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2023-11-19 18:56

1136. 小型ミッションの魅力は無限大!人工衛星に雷も?【理研】【加藤】

佐々木が執筆したNinjaSatに関する記事はこちら!

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ソース


Credit : RIKEN

サマリー

理研から打ち上げられたニンジャサットを特集している最終回です。ニンジャサットに搭載されている放射線モニター検出機RBMの開発者である加藤さんが、検出機の機能や現在の研究方針について話しています。また、小型衛星の魅力や制約についても触れています。小型ミッションの魅力は無限大です!さらに、人工衛星における雷の問題についても言及していますか。

ニンジャサット特集最終回
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。 今回は、理研から打ち上がったニンジャサットを特集する
ニンジャサット特集最終回となっております。 理研の開発チームからいろんなゲストが来てもらって、今回4人目で最終回というところに
なっております。 今回は前回に引き続き、ニンジャサットに搭載されている
放射線をモニターする検出機、RBMを開発した加藤さんに来ていただいております。 前回の内容もおさらいしておくと、加藤さんはもともと宇宙分野ではなく有名な
神を噛んでとかのプロジェクトに関わっていた研究者の方。 ただ、理研に来て目の前に小型衛星のミッションがある
こんなに面白そうなことはないというようなところで、宇宙分野に来た研究者の方なんですね。 その研究者の流動性っていうところの面白さだったり、分野を変えて
小型衛星に来て、今回いろんなことをやって面白みを感じた加藤さんが、次どういうビジョンを持っているのか、そういったところにも踏み込んだお話
しておりますので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。 ここまでの忍者サッド特集まだ聞いてないよっていう方は、この前に7話あるので
いろいろ聞いた上で聞いていただいても面白いなと思いますし、まあ単体で聞いても全然楽しんでいただけるん じゃないかなと思っておりますので、ぜひ最後までどうぞ
これってモニタリングする、周りの粒子の環境とか、宇宙環境で観測しても大丈夫だよっていう安全装置になってるって話だったと思うんですけど、これ自体で何か科学的な成果を残すみたいなところっていうのは狙ってるんですか?
そうですね、もちろん飛んでいる粒子の量がわかるっていうことで、ここが例えばエリアとして濃いよっていうのをより細かいグリッドで見ることができる、周回を重ねればできるかもしれないですし、
あとはその突発的なフレアとかが来た時には、そのデータも何か使えるものになるかもしれない。 なかなかフレアがいつ来るとか狙って取るのは難しいですけど、
そういう時にちょうどいい向きを向いていれば可能性としてはあるかなと思います。 ただ今回一つ注意点としては、RBMはGMCって向きがあるんですよね。
GMCを観測する向きがあるじゃないですか。 X線の到来方向に窓を向けてますよね、GMCは。 それと同じ方向をRBMを見てるんですよね。
GMCを保護する目的なので、GMCがダメージ受けなさそうな時はあんまり検出して欲しくないんですよ、粒子を。
GMCがたくさん粒子を取りそうな時に検出して欲しいっていうことで、RBMも実は方向感度をある程度持たせていて、
前から来るのにはいっぱい検出するけど、後ろとか横から来るのにはあんまりヒットしないような、そういうデザインにしてあるんですね、今回。
そうすると、なんていうかな、GMCはもちろん観測ターゲットにあって、
あっち向いたりこっち向いたりするんですけども、RBMの検出器もそっちの方向こっちの方向っていうふうに向きを変えていくことになるので、
常に一定の方向を向いていた方が、マップっていうか、どこが来いよみたいな情報は綺麗に取れるんですよね。
あっち向いたりこっち向いたりしてると、なかなかそれを綺麗に取っていくっていうのは難しいので、RBM単体でこう、
そういう綺麗なマップを作るっていう狙いとしてはちょっと使いづらい面は多少あるかなと思いますね。
