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2021-06-12 22:06

246. 【コペテンナイト】教えてまこと先生!惑星科学のハナシ【コラボ】

宇宙系Podcastチャンネル「コペテンナイト」のお二人を迎えたスペシャルコラボ!

今回は惑星科学について、まこと先生にレクチャーいただきます!

お二人とも声が綺麗すぎて、僕のクオリティーが浮き彫りになりますが、楽しんでください笑


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00:03
はい、ということで今日はスペシャルゲストを迎えて収録をお届けしていこうと思います。今日はコラボですね。
コペテンナイトからお二人来ていただいてます。まことさんとみぞほさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
コペテンナイトはですね、ポッドキャストチャンネルで一緒に科学系の分野で頑張っている仲間になるんですけど、
しかも分野が宇宙系の発信ということで、今回はもう宇宙観一色でコラボ収録をお届けしていこうと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ早速お二人から番組の紹介と自己紹介を簡単にしていただけたら嬉しいです。
はい、私たちコペテンナイトは宇宙って難しそうという社会の認識を根本から変える大学生二人の宇宙再発見プログラムということで、
私はるなまことが惑星科学を研究する理系女子として宇宙をゆるーく楽しくわかりやすく語っているポッドキャストをやっております。
今回はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
同じくコペテンナイトの足原瑞穂です。
私はですね、全く宇宙には造形が深くないというか専門ではないっていう立場なんですけれど、
まことの話を毎回楽しく聞いているというのっかり気味の登場人物でございます。
今日は宇宙大好きであろうお二人からいろいろ楽しい話を聞けるんじゃないかなと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これお二人のチャンネルはまことさんがどっちかというと先生みたいな感じで宇宙のことをいろいろみぞうさんに教えていくような感じになっているので、
宇宙全くわからないっていう方もみぞうさんと同じ目線で入っていけるっていう結構入門にはすごい良いですよね。
ありがとうございます。
多分だけどまことさんの労力半端じゃないですよね。
割と頑張ってます。
すごい噛み砕いて説明してるから相当準備してるんだろうなっていうのを感じながらいつも聞いてます。
全然わかんない人でも多分聞きやすいと思うのでぜひとか言ってちょっと宣伝挟ませてもらいました。すいません。
いやでも本当に聞きやすいと思うんでぜひ聞いてみてほしいです。
今日なんですけど宇宙関連のポッドキャストをやっているお互いなのでちょっとお互いに宇宙の解説をしていこうということで、
今回僕のチャンネルでは惑星大気について、火星とかそういう惑星の大気についてまこと先生に講義をしてもらおうっていうような感じで企画を進めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
お願いします。まことさんは大学で惑星の研究されてるんですよね。
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そうですね。太陽系内の惑星の大気の研究をしてます。
宇宙話でも最近火星の話だったりとか、惑星の話もちらほらしてると思うんですけど、
あんまりやっぱ僕が専門家じゃない分、細かい部分とか基礎の部分もしかしたらあんまりうまく説明できてないのかなっていうところが大きいので、
今日は専門で研究されてるまことさんにいろいろ教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。わーすごいプレッシャーがすごいですね。
言うて私まだ4年生で勉強し始めたばっかりなので、
今私も勉強しつつ、コベテナイトで話しつつっていう状況なんですけれども、今回は惑星大気についてざっくりお話ししたいと思います。
よろしくお願いします。お願いします。
私が研究している惑星大気という分野はですね、そもそも惑星には大気があるものとないものがあるんですね。
地球はもちろん私たちが吸っている空気ありますよね。窒素が78%ぐらいで、酸素が21%ぐらいの空気があると思うんですけれども、
一方で、金星や火星にはどんな大気があるかっていうと、金星や火星には二酸化炭素の大気があるんですね。
これはコベテナイトシーズン2、シーズン3でやったから、みずほも知っているかなと思うんですけど、
金星と火星の大気の二酸化炭素の割合ってどれぐらいだったっけ?
