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始まりました、佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
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ということで、早速今日の本題、先に紹介させていただきます。
今日紹介する本題は、太陽系以外の惑星は強い地場を持っているというお話をしていきたいと思います。
最近、ここ数年ですね、太陽系以外の惑星、境外惑星って呼ばれる、そんな惑星が結構多数見つかっているんですね。
だいたいこれまでに多分4000を超えるような数の惑星が見つかっていて、最初に見つかったのが1992年とかなんですけど、
現在はそれ用の人工衛星に搭載されている望遠鏡とか、そういうのによって発見数っていうのは飛躍的に伸びている、そんな状況なので、
結構今の時代は太陽系以外の惑星っていうところが、天文学の中では注目度が上がっているものになるんですね。
今回はそんな見つかっている惑星の中でも、新しく見つけたとかではなくて、既に見つかっている星の中で、
さらに木星っぽい星、つまりガスでできている大きい惑星っていうイメージですね。
そんな星について、そいつらの磁場、これ磁場って地球上で言うとコンパスを使うとS極N極って分かれるようなあれですね。
あれの強さをお話をしていきたいと思いますので、こちらは太陽系の歴史とか、そういったところにもつながっていくようなお話なので、
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、本題に入っていく前に、毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、
今日は昼間というか、相変わらずプログラミングをカチカチカチカチやってですね。
何億、失礼しました。何億とかいうようなデータを見て1日を過ごしまして、
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その後、さっきまではずっとポッドキャストの編集作業をしておりました。
今、夜中の1時半とか、これからお風呂入って寝るっていう感じになるんですけど、
毎日更新はとりあえず寝るまでが勝負という感じですね。
今週末にあげるポッドキャストの編集をしていたのは、
今週末にあげる俺たちライブズマターというポッドキャストチャンネルとのコラボ収録の模様を編集しておりました。
普段はこのチャンネル自体は無編集で基本一発撮りというところになっているので、
それに比べていきなり4人分ですね。
俺たちライブズマターというのは3人組のチャンネルなので、
4人分の音源を一気に編集しないといけないと。
しかも同日で公開するので、2日分やらなきゃいけないっていうところがかなり労力にはなっておりますが、
なかなか面白いなと思ってやってる感じです。
そもそも1人で撮ってるポッドキャストと違う時点ですごい面白いっていうのもありますし、
あとは編集作業を挟むことによってポッドキャストってどうやったら聞きやすいのかなとか、
あとは反省の方がいっぱい出てくるんですよね。
なんでこのタイミングでこんなあいづちをしたんだろうとか、
あとは喋り方はもうちょっとこうした方がいいなっていうような反省が出てきたりするので、
編集を挟むようなポッドキャストのやり方ってすごいいいなって思いました。
毎日上げるってなった時の労力を考えるとどうしても編集をするようなチャンネルにこれをするのは難しいので、
この一発撮りの微妙な感じを楽しんでいただければいいんですが、
そうやって編集していくチャンネルっていうのも作ってもいいかななんて思ったりしてます。
最近の週末のポッドキャストはそういうのがあるので、
それはそれで楽しくやらせていただいてますという感じで、
今週末のコラボ企画はぜひお楽しみにという感じです。
ということでこんな感じで今日を過ごしておりましたので、
早速本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は太陽系以外の惑星は強い地場を持っているっていうお話をしていきたいと思っております。
これまでに冒頭で話した通り4000を超えるような太陽系以外の惑星っていうのが見つかっていて、
これがこんな数になっているのはやっぱり今打ち上げられている人工衛星とかの活躍による部分が非常に大きいんですね。
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そんなふうにたくさん見つかっている星の中で地球っぽい星もあればそうじゃないもっと大きい惑星の話だってあるわけです。
