1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-03-28 10:57

170. え!?海王星にも?土星だけじゃない輪っかのハナシ

太陽系の惑星で輪っかを持っているのは土星だけじゃない!?

今日は太陽系の端っこの海王星の輪っかについてのお話。


本日の放送は「Podcastチャンネル『OoOta‪K‬』のまくまくマン」さんの提供でお送りします。

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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、普段国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
今日の放送は、ポッドキャストチャンネル OOOトークのマクマクマンさんの提供でお送りしております。
マクマクマンさんどうもありがとうございます。チャンネルのURLは概要欄に貼っておきます。
ということで、今回は遠くにある天王星、あちらの周りにできている輪っか、土星みたいな輪っかについてのお話をしていきたいと思います。
こちらは結構知られていないんですけど、太陽系の惑星の中には、土星以外にも輪っかを持っている天体というのはいくつかあったりするんですね。
今回は、太陽系の端っこの方に位置する天王星、こちらにある輪っかがどういうものでできているのか、なんていうところの研究結果についてお話ししていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いします。
ということで、毎日恒例の緊急報告、活動報告になりますが、今日日曜日で休日だったわけなんですけど、
相も変わらず作業をずっとしておりました。
今日大きくやったのは2つですかね。
1つは、この宇宙系の発信の先を英語圏に伸ばしたいなっていう思いがありまして、
その見せ方っていうのは、デザインとかが得意な友人といろいろ相談しながら進めていこうと思っていて、
言語の壁がすごい低いように見せるのか、なるべくシンプルに。
なおかつ英語圏に発信したい理由っていうのも、やっぱり今まで研究で世界の中で戦ってきたっていうところがあって、
そんなに障壁は個人的には感じないっていうところがあったり、
あとは日本国内だけでやってるよりも単純に母数も大きいしいいかな。
自分がこのアメリカ、NASAで研究してた時アメリカずっと住んでて、
その時にやっぱり宇宙への関心度っていうのは日本国内に比べると明らかに高いんですよね、海外の方が。
これはアメリカに住んでた時以外にも、例えばニュージーランドとかそういうところでも同じで、
そういう感覚の違いっていうのを肌で感じていたので、仕掛けてみた時にどれぐらい反応率が違うのかなっていうのも個人的に興味あるというような感じで、
ちょっといろいろチャレンジしていきたいなと思っていろいろ仕込んでおりますという感じですね。
03:00
あとは宇宙系のメディアから記事の執筆の依頼っていうのをいただいてて、
書庫はあげていたんですけど、それの後ですね、いろいろと中身の原稿をチェックしていただいた上で、
事実がどうなってるのかっていう部分の整理を今させてもらってます。
これもなんか久しぶりにライティングの仕事っていうのをいただいたので、かなり楽しくやらせていただいておりますので、
記事が公開した時には皆さんに共有できればなと思っております。
こんな感じで日曜日ですけど、がっつり作業してて、かなりヘトヘトの23時20分現在といった感じですね。
なのでこのPodcastやったらお風呂入って寝ようかなと思ってます。
ということで早速本題に入っていきたいと思いますね。
今日の本題は、冷たい輝きを放つ天皇星の丘っていうタイトルでお話ししていきたいと思います。
こちら最初に話した通り、太陽系の惑星の中には、土星以外にも輪っかを持っている惑星ってたくさんいるんですね。
やっぱり有名なのは土星で、島々のというか何層かになっているような輪っかっていうのをよく見ると思うんですよね。
ただ、実は遠くの惑星まで目を向けてみると、同じような輪っかっていうのができている状況が見つかったりしていたりしますと。
今回注目するこの天皇星、この天皇星は結構遠いですよね。
太陽系は水・金・地・火・木・土・天・海、今海までですね。
それぐらい外から2番目の惑星になるので、かなり遠いところにいると。
こいつの遠いので、なかなか輪っか見つけづらいんですけど、1977年とかに、すごい性能のいい望遠鏡で、私たちの目で見えるような望遠鏡で観測してあげたときに、輪っかが発見されたみたいなんですね。
