そう、神田さんにお声掛けいただいて、佐々木さんにつないでいただいて、今こうしてお話できてます。
いやそう、いや僕、だって僕も話しいただいたときめっちゃ嬉しくて、
っていうのも、僕、宇宙の研究で苦手意識あったところとか、ニュートンでカバーしたみたいなのちょっとあったんで、
宇宙の研究し始めたときに、
ビッグバンって何?みたいな、全然イメージつかなくて、
で、宇宙の成り立ちみたいなところを、僕多分ニュートンの爆発から、
幻想のバリエーションが増えていくような図見て、これかーみたいな、やった記憶があって、
だから結構助けてもらってるから、今回のコラボめっちゃ嬉しかったんですよ。
ありがとうございます。
結構いると思うんですよね。特に僕はそれとあと、
あとは何かな、相対性理論とかなんかあの周りの話とかは、やっぱなんかいろんな図解とか見てるけど、
ニュートンとかでやってたのが結構印象に残ってるかなーとか思いますね。
嬉しいです。
そう、ひも理論とかの話が多分大学の授業で出てきたときに分からずに、
大学の図書館かなんかで見たのかな、っていう、まあなんかそんなのもあったから、
で、それももしかしたらそのタイミングで刊行されたものでは多分ない可能性もあって、
何年か経ってる可能性もあるけど、けど多分その時にそのなんかこう、
鮮度とかを意識せずに見てた気がするんで、
いやこれは僕は、ポッドキャスター目指せニュートン路線なのかなって思いました。
ありがとうございます。
あのイラストに関しては、あのそうなんです。
40何年やっているので、で私たちの先輩の編集者たちが、
まあその先生とさっき言った打ち合わせをしながら、素晴らしいイラストをたくさん作ってあるんですよね。
で、同じような図を作ろうとしたときに、やっぱり新しい打ち合わせをして、
新しいイラストを作ろうと思って作るんですけど、
やっぱりでも、いや前のあの2000年何月後のあれを超えられてないじゃんみたいな、
それはすごくあの大変なんですよ。
はい、過去のニュートンがすごくお手本ですし、それよりもっといいものを作るっていうことのやっぱりハードルの高さというのはすごく感じますね。
良い歴史ですね。
いや大変なんですよ。
ちょっとなんか論文とか書くのにも似てそうな。
そうなのかもしれませんよね。
なんか前のよりこう、あっちの方が分かりやすいじゃんとか、
結果のセンセーショナルさだけじゃなくて、どう見えるかみたいなのが大事じゃんとか。
編集部なりしょっちゅう言ってますよ。たぶん今日も言ったんじゃないかな。
前のやつの方がいいじゃんって。
それを踏まえてじゃあどうしようって言っちゃうんですけどね。どうしたら良くなるかって言っちゃうんですよ。
僕あんまり印象にないんですけど、X先天文学とかってニュートンとの相性どうなんですか?
僕は結構最悪だと思ってるんですけど。
最悪?最悪?
あのー、っていうのもやっぱ天文の中で一番良いのって、
そのハップルとかウェップみたいな綺麗な画像が出てくるのに対して、
X先ってイメージングでめっちゃ綺麗なくっきりとした図が見えるって、
なかなかタイミングとしては少ないかなっていう印象があって。
で、一番よく使われるのはやっぱり、超新星爆発の残骸。
超新星残骸とかは、X先天文の中だったら比較的綺麗に出る画像なんですけど、
それ以外はやっぱどうしてもスペクトルの情報しか出てこないから、
相性とか、そもそもこれまで取り上げたタイミングとかあるのかなと思って。
はい。おっしゃった通り、さっき名前に出したハップルだとか、
ゲームスウェープ、この辺は歌詞だったり赤外だったりしますよね。
こういったもので多波鳥で撮ったものをカラーに落とし込むっていう、
そうするとすごく見栄えのする画像になったりするのは技術ですので、
そういった楽しみ方がX先だったり、あるいは電波天文学もそうでしょうし、
そういったものを今言うタップルとかのスバル文教とか、
ああいうパッと見て美しいっていうものと同じような楽しみ方をするとうまくいくかって言ったら、
なかなかうまくいかないかもしれませんよね。
そうですね。
一方でやっぱりものすごい超高エネルギー現象を捉えてたり、
それこそ歌詞校とか赤外でなかなか全く捉えることもできない現象を捉えてるってことになりますので、
それやっぱり今見てるのは実はすごい場面なんですよということを、
ここは演出だったりするんでしょうね。
言葉だったりキャプション文だったり。
そういう持ち情報だったり数値だったり、
これは何億ドルとか、ものすごくすさまじい速度で、
これはジェットが私たちの想像できないような速度で、想像できない距離を、
ものすごく短い時間で動いてる現場なんだとか、
そういう描写していくことで確かにすげえなっていうふうに、
我々専門家じゃない人にとって楽しめるようなものにしていくっていう、そういう感じかもしれませんね。
ああ、そうっすよね。
でもまあなんか最悪とか言いつつ、イラストで表現できるから実はいいのかもしれないですね。
今までってあんまりないですか、X線天文学にフィーチャーするみたいな。
X線だけで一つの記事っていうのはもしかしたら、あんまりここ数年ないのかもしれませんね。
ですけど必ず天文の観測の最前線とかっていうときには当然入ってきますし、
あとはハップルーチャー勉強だったり、ジェームスウェップだったりっていう、そういった勉強の記事取り上げるときにも、
さっきおっしゃった通り超新星残骸のときなんかは、例えばチャンドラでモエン星とか、
ああいうものとの合成画像だったりして、この紫色はチャンドラの画像でとか、
ああ、そっかそっか。
ハップルで捉えられたこういうものに、残骸に対してこういうX線によって得られてる構造はこういう風な配置してるんだとか、
なんかそういうプラスアルファのところで足されたりしますよね、X線で。
なるほど、そうですね、確かに。合成画像の一部としては。
はい、なので宇宙の天体写真を扱う記事の中で、今言った形でプラスアルファされてるX線天文衛星の画像を読者の方は結構見てると思います。
ああ、そっかそっか。これちなみに、クリズムってここからの成果とかニュートンに出てくる可能性あるんですか?
いや、そりゃもちろんありますよね。やっぱり日本のX線天文学っていうのが、日本の天文学の中で非常にすごい頑張ってる部位だなっていう感覚はありますし、
それからやっぱりX線天文衛星宇宙望遠鏡の打ち上げ運用に関してはいろんな苦労というか、なかなか難しかったところの歴史のドラマも見てますので、
はい、いろんな応援の仕方でニュートン読者も関心持ってる部位だと思いますね。
ちょっとぜひやってください、クリズム。僕が取材調整みたいなのやるんで。
ありがとうございます。
こうやって僕もこう発信する立場とかになったから、僕がやってきたこうX線天文に何か還元できる部分あったらめっちゃしたいなっていう気持ちが強いんですよね、最近。
で、この強くなった理由は、スリムの報道めっちゃすごいのにクリズム全然ピックアップされないやっていう、
ちょっと悲しい部分も根源にはあるんですけど、だからぜひ一緒にX線天文取り上げられる機会あったらお願いします。