1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 558. 月の誕生は未解明!?
2022-04-18 11:40

558. 月の誕生は未解明!?

月は私たち生命にとってめちゃめちゃ重要な星!

その月がどうやって誕生したのか、その条件に制限がかかったそんなお話!


ソース

http://www.elsi.jp/ja-JP/news_events/highlights/2022/large_moons_may_be_a_clue


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今日の本題は、月がどうやってできたのか、その条件に新たな制限がかかった、 こんなお話をしていきたいと思っております。
でですね、最近は、地球以外の太陽系以外の惑星っていうところ、 ここの発見っていうのがどんどん加速していってる中、
じゃあ次は、地球みたいな星っていうところ、 そしてそこに生命だったりとかっていう、
いわゆる地球と同じような環境ができるのかどうか、 っていうところの条件の精査っていうのが始まっているわけですね。
そんな中で、じゃあそれってどんな条件が必要なのか、 っていうところの大きな要素の一つに、実は月の存在があります。
月がどうやってできたのか、っていうところから、 では他の惑星では生命が誕生し得るのか、
なんていうところまで広がっていく面白い研究がある中で、 じゃあ実際に地球にとっての月はどうやってできたのか、
ここの条件がですね、今回新たに加わったというところのお話を していこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思っております。
よろしくお願いいたします。
3、2、1
佐々木亮の宇宙話
先週ぐらいからこう京都大学の柴田さんだったりっていうのを ゲストとしてお呼びさせていただいたわけなんですけど、
ここから何名かですねゲスト出演というかコラボ会 というかっていうのが続いていきそうな感じがしております。
で、これは4月か5月ぐらいから どんどん収録していきますっていう話をしてたと思いますが
そういったところで前もやっていたゲスト会 コラボ会っていうところを進めていく
そんな流れになってます
でですね、ちょっとした予告っぽくなると
まず4月の21日木曜日かな 4月の21日木曜日の夜に
えっと、ゲイと女の5点ラジオっていう もうめちゃめちゃ
あれですね、人気のポッドキャストチャンネルとの コラボ会が放送されます
で、これ両方のチャンネルで流れる予定になっているので ぜひですね、あの聞いていただけたらと思ってます
もうやっぱ先日スポーティファイのスタジオで収録しに行って
で、それを今絶賛編集中というような形になってて
なかなか面白い会になってそうなのはもう ピリピリと伝わっている感じになっているので
ぜひ楽しみにしていただければと思います
で、他にもですね、以前コラボさせていただいたAラジオ
女性2人組でやられてるやつですね
で、そことのコラボの会も収録済みではあるものの
もうちょっと先、多分来週ぐらいに公開になるかな と思っていたりしますので
そのあたりぜひ楽しみにしていただけたらと思います
03:00
他にもですね、ゲストの方呼んでみたりだとか
一緒に収録しましょうっていう話が結構出てきてたりするので
またですね、ご報告できる部分あればお話ししていきたいと思っております
そんな感じで、いつも宇宙ばっかりの話ししているものを
なんか僕一人の声だけだとやっぱり飽きてしまう方もいるかなと
あとは単純に僕がポッドキャストっていうものを 楽しんでいきたいなぁと思って
ポッドキャストやってる方々呼んで ただ楽しくおしゃべりすると
そこにちょっと宇宙の要素も加わって みたいな感じになっていたりするので
そのあたりですね、一緒に楽しみにしておいていただけたらというふうに考えております
そんな感じでですね、前やっていたゲスト会 コラボ会復活してきて
僕も結構楽しくやらせていただいてますという報告でした
ではですね、早速本題に行きたいと思います
今日の本題は冒頭でお話ししましたが
月がどうやってできるのか その条件に制限がかかったというお話をしていきたいと思っております
で、今回紹介するのは 私たちにとって最も身近な天体と言ってもいい月のお話ですね
地球にとって実は月っていうのは ものすごく重要な役割を担っているというふうに言われております
地球の月っていうのは 地球の1日の長さだったりとか
海の潮の満ち引きだったりっていうのを コントロールしている側面があったりとか
あとは最も重要なところで言うと
地球で暮らす生命の生命活動っていうところにも 大きな影響を与えたというふうに言われてるんですね
これっていうのは引いて言えば 地球の自転軸を安定させる
太陽に対してある程度20何度傾いている 地球の軸を安定させていたりだとか
実は気候を安定させていたりだとかっていうような感じで
環境を整えてるっていうような側面があるのが この月の役割だったりするんですね
そういった面で意外と月にとって 注目されていなかったんじゃないかなというふうに思ってるので
皆さんにもぜひその辺りは 知っておいていただきたいなというところです
で こういう背景がある中で じゃあ今 別の側面で宇宙開発を見てみると
太陽系にあるこの地球を代表して 惑星がいくつかありますが
その太陽系以外の惑星っていうのを 新たに見つけていこうという動きが
今 どんどん出てきてるわけですね