それは今回のRBMの搭載目的が、保護だっていう話をさっき強調されてたと思うんですけど、
保護するっていう理由から、そういう周りからの信号を取らずに試行性をちょっと一定持たせてるみたいなところだと思うんで、
じゃあそれを試行性を持たさずに、例えば他の小型衛星に乗せるときは、
粒子を測定するミッションもしたいから、なるべく東方向からいろんなところから信号が入ってきていいっていう使い方もできるってことですね。
できます、できます、もちろんできます。
ISVSに搭載されているマキシ、ご存知ですよね、よく。
マキシにRBMありますけども、あのRBMは向き固定されていて、2方向向いてるわけですけども、固定されているので、
そういう意味では通年でというか運用期間中ずっと同じ向きでデータが取れるので、すごい綺麗なマップが取れるんですよね。
もちろんCubeSatであっても、向きがバシッと決まった状態で運用すればそうなりますし、
理想でなくても検出器自体、今特定の方向間の信号だけ見るためにポリメーターっていうのを、
特定の方向間の信号を取るためのブロックというかシールドというかガードするようなものをつけてるんですけど、
それを外してあればいろんな方向から来るのを満遍なく拾えるので、そういった使い方も考えられますね。
科学応用とかも一定できる、余地のある装置ってことですね。
小型衛星の魅力と制約
すごいわ、なんかあんなにちっちゃいのにいろんなの入ってんだって感じがね、このNinjaSat聞いてるだけでも思ってて。
そうですね、NinjaSat自体ちっちゃい衛星なのに、そのさらに片隅の片隅にあるんですけど、結構こだわりを持って。
いやーすげー、これってそういうRBMみたいな装置ってでっかいミッション、それこそ今ってクリズムとかってX線の衛星めっちゃ買ってるじゃないですか。
ああいうのには似たような機能のものって搭載されてるんですか?
どうなんでしょう、わからないな。
ああいうクリズムみたいな大型のはもうサブの検出機も結構大きい規模でしっかりしたものを作ると思うんですよね。
ある意味その最低限の機能にこだわる必要はないはずなんで。
でも安全装置としても、ある意味切り離しても考えられると思いますし。
大体性はまたちょっと違うコンセプトでやってるんじゃないかなと思います。すいません、私ちょっとあんまり詳しくない。
全然大丈夫です。ありがとうございます。
そしたらちょっと質問の角度を変えてというか、今回はNinjaSatにRBMの専門家として参加しているっていうところになるんですけど、
今後このRBMの開発がスケールしていくのもそうだし、他に個人的なこういう研究に興味があるとかっていう
路線ってどうなっているんですか。そうですね。NinjaSat自体がもちろんこの先も続いていく一つの流れになるようなものになる可能性は十分にあると思うので、そこに貢献していけたらいいなとは思いますし、
あと僕も今回その久しぶりにと言いますか、学生時代以来で小さい検出機をいろんな制約を持ちながらやってみるっていうのをやってみて、
シミュレーションも一からやって、基盤もデザインして、テストもいろいろやって、解析も自分でコードを書いてみたいなのをやっていると、やっぱり結構楽しいなというのはあって、
スケールアップはもちろんね、サイエンスとしては花形ではありますし、うまくいったらどんどん大きくしていって、より大きい成果っていうのはあるんですけども、
僕個人としては結構こういう制約の中で小さいものを作っていくっていうのも一つ面白い方向性としてはありかなと、
あんまりそういうのを目指す人っていないのかもしれないけど、やっぱりうまくいったら本当はさらに大型のものを作って統計を増やしてっていう方向にいくのも一つ正しい正当派だとは思うんですけど、
やっぱりこう、より自分のハンドルできる範囲の中でいろいろ工夫して頑張っていくっていうのも、ちょっと自分には合っているかなと思って、
そっち系の何かないかななんて思ってるんですけど、今回バシッと自分のやってた素粒子系の検出器開発とこのCubeSatっていうのがバシッとハマってすごい楽しい仕事できたかなと思っていて、
今後もそういうのがあったらいいなと思ってますね。
ちなみに、僕この収録前にチラッと話したら、僕が理研にいた頃に1年ぐらいかぶってたユーザーだよね。
そのじゃあ入ってきた当初っていうのは、どんなことやろうかなって思ってたんですか?
