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2021-01-31 12:13

114. 天の川銀河は将来隣の銀河に衝突する!?なハナシ

私たちが住む天の川銀河。その銀河が衝突の機器に!?

隣のアンドロメダ銀河と実は重力で引き合っているという事実が発覚。

銀河の中にある星同士がぐっちゃぐちゃになる玉突き事故みたいになるのか?


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。こちらのポッドキャスト。
本日はですね、天の川銀河と隣のアンドロメダ銀河っていうのが、お互いに惹かれ合っていて、そのうち衝突する、なんていうお話を耳にしたので、
今日はそちらの宇宙に関する土情報みたいなのをお伝えできればなと思っております。
以前も、衝突しそうになっているとか、衝突している銀河の話って多分させていただいたと思うんですね。
実際に宇宙の中でいろんな銀河観測していると、そういうくっつきそうな、またはくっついているような2つ丸が重なっているような銀河っていうのは、いくつか宇宙の中でも見つかっているんですね。
自分はそういう写真結構見るのが好きだったので、こんな銀河もあるんだなと思っていたんですが、なんとですね、この私たちがいる天の川銀河とその横にあるアンドロメダ銀河、250万光年なんですけどね。
アンドロメダ銀河が250万光年先にある銀河なんですけど、その2つの銀河がどうも惹かれ合っていると、実際に徐々に近づいているというお話を見つけたので、今回はそちらの話を断応していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
それでは早速ですね、まずは毎日恒例の活動報告、緊急報告みたいになりますが、今日はなんとこちらのポッドキャストの初コラボ収録をさせていただきました。
チャンネル名がバイリンガリレオというチャンネルで、NaotoさんとKianaさんというお二人が英語を交えつつ科学ニュースというのをポッドキャストで発信している方々なんですね。
この方々本当に素晴らしい人たちで楽しく収録させていただきました。
ぜひね、もしかしたら見かけたことある方もいるかと思います。
今Appleポッドキャストの編集者のおすすめ、エディターのおすすめっていうところの欄に取り上げられてたりして、今大注目の科学系ポッドキャスト、ポッドキャスターさんたちですね。
そこでは、実は私がやっている恒星が爆発する、恒星の表面で起こる爆発現象であるフレアというところと、お二人がやっているのは地球科学だったんですけど、実は結構研究の共通性があったりとかで、そんな話で盛り上がったり、
あとはお互い科学系のポッドキャストをやっている中で、どういう作戦でやっているのかなんていうのもちょっとセキュララに話してみたりだったりしておりますので、ぜひ楽しみにしていただければなと思いますね。
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公開は水曜日を予定しております。2月3日の水曜日を予定しておりますので、ぜひ楽しみにしていただければなと思っております。
そちらの感想もつぶやいたりしていただけるとすごい嬉しいですね。
そんな感じで、今日は初めてコラボ収録っていうのをして、なかなか今までとは違う刺激的なポッドキャスト収録になりました。
ぜひお楽しみにしていてください。
そんな感じでですね、早速本題に入っていきましょうか。
今日の本題は私たちがいるこの天の川銀河と250万光年先にあるアンドロメダ銀河っていうのがお互い引き合っているといったお話をしていきたいと思います。
で、なんとそのうち衝突するなんていうお話もあるそうです。
で、このアンドロメダ銀河っていうのは、もう天の川から、私たちがいるこの天の川銀河から最も近い銀河の一つなんですね。
で、この2つ、銀河っていうぐらいですから、皆さん想像する星がたくさんあって渦巻いてるあの銀河ですね。
その銀河同士が、なんとそのお互いの強い重力によって引き合っているといったことが実際にこう観測的に明らかになっています。
で、どれぐらいの速さで引き合ってるか。
そもそもお互い離れてる距離っていうのはさっきから言ってる250万光年なんですね。
250万光年って、光で言っても250万年かかると。
わけのわかんない数字になってるわけなんですけど、最近宇宙の歴史のお話とかさせていただいた通り、宇宙の歴史150億年とかあって、太陽も46億年、6億歳とかなってるんで、そういう億とかいう単位に比べたら近いような気はしてしまいますよね。
ただでも250万光年ですから。
で、そんだけ離れてるのに、やっぱりお互いが持ってる重力が強すぎてですね、お互いに引き合ってると。
磁石みたいな感じですよね。お互いの引き合う力でどんどん近づいていると。
で、そのスピードがですね、実はめちゃめちゃ速くて時速40万キロメートルです。
時速40万キロですよ。
