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2021-05-17 13:44

220. はやぶさ2に続け!NASAの小惑星探査機が帰ってくる!なハナシ

今日ははやぶさ2に続く、NASAの小惑星探査ミッション「オシリス・レックス」を紹介!

先日地球に向かって、帰還を開始したこちらの探査機。

はやぶさと何が異なり、そもそも小惑星を探査するってどんなことなのか、っていう話です。


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送はグラオさんの提供でお送りしております。グラオさん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠についてはですね、オンラインショップ天文屋で販売しております。
概要欄のリンクから飛んでいただくか、天文屋スペースで検索してみていただけると出るかと思います。
こちらのポッドキャストチャンネルを日本一のポッドキャストチャンネルにしたいという意気込みで、ぜひ応援してくださる方と一緒に突き進んでいきたいなと思ってこのスポンサー枠を作っております。
仕様用途についてはポッドキャストに全部突っ込んでいくというような形になるので、興味がある方はぜひスポンサーの販売を覗いてみていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、早速今日の本題をお先に紹介していきたいと思います。
今日の本題はですね、ハヤブサ2に続けNASAの小惑星探査機が帰ってくるというお話ですね。
今日はこのタイトルの通り、ハヤブサ2と同じように小惑星に行って、そこの物質を取って帰ってくるというNASAのミッションですね。
こちらの名前、オシリスレックスと言います。すごいかっこいい名前ですよね、オシリスレックス。
今回はこのハヤブサ2に似たような小惑星探査のミッションについてお話ししていきたいと思っております。
簡単に言えば、サンプルリターンというミッションを行いますね。
この小惑星の物質を取りに行く、それを地球に変換していって、実際の物質を地上で色々解析していく、なんていうところまでが一連の流れになっているんですけど、
そのオシリスレックスという探査機が先日行った先の小惑星から地球に帰還するために新たに出発したというお話が飛んできておりますので、
今日はそんなミッションについてのお話を紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、
野日のコラボ会いかがでしたでしょうかね。
今週のコラボ会は宇宙ビジネスメディア、空畑の編集長がやっておられる中村さんをお呼びして、
宇宙ビジネスのスピード感だったりとか、こんな宇宙のコンテンツ面白いよねみたいなお話を2日間に分けてお届けさせていただきました。
03:02
こんな感じで、最近は週末はゲストの方を呼んで、私1人が毎日話しててもきっと退屈になってしまうかなと思ったので、
ちょっと新しい流れっていうのを今作ってみております。
こういう最新の、私自身もずっと研究をしてきた身なんですけど、それ以外の分野であったりとか、
あとは普段このチャンネルどうしても自分が興味あるトピックを選んでお話ししているので、
そうじゃない角度から話せる方っていうところを呼びながらいろいろやれるっていうのは、
すごいこのゲスト会、私自身も楽しんでやらせてもらってます。
基本的には今はお友達というか、知り合いを呼んでいる形になるんですけど、
これからもしこのチャンネルの知名度とかが上がってきたときには、色々公式なお仕事として出てくださる方が増えたりとか、
あとは最終的に目指したいところで言うと、宇宙関連のPRタイムズみたいな、
例えば宇宙ビジネスをやられている会社の人が新しい計画とかのお話をプレス向けに出したときに、
ここで話した、この宇宙話でも話した方が色々盛り上がるから是非話させてくださいとかっていう場になったりとか、
あとは天文学者の方が大きい論文を出したときに、
これちょっと解説する場も欲しいし、一回出させて欲しいみたいなところになっていけたらすごい良いなと思っているので、
お近くの宇宙関連の方に是非このチャンネル、余裕で出れるぞっていう感じで宣伝していただけたらすごい嬉しいかなと思ってます。
そんな感じでしばらくはコラボ会を週に1回、週末の分は続けていこうと思っているので、
是非お楽しみにしておいていただければなと思っております。
早速先日も2つコラボ収録というか撮らせていただきまして、
今週末が俺また俺たちライブズマターというポッドキャストチャンネルの参加というののコラボ会を配信させていただきます。
これについてはまた明日とか詳しく話そうかなと思ってますが、
とにかくエンタメ寄りのチャンネルから来てもらったんですが大暴れされましたので、
そんな感じのところを是非お楽しみにしていただけたら嬉しいかなと思っておりますので、
週末のコラボ会をお楽しみにという感じです。
それではですね、ちょっと長くなりましたが早速の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題はですね、ハヤブサ2に続けNASAの小惑星探査機ミッションのお話をしていきたいと思います。
06:03
今回はオシリスレックスという小惑星に実際に行ってそのものを取って帰ってくるというようなミッションについてのお話です。