その中でも今回は木星っぽい星、つまりガスでできていて、木星って太陽系にある木星ですね。
あれって比較の画像とかぜひ気になる方は見てほしいんですけど、一番大きいわけですよ、太陽系の中でも。
そんな感じだしプラスであれはガスでできているようなそんな惑星なんですね。
なのでそういう巨大なガスでできた惑星について今回は注目していこうというような研究が発表されておりました。
木星に注目した理由というところで言うと、太陽系の中でも木星っていうのは地球表面での地場と同じようなコンパスを向けたら北がどっちかわかるみたいな、
あれって結局地球自体の地場の向きっていうのを表しているわけなんですけど、
そんなので言うと木星っていうのは結構地場が強い星なんですね。
どれぐらいかっていうと地球の場合、場所によっていろいろ違うんですけど、
赤道のあたりだと0.3ガウスっていう単位、これなんか地場の単位なんですけどガウスっていうのが0.3ぐらいだと。
最も強いのが南極の近くっていうところでだいたい0.66ガウスとかいう感じで倍ぐらいになったりするわけなんですね。
ただ木星っていうのは太陽系の中で一番地場が強くて、地球の20倍近くとか、強いところで50倍とかになったりするんですね。
なので全体で平均すると地球に比べて7、8倍の地場の強さを持っているっていうのが木星の特徴だったりします。
今回は太陽系で一番強い地場になっているっていうところに注目したら、
他でもそういう木星みたいな星っていうのをいくつかピックアップしてあげると、
同じように強い地場とかが見えるんじゃないかっていうお話ですね。
今回はそんな分かっている木星っぽい星をパラボラアンテナを使う電波望遠鏡っていうのを使って、
その星から出てくる電波っていうのを調べてあげた研究結果が発表されておりました。
今回対象にするのは4つの木星っぽい星で、1個とかは50光年とか割と近め。
50光年は近いんですよ、研究している人たちの中でいうと。
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そんな感じの近くだったりとかっていうところの星をピックアップして観測してあげたんですね。
なんでこういう地場っていうのを調べたいときに電波望遠鏡、つまりは物から出ている電波っていうのを調べるのかっていうと、
強い地場、そういう星自体がでっかい磁石みたいになっている状態の時っていうのは、
その中でその周りにあるガスとか、電気を帯びた粒ですね、電子とかいうんですけど、
そういうのが動くときに結構地場っていうところにガチっと捕まってしまうっていうような現象がよく起こると。
で、その星の表面にある地場っていうところに捕まえられた電子の動きっていうのは、
が動くときに電波の光を発すると。
まあだからそいつらが電波を発するっていう意味ですね。
つまり、地場が強ければ強いほど、それに伴った光がどんどん出てくるっていうようなイメージです。
で、そうするとその光っていうのを調べてあげることによって、
その星にどれぐらいの地場があるのか、
どれぐらいピップエレキ板っぽいのかみたいな、そんな感じのお話ができるっていうことですね。
で、今回太陽系以外の木星っぽい星っていうのの地場の強さっていうのを調べてあげたところですね、
そもそも木星は太陽系の中で一番強いんですよ、地場の強さが。
で、これが地球の20倍とか50倍とかになる一方で、
それらのさらに上ですね、何倍とかになるような地場の大きさが他の惑星から発見されました。
だいたいこれが数十ガウスから数百ガウスというところで、
本当に10倍20倍とかいうレベルの強い地盤を持った木星が見つかっております。
で、今回数十ガウスとか数百ガウスとか言われてるんですけど、
さっき言ったピップエレキ板、これ実は800ガウスあるんですね。
なんとだからもうその木星とか地球とかも比にならないぐらい大きい地盤の力を持っているような天体のわけなんですね。
そんな感じ、これは余談として置いておいて、
結局こういう地場とかっていうところって実は、
例えば地球上でいうオーロラを作ったりするなんていうところにも関連があったりとか、
しかも木星でも地場が強い分、すごい強いオーロラが実際に見つかっていたりするわけなんですよ。
そんな感じで、より激しいオーロラがそこでできている可能性もあったりとか、
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あとは地球みたいな星とかをいろいろ探査するのに加えて、
木星も太陽系の中でいろんな重要な働きをしているので、
その解明だったり、あとは太陽系の謎を解き明かす鍵にもなるかもしれないという感じの研究結果になりました。
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