そうですね、入ってきた当初は、実は僕が学生の頃は粒子検出器使った雷の研究とかもやってたんで、
それでエノトさんの研究室っていうのもあったんですけど、そっち系のをやってみようかなと思っていたんですけども、
結構その学生時代作ってたのもやっぱり一本サイズでしたし、それよりさらにいってなるともっと大きくなっちゃって、
人がその頃より多いってわけでもないので、ちょっとハンドルするのは難しいかな。
かといって、前やってたのより小さい検出器だってもう小さくなっちゃうみたいなところで、
そこでCubeSatっていう選択肢を聞いて、それは面白いな、小さいのが何というかメリットにならないというか、小さいほどいいみたいな。
小さいほど使い道も広がるし、より多くの人に使ってもらえる可能性が出てくるものっていうのは、
サイエンスの本流なのかな、もしかすると少し違うのかもしれないですけど、
でも、物を作るっていう考え方から言うと、それはかなり楽しい方向性じゃないかなって思ってて、
でもちょっと飛びついちゃったという感じですね。
いやなんか、今回の特集で出てもらってるこの流れで言うと、
玉川さんとか榎本さんとかは研究室を持って、いろんなプロジェクトを多分その研究室内で動かしてっていうような立場で、
竹田君とかは学生として、じゃあ今後どうしようかなとか、こういうの大変だったっていう、結構初めての体験が多くて、
ってなった時に、リスナーの人たちって、あんまり研究者の世界ってイメージできないなと思ったんですよ。
確かにそうかもしれないですね。
で、加藤さんの今の歩み方って、すごいなんか参考にもなるし、結構リアルな世界だなと思ってて、
研究者って結構目の前でやってたことを一段落したりして、じゃあ次何しようかなって本当に自分で考えて、
で、結構目の前にチャンスが転がっていることもあれば、本当自分で作り出してっていう人もいてっていう感じじゃないですか。
だからなんか結構コロコロ、コロコロ変わるっていう言い方あるんですけど、なんかこう、ね、こっちの方向もできるようになったら面白いなとか、こういう科学面白いなってなって、
やることが変わっていくっていう姿が、なんか伝わったら面白いなと思って。
あーなるほど。
そうですね。
研究者も本当にいろんなタイプいると思うんですけどね。
なんかそんな感じしますね。
そうですね、なんかこう、これを絶対解き明かすんだっていう、情熱に溢れた人タイプもいると思いますし、
楽しくできるテーマに、いろんなことに取り組んでいく人もいると思うので、やっぱり結構いろいろだなって感じがしますね。
はい。
参考になれば。
プロジェクトの魅力と学生の活気
今のところは、小型衛星とか、そういうなんか全体が見渡せそうなプロジェクト面白いなっていう感じなんですよね、加藤さんとしては。
僕は結構楽しいなって感じはしますね、今ね。
なんていうか、学生さんのメンバーも多くて活気もありますし、
それぞれの学生さんにしても結構しっかりこう、自分の仕事内容を与えてもらって、責任を持ってその範囲内でできる。
全体像の中で自分は何やってるんだろうっていうのが迷子になりにくい感じはやっぱり小さいプロジェクトがメリットかなっていう気はやっぱりするので、
もちろんね、大きいプロジェクトは大きいプロジェクトで、世界最精端っていう魅力がありますけれども、
ちっちゃいのはちっちゃいので、やっぱりいいところもあると思うので、こういうグループ増えててほしいなって僕は思いますね。
ちょっとじゃあ、この後のちっちゃい衛星の開発とか面白いなっていう中だと、あんまり今のところはこういうサイエンスがっていうところよりは開発頑張っていきたいなって感じになりますか?
そうですね、僕はもうどっちかというとそっちかなって感じしてますね。
サイエンスそうですね、やっぱり僕学生の頃は素粒子系だったので、ニュートリノであったりがテーマだったんですけど、ニュートリノはやっぱり反応がすごい起こりにくいじゃないですか。
そうですね。
もうそうすると、必然的にもうとにかくね、大きくしないともう何にもならんっていう感じにはやっぱりなるんですよね。
ニュートリノ楽しいんですけど、やっぱりでもそうやって大きいプロジェクトをやっていくのにはやっぱりそれ相応の大変さと時間をつけるのもありますしね。
ありがとうございます。今日結構いろんなお話が聞けて、個人的にもめちゃめちゃ面白かったです。