いきなり指名されてしまいました。
90、あれ?どっちがどっちだったっけな。金星がたぶん90%超えぐらいで二酸化炭素じゃなかったですか?
どっちもですね。金星も火星も大気中の二酸化炭素の割合は95%を超えるんですね。
90%を超えるんですね。
そんなだったか。
それじゃあもう住めないですよね。そんな状態じゃ。
ほんとですよ。死んじゃいますよ。人間が空気を吸おうと思ったら。
そうすると、やっぱり結構地球自体は特殊な惑星っていう感じになるんですか。他に比べると。
そうですね。78%窒素なんですけど、地球の大気は。窒素がたくさんある大気っていうのは、他の天体にもあるんですけど、酸素がこんだけ残っている惑星には太陽系にはないですね。
他結構今あれですよね。太陽系以外の惑星、結構探してるプロジェクト多いと思うんですけど。
そういうのも見つけていきたいなっていう段階ですよね。きっと。
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そうですね。太陽系の外に地球に似ている惑星っていうのがいくつかあって、
それを地球とか、地球のまわりをまわっている衛星から遠平観測っていう、光を使った観測で、いろいろそういったね、地球に似た惑星を、太陽系外の惑星を探している段階ではありますね。
みぞさん、大丈夫ですか。
今ちょっと、後で聞こうかと迷ったんですけど、私、惑星って、太陽系、なんていうか、惑星って何ですか?っていうところになっちゃうんですけど。
すみません。
私、太陽系の、水、金、地、火、木、土、天、海までが、惑星だと思ってたんですよ。
太陽系外の惑星ってなると、なんていうんでしょう、そういうのがあるんだって、今。
最近結構見つかってますよね。太陽系以外の惑星は最近結構見つかってて、その、そういう惑星を見つけるための人工衛星とか、そういうミッションが世界中で、実際に今動いてるったりするんですよね。
惑星っていうのは何かっていうのは、じゃあ、後ほどちょっと時間があったらお聞きします。
まこと先生、お願いします。
お願いします。
僕、今聞いてて、めっちゃ気になったんですけど、お二人って、僕より全然若いじゃないですか、惑星覚えるときって、最初から、水、金、地、火、木、土、天、海で終わってました?
ねえ、入ってました。
ねえ、入ってますね。
入ってます。
よかった。
大丈夫です。大丈夫です。入ってる側です。
入ってる世代ですね。
入ってる世代です。
いや、よかったです。なんかこう、惑星のこの覚え方で結構、世代が出るらしくて。
そうなんだ。
なんか、惑星って、まことさんご存知かもしれないですけど、全部丸く回ってるわけじゃないんですよね。
そうです。
たえんみたいな感じで回ってたりすると、その覚えるタイミングでものすごい遠いっていうタイミングだと、これ太陽系じゃないとか、なんかそういう議論が巻き起こるらしくて。
タイミングでそんなの変わっちゃうんですね。
なんかそんなような話を、すいません、僕もこれちょっとまたぎきなので、正確なのはわからないんですけど、冥王星が入ってる入ってないが、一回切り替わった時期がもっと昔にもあったっていう話を、前ポッドキャストで話したときに、
リスナーの方から言われましたね。
初めて知りました。
すごい。
なので、世代チェックに使ってください。
ごめんなさい、まことさん。話の星を降りました、完全に。
いえいえいえいえ。境外惑星が見つかってるって話しましたけど、金星と火星でも大気の量が全然違うんですよね。
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金星は地球の100倍、火星は地球の100分の1倍の大気を持っているんですね。
だから、全然大気の厚さも違うし、大気がたくさんあればあるほど、温室効果があるじゃないですか。
だから、金星はものすごく熱い星だったりするんですね。
地球温暖化がすごいみたいな感じってことですね。
そうですね、本当に二酸化炭素が温室効果ガスですので、
大気、太陽の光とかを吸収して温まる性質を持ってるんですけど、その性質によって金星はめちゃめちゃあったかくなってます。
そういった温室効果を考えて、いろんな大気の温度構造とか、大気の中でも、
3次元的に考えると、より地表に近いところが大気がたくさんあるのか、
大気がたくさんあって、より宇宙に近い方に大気が薄くなっているとか、
地球でいう北極とか南極とかっていう部分に大気がたくさんあるのかないのか、みたいな研究もしていたりとか。
そんなに違うものなんですか?