で 先日 このポッドキャストでも 10回 20回前ぐらいかな お話ししたように
太陽系以外の惑星っていうのが 今 もう5000個以上見つかっているっていうような状況で
かなり発見のスピードっていうのも 上がってきてるんですよ
じゃあ 次 何をスタートしていくのか 何を考えていかなきゃいけないのかっていうところで言うと
じゃあ 地球外に生命は存在するのか
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で 地球にとって月っていうのが ものすごく重要な役割を担っているのであれば
この 他の惑星にも月があるような また 月ができる条件っていうのを当てはめることによって
よりその可能性の高い星っていうのを 見つけていけるんじゃないか
そういう研究方針が存在していたりします
そういった中で 月に対して どうやって月ができたのかっていうような研究は
実はまだ全てが明らかになっているわけではないんですね
そんな中で 今回 新たな月がどうやって できたのかっていうところの条件に規制がかかった
制限をつけることができたというような 研究をご紹介していく そんな流れになっております
で 月っていうのは だいたい45億年前とかにできて
これがどういうふうにできたのかというふうに 考えられているのかって言うと
今の地球の姿ではなくて もっと若い時 月ができる前の原子地球って呼ばれるようなもの
これっていうのは 実はもう少し大きくて 大きな岩石の塊だったというふうに考えられてます
で そこに対して 火星ぐらいの また これ大きな天体が衝突することによって
その衝突の衝撃で 周りの物質っていうのが剥がれて 溶けたり あとは蒸発したりして
宇宙空間にバーって散りばめられて で それらがだんだん重力によって円盤を作り
その円盤 地球の周りに円盤があったってことなんですね
で それの中で月が作られていったんじゃないか
そんなストーリーが 今 一つ考えられている中にありました
こういうふうに 外から天体がぶつかって 新たなものを作り出す
これをジャイアントインパクト説 っていうふうに言ったりします
もしかしたら この言葉だけ知ってる方は いるかもしれませんが
そういった状況があるんですね
で そんな中で じゃあ どのぐらいの大きさの星がぶつかって
また どれぐらい 地球がどれぐらいの大きさだったら 今の月っていうのを作ることができるのか
逆に言うと どれだけの大きさのものが来たら
逆に今の月っていうのは作れなくて 条件が崩壊してしまうのか
そんなところを計算のシミュレーションによって 当時の宇宙空間を再現しよう
そんな研究が実施されました
その結果ですね シミュレーションの結果
地球の6倍以上の重さを持つ岩石の惑星
これは いわゆる 今の地球の元となるようなものですね
それに対して 今の地球サイズ以上の質量を持つ 氷の惑星がぶつかったときっていうのは
その衝突の勢いっていうのが強すぎて 完全にぶつかったときのものの周りに
ものが蒸発しきってしまう
つまり ぶつかったときに蒸発するものもあれば
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破片として円盤に 地球の周りをぐるぐる回るようなものに 変わるのかっていうような条件が達成できず
全てのものが蒸発してしまうっていうところで 大きな衛星を作ることができなくなってしまうっていうのが
今回出てきた研究結果なんですね
こういった細かい数字が 実際にちょっと宇宙 興味あるっていう人の立場から
どれぐらい大事なのかっていうところは じゃあ いささか
なんて言うんでしょうね 気にするようなレベルではないのかなとは思うんですが
そもそも 今 今回のこのお話で どういうところを気にしていただきたかったかっていうところで言うと
まず 月っていうのがどうやってできたのかは 未だに研究中であるということ
そして それに対する条件っていうのが 一つ一つ加わることによって
月がどうやってできたのかが明らかになってくる
そして 今回のこの条件を付けるっていうのは
Natureという世界的に権威のある雑誌の姉妹雑誌である
Nature Communicationsっていうところに掲載されるぐらい 世界的に注目があるものだというふうにされております
っていうところでですね 月に対する 月がどうやってできたのかっていうところに対する研究は
これからもどんどん続いていくかなと思うので このPodcastでもお話できればと思っております
で これまでですね 5000個の太陽系以外の惑星を 見つけてきたっていうところがある中で
じゃあ もっと地球っぽいの見つけていこう みたいな話になってきたときに
よく地球の質量の6倍以上の大きさの惑星っていうのを見つけていこう なんていうような研究の流れもあったんですね
あ 違う そういうのがあった 研究の中で 地球に似た星を見つけていこうってなったんですが
今回のこの研究によって 地球の質量の6倍以上の大きさの惑星っていうところではなくて
もっと小さな星っていうところを どんどん探していく必要があるんじゃないか
なぜなら その条件では 今の月っていうのは作れないと思われるから そんなところですね
なので 今後の方針っていうのも変わってきそうな 非常に面白い研究結果だったので ご紹介させていただきました
ということで 今回は月はどうやってできたのか その条件を制限する新たな研究をご紹介しました
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