ありがとうございます。すみません、最後ちょっとうまくまとめられなかったですけど。
いや、全然です。
じゃあちょっと最後こう。
楽しい形で伝わればなと。
最後この忍者サット、これ多分打ち上げた後に公開になってるかなと思うんですけど、これからの意気込みとかそういったところだけを聞かせいただけると嬉しいです。
そうですね。これから打ち上げ、ちょうど明日出発なんでそうですね。
ああ、そうなんだ。
もちろん人生初めての衛星打ち上げを見る機会になるのでめちゃくちゃ楽しみにしてます。
やっぱりそれ見たらもうすごいゾクゾクして絶対成果出すぞって気持ちより強くなると思うので。
今初期運用って言いますか打ち上げてからのしばらくのテスト期間っていうのに向けての準備を進めてるところなんですけども、そこに向けての準備をしっかりしていって解析プログラムをしっかり書いていってっていうところをやっていって来年いい年にしたいなと思いますね。
楽しみにしてます。ぜひ運用重ねていってRBMこんな活躍してきたわっていうのがあったらまたちょっとしゃべりに来ていただけると。
ああ、ぜひぜひ。
よろしくお願いします。
ぜひぜひ読んでください。
はい、ありがとうございます。
ということで今回はNINJA SATの中でも安全装置になっていくRBMっていう検出器を作られている加藤さんに来ていただきました。
加藤さん今日はありがとうございました。
どうもありがとうございました。
はい、ということでいかがでしたでしょうか。
これね8日間にわたってNINJA SAT特集をお届けしてきました。
もう最後の加藤さんも素敵だったし、最初からね出ていただいたのが僕が理研時代にお世話になってたボスですね。
玉川さん。そしてNASAに行くことを促してくれた方の恩人の一人江本さん。
そして僕が理研の研究室で一緒だった今学生でがっつり検出器の部分をやっている竹田くんというとこで非常に豪華なゲストに出ていただけたそんな回だったんじゃないかなと思っております。
あとはまあやっぱり個人的に嬉しかったのはこうやって宇宙系の発信やってその研究室にいた頃から発信をやってたんですけど、
まあ今回そこから去ってから2年経ってこうやって依頼してもらえるのはすごい嬉しいことだったなと個人的にもすごい良かったなと思える特集だったので、
まあそういった気持ちも僕のテンションから若干読み取っていただける部分もあったんじゃないかなと思います。
こうやってねポッドキャストを通じてこれまでやってた研究のところとどんどん合体していくような話だったりとかもできたらいいかなと思っておりますので、
これからも宇宙話いろいろやっていこうと思っております。ぜひ楽しみにしておいてください。
そしてね毎週こうやってポッドキャスト話している中でソラエとのコラボっていうのもよくやってるじゃないですか。
で今回は逆紹介というか僕が記事を書いてソラエの方でその記事を出してもらって、
で忍者サッドにより注目を集めてもらうっていうところも一緒に協力してくれたソラエの方々にも本当にお礼を申し上げたいなというような感じですね。
これまでたくさんいろんな宇宙話展開してきましたけど、それがなんかギュッと詰まったようなそんな1週間だったんじゃないかなと思っております。
ちょっと喋りすぎちゃいましたけどこんな感じですね。
これからも宇宙話毎日お話ししていこうと思っておりますので、ぜひこれからの発展も楽しみにしておいていただけたら嬉しいです。
明日からは忍者サッドも大きく含まれていたブラックホール特集、ブラックホールのお話ししていきたいと思います。
今回のブラックホールのお話は急成長する超巨大なブラックホールの構造そして成長の過程が見えるかもしれない。
そんな研究内容、最新のところからお話ししていこうと思っておりますので、次回楽しみにしておいてください。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク、こちらからレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話またはSpotifyのQ&Aコーナーだったり、概要欄のお便りフォームからじゃんじゃんお寄せください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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