わけのわからないスピードでガンガン近づいてる感じしますよね。
ただこれも宇宙規模で見るとそこまで早いというほどでもないと。
で、今まだ全然遠い距離にありますけど、将来的にはやっぱりお互い重力で引き合って近づいているので、衝突してしまうという決定事項みたいです。
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で、ただですね、これお互い銀河が衝突するってなると、銀河ってたくさんの星を持ってるじゃないですか。
たくさん星を持っている中で銀河同士がぐしゃっとくっつくということになると、なんかお互いの星同士がぶつかって大変な大惨事になるんじゃないかっていうようなイメージになると思うんですよね。
ただですね、これ実は銀河ってすごい星密集してて輝いてるように見えるけど、実はそんなことなくて、お互いの間っていうのがすごい離れたりしているので、もう基本的には銀河同士が重なったところで、星同士、お互いの銀河に含まれてる星同士がぶつかるなんていうことはほとんど起こらないそうです。
これ本当なのかなと思って、いろいろ調べていたら、Wikipediaにすごい面白い例え話みたいなのがあって、例えば太陽に最も近い恒星ってご存知ですかね。
これプロキシマケンタウルって呼ばれるもので、私たちのこの日本にいる、日本から見えないんですよね、確か南半球からしか見えない星で、そこまでの距離っていうのがだいたい10光年ぐらい、確かそんなにもないかな。
それって太陽の半径のだいたい3000万倍なんですよ。それぐらい離れてると。
太陽を、これWikipediaに書いてある例なんですけど、太陽を東京タワーに置かれた卓球の球だとすると、東京タワーのふもとに太陽だとして卓球の球を置くと、プロキシマケンタウルっていうその一番近い恒星はクシロに置かれたエンドウ豆の大きさだそうです。
なのでこれぐらい離れてると。それが一番近い星なわけですから、そんな感じのが例えばお互いにたくさん星があったとしてもそいつが突っ込んできたところで、その卓球の球とエンドウ豆が当たるなんてなかなか起こり得ないよねっていうので、
お互い衝突するかもしれないけど、星同士がぐしゃっと大事故みたいになることはなさそうっていうところがあるそうです。ただですね、これ250万光年離れてるやつが時速40万キロでお互い近づいてると。
じゃあこれいつ衝突するんだっていうことになりますが、最終的に衝突するのは45億年ぐらい先だそうです。45億年ですよ。
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もう多分その頃には先日話したみたいに太陽自体が46億年とかなんですけど、そもそもの寿命が100億年ぐらいと言われてるので、その100億年に近づいた頃には太陽が膨張して、その熱が余計異常な熱を発し始めて地球上の人類は多分ほぼいなくなっていると
考えられるので、太陽系も若干形をなしていない、崩れたような感じになっていたりするといった感じで、40億年後ではありますが、私たち人類にとっては地球とか太陽の寿命とかもあるし、全く心配をするようなことではないと。
なので皆さんは安心して過ごしていただければいいかなと思っております。
ただですね、宇宙規模のああいうめちゃめちゃでかい星の塊であってもですね、お互いゆっくり近寄ったりしながらぶつかったりする、そんなような運命も持っていると、数億年単位で持っているっていうところを覚えておいていければなと思っております。
今回の話もですね、面白いなと思ったら、お手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっているので、ぜひ皆さんTwitterでガンガンつぶやいていただけると嬉しいです。
今日もですね、Twitterでいただいたコメントを紹介させていただきます。
Twitterネーム、ゆうすけさんからいただきました。
宇宙話、毎日聞けるのですっかり習慣化しています。
太陽活動が地球上の事件と一致している話、めちゃくちゃ面白かったです。
太陽の活動が地球上の事件、これは結構前に紹介させていただいた、太陽の活動性が低い時期に地球のテムズ川が凍ったりだとか、
あとはその時期、基金になって作物が取れなくて島原雨草が起きてたりだとか、そんなところの一致が結構宇宙と地球上であったりして、こういったところ非常に面白いなという話をしたのが結構印象に残ってくださったみたいで非常に嬉しいです。
ゆうすけさん、いつもありがとうございます。
今のこのお話みたいなのは、実は今日午前中ポッドキャストでコラボさせていただいたバイリン・ガリレオのお二人と少しそこら辺も話しさせていただいているので、ぜひ水曜日お楽しみにしていてください。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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