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今回は、NASAの火星探査衛星Mavenが3ヶ月ぶりに復活した、 そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するこちら、NASAのMavenと呼ばれる人工衛星、 これ多分、ポッドキャストの中で話したことないんじゃないかなと思うような衛星になるんですが
どんなミッションを抱えているのかというと、 火星の大気、そしてそれらが太陽の影響をどのぐらい受けているのか
だったりというような、今後私たちが10年後、20年後ぐらいに 人類が火星にたどり着くってなった時の火星の状況を現状を把握してくれる
そんな人工衛星になっているんですね。これまで様々な研究結果を残してきていた。 そして2013年からなのでもう10年ぐらいかな
になるんですけど、最近ちょっと調子が悪かった。 ただそこからやっぱNASA、ナイシはそこのソフトウェアを作っている会社の力をね
注いだ結果、今年、今年度じゃないや、 2020年代後半までどうにか稼働していろんな成果残せるんじゃないか
そんな兆しが出てきたというところなので、Mavenが残した科学成果も含め 今日はお話ししていきたいと思っております。ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション
ジャパン
佐々木亮の宇宙話
2022年6月5日日曜日始まりました佐々木亮の宇宙話 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております
ということで今日でエピソードが605? 606かを迎えるというようなところになっています
で最近はこういろんなお手紙とか読ませていただいて 今も続々コメントいただいているので本当に励みになるなというのとともにですね
やっぱりなんか聞いてくださっている方たくさんいるのは本当に嬉しいなというのを 毎日実感しております
でですね僕はこのポッドキャストを日本一を目指してやっていきたいというところになって いろいろ頑張っているわけなんですけど
なんかこう最近ですねやっぱ音声配信のなんか本場とかでやってみるのも面白いなって すごい思ってるんですよ
例えばアメリカとかですね海外いろんなところでポッドキャスト流行ってるんですけど 例えばアメリカでポッドキャスト市場って本当に
例えばスポティファイが契約金として ジョー・ローガンに100億円200億円払ったみたいなそんなニュース多分
見かけたことあるかなというのもあるんですけど 僕はそんなもらってないですよ
ただまあそういうねそういうレベルでお金が動くような市場が アメリカとかには広がっているというところになっていて
今まで例えば僕もNASAで研究してきてとか 海外に何回か行ってそもそもそこで研究したり
海外の研究会で発表したりっていうところで 言って宇宙のことを英語で話すっていうのも
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そこまで不慣れではないわけなんですよね なのでなんかまぁこんな毎日更新でガーってできるかっていうのはちょっと微妙かもしれないですけど
なんか定期的にちゃんと作り込んだ宇宙コンテンツとかを英語で発信してみる しかも自分の声でみたいなのをやって
アメリカの市場にポッドキャストポンって投げてみたらどうなるんだろうなぁとかが 若干気になっていたりします
ただですねまぁしばらく 仕事の中でもちらほら英語を喋ったりね
海外の会社とやり取りしたりするのであるんですけど ただやっぱり研究やってた時の方が英語を触ってたので今多分そこまで下回らないんですよね
英語の勉強の方法とか熟知したりしてるのでそれを繰り返しやっていって なんかいい感じに喋れるようなタイミングまで1ヶ月か2ヶ月でガーッと持っていったら
ポッドキャストちょっとやってみるのもありかなぁなんていうふうに思ってました まあでもどうなんですかねちょっと
やってみたいなっていう単純な自分の希望をちょっと話してるんですけど そうするとですね多分日本のポッドキャストやってる人の中で
海外でも配信してそこでなんかノウハウ貯めて帰ってきてるみたいな人ってあんまいない と思うんですよね
なのでそういったチャレンジしてると単純にこいつまだまだ頑張ってるなぁっていうところもあると思いますし あとはポッドキャストをやってる人からもちょっと海外の情報
