00:03
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送はグラオさんの提供でお送りしております。グラオさん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠についてはですね、オンラインショップ天文屋で販売しております。
興味がある方はぜひ概要欄のリンクからか、Googleで天文屋スペースベースで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということでですね、今日は昨日に引き続きゲスト回をお送りさせていただきたいと思います。
本日のゲストはですね、宇宙ビジネスメディア、空畑編集長の中村さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。空畑の中村です。
よろしくお願いします。昨日に引き続き、今日もよろしくお願いします。
はい、お願いします。
早速、昨日なんですけど、昨日はいろいろ空畑ってどんなのなのかっていう空畑の歴史だったりとか、
あとはこういうところに注目して記事書いてますよなんていう話させていただいたと思うんですけど、
実際に今日は最近どんな宇宙ビジネスのトピックとかが熱いと思ってるか、どんなところに注目してるかっていうのをいくつか聞ければなと思うんですけど、
最近やっぱりどうでしょう、この空畑始めた頃に比べるとニュースとかで取り上げられる宇宙のネタって増えてませんか?
そうですね、本当に宇宙ビジネスのネタも増えたし、企業も増えてきたなってすごく思います。この4年間とかですかね。
そうですよね、実際に僕も宇宙の研究を始めたの6年前とか7年前とかだったんですけど、
その時って多分それこそ宇宙兄弟とかを呼んでるから宇宙好きみたいな人がいたりしても、
一般のテレビ見てたりニュースで宇宙のニュースが流れるなんていうことはそんなになかった印象なんですよね。
なのでなんかこうすごいマイナーな研究してるなみたいな雰囲気が若干あった気もしてたんですけど、
最近はむしろ宇宙の研究してたっていうと結構前のめりに色々聞いてくれる方多いなっていう印象が、
でもやっぱそれを結構リアルな流れの中で宇宙ビジネスってそれよりももっと早い流れで動いてきてると思うので、
そういう意味で言うと赤村さんの実感してるスピード感って多分半端じゃないんだろうなっていうのを感じるんですけど。
本当にそれはすごく思いますね。やっぱ海外のスピード感の速さは驚かされますね。
資金調達も早ければ実際に技術の開発の進んでるスピード。
03:01
主にスペースXが早すぎるっていうのはあるかもしれないんですけど、
あのスピードは半端じゃないなって思いながら見てます。
空畑で取り上げるにもなかなか追いつけないみたいなタイミングとかたまにあったりするんじゃないですか。
昔作った記事の更新、いつするっていうのはすごくありますね。スペースXに関して。
業界マップっていうのを作っていて、それが2018年作ってるんですけども、
あの時っておそらくスペースXの話はロケットのところしか書いてなかったと思うんですね。
最初は。
はい。今おそらく通信衛星にも手を伸ばしているし、宇宙旅行の方にも結構ガツ…
前田さんの話は書いたかもしれないんですけど、
他にスペースXが手を伸ばしている領域があるので、そのあたりは間に合ってないですね。
確かになかなか、空畑の中の1本の記事ってそれこそかなり情報量がガッと詰まってる印象があるんですけど、
そうなるとやっぱあれを作り上げてる間にまたどんどん更新されてくると、
もうなんかこの時代だとどれを取り上げていいのか、自分が中の編集長とかだったら大変だなってすごい思うんですよね。
そうですね。スペースXは早いですね、本当に。
早いですよね。そんな中でじゃあ、今中村さん注目の宇宙ビジネストピックとかって、
1つ挙げるとしたらどんなのあるとかってありますか?
そうですね。すごい直近だと、ゆるい方向に振ってしまうんですけど、
宇宙で熟成させたワインを、見ました?ニュースの12本ぐらい持って帰ってきていて、
オークションにかけられるんですけど、推定1本1億円になるだろうみたいな話があって、
1本1億円ですか?
