星の赤ちゃんの成長過程
星の赤ちゃんがどうやって周りのガス、食事を食べて成長していくか、ここが過去に見えなかったぐらい細かーく見ることができるようになってきた、そんなお話をしていきたいと思います。
星の赤ちゃんは、生まれた時は自分自身を作った材料、その材料が周りにもたくさんあるような状態。
生まれた時のサイズよりも大きくなるために、その周りの材料すらも食べて大きくなっていくんですね。 ただ、その食べていく過程っていうのが今まで詳細にわかっていなかった。
それが最近の研究結果によって明らかになってきたので、お話ししていきたいと思います。 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1689話目を迎えていますね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ皆さん聞いていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
昨日は名探偵コナンの映画でも話題になった延山天文台にある電波投影鏡ってどんなものなのかってお話ししましたね。
リクエストいただいてそういう話をするのは僕は結構好きなので、みんなからのリクエストお待ちしてます。
はい、なので頑張ってみんな送ってね。 電波望遠鏡を使ったような研究内容っていうのもどんどん紹介していこうと思ってて、明日はそういった内容にしようかなと思ってるんですね。
延山じゃないんだけど、電波を使った観測結果にしていくとなんかこう繋がりが見えてわかりやすいじゃないですか。
今日はもう全然準備するの忘れちゃってたんで普通に他の話をしていきます。 はい、ということで昨日は新月でしたが皆さん見ましたか?
ね、見ましたかというか見れないのかな。今日からまたどんどん満ちていく月っていうのは確認できるところなので楽しくね、月の観測していきましょう。
ちなみに次の満月は11日です。6月の11日。 はい、ということでじゃあ早速本題行きましょう。
今回お話しするのは星の赤ちゃんがどうやって食事をしてどうやって成長していくのか そこがより細かく見えてくる世界になってきたようそんなお話ししていきたいと思います。
ガスの回転と食事の関係
今回は計算シミュレーションのお話です。 宇宙の研究の中には
実際の天体を観測するような研究、そしてその天体を観測するわけじゃないんだけど観測だったり過去の研究でわかっていることを使って
計算で解き明かしていくような理論的なアプローチと2つあるわけですね。 で今回は後者という感じです。
コンピューターの性能も上がってきてスーパーコンピューターの活用とかっていうのもどんどん 活発になっていっている中で
シミュレーションというのが天文学の研究を一定牽引している度合いっていうのは昔とかよりは強まっているんじゃないかなと思うわけですね。
それはしょうがないというか マシンのスペックっていうのが上がっていくスピードっていうのはやっぱ
外の産業、特にITとかの産業の方にも引っ張られていく一方で
そういう例えば大規模な望遠鏡を作るとか昨日の話した延山とかみたいな話とかね ああいうのって維持コストもかかれば天文学の中での優先順位で決まるみたいなところもあるので
なかなか
他に引っ張られないからスピードが上がりきらんっていうのもあったりしますし 10年に1回ぐらいその異常に大きな進化を迎えて次の世代の観測の能力が
ぶち上がるみたいな そんな感じなのでそれでもねやっぱ観測で成り立っている研究てもたくさんあるんで
どっちもちょっと紹介していきますね ちなみに僕はあの観測屋さんだったんで観測を秘技にしたい気持ちはとてもあります
はいということでやっていきましょうか で今回はどんな話かというと星の赤ちゃんですね
星っていうのは宇宙に漂うガスとかそういうのが重力によって一箇所に集まっていって 圧縮されていくことで誕生していきます
この初期の段階にある赤ちゃんの星っていうのをこれ原子性って呼ぶんですけど 原子って原子人の原子ね
で呼ぶんですけど周りのガスを取り込みながら成長していく 具体的に言うとこのガスが一箇所に集まりながら星を作っていくっていう流れの中で
やっぱ星ができたタイミングそのできたタイミングのなんていうんだろうな にもまだ
星を作るのに使ってないガスっていうのが周りにたくさんあるわけですよ そのたくさんあるガスっていうのを引き連れるような形で原子性っていうのは
円盤を作っていく周りになんか簡単に言うと土星みたいな形とかあとは 銀河とかみたいな形銀河のがまあ近いかな
そうなっていてガスが周りに円盤状に広がっていると でその星が食べる星の赤ちゃんが食べるガスっていうのはまさにこの円盤のガスで
円盤っていうのは 真ん中でできた星の回転に合わせてぐるぐるぐるぐる回っていて
でなんか 中心の星に引っ張られて重力で引っ張られてるんだったらなんかそのまま
円盤に吸い込まれていきそうな気がするんですけど実は食事がなかなかできないっていう 状態が広がってるんですよその原子性の周りには
どういうことかっていうと 円盤も
原子性の周りをぐるぐる回ってるんですね原子性の回転に引っ張られながら でだからどんどん吸い込まれていくかと思いきや
