1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 853. 宇宙の基礎固め!太陽系..
2023-02-10 12:51

853. 宇宙の基礎固め!太陽系の惑星のここがオモシロい

たまには基礎的な話もしようよ企画。

太陽系に生きる僕たちは、周りの星をちゃんと理解しているのか?その理解が新しい惑星への理解につながる。


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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、太陽系の惑星にフォーカスして、最新の研究というよりは、
太陽系の惑星、ここが面白いっていうところをいくつかピックアップして紹介していこうという、そんな日になっております。
最近は、火星の探査だったり、金星の探査、水星の探査っていうところで、
結構いろんな太陽系の惑星に対する研究が出てきて、面白いなという研究が出てきているので、
一旦この辺りで基礎的なお話をして、みんなでここから宇宙の知識をどんどん深めていきましょうっていう、
そういう回になっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、
佐々木亮の宇宙話
2023年2月10日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが853話目を迎えるというところで、
Twitterで昨日851って言ったのかな?
で、題名もそれになっちゃってたんで、それを指摘いただいて、
リスナーの方には本当に感謝しているというような状況になっておりまして、
正確には853ですね。
実は800回ぐらいの時に1エピソードどっかで数え間違えたの、
20話後ぐらいに気づいたんですけど、ちょっともういいかなと思って。
ここで853と言ったら853です。
これでやっていきたいと思います。
そんな感じで今日紹介するのは、
これ昨日とか火星の話して、それの前に金星の話とかをしたじゃないですか。
その時にそれぞれの惑星の1年間の長さみたいな話をしたところが、
ちょっと気になるリスナーさんいるよっていう話があったので、
今回はちょっと最新の研究っていうところも外さないようにしておきつつなんですが、
惑星の説明をちょっとしていこうかなというふうに思っております。
なのでいつもよりかなり基礎レベルですね。
退屈だなと思わないでぜひ聞いていただけたらというふうに思っております。
ということで、私たちは太陽系っていう太陽を中心とした惑星系の中にいるっていう状況なんですよね。
惑星系っていう太陽を中心に惑星がぐるぐる周りを回っている状態が、
さらにもっと宇宙空間で広く見ていくと、
これが天の川銀河っていう銀河の中で、
これもまたさらに中心にあるブラックホール、超巨大なブラックホールを中心に、
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その重力につかまるかのように周りをぐるぐる回っているみたいな、
そういう関係性があるんですよ。
そんな中で、じゃあ今回太陽系の中に注目してみると、
やっぱり内側から太陽があって、その内側から水星、金星、地球、火星、
木星、土星、天皇星、海洋星、冥王星というような感じで並んでるんですね、内側から。
ここら辺は小学校の頃からとか聞いてる人もいると思うので、
風雲ぐらいでいいと思います。
で、最近だと水星を目指している衛星があったりとか、
あとは金星に対して研究を続ける。
金星の研究を続けるモチベーションとかで言うと、
2日前とかに話した、金星には昔生命がいたんじゃないかみたいな、
生命の痕跡をたどっていくような、そういう研究だったりとかがあったりする。
で、地球があって、火星っていうところまでいくと、
今はアルテミス計画で月面探査っていうのを、
世界中のみんなが勢力的に活動している部分がこの月に向かってるんですけど、
最終的にはこれが2040年、2050年とかってなった時に、
火星にも自然に行けてるような状態を作るっていうところも、
1つスコープに入っているというか、
目指している部分の1つになっていたりするんですよね。
で、昨日じゃない、3日前の、その3個前のポッドキャストで話したみたいに、
金星…あ、違うか。火星か。
火星の表面で、その砂嵐が1年間に数回起こるっていう話をしたんですけど、
じゃあ、火星の1年間ってどんぐらいなんだろう?みたいな話をしていったりすると、
これ、火星の1年間の長さって687日ぐらいなんですよね。地球と。
地球から見ると、だいたいこれ2倍ぐらい。
2倍もいかないかなぐらいの大きさになっている。1.5倍ぐらいか。
な?1.8か。すみません、すみません。
365日、まあ365.25日ですね。
ウルウドシ、4年に1回来るみたいな感じで、地球が太陽の周りを回るのに365.25日かかる。
そういうとこに対して、火星っていうのが687日っていう1.8倍。
これは、太陽の周りを回る軌道が地球よりも大きいから、
そういうふうに考えたら、一周するのに長く時間がかかるよねっていうところは、
そこまで違和感ないんじゃないかなっていうふうに思うわけですよ。
逆に、地球より1個内側の生命がいるかもっていう話が散々されている金星ですね。
この金星については、地球の1年に対して60%ぐらい、
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つまり225日とかっていうような長さで1年間を過ごすっていうのが金星だったりするんですね。
これ結構やっぱ、内側に行けば行くほど1年間って早いし、
外側に行けば行くほど1年間ってすごい長くなってくるっていう、そういう差が出てくると。
