1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 142. もう星が作れない!!ガ..

今日は遠い遠い宇宙にある銀河の話。

物質を吐き出しすぎて、もう星も作れない枯れ果てた銀河。


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。こちらのポッドキャスト。
本日はですね、星を作ることができなくなってしまった死にそうな銀河っていうタイトルでお話ししていきたいと思います。
こちらのポッドキャストで今まで何度か紹介しているような気がしますが、星を作るための材料っていうのは、宇宙に漂っているガスとか塵とかそういうものになるんですが、
それが十分になければ星を作ることができないと。
そういうガスっていうのは基本的には銀河の中にたくさんあるんですが、その銀河の中身がどんどん噴出されてなくなっていってしまう。
そんな不思議な宇宙の現象について今日は紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の活動報告、研究報告になりますが、今日はですね、昨日引き続き博士論文終わって初めての週末だったというところで、
もう研究は完全にですね、忘れて遊びほうけておいるという感じですね。
さすがに適度な休憩を取らないとどうしようもないっていうのを博士論文で気づいたので、
今日は久しぶりに地元の友達と遊んでっていう感じでやっていたわけなんですけど、
それで友達との話の流れで占いに行くみたいな話になったんですよ。
実際に結構当たるっていう評判の神奈川の奥の方にある占いのところにわざわざ車で行きまして、
そこで友達5人ぐらいで占いを受けてきたわけなんですけど、
これが実は2回目なんですよね、そこ行くの友達と。
そうしたら結構当たるんですよ。
名前とか青年学期とかそういうのと、あと実際に会っていろいろ見てもらってみたいなことになるんですけど、
これが結構当たるような感じがしちゃうんですね。
しかもやっぱり友達全員で占い結果全部聞くんで横で、
外から見た評価とマッチしてるところっていうのも結構あって、
これはこれで面白いわけなんですけど、
今日の占いのお話だと結構とりあえず賢いと。
すげーアバウトなんですけど。
名前的にいろいろ見て賢いプラスで、
自分が思ったことは曲げないような性格で、
03:00
自分の意思が強い思想が強いみたいな話をされて、
当てはまってる部分強くあるなと。
その話の中で結構お金をこの後も稼いでいって、
名前が有名になっていくこともあるでしょうみたいな感じの話をしたんですけど、
これ行く前に名前とか伝えてたから、
もしかしたらPodcast見つけてたんじゃないかなって少し疑ってます。
でも友達と占いの内容を全部信じるとか、
そういう感じっていうよりは単純に友達と
ああでもない、こうでもないって言いながら勝手に判断される占いの話を聞くっていう。
これはこれでかなり面白い休日の過ごし方だったなぁなんて思っております。
そんな感じでこの先結構褒められたんでね、褒められたことだけ覚えて、
今後も活動をいろいろしていきたいと思いますので、ぜひ応援よろしくお願いしますという感じですね。
大丈夫です、そういう占いとかにのめり込むタイプではない、だいぶリアリストなので、
面白半分程度に聞いてきましたというお話でした。
ということですね、じゃあ今日は早速本題に入っていきたいと思います。
今日は星を作ることができなくなってしまった銀河というお話をしていきたいと思います。
今回のお話はですね、今まで星を作る、どうやって星っていうのができるのかっていう話をいくつかしてきたと思うんですよね、ポッドキャストでも。
簡単に言うと、宇宙にあるガスとかチリとかっていうのがくっついて星を作ると。
これもし詳しく聞きたい方は3日前ぐらいか4日ぐらい前の電波望遠鏡とかの話のあたりを聞いていただけるといいかなと思いますね。
そういうガスとかチリとかっていうのは銀河って呼ばれる、私たちもこの天の川銀河っていう星がたくさんあって、
真ん中にブラックホールがあって、それの引力によって回ってるみたいな空間の中にいるわけじゃないですか。
そういうところにはやっぱりガスとかそういうものっていうのは多く集まってきていて、星をガンガン形成していって、つまり星ができる工場みたいな感じになってるんですよね、銀河っていうのは。