そうなんですよ。そうなんですよ。そうすると12本挙げるので12億円になって、
オークションでそのくらい推定されてるから、なんかもう少し上がるのかなと思ったり、
あとはオークション関連で言ったブルーオリジンっていう、
Amazonの元CEOのジェフ・ベソスさんがCEOやってるロケット企業があるんですけれども、
そこも宇宙旅行というか、宇宙に行って帰ってくる、パラシュートで降りてくるっていう席が、
6人席なんですけど1席余っていて、その1席がオークションで販売されるらしいんですね。
同じくらいの宇宙旅行みたいなところをバージン・ギャラクティックっていう会社が、
2200万円とかで売ってるんですけど、多分オークションにかけられるので、
06:02
なんか2200万円どころじゃない金額が多分そこに突っ込まれるんだろうなと、
なんとなく予想して、
確かに確かに。
宇宙がエンタメの場所として皆さんがお金を、
お金持ちの方がお金を使える場所になってきているっていうのは、
すごく本当に先週とかのニュースなんですけど、
個人的にはなんかもっとこういうネタが広まって、
宇宙って意外と身軽に短いなっていくんだなっていう風な、
思いを持ってくださる方が増えるといいなと思ってます。
いやまさにそう、
それこそさっきも言ったんですけど空畑始まった頃に、
こんなオークションで1本1億円で売られるなんてやっぱ想像つかなかったですよね。
そうですね。
こんなになんか結構宇宙目高とか、
宇宙で育った桜みたいなところは、
寄贈されるような印象があったんですけど、
なんか販売ってなるとまたビジネスになるじゃないですか。
で、
確かに。
結構ロケットで物を打ち上げるときってお金がかかったりするんですけど、
ロケットのそもそも運搬費が、
それこそ衛星をロケットに打ち上げると、
大体こう1回50億円とかスペースXかかったりとかするんですけど、
でもなんかそのワインのケースでいくと、
60万円ぐらいのワインが1億円になるって考えると、
なんかもし5000万ぐらいのワインを持ってったら、
それなんかもしかしてオークションでペイするのかなみたいな、
ちょっとありえないと思うんですけど、
そういうことをちょっと妄想したりします。
確かにこうロケットの余ったスペースにワイン入れとけば、
帰ってきたときに高値に変わってるってことですよね。
そうそうそうそう。
なんかビジネス考える人いないかなって思いながらちょっと妄想してました。
あれでもニュースで見たときだと、
ソムリエが飲んだ感じだと変わってないみたいな。
結構変わってるみたいです。
そうなんですか。
ニュースだと。
なんか味の成分は結構変わってて、
ただ変わってるけど美味しいとは言ってないみたいな感じなんですよね。
それってまだちゃんとわかってない部分も多いと思うんですけど、
それこそ真空状態になったときに、
やっぱコルクのところから空気とかもきっと抜けていくだろうし、
そういうののバランスで結構変わったりするもんなんですかね。
私もニュースが真空状態で熟成させたかどうかは見れてないんですけど、
微小重力空間であるのであれば、
重力がない分何かしらの動き、
樽で置いてるとそんなにないんですかね。
下の方に何か溜まったりとかも特にないです。熟成ということ。
09:02
そこどうなってるんですか。
何が変わるんですかね。
これどうですか、空畑の記事で。
確かに深追いの。
空畑の記事でワイン。
やってみますか。
はい。
いいですね。
ワインの専門家の人と宇宙の専門家の人に考えてもらうっていう。
確かに。
ワイン手に入れるためには記事制作費が1億円かかります。
確かに。
そしたら1個人工衛星打ち上げたいですね。
そうですね。
本当にちっちゃいやつとかであれば作るとかはできるような気がするので。
そうですよね。
いいですね。
面白いな。
実際にそういうのって多分今回オークションにかけられたお金によって今後の宇宙ビジネスの方向性って変わったりするんですかね。
おそらくとはいえ多分まだ短いなるとは言ったんですけど。
最初の物珍しさで不幸の方々がお金を出すみたいな状態になるんじゃなかろうかなっていうのは個人的には思っているので。
自社会とか適正学部に落ち着いていくとかかなとは思う。
そうなんですね。
ただそれこそ今後ISSに行って次は月っていうのがまた待ち受けているので。
そうですね。
どんどん木製まで持っていったホニャララであったりとかそういう物が出てくるのであればもっとどんどん価格とかが変わってくると面白いなとは思いますね。
確かにそれはめちゃめちゃ面白いですね。
実際に先週のゲスト会でワイスペースの川崎さんに来てもらったんですよ。
川崎さんは月面利用っていうのを今目指していろいろ研究開発を進めている段階だと思うので
