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今回は、ものすごく若い惑星が 発見されたのではないかという話をします。
今回の発見は、ネイチャーに掲載される ものすごくインパクトの強い研究です。
最終的には、地球がどうやってできたのかに つながる一大発見と言われています。
一体どんな話なのかお話ししていこうと思いますので、 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、 天文学で白紙号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1513話目を迎えてますね。
基本的には1話完結でお話ししているので、 気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
はい、ということで12月にも入って、もう早速2日目ですね。
昨日は新月だったところでしたが、皆さん暗い夜空楽しめたでしょうか?
また月齢の話は最後にしていこうと思いますが、 12月は天体観測マジで向いているので、
夜空、積極的に見上げてみてください。
ということで本題に行きましょう。
今回お話しするのは、ネイチャーに掲載されるものすごく若い惑星の発見。
そんなお話をしていきたいと思います。
今回お話しするのはネイチャー論文ですね。
最近、ネイチャーとかネイチャーアストロノミーとか、 そういった論文誌の紹介していると思うんですけど、
これって一種その論文がどれだけ重要だと思われているのか、
ないしはインパクトが強いと思われているか、 っていうところの指標になるので紹介してるんですね。
ネイチャーアストロノミーとかっていうのは、 ネイチャーの姉妹雑誌にあたるものなので、
表現ができしているかわかんないですけど、 一段下というか、そんな感じ。
ネイチャーが大元、総本山みたいな感じですね。
だから今回研究発表されたものは、 ネイチャーに掲載される論文になるので、
これね、かなりのインパクトが期待されているというような状態ですね。
じゃあ一体どういう研究なのか。
今回研究者たちが発見したものは、 過去見つかったことないぐらい若い惑星が見つかったと。
先週のエピソードとかでも話しましたけど、
地球っていう環境の中にどうやって生命が誕生したのかっていうところを どんどん紐解いていってるわけなんですね、僕たちは。
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それに加えて、ほら、ハヤブサとか、ハヤブサ2とか、
ああいったところが小惑星に探索をしに行って、 物を持って帰ってきてっていうミッションをやってるじゃないですか。
ああいうのっていうのは、太陽系の歴史をひもとこうとしている。
太陽系初期って、太陽系どういう感じだったのかなっていうのを、 他の星に探しに行くっていうような感じですね。
とにかく、太陽系がどうやってできたのかを知って、 そこから生命がどうやって誕生したのか。
それと類似するような場所を見つければ、地球と同じようなものが 見つかるのかとか、
そういった期待値も込めて、そういった研究が ガンガン進んでいるわけですね。
その中で、太陽系の歴史を ひもとくために、太陽系を調査しているのが ハヤブサ2とかのミッションです。
天文学というのは、広い宇宙の中で いろんな年齢とか、いろんな状態の星たちが 点在しているわけです。
だから、太陽系を直接調べなくても、 大体太陽と同じような星があるところで、
何が起こっているのかを 見てあげたりすると、
昔の太陽系の姿が 想像できるかもしれない。
天文学は、遠くを見たり、いろんな天体を見ることで、 そういったフィードバックを得ようとしています。
惑星の研究は、地球のように 星の周りを 回っているものです。
そのような研究は、惑星が 生まれてから 1000万年から 4000万年くらいです。
地球や太陽系は、そもそも 47億年という 歴史があります。
それよりも、もっともっと 若い星たちです。
1000万年や 4000万年などの 数千万歳の 惑星の発見は、これまでに 十数個あったと 言われています。
この十数個の発見で 理解を深めようとしている 状態の中で 課題は いくつかあります。
1つは、このぐらいの年の 非常に若い惑星は 見つけられないのかと いう話です。
もう1つは、もっと若い惑星は 見つけられないのかと いう話です。
それの後者が 今回 達成された という感じです。
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より若い惑星が 見つかった。
どのくらい 若いかというと これまで 1000万年から 4000万歳ぐらいの 惑星が 見つかっていた中で 300万歳の 惑星が 見つかった。
とても 若いです。
こんなに 若い惑星が 見つけられるので 今回のインパクトが 試算されています。
もう少し 具体的に 見ていきます。
今回 発見された とても 若い惑星は 地球から 160パーセクです。
3倍すると だいたい 500光年 くらいです。
地球から 500光年 くらいの 距離の 星の周りに とても 若い惑星が 見つかった という報告です。
これを ちゃんと 今まで 従来 取られてきた 観測方法を 用いて 見つけたという
多分 データが たくさん 溜まってきた中で そこから 得意なものを 見つけて
宝探し的に 今回の研究結果が 出てきたのではないかと 思います。
今回 使われた 観測装置は テスと 呼ばれるものです。
テスは これまで 数々の 惑星を 見つけてきています。
過去の 経歴も含め 違う衛星たちの 成果も含め 5500以上
今 5700個ぐらいなのかな 惑星が 見つかっていて そこにも 大きく 貢献しています。
テスは 別に 打ち上げてすぐの 人工衛星でも ないのです。
