものが地球の表面に降り注いでいるっていうお話なんですね。
これって例えば隕石とかも結構落ちてきてたりするわけなんですよ、地表には。
この地表に到達する隕石とか、そういう大きい塊、私たちが目で識別できるような大きい塊っていうのは、実は年間せいぜい10トンとか、それよりもどんどん小さいとか、そのぐらいしか降り注いでいない一方で、
そういった目に見えないカスっていうのはなんと5000トンも降り注いでいるっていうような感じで、
実は私たちが全く気にしていなかったところでも、何なら今私たちの目の前にもそういった宇宙の塵っていうのがフワフワしている可能性だってあるわけですよね。
この5000トンっていうのを多いと捉えるか、少ないと捉えるかっていうところにはなると思うんですけど、
地球全体で見たら、そんな目に見えないほどのカスが5000トン降り注いでいたところで、正直多分何も気になるようなことはないというか、
集めようと思っても集めれるぐらいのものではないんだろうなっていうような印象ですね、僕からしたら。
これがもし本当に10倍100倍とか降り注いでいたら、きっと多分何かしらの反応というか、杉花粉みたいな感じで、
もしかしたら宇宙空間の物質に対するアレルギーとかが出る人もきっといるだろうし、
例えば杉花粉の時期が毎年同じ時期に来るように、流星群のタイミングだとそういった降り積もる塵の量が増えるだったりとか、
そんな面白い話にもつながってくるのかなと思いつつも、今回はこんな地上に降り注いでいる量が計測されたというお話を紹介させていただきましたね。
これって結局は流星が大気圏突入の熱で溶けたみたいな、そういうものっていう感じなんですよ。
なのでその溶けてできた塵とかっていうのを計算上だったりとかいろんな数値計算と実際の物質の計測とかっていうので基づいてやっていくと、
水星っていうところ、外から飛んできた水星だったり小惑星だったりっていったところの情報っていうのを引き出すことができるんじゃないかっていうような見込みも上がっていて、
こういった実は地球上に降り注いでいる宇宙の物質っていったところでまた新たに研究が進む可能性も出てきているというところで、
地球自身は私たちが住めるぐらい特別な星な一方でやっぱり宇宙空間にいて宇宙とつながっているっていうのを実感できる、そんな研究結果を今回は紹介させていただきました。
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ということで今回は宇宙から降り注ぐ宇宙人っていうもののお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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