1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-03-25 13:41

167. ギッチギチでパッツパツな中性子星とクオーク星とは!?なハナシ

宇宙には不思議な星がたくさん!!

今日紹介するのは中性子星とクオーク星。

地球の2,000億倍の重力を持つ星ってなに!?


本日の放送は「Podcastチャンネル『OoOta‪K‬』のまくまくマン」さんの提供でお送りします。

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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、普段国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
今日の放送は、ポッドキャストチャンネル OOOトークのマクマクマンさんの提供でお送りしております。
マクマクマンさん、どうもありがとうございます。そちらのポッドキャストチャンネルについては、概要欄にリンク貼っておきますので、もし興味ある方は覗いてみてください。
ということで、本日は、異常にパツパツな高密な星、中性子星、そしてクオーク星というお話もしていきたいと思います。
こちらですね、昨日のポッドキャストのゲストで呼ばれたときに、視聴者の方から質問があったものなんですけど、クオーク星っていうのはあるんですかっていうお話をいただいたんですね。
そのクオーク星っていうのが何なのかっていうところと、あとはその話をする前に、中性子星と呼ばれるブラックホールとかになりきれなかった、けれど異常に重力が強い、かなり重力が強い、えげつない天体っていうのを2つ、今日のお話では紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
ということで、毎日恒例の研究報告というか活動報告になりますが、今日はですね、1日というか午後はですね、研究室の最終ミーティングというところで、6年間いた研究室の最後のミーティングになったんで、なんか非常に感慨深いというか、最後の挨拶もできてっていうような感じでしたね。
そこで、来年以降ももしかしたら関わっていくかもっていうところも出つつ、とにかく今まで1個のことをずっと6年間もやってきたっていうような経験がなかなかなかったので、かなりいい経験ができたなと思ってます。
というのも、一応研究室っていう一つのところに6年いたわけなんですけど、その中で自分自身、小さい頃から転勤族の家系だったので、小学校とかも6年間同じところにいるとかっていうのがなかったんですよね。
なので、後々考えてみると、今まで一箇所にいた最長年月なのかななんていうのを思ったりして、長かったような早かったようなっていう感じですね。
そこで天文学っていう武器を手にすることができたので、今こうやっていろいろ発信ができてるのはすごいありがたいなと思ってます。
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こうやって、ポッドキャストチャンネル宇宙の話でいろいろさせてもらって、昨日のポッドキャストチャンネル、月1、隣のポッドキャストっていう番組にゲストとして呼んでいただいたんですね。
そのチャンネルっていうのが9月30日、9月31日っていうのがポッドキャストの日って呼ばれてる、そういう日なんですね。9月30日か。
そこに向けてポッドキャストをどんどん盛り上げていきましょうっていう企画として立ち上がったもので、月に1回放送されるものなんですけど、
その中で、ゆうすけさんとまーやさんというお二人がその番組を仕切って一人ポッドキャストをやってるゲストを呼ぶみたいな。
普段こうやって一人で喋ってるばっかりなので、人と一緒に雑談をしながら収録を進めるっていうのがやっぱり新鮮ですごい楽しいんですよね。
もしかしたらこういう番組を伝えていくものについても、やっぱり聞き手がいるような2人体制とか3人体制のほうがもしかしたら聞きやすいのかなっていうような感覚も得たので、
もし次新しくチャンネル立ち上げてみたりとかするときは、そういうのもチャレンジしてみてもいいのかなって思いました。
昨日のその収録っていうのは、YouTubeでライブ配信をして、その後アフタートークをポッドキャストで撮るみたいな感じだったんですよね。
なのでYouTubeのライブをいろいろやりながら、ポッドキャストに興味ある人、視聴者さんの方の質問に答えたりとかっていうのもやったんですよ。
その中で、今日この本題に挙げさせていただくクオーク性というお話が出てきたので、
今日はそこからちょっと自分なりに調べてみてわかったこととか、あとはもっとわかりやすく説明できたかなっていう戒めも込めて、
今日はそんな話をしていきたいと思います。
ということで、そのまま流れで本題入っていきましょうかね。
今日お話しするのは2つの種類の星なんですよ。
1つは今話したクオーク性。クオークっていうのはカタカナでクオークですね。
で、もう1つが中性子性と呼ばれるものです。
この2つの言葉、中性子とクオークっていう2つの言葉って、そんなに馴染みがあるような言葉じゃないと思うんですよね。
で、わかりやすいのは中性子の方です。
この中性子っていうのはどういうものかっていうと、いわゆる元素とかあるじゃないですか。
周期表で覚えたもの。あの原子とかを作っている、構成している要素のうちの1つですね。
あれって真ん中に原子核っていうものがあって、真ん中に陽子と中性子っていうものが2つあって、
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それの周りを電子が回ってる。
絵に描くと真ん中に丸いプラスっていうマークを描いて、周りにマイナスのマークがぐるぐる回ってるなんていうのを、
中学校ぐらいでも見たことあるんじゃないかなと思うんですけど、
そういうふうに、基本的には水素とか酸素とかそういう小さいのを作ってる構成している成分の1つが中性子なんですね。