そこからなかなか研究が進んでいなくて、今回チリにあるめちゃめちゃ大きな電波望遠鏡っていうのを使ってあげて、天皇星を観測してあげると。
そうすると、今回すごい綺麗な輪っかが1つ見つかって、確認できて、それの温度だったりとか、その輪っかの粒の大きさ、中がどういうふうなものでできているのか、みたいなものっていうのが研究結果から明らかになったので、そちらを報告して共有できればなと思ってます。
今回使ったのは電波望遠鏡って言われる、これPodcastで何回もお話ししてるような、私たちの目で見える光っていうのが虹色になってる。
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赤から紫とかじゃないですか。赤よりももっと光の緩やかな方っていうのが赤より外だから赤外線だったりとか、それより遠くで、それよりもっと柔らかい光っていうので電波みたいなのがあったりしますね。
それが宇宙から飛んでくるので、それを観測したいっていうような望遠鏡がチリにあるんですよ。それがもう本当に本当に大きくて、アルマ望遠鏡ぜひ調べてみてほしいんですけど、なんか不思議なんですよね。
パラボラアンテナみたいなやつがたくさんあって、それをたくさん望遠鏡を並べることで一つの仮想の大きな望遠鏡を作ってるみたいな、そんな望遠鏡で今回天皇星を観測してあげたと。
そうすると天皇星の輪っかが綺麗に見えて、これ画像を調べたら多分気に出るんじゃないですかね。天皇星アルマとか調べたら出てくるかもしれません。
そうするとその輪っかの温度っていうのが今回の研究で明らかになった。それがだいたいマイナス196度というめちゃめちゃ冷たい輪っかが周りにできていることがわかったんですね。
これだいたい液体窒素がブクブクなる、あの点とあれと同じぐらいの温度なので、相当冷たい輪っかができているらしいんですね。
さらにその輪っかがどれぐらいの温度なのかっていうのを、温度じゃない、どれぐらいの粒、どういったものでその輪っかが構成されているのかっていうのを調べてあげた結果ですね。
だいたい今回の輪っかの成分っていうのはゴルフボールとか、それよりも大きいサイズの岩っていうのがその輪っかを作っていたと。
ここ面白いのが、全く細かい砂というか塵みたいなものが一切その輪っかに入っていないらしいんですね。
一切というかもう検出できるほどたくさんはないと。
つまり大きな岩だけで構成されているような天皇星の輪っかであることが今回の研究で新しくわかったと。
これ結構面白いんですよ。
なんでかっていうと、私たちが知っている土星の輪っかとかっていうのは基本的には氷でできていたり。
なおかつ粒ですね、中がどれくらいの粒の大きさで輪っかができているのかっていうと、
本当に0.0何メートルとかっていうようなかなり小さい、ミリとかよりも小さいようなすごい小さな粒。
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つまり本当に砂みたいな状態の粒でできているのが土星の輪っかなんですよ。
他にも、例えば海洋星にも輪っかがあったりするんですけど、
その海洋星の輪っかっていうのも本当に砂とか地理みたいなので構成されているというところで、
今回この見つかっている天皇星の輪っかっていうのは、
本当に大きい石みたいな塊がゴロゴロゴロゴロ周りに回っているっていうような、
かなり得意な、すごい不思議な輪っかだっていうことが今回の研究でわかったらしいですね。
ただこれがどうやってできたのかみたいな、
例えば昔小さい惑星とかが来て粉々に砕けたのかとか、
あとはもっと周りにたくさん衛星、スキみたいなのが回っていて、
そいつらがぶつかって粉々になったのかとか、
そういうのがいろいろあるらしいんですけど、
今回まだそういうのがわかっていないというところで、
また今後研究発展していきそうな感じがしているところです。
ということで、今日はかなり遠くの惑星である天皇星の周りにできている輪っか、
土星みたいな輪っかについてのお話をしてみました。
こちらは輪っかと形、ピンとこない方はぜひ天皇星輪っかとかで調べてみてください。
きれいな画像出てきます。
ということで、今回の話も面白いなと思ったら、
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それではまたお会いしましょう。さようなら。
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