1. チョロっとラジオ
  2. #19 里親制度の現状について
2024-08-05 24:20

#19 里親制度の現状について

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チョロQさんとポカポカおしゃべり、チョロっとラジオ。
はい、パーソナリティの俳優、小松大介です。
チョロQです。
この番組は、歌手、占い師、里親、主婦など、
様々な人生経験のあるチョロQさんと、
いろんなおしゃべりで、違う違う、いろんなテーマでおしゃべりしようという番組です。
チョロQさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっと思うことがあるんですけど、
我々、収録してるじゃないですか。
収録の間、休憩入れるじゃないですか。
休憩の間の我々、ずっと喋ってるじゃないですか。
喋ってる、喋ってる。
何喋ってるか、分かんなくなるんですよね。
収録を。
そうそうそうそう。あれ?って。
ただただ、普通に私たちおしゃべりして、あれ?何したっけ?
そうそうそうそう。
で、僕は編集もやるんですけど、編集した時に、
ここ喋ってたんだ、みたいな感じになるんで。
結構混乱するんですよね。ずっと喋って。
はい。そんなおしゃべりな2人。
この間ね、2人でカラオケ行きまして、約束通り。
はい、行ってきました。
さすがのチョロQさんの歌唱でした。
いやいや、私はともかく、やっぱり役者さんだなって。
すっごい肺活量で、声もでかいし、
最初喉が開かない時はともかく、開いてきた時に、
その後の伸びる声の迫力があるから、やっぱすごいなぁ、元気が違うと。
そんな風に聴いてたんですか?
はい、聴いてました。
素敵でしたよ。
チョロQさんのね、一発目の仙台ものから入れるっていう。
はい、そうです。ノリよく。
とか言ってたらね、結婚式で歌う話とかね、チョロQさんが。
友達の結婚式で、なぜか昔みたいに3時間くらい演奏してやるらしくて、生バンドでやるらしいです。
頑張ってください。
頑張ります。
体力つけてください。
はい、体力つけます。
こんな感じで進めていきたいと思うんですけども、
今回はですね、ちょっと意見が多かった。
里親についてのことを、ちょっとね、プライバシー等々もあるので、
今回はチョロQさんとこの里親制度、現状のね、里親制度について、
どんなものなのか、どんな感じなのかっていうのをちょっと聞いていけたらいいなと思うんですけども、
いわゆるデータ的なところ、どんなものなのかみたいなことは、
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当然調べていただければすぐに出てくるんですけども、
先日、ヤフーニュースにぽっと上がってきた話で、
これが里親制度に関する初の調査結果の公表みたいなものがあって、
里親として登録したものの児童を委託されていない未委託が約7割に上がり、
年齢など児童の属性と里親側の希望が一致しないミスマッチが発生しているというニュースが、
ヤフーニュースで上がってまして、総務省の発表ですね。
ちょっとこの辺から切り口として聞いていきたいと思うんですけども、
こういうミスマッチみたいなことって、里親さんの環境と里子さんの状況みたいなことって、
これは誰がどういうふうにマッチングしているものなんですかね。
多分どういうことだろうって皆さんの中で思うかもしれないですけど、
それぞれの里親の家の環境も違うと思う。
里親になるには必ず配偶者を含めてちゃんと2人大人がいることが必要なんだよね。
それは以前に事件があったんだけれど、
独身の人が昔は里親になって子どもを預かることができたんだけど、
そこで虐待が起きたっていう事件があったらしいのね。
そういうことはやっぱり1対1でやるから起きるからそれはダメだよねって。
配偶者っていうのは別に夫婦でもいいし、
夫婦じゃなくてもお母さんと成人した子どもでもいいんだよね。
そういうふうに必ず2人いて、そういう人たちがちゃんと、
人生じゃないけれど、研修を受けて資格を得て里になる。
その中でそういった2人だけのところもあれば、
まだちっちゃい子どもがいるうちもあったり、
もしかしたらおじいちゃんおばあちゃんがいるご家庭もあったり、
それぞれの家の環境は異なってくるんだよね。
うちなんかも犬や猫がいる。
うちの条件って何?って言ったら、
今、特に猫アレルギーの子どもって、
半数近く2人に1人以上がアレルギー持ってるって言われる時代だから、
そういうふうなアレルギーが持っている子はダメ。
犬や猫が怖いと思っている子だとやっぱり、
家で過ごすのが辛くなるからそういうのは難しいよねって。
うちはそんな単純なものだけど、
やっぱりちっちゃい子がいるから、
受験生になっちゃうと難しいよねとか、
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おじいちゃんおばあちゃんがいて、