どの銀河もそうやって星をたくさん作ることができるのかっていう話になると、やっぱり中に蓄えられてる物質の量が多ければ多いほどすぐにくっつきやすくつきあったりとか、星を作りやすいと。
つまり星を作るためにはそれだけ大量のガスとかチリとかが必要であるわけなんですけど、何億年先?
06:06
93億年前に93億年経った銀河っていうところを今回初めて電波望遠鏡によって観測してあげた結果ですね。
ここから銀河のところからジェットみたいなものが出てガスが吹き出しているという様子が捉えられたらしいんですね。
これだけガスが銀河から出てるっていうのは別に不思議なことではなくて、中にあるガスっていうのを蓄えてて保持できなくなったものが銀河から吹き飛ばされる現象があるわけなんですけど、
それの紛失される量っていうのがえげつない天体が見つかったわけなんですね。
それが1年間に太陽1万個分、1年間に太陽1万個分のガスっていうのを放出する銀河っていうのが発見されたっていうのが今回のお話なんですね。
そうすると今までの歴史とかをたどっていくと銀河の中の半分程度の物質っていうのは外に吐き飛ばされてしまった状態の銀河、つまり中身がスカスカの銀河っていうのが見つかったわけなんですよ。
で、これのせいで中にはガスとかチリとかがすごい枯渇している状態、つまりは星を作ることができないような枯れ果てた銀河っていうのが発見されたっていう、これまた面白いお話ですね。
ただ、今までこういうふうにジェットを吹き飛ばしてガスを失っていくような銀河っていうのを見つかってはいたんですけど、このペース、1年間に太陽1万個分も吹き飛ばすような銀河っていうのは見つかってなかったんですね。
なので、今回なんでこんなことになったのかっていうと、いろんな研究者の考察、いろいろによって、そういう噴出するような、結構大規模な質を噴出するような銀河2つっていうのが衝突して、2つ衝突した勢いでさらに強いジェットっていうのを飛ばした。
それによって自分たちの姿を維持することができなくて、だんだん崩れていってるなんていうようなイメージが今回論文の中でされてるっていうことですね。
なので、今回は宇宙の中にある銀河から吹き飛ばされるジェット、そしてそれが異常なスピードで吐き出されてしまうなんていうお話をしてみました。
今回の話も面白いなと思ったら、ぜひお手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
09:05
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙は漢字で、話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃん呟いていただけると嬉しいです。
それではですね、早速いただいてるコメントを読み上げさせていただきます。
Twitterネームあやなさんからいただきました。
宇宙話11話から15話、太陽フレアの怖い話、知らないこと多いです。
というコメントいただきましたね。
そこを専門の太陽フレアのところに興味を持ってもらえるのは非常に嬉しいので、またぜひコメントいただければ嬉しいです。
ではもう一つ、Twitterネームカラフルさんからいただきました。
昨日のポッドキャスターに対してのコメントですね。
衛星の色って考えたこともなかったです。デザイン関係ないと思ったので、でも無数の衛星が星空を邪魔してしまうとは、これから宇宙開発の課題ですね。
黒にするだけで軽減されるけど、塗装すると重さが変わってしまいそうです。
鋭いですね。やっぱり宇宙の飛ばす衛星の設計っていうのは、かなり重さであったり大きさっていうところに制限がかかってきたりするので、
そういうところのバランスも捉えつつ、将来的な宇宙開発、内緒は天文学っていうところの発展とうまくバランスを取りながらいろいろ開発が進んでいけばなと思っておりますので、
もしこの話まだだった方は、昨日のポッドキャスト聞いてみてください。人工衛星の色についてのお話でした。
それではこのようにTwitterでコメントをガンガン紹介させていただいておりますので、皆さんもガンガン呟いていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
11:05

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