1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 848. 太陽の様子がおかしい。..
2023-02-05 12:12

848. 太陽の様子がおかしい。狂った11年周期?

世界一この分野をわかりやすく話す自信がある!と思ってしゃべりました。

修士論文、博士論文でも書いた星の活動性。その中で、太陽が持つ11年の周期が今期はおかしそうって話です。


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ソース

https://www.istellartech.com/news/press/6011


00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、太陽の活動性が少しおかしい、そんなお話をしていきたいと思います。
異常に元気な太陽が、これからの宇宙開発を阻害してしまうんじゃないか、っていうところ、
実はこういう研究を僕、終始論文だったり白紙論文で書いていたので、
このポッドキャストでは、世界一わかりやすい目線でお話ししていこうという、今回は自信を持った回になっておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
2023年2月5日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが848話目というところでですね、
まあ、いい数字が積み上がってきたなというところでやっております。
で、毎日毎日お話ししておりますが、基本的には1話完結のお話になっているので、
気になったタイトルとかから聞いていただいてもいいですし、
順番に聞いていただいてもというような、そんな感じになっておりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
ということでですね、今回紹介しようとしているのは、
太陽の活動性がちょっとおかしいんじゃないのかっていうところのお話をしていきたいと思います。
これですね、私が太陽とか、あとは太陽って自分で光ってるじゃないですか。
一方で、惑星って自分で光ってないですよね。
そんな感じで、自ら光ってる星、光星っていうのをずっと研究していたんですよ。
で、その中で、こういう太陽を含む光星っていうのは、明るい時期、明るいというか、
非常に活動が活発な時期と、そうでない時期とっていうのを繰り返し繰り返し、
こう、時を過ごしているっていう感じなんですね。
よく太陽で指摘されるのは、11年周期と呼ばれるもの。
これは11年かけて、非常に活動性の高いところから低いところまでを繰り返す。
で、それまた11年経つと、また活動性の高い時期になってっていうところで、
この活動性って何なのかっていうと、
例えば、ポッドキャストで結構何回も話している太陽フレアって呼ばれる、
太陽の表面で起こる爆発現象ですね。
これがよく発生する時期っていうのが、いわゆる活発な時期というふうに言われてます。
実はこれ、温度も上がったりするんですよ、星自体の。
星自体の温度も結構高くなっていて、
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逆に活動性の低い時期っていうところを迎えると、
太陽の温度自体も下がるので、活動性も下がってフレアとかがあんまり起きづらいっていうような状況なんですね。
そんな中で、今って太陽の最も活動性の高い時期に、
どんどん活動性が上がっていく時期なんですよ。
そんな中、ただまだあと2年とか3年後っていうところが最大級の活発性を持つだろうっていうふうに思われていた。
今までのその11年っていう周期を見るとそうなんですよね。
ただ、これなんと今時点で前回の最大値からわずか9年しか経っていない。
つまり、まだ2年の余力を残した状態で、すでにその活発性の指標が前回の活動性がピークだった時期と同じぐらいまで来ていると。
これ、活動性の指標って何なのかなっていうところを多分みんな疑問に思うと思うんだけど、
これは実際はフレアが起こるか起こらないかっていうよりは、太陽フレアが起こる場所にあるとあるものの数っていうので活動性っていう指標を見ています。
太陽の活動性を見る指標っていうのはフレアの数ではなく、黒点の数で一般的には語られるんですね。
黒点、多分理科の教科書にとかにも載ってたんじゃないかなと思うんですよ。
理科の教科書に太陽っていう話があって、5000度ぐらいの厚さのものですっていうのが出た後に、その中に黒点と呼ばれる黒い点が存在するみたいな、
これって望遠鏡っていう文化ができた遥か昔に発見されたもので、そこからずっと太陽といえば黒点みたいなぐらいの印象を持たせている、結構存在感の強いものなんですね。
そんな黒点の数がどれぐらい出てるのかっていうので活動性を見ている中で、前回の活動性のピークからわずか9年しか経っていないものの現状、今、前回の活動性のピークを迎えていると。
あと2年でこれ以上大きくなるのか、はたまたこの長い時間っていう高い活動性の時間が長く続くのか、みたいなところは多分まだ注目されなきゃいけないところなのかなと思いつつ、とにかく今、そういうちょっと太陽が不思議な状態にあるというようなところが報告されつつあるんですね、いろんな天文台のところから。
で、これって結構怖い部分もあって、例えばこれ逆のバージョンもあるんですよ。ずっと活動性が上がってこない。つまり黒点が全然現れなくて、太陽自体が全然元気がない時期が続いたとある時があったんですね。