あんまりちっちゃすぎて騒ぐとやっぱりそういう子はダメだよねとか、
いろいろあるから何歳から何歳とか、
人によっては男の子、女の子とか、
そういう条件がそれぞれの里屋さんの家で出てくる。
これが犬像。
なるほど。
一応このデータ的なものがありまして、
その里屋の数の推移、
福祉行政報告令っていうのがあるんですけども、
2020年、違う、2010年のが一番出てるんですけど、
里屋に登録している家庭が7,669。
実際に扱っている里屋さんが2,971。
委託自動車数は3,876。
稼働率が38.74%。
これが問題になってるっていうニュースだったと思うんですけど、
里屋に登録しても、
希望とマッチしないと扱うっていうことはできない。
できない。
まずそこにも制度のいくつか違いがあって、
里屋っていう中にもいくつか種類があるんだよね。
一番皆さんが考えるのは、
長く扱うんだろうな、1年、2年、3年、
それともっと長くって言われるのは長期に渡った子どもの扱い方。
かと思えば、もう本当に1週間とか1ヶ月とか、
短いスパンで一時的な保護で扱う子どもっていうのがあったり、
他に親御さんや親戚の方に本当に会えない。
もう滅多に会えないか、全くもう会えなくなるという子どもたちが、
保護所にいますけど、
そういう子たちに家庭というものの愛情を味わってもらおうっていうために、
週末、だいたい月に土日の1回か2回、
もしくはあとは夏休み、冬休みとか、
長期の休みの時に扱う子家庭。
長期や一時保護、他に週末みたいな扱い方もあったり、
週末は無理だけど、長期の休みだけで扱う方法があったり、
だいたいその4つに分かれるんだよね。
だからその中で、どこに7割扱ってないよっていうのが入るのかよく分からないけれど、
その条件以外にも、そういった扱い方でやっぱり難しいものも出てくる。
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長期っていうのは仕事をしながらでもできるんだけど、
一時保護って仕事をしながらでもできなくなるよね。
そうなんだ。
なんでかっていうと、
普通は一時保護ってほとんど緊急性で扱う子が多いの。
急いで扱うだけ、それはいろんな条件があるの。
普通に仲いいご家族だけど、お父さんとお母さんが急に子供と一緒に過ごせなくなるっていう場合もあるし、
その他に、やっぱりDVじゃないけど、そういったこともあったり、緊急に保護しますとか、
そういう時に一時保護署がいっぱいで、
じゃあ里世のご家庭に何とか預けなきゃいけない。
どこか次に保護署だったり、長期の保護署だったり、長期のご家庭だったり、
振り分けられるまで預かっておいてもらえないかって、急に連絡が来て当日に来る。
で、一時保護。そんなのがあったり。
そうなると一時保護の子って、24時間見ていなきゃいけないの。
そうすると、もう四六時中お買い物も全部一緒。
家の中に別に、過ごすのは別の部屋でもいいけれど、四六時中一緒にいなきゃいけないっていうのが条件になるから、
働けないの。
まずそれで一時保護が無理っていう人も結構出てくる。
じゃあ長期保護がOKだと言っても、
長期保護って、まずそこで私たちがOKとか年齢も大丈夫だけじゃなくて、
親御さんが長期に渡って、他の子自宅に預かってもらっていいですよってOKをしないと、
長期保護で里世の家に行くことができない。
そういったこともあるから、必ずしも子供が保護されたからといって、
みんないろんな家に降られるわけじゃない。
まず今のご時世考えると、一時保護って結構難しいでしょ。
働いていないでいるっていうのが難しいから。
じゃあ成人が二人いました。
じゃあ奥さんと旦那さんだとして、奥さんが専業主婦だったらなんとかなる。
でも二人ともとも働きがほとんどだから。
じゃあ長期保護になりましたって言っても、今言ったみたいに親御さんが。
やっぱり他のうちにって言うと、取られるわけじゃないもちろん。
私たちの里親の役割は、親に元気な姿で戻すことが役割だから、
そこまで元気、心も体もすくすく育ってもらうことが私たちの仕事。
なんだけど、親をやっぱり他の人に預けることが不安になるから、
いじめられるんじゃないか、取られるんじゃないか。
そういった不安からOKしない人もいっぱい出てくる。
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それが現状なんだよね。
それとあとは、私たちの里親の問題以外に、
やっぱり児童相談所というところに人がいっぱい関わってくる。
そういう人たちだって、どの家庭も今まで一人も扱ったことない家に、
この子、ちょっとこの子難しい子だけど大丈夫かなとか、
やっぱりそう思うと、この子は1回でも扱ってある。
こっちの家の方がいいかなとか、今こがいてるからこの家の方がいいかなとか、
やっぱりそういう判断をしてしまう時も出てきてしまう。