そこにワイン1本持っていけばもしかしたら月面ワインみたいなのができるかもしれないってことですね。
そうですね。月で作ったワインですみたいな形でできますし
最近読んだ記事で大谷翔平さんのコーブランボールはいくらかみたいな話があったんですけど
今80万円ぐらいで販売されてるらしくて
証明するためにこのボールは何球目で誰が打ったボールですみたいなシリアルコードのツイッターにテープを貼るらしいんですね。
そんな感じで月面で作ったワインに○○というロケットで打ち上げられて
月面の○○という場所で作られて○○という機関船で帰ってきたワインですみたいなシリアルが付いて
偽造ができないみたいなものになるのであれば売れそうだなってなって
確かに。唯一無二の価値がそこにつくわけですよね。
そうですね。○○で打ち上げて○○で帰ってきたみたいなのが1本とかになると思うので
12:02
そうすると高くなるし、2040年とかでも月面に人が滞在するのが数百名ぐらいって言われてるので
そうすると何億分の数百って人しかまだ月面に行けないっていう場合は
プレミア感は全然出るなっていう感じがしますよね。
面白いですね。やっぱこう、昨日の話でもそうでしたけど
中村さん、他の業界の人たちを取り込むのうまいですよね。
この話でも多分これでワイン好きの人が宇宙に興味を持ち始めたり絶対すると思うんですよ。今回の。
ぜひ持っていただきたいですね。
これいいですよね。
ワインは衛星レーダー活用もされてますからね、今。
そうなんですか。
ワインを育てる場所を日本でどこが適地なんだろうみたいなところとかは確か日本でされてたはずですね。
それもすごいですね。やっぱ宇宙空間だからこそできるというか
宇宙空間のこの俯瞰した状態で見れるからこそ広げられるビジネスの幅って絶対ありますもんね。
そうですね、本当に衛星レーダーから地球を見てあげると
例えばヨーロッパのこの地方と日本でいうとこの地方が気候とか地質の条件とか近いよねみたいなところを
あと標高データとかを見ながら衛星レーダーから見て
日本だと長野県がワイン育てたいってなった場合は長野県といっても広いので長野県のじゃあどの場所で育てるといい
ワインのためのブドウが育てられるのかみたいなところを調べてみるとか
そういったところができるっていうのが面白いなと思います
それめっちゃ面白いねやっぱりなんかその感覚が
多分自分はまだ今話を聞いている方と同じぐらいの温度感で聞いてるんですけど
っていうのも今までずっと天文の研究してきて
どうしても人工衛星から見るレクトルが違うんですよね
私はずっと宇宙空間の方向つまり地球の逆側を見てずっと研究してた立場なので
宇宙ビジネスの観点になると結構みんな宇宙空間に出て地球方面に向けて何かをやってやろうっていう
カメラを向けてる方向性が違うじゃないですか
そういうところでやっぱり一個一個一つ宇宙空間を撮ってみても
向く方向でこんなに想像力でそれだけ変わるんだなっていうので
空畑の記事も個人的にはそういう風に楽しんで見てますいつも
ありがとうございます
そうですね今は妖怪を探してますからね
そうですねその話もしたいな
今度それをまた話していければなと思うんですけど
15:00
あとどうですかね今物を宇宙空間に持ってくって話したと思うんですけど
例えばじゃあ衛星のデータ活用とかで言うとまた別になんか面白いトピックとかあったりしますか
そうですね私が注目してるのはさっきのバインの話とかもまさにそうなんですけれども
自分が熊本出身っていうところもあって今東京にいるんですが
結構地域活性みたいなところにすごく興味があって
地域の産業みたいなところでなかなか東京ほど職という面というよりは
どうやって地方税みたいなところを稼ぐかみたいなところを行政側考えますし
産業としても働き口が増えることってすごくいいことだと思っていて
そういったところに衛星データ活用できないかなっていうところをよく考えてます最近は
面白い地方活性と衛星データってことでしたね
そうですね衛星データですね
副業とかでも面白いなと思っていて
実際私も東京でシェア畑っていうサービスがあって畑を刈りたりとかもしてたんですけど
農業とかやってるとなんかちょっと面白かったりして
これなんか農業が趣味でやってる農業がお金稼ぎできるとなるとすごく面白いなって思った時に
例えば土日とかに野菜を育てる人が地方に増えると面白そうだな
でもなんかどんな野菜育てると単価も高くていいビジネスになるのかって
多分趣味で始める人わかんないよなって思った時に
衛星データを活用して自分の近くの土地が余っていて
一緒に座っていてくれる農家さんがお知り合いにいたりとか
また農業一緒にやろうぜって言ってくれる仲間がいるみたいな人たちが
その土地を例えば刈った時に