そうですね。大気がたくさんあったり、少ない場所があったりすると、そこで循環が起こって、いろんな物質の輸送が行われたりしていて、
例えば、地球だったら、そもそも風が吹くのも、密度差があったりすると風が吹くので、
雲の移動とか、あとは風が吹いたりとか、そういうのも研究していて、
私の研究室では、私が所属している研究室では、火星の天気予報をしたいんだって言って、研究を進めている先生がいらっしゃいます。
火星にも天気があるんだ、そうか。
その天気予報って、そんな普通に雨とか、そういうことですか?
すごいバカみたいな質問してる。
天気のバリエーション気になりますよね。
そうですよね。
でも、砂嵐はなんかあるんだよね。
そうなんだよね。火星はたぶん、大気もそもそも少ないし、二酸化炭素ばっかりだし、
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地球における水の循環みたいなものという感じではなくて、
火星自体は、めちゃめちゃ寒い星だったよね。
逆に、金星とは違って。
みなさん覚えてますか?
微粒子レベルで、2月前ぐらいだからな。
そうなんですよね。火星はすごい寒い星だから、
水の循環とか、二酸化炭素の循環っていうよりも、火星には砂嵐がたくさん起こっていて、
地球でイメージするなら、ざっくりとしてイメージだけど、交差みたいな感じで、
小さい地表から巻き上げられた砂粒が、火星全体を覆うぐらいのものすごい砂嵐になったりすることもあって、
その砂嵐が、火星の気象を支配しているって言われてるんですよね。
そうなんだ。
そうすると、火星の天気予報は、砂嵐の度合いとかそんな感じになるってイメージですかね。
そうなんじゃないかなと、私は理解していますね。
砂嵐がどこで起こって、どれぐらい広い範囲で起こって、砂嵐による加熱がどれぐらいでっていうのになるんじゃないかなと思います。
じゃあ、天気予報というよりも砂嵐予報みたいにきっとなるんですかね。
確かに、花粉の色のマップが出たりする、あんな感じですね。
確かに確かに。
そうすると、今言ってる火星の探査機とかあるじゃないですか、NASAの、バーサビアランスとかって、
ああいうのの研究結果も、もしかしたらそういう砂嵐の予報とか、
多分大気の情報がいろいろ取得できるって聞いたんですけど。
そうですね、火星はたくさん探査機が送られていて、情報が多いですからね。
やっぱり地上に降り立って、赤道近くなのか、極付近なのかっていうので、全然それも大気の様子も違うし。
確かに地球でも違いますもんね。赤道近くと南極北極なんて。
そうなんですよね。
火星、火星の大気やっぱ面白いですね。
そもそも、じゃああれですか、住める、住める、住めるのか住めないのかみたいな話とかも結構出たりするんですか。
そうですね、なんかこの前イーロンマスク、スペースX社のCEOのイーロンマスクがいるじゃないですか。
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そのイーロンマスクが火星に行ったら帰れないということを想定しておかないといけないみたいなことを発信していましたね。
言いました、多くもそれ。
そんなことになる前から、火星には住めないだろうって、そういう気持ちだったので私は。
コペテンナイトでも、火星には住めないなって諦めようかみたいな話出たよね。
今のところ火星も諦めてるし、金星も諦めてます。
月ですね、月はまだいける?
