JAXAが主催する未来の世界をリードする宇宙開発技術を検証するプログラム 革新的衛星技術実証4号機
この中で実際に行われているちょっと面白い天文ミッションのお話をしていきたいと思います。 今回紹介するのは青山学院大学が開発している
ARICA-2です。 2ってことは1があったのか、この中で天文学のシステムって一体どんなものなのか
こちらについて紹介していきたいと思います。 ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白種語を取得した専門家の
亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで今日でエピソードが1891話目を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししているので気になるトピック気になるタイトルからぜひぜひ 聞いていただけたら嬉しいなと思います。
昨日とか一昨日とかここ最近は今日もお話しする革新的衛生技術実証4号機のシリーズでお話しさせていただいている形になるので
今日のエピソード気になるとか逆に昨日とか一昨日とかのエピソードの方がなんかタイトル的に気になるなとかそういうのがあったらぜひぜひ
チェックしてもらえたら嬉しいなと思っております。 本当に好きなところから聞いてもらって大丈夫なので
安心して聞き始めてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。 ということで一つコメントをいただいております。
リスナーネームしゅんとさんからいただきました。 今回も貴重なお話ありがとうございました。
明日は青山学院大学の有利化についてお話しされていることでしたが、いつかアストロフィジカルジャーナルに掲載されたハワイ大学の研究チームが明らかにした
太陽の雨についての論文を取り扱っていただきたいです。 お忙しいところ恐縮ですが何卒よろしくお願いします。ということでありがとうございます。
そんなのが出てるんですね。 多分紹介してないような
あ、なんか今裏でちょっと調べてみると 直前に
出てたのかな? なんかフォーブスとかの記事になってるけどなんか
フォーブスの記事本当にちゃんとしてるのかなってこういうの まとめ記事とかを見るとよく思うので
ありがとうございます。面白そうですね。 ちょっと明日の内容とかはこれ喋ろうかなーとかっていうのを決めちゃってたので
来週ぐらいですかね。太陽の雨。 めっちゃ面白そう。多分宇宙話で紹介したことないと思うのでぜひぜひ楽しみにしておいてください。
ということで シュントさんありがとうございます。リクエストいただいて
こんな感じで皆さんのリクエストにもガンガン応えていきますのでよろしくお願いします。 それじゃあ本題いきましょうか。
今回お話しするのはJAXAが主催する未来の宇宙開発技術の実証プログラム 革新的衛星技術実証4号機に関するお話をしていきたいと思います。
こちらは連日紹介させてもらっているプロジェクトになっていて 今年の12月の14日にニュージーランドから日本のプログラムとして打ち上がったものになりますね。
いろんなAIだったりとかそういったところの組み合わせ話してきましたけど 今回は
キューブ殺到と呼ばれる人工衛星打ち上げて青山学院大学が実証している プロジェクトを紹介していきたいと思います。
でこれテーマがアリカツーによる民間衛星通信
アリカツーによる民間衛星通信を利用した突発天体速報システムの実証実験ということで
これ何かっていうと青山学院大学から打ち上げられたアリカツーっていうものですね
でこれ実はツーなのでワンがあったんですけどワンは 衛星技術実証2号機で打ち上がったものになっていました
で一貫してこのアリカのプロジェクトっていうのは
天文のミッションをベースにしているんですね で何かっていうとこのアリカっていうのは結構やっぱ面白いプロジェクトで
宇宙空間でね一番大きな爆発と言われているガンマ線バースト これをまあ研究対象にしてでこれって本当に
トランジェントと言われているものすごくこう 予測もできなくて一瞬で起こるような
時間 その一瞬だけしかその現象を見ることができないみたいな非常にレアな現象なわけですね
でこういった天体っていうのは見つけるのがなかなか大変 簡単に言うと確率的に見つけていくみたいなその
めっちゃ広い視野で宇宙全体見ながら確率でカバーしていくっていう方法ぐらいしか やっぱ取れない
でたまたま見つかったものの ものがあった場合にその世界中に通信
あのその告知みたいなのが言って 世界中の人たちが急いでも数分後とかに望遠鏡を向けて何とかその残光
観測するみたいなところでちょっとずつ解明っていうのが進んでいってるのがこの ガンマ線バーストと言われる宇宙空間で起こる爆発現象なんですね
でこれ実は僕も自分が研究をしていた頃にあの 研究対象として周りの方が動いていたものになっていて実は今回このアリカを打ち上げ
ている青山学院大学の坂本さんという方だったりとかはその同じ プロジェクトにいらっしゃった方だったりもするんですよ
宇宙ステーションにある牧師っていうものですねそう でなので何度かこうお会いさせていただいている定期的なミーティングとかがあったので合わせて
いただいてとかっていう形でした でまぁそんな中でまあ国のプロジェクトでそういった突発現象を見つけるっていうのは
なんとなくわかるただ まあ天文をこれからガンガンガンガン深まって深めていこうとした時に重要なのがこの
小さなサイズ キューブサッドと呼ばれるものの活用を行ってですね
国のプロジェクトでは見つけられないような現象とかそういうのを進めていく必要が ある
でそうするとじゃあガンマ線バーストみたいなのを発見するようなシステムを作っても 発見した上でさっきみたいに世界中に通知できないといけないわけですよね
でそのために何が必要なのかっていうと 地上への通信システムです
通信をどれだけ効率的にリアルタイムにスピーディーに行えるか これがミッションの整備を分けていく
そんな重要なキーポイントになるわけですよね それをまあ独自に作るっていうのもそうだけど
今いろんな宇宙企業も出てきているっていう中で民間のその民生システムっていうんですか 民間の装置を使って民間の通信衛星ネットワークを利用してこの突発天体の
事象っていうのを観測した結果 これを地上へリアルタイムで通信伝送していく
これを実証するためのミッションなわけですね でこれができるようになると小さいサイズの人工衛星で何か面白い現象を見つけた時に
地上にリアルタイムでデータを下ろして で他の天文学者たちが自分たちが持っている望遠鏡だったり
人工衛星だったりそういったところで 追加の観測を行って科学の発展のスピードを上げられるっていうようなそういう実証が
ここには含まれているわけですね なのでここからこれがうまくいったってなると今後の宇宙開発
というか天文学の 選択肢が増えていくという形になるのでこのアリカツーの実証実験っていうのは
成功してほしいなと思う部分ですし あとこれねちょっと僕はこういう狙いもあるんじゃないかなと思ってるのは
もちろんこの民間のシステムを使って実証するよっていう話はある リアルタイム性を
ただまぁこれのチャレンジをしつつも これにこの衛星技術実証のプロジェクトにこの検証を目的にして参加することによって自分たちの衛星を
JAXAのプロジェクトとして打ち上げることができて ガンマ線バーストを検出するっていう
科学的な成果を残すっていうなんか 大きな目的もあるんじゃないかなと
自分たちがそういうサイエンスを進めたいっていう裏で 民間の会社と協力することによって検証項目を増やして自分たちが宇宙に
チャレンジできる窓口を広げたみたいな背景も実はちょっとあるんじゃないかなと思ってこういった
なんかこうアイディアが工夫されている点っていうところは 素敵だなというところを思いました