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今回は、金星には昔生命がいたんじゃないか、そんな風に言われている一方で、その環境が実は整ってなかったんじゃないのっていう、少し僕らとしてはがっかりというか、
太陽系の生命、金星にもあったらワクワクするのに、それがなかったかもしれないっていう指摘の研究ですね。入って参りましたので、紹介していきたいと思います。
今回は、ネイチャーアストロノミーというかなりインパクトのある研究雑誌に紹介された論文になっているので、期待していただいていいんじゃないかなと思います。
そして、今回は科学系ポッドキャストのトークテーマですね。今回、今月は子供となっておりますので、子供に説明するんだったら今日の話どんなものなのかなっていう、そんな角度でもお話できたらなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1548話目を迎えるというところで、基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるところからぜひ聞いてみてください。
なんかね、Xの方で、よしこっから最初から聞くぞって言って気合入れて呟いてくれてる方いたんですけど、あの最新のやつの方が絶対に音質もいいですし、喋りも多分ある程度は達者になってる気がするので、ぜひね、新しい方から聞いてくれたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いいたします。
はい、ということで、本日1月の6日ですね。 書籍の発売まで残り2日となりました。
SBクリエイティブから出版させていただきます。やっぱり宇宙はすごい。 SB新書ですね。1月の8日発売になっていて、きっと1月の8日ぐらいからこう書店の方に並んできたりもするかなと思います。
ぜひぜひお手に取っていただけたら嬉しいですね。なんか仕事の帰りとかに本屋さんぜひ寄ってみてください。並んでるの見たら多分一緒にテンション上がれるんじゃないかなと思います。
で、もしよかったら一冊ね、買って帰ってください。 そんな感じでじゃあ早速本題に行きましょうか。
今回お話しするのは、金星の環境が思ったよりも過酷だったのか、 過去の金星の新しい一面が見えてきたかもしれない、そんな研究結果紹介していきたいと思います。
金星って聞いてみんなどんな印象を受けるでしょうか。 最近ね、あんまり金星の話してなかったんですけど、
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一時期ものすごく話題になったの覚えてますかね。 これバイオマーカーとか
言われたところ、簡単に言うと過去、過去の金星っていうのは地球みたいな環境が広がっていて、そこに生命がいて、
で、今はもうね、本当なんか何にも地球とは似ても似つかないような、地表の温度が460℃とかで、気圧とかも90気圧とかっていう、ギュギュの
バチバチのグツグツの星みたいな、そんな感じなんですよね。 ただ、大きさだったりとかそういったのが地球と似ていることから、
あれみたいな、これ地球の双子の星、まあなんならこう兄弟星っていうふうに言われたりするぐらい似てると言われてるんですよ。
ただでも、今のその金星の状態聞いたら、地球とは似ても似つかなくないかって思う人多いかもしれないんですけど、
実はその過去、過去の金星っていうのは、地球に近い状態だったんじゃないかというようなのも指摘されてるんですよね。
で、太陽って昔の方がちょっとこう明るさが今よりも暗かった、つまり熱源が弱かったっていう感じで、そうすると太陽系の内側にある金星ですら、
与えられている熱量っていうのがある程度抑えられていて、そうすると今の地球のような環境を作るのには、もしかしたら十分な温度だったんじゃないかというようなところも指摘されていたりとか、
あとはその当時、バイオマーカーって呼ばれるものの発見の可能性の一つとして、金星の大気からホスフィンと呼ばれる、
生命が存在していたのであれば存在するであろう物質っていうんですかね。
その可能性が高くなるようなものっていうのの見知の研究とかも進んでいた。
とにかく過去のいろんな環境とかの再現とか研究とかを突き詰めていくと、
金星には昔生命がいたんじゃないか、昔金星は地球みたいな豊かな環境が築かれていたんじゃないかというような着地点に行きがちなんですよね。
多分検索してもらってもそういった結果出ると思います。
その一方で、そんな中で金星に対して期待値がかなり高くなっている僕たちの気持ちの一方で、
今回、ネイチャーアストロノミーと呼ばれる、ネイチャーと呼ばれる非常に権威のあるインパクトの強い雑誌がありまして、
それの宇宙系特科の姉妹雑誌ですね。ここに掲載された論文が面白いんですよ。
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簡単に言うと、過去の金星の中に、過去の金星に水とか海みたいな広大な海みたいなものが存在できる環境ではなかったんじゃないかという指摘が今回出たんですね。