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これが1700年とか1800年とかだったかなっていう時期で、その頃はなんと地球にプチ氷河期が訪れたなんていうふうに言われていて、プチ氷河期が起こった時、イギリスのテムズ川っていう大きい川があるんですけど、このテムズ川が凍ってしまうぐらいの、それぐらいの川が凍るって相当寒いじゃないですか。
で、しかも普段凍るような地域じゃないこのイギリスのテムズ川が凍るみたいなところがずっと活動性が低い状態だった時に起こったんですね。なので、太陽の活動が活発になったり非活発になったりっていうのを繰り返していく中で、地球上の環境も結構やっぱり左右されるという状況が予想されるってなると、
活動性の高い時期がずっと続いたり、11年前というか1回前の周期の太陽の活動性よりもぐっと高いところまで太陽の活動性が高くなってくるとですね、これはまたまたちょっと、例えば太陽フレアものすごいたくさん起きます。
珍しい大きいフレアも起きますってなると、最近って人工衛星たくさん打ち上げたり宇宙開発が加速していく中でそれらを破壊してしまうだったりとか、そういう悪影響を出してくるんじゃないかなっていうところを考えると結構怖いんじゃないかな。
この宇宙ビジネスとか宇宙開発がどんどん加速していく中で結構障壁になりうる。逆に活動性が低い時ってバンバン攻め時って感じなんですよね。なのでそういったところの危険性みたいなところがちょっとずつ認識されてきたり問題視されてくるんじゃないかなっていうところを思っているので、なんかいろんな情報機関からもしかしたら新たな報告とかが出てくるかもしれないので、そのあたりはまた紹介していければという風に思っております。
ということでですね、このあたりの活動性の話、実は僕、終始論文とか白紙論文の中でも書いていたりするような内容なので、これは話さないとと。これはもう世界で1、2番目ぐらいにちゃんと話せるぞみたいな、そういう自信を持ちながら喋らせていただいているっていう感じなので、ぜひ皆さんも宇宙話を聞いてるあなたにだけは太陽の活動性少しだけ気にしてくれたら嬉しいなと。
個人的には思っております。はい、ということで、そんな感じで今日の本題は以上にしていこうと思っておりまして、簡単に近況報告もしようかなと思うんですけど、あの業界での宇宙業界での視聴率っていうのが上がっているよっていう話を最近ものすごくよく聞くんですよ。
これ嬉しい限りだなと思っていて、それこそこの間リーマンサット、サラリーマンがロケット、ロケットじゃない、人工衛星を打ち上げるっていうプロジェクト、コラボで紹介させていただいたじゃないですか。
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あれの反響が結構あったらしくて、クラファンに行ってくださった方も結構いたとか、あとはそこからまた別の取材が入ったとかっていう話を聞いて、ものすごい嬉しいなと。もうなんか宇宙業界にそれで貢献できているっていう嬉しさもあるなっていうところと、
なんかやっぱり実感しづらい部分があるんですよね。業界特化みたいなチャンネルでもちろんいろんな人に聞いてもらいたいなと思ってるんですけど、やっぱりそういう深いところにしっかりさせてるんだっていうところってなかなか実感しづらいので、
そういうなんか波及効果っていうんですかね。反響の話っていうのを聞けるのすごい面白いなと個人的には思ったりですね。あとは、この間ヒロから連絡があったんですよ。ヒロって定期的にゲスト出てもらってて、宇宙飛行士の選抜試験も途中まで受けていて、あとは本当に世界中飛び回ってて忙しい彼がですね、宇宙飛行士の候補だった人たちとかとご飯行ったりするらしいんですよね。
その繋がりもすげー素敵だなと思うんですけど、そこで何人かにやっぱ言われるよみたいな、裸の数人に1人、2,3人に1人ぐらいが聞いたことあるって言ってくれて、なんかいい声のかけ方してもらえるんだよねみたいな話をしてくれたのがすごい印象的で、
そうなってくると、これ次宇宙飛行士に選ばれる人聞いてんじゃないの?みたいな。聞いてます?すいません。もし聞いてたら本当に嬉しいなと思ってて、ただまあね、そうやって出ていきたくないよって人もいると思うんですけど、もし選ばれた暁にはぜひ出てください。お願いします。
ということで、いろんなところから最近ちょっとずつ評判の声っていうのを聞けるようになってきたのは、2年半、ポッドキャストを続けてきて、最近がやっぱり一番多いのかな。続けてきてどんどんどんどん上がってきてるんだなっていうのはすごく感じている部分なので、これからもまた引き続きやっていきたいなっていうふうに改めて思った。
別にやめようと思ってるわけじゃないんですけど、そういうふうに思ったっていうところと、まあなんか続けていったらまた新しく見える景色とか、そういう世界とかっていうのもあるのかなと思って、ちょっと引き続き身が引き締まる思いになっておりますという、なんかね、自己完結な緊急報告になってしまいましたが、まあとにかくとにかくこれからも頑張っていきたいなというふうに思っておりますので、引き続き応援していただいたり、たまに口コミとかくれたら嬉しいです。
はい、そんな感じで今回のお話は以上にしていきたいと思います。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マークですね。
こちらからレビューぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ宇宙話またはSpotifyのQ&Aコーナーからじゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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