ネットに載ってるもの以外でもいろいろ拾っていきたいなぁなんていうのもあるかもしれないので まあそのあたりはちょっとね
これ今後チャレンジの幅の一つとして選択肢として頭の中で考えてますよっていうの だけお伝えしておきます
実行するってなったらまたねここでもお話ししていって皆さんにもぜひなんかちょっと 再生に協力してもらおうかなぁなんていうふうに思ってますけど
とにかくやりたいことはたくさんあるのでそういうのを整理しながらまた皆さんに こいつ頑張ってるなぁと思えるようなそんなチャレンジ見せていきたいと思ってますので
ぜひ楽しみにしておいてください はいということでじゃあ早速今日の本題行きたいと思います今日の本題は
NASA の火星探査機メイブンと呼ばれる人工衛星が3ヶ月ぶりに科学観測を再開させたという ニュースを紹介していきます
で今回紹介するこちらの記事はですね 宇宙ポータルサイト空へとのコラボ企画になっております
でメイブンの姿がわかんないとか初めて聞いていまいちピンとこないぞっていう方はですね ぜひ音声の内容を聞きながら
概要欄に載っている記事のリンク飛んでいただいてですね 記事読みながら音声楽しんでいただくというような形でやっていただければなというふうに
思っておりますのでぜひ宜しくお願い致します はいということでじゃあ早速本題に行きたいと思います
今日ですねこれ紹介するメイブンこちら2013年にNASA から打ち上げられた人工衛星になります
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どんなことを目的としているのかというと火星の大気 まあ上空にある大気だったりとかっていうのを調べる
それに加えて地球も太陽の影響って非常に強く受けるんですね 大気だったりとかそもそも環境って
それって例えば宇宙天気とかっていう文脈で何度かお話ししたことあると思うんです けど
そういった太陽だったり太陽から飛んでくる物質 太陽風って呼ばれるものだったりっていうのの大気との相互作相互作用がどうなって
いるのかっていうところを調べるために打ち上がったのがこのメイブンと呼ばれる 人工衛星になります
今後ですね私たちが20年後とかに人類が火星を目指す なんていう話ってちらほらこのポッドキャストでもしてるんじゃないかなと思うんですが
そうなった時に じゃあそもそも火星ってどういう状況なのかっていうのを把握しておくことは非常に重要である
というところなんですね 今時点で火星の表面見ていった時に十分な大気があるのかとか
そういったところの議論っていろいろされていると思うんですけどそれのまあ走りみたいな 部分になっているというようなところがこのメイブンと呼ばれる
人工衛星の活躍になります このメイブンですねこれまでにいろんな活躍をしていて
例えばそれこそさっき目的として挙げられていた 太陽の太陽風と呼ばれる太陽から飛んできた物質が大気と大気をどうやって剥がしているのか
火星って地球に比べると大気が薄かったりとか あとは気候が荒れていたりというところがあったりするんですが
そんな中で太陽からの影響で大気が剥ぎ取られるという現象が発生しているんですね
でこれがしかも太陽の活動に合わせてより強く より大量の大気が剥ぎ取られてたり
あとは太陽が静かだったらそれもあんまり起きなかったりというところで 例えば太陽系ができた初期の頃とかっていうのはもっと太陽が活発だったと言われてるんですね
基本的に若い星の方が活発に活動していたりするので そういったところで
その当時火星の大気っていうのは今以上に剥がされていたんじゃないかなんていう そんな示唆を出していたりもするというところで
メイブンっていうのは結構いろんな これ以外にもたくさんの化学成果を残しているという状況になっておりました
ただですね これ2022年 2013年から打ち上げて2014年ぐらいから 稼働していたのかなと思うんですが
2022年の2月22日 22222と ひたすら2が並んでいる そんな日になるんですが
その日に探査機に搭載されてる ある一つの計測装置
こちらがいきなり通信が途絶えてしまうというような事例が発生しました
この測定機については 2種類搭載されてるみたいですね
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IMU-1とIMU-2と呼ばれるもので 1つがメインで 1つがサブというところで