回転しているから遠心力がかかるんですよ でも真ん中の原子性は強い重力を持っているから
周りのガスを自分自身に取り込んでいこうとする その重力で引っ張るパワーと外に向かって遠心力で吹き飛ばされそうになるって
いうところの力の釣り合いが発生してしまって 実は周りに円盤がぐるぐる回ってるんだけどそのすごい豪華な食事が周りにあるのに
食えないっていうそういう状態が続くのが実は原子性の特徴 ただ何かしらの影響でその
そのガスの回転を弱めて真ん中の原子性赤ちゃんの星が 周りのガスを食べるっていう食べれるような状態になってるんですよね
なんで食べれるようになってるんだっていうその ガスの回転つまり周りの円盤の回転を何かしら弱めて遠心力を減らして
自分のとこに引き寄せて食事ができるような形を作っていく ためにはなんかやっぱ減速させる何かの機構が必要なわけですよね
でそれの重要な存在が地場だと言われています で実際にその円盤の中で作られる地場の乱流みたいな
ねあの乱れた流れですねこれによって は円盤のその速度っていうのが落ちるだろうっていうのは考えられているんですが
でもそれよりも それで作られる減速よりもやっぱり真ん中の星が周りに対して与えるその赤ちゃんの
星が周りのガスを自分自身の力で弱めて でそれによって最終星の中に取り込むっていう要素がやっぱどうしても必要だろうと
赤ちゃんの星の食事の仕組み
つまり赤ちゃんの星の周囲本当に近くと円盤の境界線のところでは ガスのその速度構造がしっかりと変わっていないといけないけど
真ん中のこの赤ちゃんの星がその周りのガスの動きを止めるような働きっていうのを ちゃんと考えないとそこ評価できないなっていうそんな課題があって今回の研究チーム
っていうのは真ん中の赤ちゃんの星が作る地場 そして周りの円盤の中で作られる乱れている地場
これをすべて統合的につないで研究というかごシミュレーションをして本当に 円盤の円盤をぐるぐる回っている豪華なお食事たちを赤ちゃんの星が自分の手で止めて
吸い込んで食べることができるのかというところですね でこれをまあスーパーコンピューター
大阪大学の持っている非常に高いスーパーコンピューター 能力の高いコンピューターと国立天文台のアテルイツーっていう2つのスーパー
コンピューターを使ってこの研究っていうのを行って スーパーコンピューター使うことによってそういった細かい動きとか
そういったのを捉えることができるようになると で今回のシミュレーションの研究結果でその想定していたような中心の赤ちゃんが
まあこうイメージこう 地場の手を伸ばすみたいな感じで円盤に対して地場の中に新しい
なんかスパイラル衝撃派っていうのをなんか作ってるんですけど 簡単に言うとこう円盤に対して地場で手を伸ばしたり
衝撃派を作ることによって 円盤の動きを自分の近くでグーって止めるようにしてでゆっくりになったところを
自分の重力でブワーって吸い込むみたいな それによってあの食事を可能にしていると
でそれを可能にしているからこそ星がどんどん成長していって どんどん大きくなっていけるっていうまあそういうサイクルができて
星の赤ちゃんっていうのは成長していると もちろんいろんな要素があるって今回の研究の中でも言われてるんですけど
特にこのスパイラル衝撃派って言われるような 周りを乱して自分の真ん中の星の地場で周りを乱して食事ができるような形にする
というようななんかねやっぱ ガスの流れが
ポッドキャスト仲間との交流
海でできる渦巻きじゃないけど海流がどっちにどう流れているかみたいな そういうのにも見えるようなそんな研究結果で結構面白かったのでもしね
気になる方いたら日本語のリリース出ているのでこちら 概要欄からソース飛んでみていただけたら嬉しいなと思っております
はいそんな感じで今日は以上ですね2トークです いかがでしたでしょうか
実はね昨日科学系ポッドキャストの仲間と食事に行ってきたんですよ アメリカにいつもいる
奏でる細胞の達さんとゆりかさんがですね 日本に来ているというところになってご飯食べましょうって言って
であのものづくりのラジオの支部長さんと あとあの
資生堂ポッドゲスト今ねちょっと待っちゃってるんですけどですけどあの の方と来てみんなでわーってやってみて結構楽しかったですね
ポッドゲストの話はあってしたりとかポッドゲスト通じてこんなことできそうだよね みたいな話とかをなんかこう
科学系ポッドゲストの仲間としていろいろこう 達さんはすげーオンラインミーティングとかしていろんな他の仕事とかも一緒にしてるんですけど
初めて対面であってポッドゲストでつながった人とこうやって会えるのはめちゃめちゃ 僕は素敵なことだなと思うんでが続けてきてよかったなと思いましたね
はいまあそんな感じでちょっとポッドゲストを楽しめている今日この頃でございました はいそんな感じでこれからもなんかいろいろあったことをお話ししていきたいなと思います
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー ボタンの近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
それではまた明日お会いしましょうさようなら