なので、単純に原子の中には中性子とそれにプラスしてマイナス、負の力を持っている電子とプラスの力を持っている陽子。
これで原子っていうのは構成されている。
それの中で、宇宙の中には非常に重力が強くて、星自体の中にこれ以上小さくなれませんみたいな、すっごい高密でパツパツになっている星っていうのがあるんですよ。
それのことを中性子星って呼ぶんですね。
この中性子星っていうのはどれぐらいの大きさかっていうと、直径とかでいうと20キロとか30キロぐらいですね。
東京でいうと山手線の中にスポッと収まるぐらいの大きさの星なんですよ。
そんな大きさの星があるっていうだけでも結構びっくりだと思うんですけど、それにプラスしてそいつの重さは実は太陽ぐらいあるんですよ。
太陽ぐらいの重さがあるのにそれだけ小さいってことは、それだけ重力がめちゃめちゃ大きいんですね。
なのでこの重力の強さっていうところが中性子星のポイントになってくると。
計算的にいろいろ求められたものでいうと、中性子星の重力っていうのは地球の2000億倍とかって言われるぐらいの重力がかかってるらしいんですよ。
ドラゴンボールの海洋船でしたっけ?とかとはもうわけ違う重力がかかると。めちゃめちゃ強くなるそうですよね。
この中性子星がギュッて詰まってる密度もすごくて、例えばティースプーンいっぱい中性子星っていうのをパッて取ると、
だいたい10億トンになるそうですね。もうわけわかんない。とりあえずそのぐらい高密です。めちゃめちゃ中身が詰まった、めちゃめちゃ重い星だと思ってください。
この中性子星って名前呼ばれるぐらいですから、その重力が強くてギューギューになりすぎて、さっき言ってた陽子とか電子とかっていうのがそのまま存在できなくて、
全部が中性子になってしまっているような、原子を作っている構成している要素全てが中性子として数えられてしまうぐらい、
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つまり図で描いていた周りをぐるぐる回ってるみたいなのができないぐらいスペースがないギチギチの天体だということですね。
こんな中性子星っていうのが実際に宇宙に存在する。これだけでもかなり不思議なんですけど、
昨日質問いただいたクオーク星って呼ばれるものは、その中性子とかそういうのを構成している、またさらにもっと小さい素粒子と呼ばれるものですね。
それだけでできた星っていうのが実際に宇宙にあるんじゃないかっていうのが今結構ちょっと前から話題になってるっていうような感じなんですよ。
なのでそうするとその星っていうのは半径がそれよりさらに小さくて、半径というか直径とかがそれより中性子星よりも小さくて、
よりギュウギュウになって中性子がそのまま存在していられないぐらいの高密な状態、重力の状態なので、
本当にティースプーン一杯がどれぐらい重くなるのかっていうぐらいのものですよね。
ただあくまでこれって今まで中性子星として見つかってたものよりもさらに小さくて高密な天体が見つかった、高密っていうのは高い密度ですね。
密度が高いギュウギュウパツパツの天体っていうのが見つかったんじゃないかっていう研究結果から、
これがこんな感じのクオークでできた星、クオーク星って呼ばれるものの存在が結構指摘されつつあるんですね。
ただこれはあくまで可能性に過ぎなくて、確かに実際に見つかっているクオーク星かもしれない星っていうのは、
中性子星の大きさが直径で20キロとか30キロなのに対して、その候補になっている実際の星っていうのは直径が11キロとかそのぐらいなんですよ。
つまり2分の1とか3分の1ぐらい小さくなっている。
本当はこれ以上小さくならなそうなのになみたいになっているところからさらに小さくなっている星だから、
これは中性子星とか私たちが触れてきたものよりもさらに小さいクオークと呼ばれる素粒子でできた星なんじゃないかっていうお話でした。
なのでもしかしたら今後観測能力みたいなのがどんどん上がってくると、こういう新しい種類の星なんていうのも見つかったりするかもしれないですね。
なので今回はそんなパツパツギュウギュウな密度の高い天体、中性子星とクオーク星について紹介しました。
まとめると中性子星、中性子っていうのは原子とかを構成しているようなすごく小さい単位のものだけで構成された星。
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さらにそれよりも細かい粒子、素粒子で作られただけで作られた天体っていうのがクオーク星。
こんな2つの不思議な星、覚えておいていただけると今後宇宙のニュース見かけたときにちょっとは楽しめるんじゃないかなと思います。
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番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙は漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
早速コメント1つ読み上げさせていただきます。
こちらボイシーのリンクを貼ってくださってますね。
ボイシーのリスナーになっていただいて本当にありがとうございます。
ツイッターネームしょうちゃんさんからいただきました。
挑戦し前に進む方のお話は面白い、知らないことを知るというコメントですね。
ありがとうございます。
昨日更新したボイシーで無事拍手号も取って今後またチャレンジしていきたいという話をボイシーでもしたので、そんなところにもコメントいただけて本当に嬉しいですね。
いろんなところに配信してるとちょっと分散しすぎちゃうのかなって思うんですけど、
やっぱりポッドキャストだけでは聞いてくださらなかったような方からもこうやってコメントいただけると本当に嬉しいので今後もガンガン頑張っていきたいと思いますので、ぜひ皆さんフォローよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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