この土地ってじゃあ何が育てられるのっていうところを衛星データから見て
この土地と同じ気候条件で土の近い条件で言うと
あなたの街でこれを育てると多分一番いいかもよみたいなことを
衛星データとか他のデータを送る皆さんがレコメンドしてくれるってなると
実はこの土地では無難に育てやすい作物を育てるよりも
ちょっとチャレンジングだけど
この作物を育てたらめっちゃ副業でも
少しいい月5万円ぐらいの小遣い稼ぎになるかもしれないよとか
こういうふうにされると面白いなと思っていて
雑所得とかになるかもしれないんですけど
それが実際に稼ぎっていうところが実際産業として出てくると
地方の方にとっても行政の方にとっても
税金みたいなところが納められて
地方活性みたいなところにもなるし
そこで育った作物とかそれこそ夢のまた夢みたいな感じで
特産品みたいになると
衛星データを使って育てたまるまるですみたいな言い方ができるので
18:03
かっこいい
それがふるさと納税の返礼費みたいな形になると
またそれもまた夢があるなとか
結構妄想ばっかですけど
そういうのが衛星データ活用っていうところで出てくると
もっといろんな人が使ってもらえるし
面白い事例も出てくるんじゃないかなっていうふうに思ってます
いやめっちゃいいですね
やっぱなんか宇宙ビジネスって言って
すごいかけ離れた話をされるよりも
そうやって実際に日本で問題になってる
地方の加速化とかってそういうところに
どんどんアプローチできる
しかもそれが宇宙空間からできるっていうのが
やっぱ身近に感じれていいですよね
そうですね
私も身近に宇宙ビジネスのいいところって
あんまりネガティブな話がないところだと思っていて
基本的にまだまだ産業としては
これからどんどん成長していくっていうところもあるので
どんどん未来に対してワクワクしてもらう人が増えるだろうな
っていう話題だと思って
私は結構宇宙ビジネスメディアの運営をやってるんですけど
そういう身近に感じて宇宙ビジネスが身近になってくると
その成長する宇宙ビジネスがあるので
身近な生活がもっとより豊かになるって
ワクワクする人が増えるといいなと思って運営してるんですね
そういう人をもっと増やしたいなと思ってます
やっぱ素敵ですよね
この多分中村さんのその視点が出てくるところって
宇宙ビジネスさっき言ったみたいに
最近すごいスピードで変化してってる宇宙ビジネスの
この荒波をほぼ最初から見てるみたいなところからだと
やっぱよりどうやったら身近に感じてもらえるか
っていうところに多分いい着眼点がつくんだろうなと思うんですよね
なので今後も空畑でそういう記事たくさん見させてください
よろしくお願いします
ありがとうございます
頑張ります
ぜひ一緒にいろいろ作っていきたいです
よろしくお願いします
一応じゃあさっきの話もしかしたら
少し被っちゃうかもしれないんですけど
最後に空畑で目指していきたいところ
っていうところをぜひお聞かせいただけると嬉しいです
そうですね個人的にはなんですけど
これはテレウスのPRチームのリーダーの方と
お話をさせていただいたんですが
ちょっと今コロナ禍で居酒屋とかあんま行けないんですけど
居酒屋に行ったらその席の50人席があれば
25人ぐらいが宇宙ビジネスのことを語るような状態に
持っていきたいなと思っていて
素敵
そのためには計算すると
多分1000万人ぐらいの読者を空畑に集めないといけないんですけど
そこぐらいまで持っていきたいなと思ってます
今の100倍ぐらいですかね読者数が
21:01
めちゃくちゃ多いですけど頑張りたいなと思ってます
ありがとうございます
そうしたら自分も微力ながら
ポッドキャストとそしてライターとして
いろいろ参加させていただきますので
これから居酒屋の25人をどんどん確保していく
記事ガンガン作っていきましょう一緒に
ぜひよろしくお願いします
ということでですね
今日のゲストは宇宙ビジネスメディア
空畑の編集長中村さんにお越しいただきました
中村さんありがとうございました
ありがとうございました
今回の話も面白いなと思ったら
お手元のポッドキャストアプリで
フォローサブスクライブよろしくお願いいたします
番組の感想や宇宙に関する質問については
ツイッターで募集しております
ハッシュタグ宇宙話
宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので
じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです
そして空畑のツイッターアカウントなどもありますので
ぜひ皆さん探して
そして記事読んでいただければ嬉しいかなと思います
それではまた明日お会いしましょう
さよなら
さよなら