ミッションを滞りなく進めていこうという そういう観測装置になっていたんですけど
この両方からデータが取れない メインからもサブからも取れないという状況になっていて
最終的にコンピューターをバックアップに切り替えたり 自動で再起動とかを行って
どうにかデータが得られるようになった
ただですね このままだと 例えばそこから起き上がってくるってなる時にも
電力を再起動する時に 結構使うんですよね パソコンとかって
ただ人工衛星って 機体の中に溜め込んでおける 電力量っていうのは限られていたりするので
それで電力を使い果たしてしまったら もう人工衛星っていうのは死んだと言われることになってしまうわけですよ
なので ここをどうやってリカバリーするかっていうのは 非常に多分
逼迫した状況が続いたんじゃないかなというふうに 想定していたりします
ただですね そういった人力の中 なんとか通信が復活してですね
で セーフモードと呼ばれる 一旦 休眠状態に入っていた そんな状況になってました
で この状態のまま ずっと じゃあ いつか必要な時のために 起動する準備しておこうってなっても
例えば それぞれの観測機が もう結構寿命に入ってる 結構劣化してきてるっていうとこだったりとか
あとは 制御するところの人工衛星の部分も 一部アップデートをかけないと
ちょっと今後 ミッションを延長していくのは なかなか難しいんじゃないかというふうに言われていたんですね
なので そういったところで メイブンの製造を担当していた ロッキードマーティンと呼ばれる宇宙企業
ここがバックアップのコンピューターにたどり着くところと
そこで新たにメイブンを どう運用していくかっていうようなソフトウェアを
当初の予定に対して 5ヶ月ぐらい巻きでガーッと作って
今回 メイブンの中に搭載することに 成功したというところになっているみたいなんですね
どんどん搭載していくというところになっていたというふうなところで
実際にそれのアップデートが完了して 今後はどんどん試験的に観測に復活していく
そして それがいい感じに科学観測っていうのを 復活できるようになったのが
5月28日というところになっていて これからまたメイブンの活躍っていうところが
期待されているというような状況になっています
ちょっと途中の時系列のお話とか ぐちゃぐちゃってなっちゃったかもしれないですけど
とにかく2022年の2月22日に かなり危険な状態に陥ったものが
各企業 そしてNASAの尽力の下 5月28日に復活したというようなところがまとめたお話ですね
今回 新たにソフトウェアが導入されて より省エネモードというか
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期待に優しい運行が進められるようになったんですよ
これによって2013年 2014年から活動している このメイブンというのが
今年 2020年代 今 2022年なんで
残り8年ぐらいの間っていうのは 終わりまでひたすらどんどん活躍していけるんじゃないか
というような見込みが出ているとのことでした
このポッドキャストでも何度かお話ししている通り こういった人工衛星っていうのは
3年だったり5年とか あとは1年ごととかで予算の見直し
そして 今後1年間 3年間でどういう科学成果を見込めますかっていう 審査も入ったりするんですね
なので そこで今後 まぁまだこのソフトウェアだったら持つよねとか
こういう科学成果できるよねっていう話になった時にですね どうやって延長審査が進んでいくのか
ここも見どころになってますので ポッドキャストの中でもどんどんね 紹介していきたいと思っております
ということで 今回は火星の帯域を探査している メイブンと呼ばれる人工衛星
こちらを紹介させていただきました
今回の話はですね 大人気宇宙ポータルサイト ソラエとのコラボ企画になっておりますので
メイブンの姿を見たりですね あとは細かい数字とか 追っていきたいなっていう方は
ぜひ記事の方に飛んでみてください 概要欄に貼ってあります
番組の感想や宇宙に関する質問は Twitterのハッシュタグ 宇宙話
宇宙は漢字で 話がひらがなになってますね
それか Spotifyアプリの下のQ&Aコーナーから じゃんじゃん受け付けてますので
ぜひよろしくお願いいたします
それではまた明日お会いしましょう さようなら