月の回、ちょっと楽しみにしておきますので。
そうだね、まだ全然月。
そうだな、月、地球がある前提なら行けるかもしれないけど、どうなんですかね。
火星、イーロンマスクがやってるスペースXの最終的な目標は、火星との行き来できるロケットを作るみたいなところにあるらしくて。
ビジネスとしてやってるから、株式会社として上場するのは、火星の行き来ができるようなところを作り上げたら、ようやくみんなのもとに株を配ってやるよみたいな感じのスタンスらしいです。
そもそもまだ上場してなかったんですね。
そうですよ。
めっちゃ有名なのに、すごいな。
そうですね、そうしたら、いろいろ火星の話とかも聞いたんですけど、他に注目の、限りあるけど、注目の惑星みたいな。
注目の惑星。
他にもこんなのあるよみたいな、どうですかね。
じゃあ、私の大好きなタイタンの話をしてもいいですか。
いいですね。
いいですね、話が通じるのが怖いんですけど。はい、どうぞ。
タイタンという星はですね、惑星ではないんですけれども、土星の衛星になります。
土星の衛星で一番大きいものがタイタンという、巨人という意味ですね、タイタン。
太陽系内で一番大きい衛星は、別に木星のガニメデという衛星が一番大きいんですけど、
タイタンも同じぐらい大きくて、タイタンの大気で何が面白いかっていうと、
タイタンは地球と同じで、窒素が主体の大気を持ってるんですね。
その中で、地球と違うのは、メタンが多く含まれていることなんですよ。
メタンって、あのメタンですよ、めちゃめちゃ危険な。
あの有害な。
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有害なメタンですけど、あれが地球でいう水みたいに、大気と地表で循環みたいなのを起こしていて、
タイタンの表面には、メタンの湖とか、そういったものがある観測実際にされているんですね。
そんな危険な星が、なんでそんなに好きなんですか。
タイタンの面白いところは、地球でも起こってるんです。
地球とか、金星とか、火星でも起こってるんですけど、
太陽の光を浴びて、惑星の大気の分子が、化学反応を起こして、いろんな有機物を合成したりするんですよ。
有機物って、生命の一つの鍵なんですよね。
そうですね。
水と有機物っていうのは、生命の鍵になっているので、
その地球以外に活発に高分子の、より分子量が大きい分子の有機物が合成されているのがタイタンで、
それが生命の発生の、なんか一つの鍵になるんじゃないかっていう視点で見て、私は面白いなと思ってます。
ああ、そういうことですね。
じゃあ、地球とかの歴史も、もしかしたら紐解けるかもしれないみたいな。
そうですね。地球内でどうやって有機物が発生して、私たち人間ができたのか、みたいなのも分かったら面白いですね。
じゃあ、地球の過去を見れるみたいな、見れるっていうか、
別バージョンの地球の発生の過程を、現代で観測できるんじゃないかみたいな。
そうできたら、面白いなって、私は思います。
面白い、それいいですね。タイタンをこんな目を輝かすって、話してくれる人いないですね。
タイタン、あれなんですよ。
タイタンって、日本で研究している人が、絶対いないんです。
すっごい難しい衛星なので、私も研究室でこの前、タイタンやるのはもう少し違う火星とかを勉強してからにしようねって言われたばっかりなんです。
あ、そんなに難しいんだ。
はい、すごい難しい。モデリングとかがすごい難しい衛星になってます。
そうなんですね。
そうなんですよね。
面白い。
でも、このぐらいにしておかないと何話にもなってしまいそうなので、
今日はこの2つとりあえず、火星とタイタンのお話で締めておきましょうか。
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そうしましょう。
じゃあ、宇宙の話これぐらいにしておいて、次回というか、これ2日連続で、明日もお二人にお世話になろうかなと思ってるんですけど、
明日は、この宇宙関連のポッドキャストやってる理由だったりとか、そもそも音声配信ってどんな感じですか?お二人の手応えってみたいな、
宇宙の話プラスポッドキャストのお話も一緒に語り合えたらなと思ってますので、引き続き明日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、今日の話で、惑星への愛が半端じゃない、まことさんの熱量伝わったと思うんで、
もし気になった方はコペテンナイト、ぜひ聞いてみてください。
概要欄に番組のリンク貼っておきますので、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
22:06

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