一番外側の水・金・地下・木・土・天・海、今んとこ海洋星が一番外側になってくると、
地球の1年に対して海洋星の1年っていうのはなんと165倍とかっていうような大きさなんですよ。
日数にすると、これ6200日ぐらいですね。
もうね、ここまでくると確かにわけわかんない数字になってくるなと思っていながらも、
やっぱ外側に行けば行くほど一周するのは大変なんだなっていう状況ですよ。
で、これ単純に1年の大きさだけだったら別に遠いからそうだよねっていう話だし、
あとは、私たちがこうやって地球上で生活をしている、し続けられるっていう状況って、
やっぱり太陽から受ける熱のエネルギーっていうのは結構重要になってくるんですよね。
太陽から熱を受けてるからこそ、地球上が快適な温度でキープされたりっていうところがあるんですけど、
そこから考えたときに、じゃあ一番内側の彗星ってどんぐらい太陽からの放射熱って受けてるかっていうと、
地球のだいたい6倍から7倍ぐらい受けてるんですよ。
めちゃめちゃ暑いですよね。
だから太陽からの熱が強ければ強いほど、やっぱり表面の温度とかっていうのは上がっていったりしてしまう部分もあると思うので、
こういったバランスっていうのが結構重要なんですよ。
だって海洋星とか一番外側まで行ったら、これ1000分の1とかですよ。
太陽からの光を受ける効果が1000分の1とかっていうところになってくると、
もうね、なんかやっぱ超寒いじゃないですか。
っていうぐらいになってくるので、そういったバランスが必要になってくる。
で、最近は太陽系以外の惑星を見つけていこうっていうところになってきたときに、
じゃあ地球っぽい星ってどんなんだろうっていうところで、
地球って岩石、岩でできてる惑星ですから、岩石でできていて、
なおかつ中心の星から受ける熱のエネルギー、
だいたいこれぐらいの距離で真ん中の星がこれぐらいの明るさですってなれば、
計算でだいたいどれぐらいの表面の温度になるかみたいなのが分かったりして、
そこからじゃあ生命が本当に生存できるのかみたいなところまで計算されるので、
そういったバランスですね、距離だったり1年間の長さ、軌道みたいなところは、
結構宇宙の問題を見るときに気にしていただきたい部分かなというふうに思っていたりするので、
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こういったたまに基礎的なパラメーターみたいなところは一緒におさらいできたらうれしいなというところで、
こんなお話を今日はさせていただきました。
知ってるよっていう話多かったかもしれないですけど、
知らない人はふーっと感動していただけたらうれしいなと思っております。
ということでですね、本題はこんな感じになっていて、
定期的に質問も答えていこうと思っているので、
Twitterだったりとかでいろいろコメントくれたらうれしいなと思っておりますので、
よろしくお願いしますというところで、近況報告なんですけど、
ずっとPodcast聞いてくれてる人はわかるかなと思うんですが、
僕、去年の9月から新しい仕事に転職っていう形で移ってるんですよね。
そこではデータの分析とかもするし、
プロダクトマネージャーっていうような形で、
プロダクトを作ってリリースするみたいなところを期待されて入社しているみたいなところがあるんですけど、
そこデータ分析もしつつ、あとはAI系のチームメンバーもいるんですよ。
そのAIのチームメンバーとこの間食事会のタイミングがあって、
一緒に働いてるけど半年経って初めて対面で会うみたいな、
そんな状況で、しかもいつもカメラとかもつけなかったりするんで、
なんなら顔も初めましてぐらいの感じで会ったんですけど、
隣の席に座ってたAIチームのリーダーみたいな人と喋ってたら、
めちゃめちゃ研究分野が近かったみたいな。
大学で宇宙の研究してて、しかも太陽の研究してたみたいなところで、
めっちゃ近かったんですよ。
で、共通の知り合いとかもすごいいて、
宇宙関連の人の話で会社の人と盛り上がるみたいな、
ちょっと不思議な空間を体験したっていうところがあるんですよね。
で、これ僕が天文の研究してる中ですごい実感してて、
僕自身のキャリアを見つける上でも結構参考になったんですけど、
宇宙系の研究からデータサイエンスの道に行くって結構いるんですよ。
データサイエンティスト、宇宙系出身の人いるよみたいなのが結構あって、
なので宇宙系の学部とか大学院とか行って、
その後道全然ないんじゃないかみたいな不安になる学生聞いてる子いると思うんですけど、
そこはマジで安心してほしくて、宇宙の研究する、
宇宙に関わらず分析して研究してっていうところをやってると、
自然と身についてくるスキルで仕事できたり全然するので、
安心してとにかく宇宙への興味が強いうちは研究をガンガンして、
みたいなところをちょっと取り組んでみてくれたら嬉しいなと思ってます。
周りに結構宇宙系の人いるし、
僕のいた研究室も結構データサイエンティストになってる人いるので、
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ぜひですね、そういった道もあるよっていうのを
頭の中に入れておいていただけたらなというふうに思ってます。
そんな感じで、ちょっと全然違う分野の会社で働いてるにも関わらず、
宇宙系の人と会って、共通の知り合いの名前バーって出て、
わー面白いと思った、そんな1日でした。
ということで、すごい緊急報告だったんですけど、
今回は以上にしていきたいと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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