この小惑星というのは文字の通り小さい惑星ですね。
この惑星というと太陽系の中でいうと太陽の周りを回っている私たちの住んでいる地球だったりとか火星だったりとかというところがいわゆる惑星と呼ばれるものですね。
それに対して小惑星となるので非常に小さいというので単純に覚えていただければいいかなと思うんですけど、
そいつを実際に探査機を飛ばしてその表面にある物質とかっていうのを取って帰ってくるっていうようなミッションになってます。
この小惑星探査というものはですね。
今回オシリスレックスというミッションが目指すのは直径500メートルぐらいのめちゃめちゃちっちゃいけど地球に非常に近いところにいるベンヌと呼ばれる小惑星に向かってオシリスレックスは数年前2016年とかに飛び立ちました。
単純にベンヌの表面から物質を取って帰ってきて地球に運んでくるんですが、ベンヌに無事先日着陸しサンプルをしっかりと確保した結果ですね。
数日前ベンヌから地球に向かって再び出発したというニュースが入ってまいりました。
この地球に小惑星のサンプルを持ち帰ってくるという話は日本の探査機でいうとハヤブサだったりハヤブサ2というところが結構有名ですよね。
実際に日本がこの分野っていうのは確実にリードしているものであって、NASAもですね、今回のこのオシリスレックスはNASAのミッションになるんですが、
NASAもこのサンプルリターン、小惑星のサンプルリターンに関しては初めてのミッションになるというところです。
そもそもなんで小惑星っていうのを探査しに行くのかっていうところが気になるところだと思うんですが、
これ何度か多分ポッドキャストでも話してると思いますね。
まず私たちは何が分かるかっていうと、小惑星の物質を見ることで太陽系ができたときの環境だったりとか、
そのときの状態っていうのを推測することができるっていうところで小惑星にものを探しに行っています。
これどういう意味かっていうと、小惑星って単純に言ってしまえば石の塊なわけですね。
09:01
太陽系ができたときにそいつらも地球とかと同じタイミングでできたと思われてるわけなんですね。
ただ地球の中にはどうしても地殻変動だったりとか中心にあるマグマとかでできたばっかりのときの情報っていうのは実はもう残っていないんですね。
なのでそういうところを歴史がそのまま保存されているような貯蔵庫みたいなところを探しに行くってなったときに
ターゲットになるのがこういう小惑星と呼ばれるものたちですね。
じゃあハヤブサとかハヤブサ2が取りに行ったわけじゃないですか、小惑星に物質を。
そうなるともう別にわざわざそんな何回もやる必要ないんじゃないかみたいな。
じゃあなんで今回オシリスレックスはわざわざ取りに行ったのかっていうところが重要なポイントになってくるわけなんですね、今回のミッションで。
まず何が違うかっていうと小惑星の種類が若干異なります。
ハヤブサ計画とオシリスレックスで行った星については。
両方の小惑星に共通しているのは太陽から反射された光がどういうふうに見えるのかっていうと
基本的にはその両方ともハヤブサ2が行ったリューグとか、ハヤブサが行ったイトカワもそうですね。
今回オシリスレックスが行ったベンヌもそうなんですが、基本的にはちょっと黒い小惑星であるっていうところがまず前提としてあります。
ただ、ハヤブサ2が行った小惑星は、いわゆるその中でもC型と呼ばれる小惑星になっていて、簡単に言うとちょっと赤みがかった星なんですね。
一方で今回オシリスレックスが向かったベンヌという星についてはB型という分類がされて、こいつらが逆にちょっと青みがかった星っていうような感じなんですね。
なのでこの2つの違いがわざわざ別のミッションとして動いていくっていうところで重要になると。
つまりこのハヤブサで今回すでに小惑星のサンプルっていうのは確保することができたっていうところで今回オシリスレックスが無事に帰ってくることができれば、
同じように黒い小惑星だけど若干その色味が違うっていうところがどういう差ができるのか。
もちろん太陽系の歴史を探るってなったときに、1個の小惑星の情報でこれが太陽系のすべてだなんていうことはなかなか難しいので、
そういった意味でもちょっと性質の違うベンヌと呼ばれる今回の小惑星とハヤブサの計画で得られたサンプルとを比較するっていうところが、
12:08
今後の太陽系の歴史っていうところを紐解く上で非常に重要になる研究だなというところですね。
こいつ自体が数年、2年とか3年とかで確か地球に帰ってくるはずなので、そのタイミングで。
ここで幸運なのがハヤブサチームとオシリスレックスチーム、ここは結構連携が取れてるようなチームになってるみたいなので、
プラスで技術提供とかを日本がしている分、サンプルもしっかりと確保することができるらしいですね、日本側も。
なのでそういったところで太陽系の歴史っていうところが、あと数年の間でオシリスレックスが帰ってきた記念、
あかつきにはですね、新しいいろんな論文とか知見とかが出てくると思いますので、その頃までお楽しみにというような感じです。
実際にハヤブサ2の結果もまだおっぴらにいろいろ出てるわけではないと思うので、そこにも注目していって何か発表されたら紹介していきたいと思っております。
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