で、なんでこれ水に対して注目するかで言うと、やっぱり地球っぽい生命っていうんですかね。
地球で僕たちが今想像するような生命っていうのは、基本的にはやっぱり水っていう環境をどうしても 保守するんですよ。
水があって、与えられるエネルギーとかがあって、そこでじゃあ体に酸素とか取り込んで、生命としての活動を維持するみたいなね。
で、エネルギーも蓄えていくみたいな。で、そんな風になっている時に、水っていう環境が結構マストなんじゃないかっていう風に考えられていて、
なので、金星にも何かしら水とか、あとは海があるとか、川みたいなのがあって、水の流れで浸食してとかっていう痕跡があってもいいんじゃないかというような、そんな指摘だったわけですよ。
ただね、これまでの研究の中で、金星の表面に水による浸食っていう明確な痕跡は見つかっていなくて、おおっとなっていたんですよ。
ちょっと疑いの目が向けられていた。金星って全然カラカラで水とかなかったんじゃないの?みたいな。
で、そんな中で今回の研究っていうのは、その金星を観測した結果だったりとか、そういったのを計算しやすいようにモデル化して、
で、それで金星の惑星内部にどれぐらい水の材料になる水素とかが含まれるのかっていうのを計算してあげたんですね。
で、そうすると、これ水素がほとんど惑星の内部に存在してないんじゃないかというようなところが指摘されていて、
で、そうすると、なんだろうな、地球の内側とかよりに比べても、もう遥かに乾燥していて、
海が形成されるっていうような、そんな歴史を経験していない可能性も大いにあるんじゃなかろうかというような、そんな着地点に至ったわけですよ。
で、そうすると液体の水とか、それによって作られる海とかがなかった場合、
それって生命が存在しやすい環境だったって言えるのかなとか、そういったところにつながっていくので、今回の研究は、
こう、太陽系の中に地球以外に生命とかがいた、いる、みたいな話に対しては、ちょっとネガティブ。
だけど、それだけリアルな現場の環境っていうのをモデリングしたっていうのは、この研究のかなり面白いポイントなので、
うーん、なんか、昨日とかね、一昨日とかその前とか、地球外生命体に対する話ってめっちゃしてきたけど、
うーん、やっぱいないのかなーとかね、そういうふうな気持ちをすごい左右に揺さぶられる、そんな研究結果でしたね。
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まあでもね、こういったのが揃ってきた上で、本当に近世に生命がいたのか、みたいな話につながってくると思うので、
このあたりぜひね、ちょっとみんなで続報というか、これからどういうふうに、こういった研究が展開されていくのか、楽しみにしていきたいなと思っております。
はい、そんな感じで、今回はネイチャーアストロノミーに掲載された、
近世に昔から海が一度も存在したことがなかったのかもしれない、そんなお話しさせていただきました。
はい、ということで、で、今回のエピソードは冒頭に話しましたけど、科学系ポッドキャストのトークテーマ、これ子供、
子供に沿っていきたいなと思ってるんですけど、あのー、
今回のこの子供ですね、何にしようかなと思ったんですが、なんか今日の話とか昨日の話とか、そういったのみたいな感じで、
あのー、子供に対して地球外生命体の話ってどういうふうに伝えたら面白いのかなっていうのを結構考えるんですよ。
で、なんでかっていうと、僕今年じゃないや、2024年の5月に子供が生まれて、で、まあ自分の子供まだまだね、7ヶ月とかそのぐらいなので、まだまだなんですよ。
まだまだなんですが、ただですね、そのうち宇宙に興味持ってくれたら嬉しいなとかっていうふうに思っていて、
その時に、じゃあ、宇宙人っているのってやっぱ聞かれると思うんですよね。 みんなやっぱ1回は気になるじゃないですか。
僕もね、元NASAだったんですよみたいな話をすると、それだけでその質問来るみたいな、ね、そんな感じになるんで、じゃあ子供にどうやったら伝えたらいいのかなっていうのは、
最近ものすごい一人悩んでるんですよね。まだまだ別に説明するタイミングでもないのに。 で、そうなった時に、なんかやっぱ、
例えば今日みたいな話すると、めっちゃなんかマジレスっぽくて嫌じゃないですか。 だからこそ、なんか絵だったりとか、なんかポップな表現で伝えられたらいいなーって思っていて、
で、なんか科学系ポッドキャストでイベントを11月とかにやらせていただいて、 Amazon Music のスタジオを使わせてもらってね。
で、その時に、一緒にこう登壇した仏作のトヨさんが、絵がめちゃめちゃ上手くて、で、実はライブドローイングっていうのをやったんですよ、会場で。
で、そのライブドローイングやった時に、僕が特徴を言って、で、会場の人にもなんかこういう機関があるんじゃないの?みたいな、