だいたい 3年 いや もっとか 4,5年前ぐらいに 打ち上げた感じかな。
データも 蓄積されてきて いろんなデータが ある中で
今 こんな 位置天体の発見が 出てくるということは
多分 オープンになっている データから 掘り起こしてきた タイプなのかなと
勝手に 思ったりは しています。
そこまでは まだ 掴めていないのですが そんな感じです。
今回 300万歳の 惑星が 見つかったと。
なぜ こんなに 若い惑星が これまで 見つからなかったのかというと
いくつか 要因は 考えられていたのですが
1つ 大きいのは まだ 見えるような 姿として 存在できていない パターンだと 思われていたのです。
具体的には 惑星は どうやって できるかというと
そもそも 中心にある 光勢 太陽みたいな 存在のものが どうやって 生まれるかという話まで
さかんのぼらないと いけないのですが
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そのような 星たちは 宇宙空間にある 塵やガスなどが 1か所に 固まって
お互いが くっつき合ったりすると どんどん その星たちが 重力を 持ち始めます。
重力を 持ち始めると 周りの天体や 塵やガスなどが たくさん 密集しているところが どんどん 集積していって
重くなって また 重力が 強くなります。
最終的には 強まった 重力で 発火するような 形で 中心で 核融合反応が 起きます。
その 核融合反応が 起きたことで そのエネルギーで 星が 輝きます。
だから 僕たちが 太陽で見ている 光は 核融合の 外に放出された エネルギーを 見ています。
それが 生まれた時に 惑星は どうなっている でしょうか。
恒星の 周りに 原子惑星系 円盤が 作られます。
これは 真ん中に 星が 生まれて 強い重力で 周りを 吸い込んでいます。
回転も しています。
太陽も 地球も 自転しています。
地球は 24時間で 1周です。
太陽は 27日 かかります。
太陽は 回転を 伴っています。
あまった 塵や ガスが 太陽に 吸い込まれながら 回転しています。
太陽は 引っ張られて 回されて 円盤のように なっていきます。
円盤のように なっています。
300万歳だったら その中で 惑星が 作られています。
ちょうど 仮時です。
できて ようやく 少ししたくらいの 時では ありません。
そうなってくると まだ 円盤が 濃すぎて その星が 見えない 状態が 想像できます。
こんなに 若い惑星は 見つからないと 思っていました。
ただ 見つかったと 思いました。
なぜでしょうか。
もしかしたら 惑星が できてから 円盤の中から 逃げるような 動きを しているのではないか という ヒントを得た 可能性も あります。
とにかく 円盤も ありますが 円盤から 出て この星が 回っているのが 確認されました。
今まで 見たことのないような 星の運動や 状態が 観測されたことに
そういう インパクトを 感じられて ネイチャーへの 掲載が 叶ったと 思います。
とにかく そんなに よく 500光年先の 星で 生まれたばかりのところに 前を通る惑星を 見つけるのは すごい話です。
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なぜ そこに 注目したのかも 気になる ポイントです。
とにかく 若い惑星が 見つかった 300万歳という ものすごく 若い星が 見つかったので これから 惑星研究を ベースに 進化して いきそうです。
逆に これを きっかけに 若い星が ばんばん 見つかってくるのは 本当に あると 思います。
惑星探査は 最終的には 地球外生命体に つながるので 期待していきたいと 思います。
今回は 以上です。
次回は X線観測衛星クリズムの 最新の研究結果を 出してみました。
ブラックホールに関する 研究かな。
その研究も 絶対に 紹介しようと 思っていたので 明日 そちらのエピソードを 紹介していきたいと 思います。
クリズムの成果が どんどん 出てきそうなので 期待値を 上げて 待っていてください。
ということで 今回は 以上ですね。
アフタートークです。
はい ということで いかがでしたでしょうか。
今日はね なんとか 昨日 ほら エピソード 収録するの 午後になっちゃったりして 遅くなるって 言ってたから 前の日の夜に ちゃんと 収録できております。
そんな 収録をしている 今は 12月の1日から 12月の2日に 日付が変わって すぐに 収録してます。
今日 見える月 12月2日の月は 昨日が 新月になるので そこから ちらっと 月が 端っこを 出してきたような そんな状態になりますね。
で そこから 1週間かけて 半月 2週間かけて 満月になっていくっていうので 月明かり どんどん どんどん 今日から 2週間かけて 明るくなっていきます。
夜空 ぜひ 見上げてみましょう。
はい ということで 久しぶりに 日曜日 ゆっくり できるかなぁ と思ったんですけど
宇宙じゃない方の もう1個 AIの本 書いてるやつの 締め切りが そういえば 今だったっていうので
最後 ものすごい 怒涛の お言い上げを見せながら なんとか 担当回文を 終わらせて
一応 現行の一時提出が 明日 完了すると。
頑張りましたね そっちも。
ちょっとね これと重なってたから 体調崩して とかってのもあったんで
なかなか 大変でしたけど まぁ ちょっと この本もね 出てくるの 楽しみにしておいてください。
まぁ 3月なんで まずは やっぱり 宇宙は すごい 集中して 皆さんに お届けできたらと思います。
よろしくお願いします。
そんな感じで 今回は以上にしていきます。
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さよなら。