深海生物にはこういう機関があるから、例えば宇宙の、なんかでっかい海の底にいる生物とかっていうのはこういう形してるんじゃないの?とか、こういう機能あってもいいんじゃないの?とかね。
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なんかそういったのを言いながら、その場でライブドローイングしてもらうみたいな、そんなことやってて、めちゃめちゃ楽しかったですよ。
僕も楽しかったし、会場にいた人たちもすごい楽しんでくれたしっていうので、なんか僕はね、子供に科学を教えるためには、ある程度形にするものっていうのが必要なのかなと思ってて、
なので、絵心とかマジないんでね、どうやってやるかちょっと悩みますけど、例えば絵描いてあげるとか、あとはあの、寝かしつけというか、昼間ちょっと絵本とかも読んであげたりするんですよ。
なので、宇宙の絵本とかね、できたらものすごい嬉しいなぁというふうに思ったりもしています。
まあそんな感じでちょっとね、今日みたいな話を子供に話すにはどうすればいいのかなぁみたいな視点もちょっと盛り込んでみましたが、いかがでしょうか。
なんか、もしね、お子さんと一緒に聞いてくださっている方は、今日のエピソードとかを聞いた時に、お子さんにどうやって説明するのかなとか、
お子さんと一緒に聞いてたら、今日の話どういうところに疑問を持ったとかね、そういったのをどんどん教えてくれると、僕の今後の活動の参考になりますので、
ぜひぜひよろしくお願いいたします。はい、そんな感じで今回は以上にしていきましょうかね。
はい、じゃあアフタートークいきましょう。はい、いかがでしたでしょうか、今日のエピソード。
ということでね、あの、書籍の発売まで残り2日となりました。
やばいです。で、この残り2日のタイミングで予約していただいている方はきっと当日に、あの、アマゾンとかあの楽天とかから届くかなと思うんですけど、
あの、ご予約いただいている方にですね、ぜひあの、お願いがあります。で、それ何かっていうと、ほら、アマゾンで例えば注文したとかってあるじゃないですか、
そうしたら、ぜひお手元に届いたタイミングで、こう読み終わったタイミングとかで、あの、書籍のレビューですね、書いていただけたら本当に嬉しいなと思っております。
あの、やっぱり今の時代、アマゾンとかそういったところの売れ行きがやっぱかなり強いと。で、そうなった時に、なんだろうな、アマゾンにどう、
例えば本屋さんで、やっぱり宇宙はすごい見つけた時に、アマゾンにあるのかなと思って見てくれたりとかすると思うんですね。
その時に、なんかレビューとかいっぱい付いてたら、あ、そんな感じなんだ、みたいな、いいんだ、悪いんだ、みたいな、あの率直な意見で全然いいと思うので、
あの、書いていただけたら嬉しいなと思いますね。で、それでなんかこう、そうすると次の読者の人も増えてとかっていう風になるし、
うん、あの、それをね、参考に買ってくれる人もいると思うので、ぜひ皆さんあの、今、もう予約して待ち遠しいっていう状態になってくれてる方に向けてお話しすると、
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ぜひネット上のレビュー、いろいろ書いていただけたら嬉しいなと思います。どうしてもね、やっぱ僕で、僕には生み出せないものだし、
あとはなんかこう、ツイッターとかにもそうだし、なんかブログとかにもそうだし、そういったとこに書いていただけると、僕一人じゃ作り出せないようなコンテンツの広さだったりとか、
そういったとこに繋がっていくと思うので、ぜひ一緒に、みんなで一緒にそういったのをこう作り上げていけたら嬉しいなというふうに思っております。
ので、よろしくお願いいたします。ということで、あと2日で皆さんのお手元に届けていけるなという感じになってますんで、ぜひぜひ楽しみに待っててください。
僕もね、もうあの、いろんな書店さんとかを巡らせていただこうかなと思ってるんで、
発売日のタイミングから会社は有給取ってガッツリ回っていこうかなと思ってるんで、一緒に頑張りましょう。よろしくお願いいたします。
はい、ということで今回は以上にしていきたいと思います。 今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Xのハッシュタグ宇宙話し、スポティファイのコメントコーナー概要欄のお便りフォーム、
Apple Podcastのレビュー、YouTube OISHIリッスン、どこでもお待ちしております。 明日は書籍の発売1日前ということで、なんか久しぶりに自分がガッツリ研究していた分野の話でもさせていただこうかなと思います。
理由はですね、本手に取っていただいて、その流れでポッドキャスト遊びに来てくれた方に、僕ってこんなことやってたんだよとか、
あとはすごい流暢に喋れてる回とかを用意しておきたいなと思ったんで、明日はちょっと恒星フレア、太陽フレアとか、そのあたりに関するお話をしていきたいと思います。
ぜひ楽しみにしておいてください。それではまた明日。さようなら。