だから7割、もしも身委託、1回も委託されたことがないというのは、
本当に7割と呼ぶんだったら問題だと思うけれど、
そうなってしまう原因が何かたくさん裏に隠れているってことなんだよね。
そうですよね。だからその里親さんと里御さん以外に、
元の親御さん、実際の親御さんの許可が必要だから、
そういうのもちゃんと入ってきて、やっぱり人間だから相性とか発生するから、
簡単に責任を取るみたいなことが難しいからです。
そこは慎重になりますよね。
実際に私だってあるもん。長期間扱った子と本当に合わなかったりとか、
一時の方で丸々1ヶ月いたけど本当に合わなかったなと思う子もいるもん。
でもそれは人間だから。仕方ない。
確かにね。よく里親制度の訳を調べると、認識が違ったり、
あるいは思っていたことが違うというか、認知度が低いっていうことも問題だったりするみたいなことを書いてあるんだけど、
これよく混同されそうな養子縁組制度みたいなことと、
混同されて一般には認知されているのかなという気がするんですけど、その辺はどうなんですかね。
本当に全然違うもので、もちろん養子縁組っていうのは自分の子供になるんだから、
自分が産んだときと一緒だよね。その子は自分の父として育てていくから養子縁組になる。
でも、私たちがやっているような里親っていうものに関しては、里親なんだよね。
仮の親。全然本当の親じゃなくて、本当の親は別にいて、仮に親の役割をやってあげる。
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保護者としてみんなが成人するまで一緒に暮らしていってあげる。笑って生活するところを提供してあげる。っていうだけなんだよね。
だから、ちょろくけさんと話してて、目的は三つの親御さんのところに戻しするっていうのが目的なんだっていうのが大きな違いですよね。
やってることって言っちゃうとあれだけど、実際その生活の仕方としては近いんだけど、最終的にはそこに気持ちよくというか問題なく、つつがなく、実際の家庭で過ごせるようにっていうのが目的なわけですよね。
その里親制度っていうのは。
人によっては親の心のケアが必要な人もいるから、そういう時は親の心のケアがきちんと済んで、お互いがきちんと、ああもう大丈夫だねってなってから戻る場合もあれば。
そうじゃなく、最初ちょっとぽっと言ったみたいに、急に愛情あるご家庭なのに急に生活できなくなっちゃった時に、親の生活基盤がちゃんとなって、ああじゃあもう引き取れる。なるまでとか。
そこまで私たちは一緒に過ごすのが里親。
その辺がなんかだいぶ認知の差がありそうですよね。こう一般的な考え方と。
そうね。私もいっぱいいろいろ言われたことがあって、うちは子供がいないから、ああお子さんいないから将来的に見てもらいたいからやってるの?とか。
じゃあ家にいるなら、ああお金のため?とかいろいろ言われることがあるけど、お金のためにやるなら外に働きに行った方が同じだけのお金を得られるからもっと。
だってみんなお金もらうでしょって言ったって結構なお金かかるから。
まあそうですね。
外に働きに行った方がちゃんとした収入が得られるし、ストレスもたまらないし、全然そのほうが楽。
親に返すことが前提だから、そんなそんな将来になって見てもらおうってこれっぽっちも考えてない?
今ちょっと簡単に調べると、養育里親は一人当たり欠額9万円。
東京都はね。
東京都、ああなるほどね。
これはね、どうなんだろうか。
生活費をね。
9万円が多いと思うでしょ。
でもその他に、じゃあ子供の手当て6万って言ったってみんな考えてね。
水道高熱費から洋服代から交通費から全部だよ。
子供によっては、ああこの参考書だとか、もういろいろ出てくるの。
その分も全部やらなきゃいけないとなったときに、受験生抱えて、
熟大はじゃあちゃんと出してくれるかもしれないけど、東京都なら東京都が。
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でも他の物の物品全部学校の物から出さなきゃいけないから。
6万で全然足りない月なんかもあるのね、もちろん。
それは?って言ったらこっちがやらなきゃいけないし。
普通にみんなが食費いくらかかってる?って。
いくらかかってる?って。
一人いくらかかるの?って。
それ考えて、いやいやって。
でもね、一人9万って言うけど、9万外に働きに行ってみ?
その方が楽だって。
まあね。
金になるって。
それがね、やっぱり当然一時的な関係性の中でっていうことだから。
そうそう。
例えば今までうちにあった物を流用してとか、そういう物は全く使えないわけだから。
うーん、それはね、僕は家庭を持ったことないし子供もいないんだけれども、
まあ、割に合わねえなっていう感じがしますよね。
そういう人もいるかも。
お金のことを考えてはできない。
私はお金のことを考えないとしてる。
だって、まあぶっちゃけ今回預かってる子は期限があって、
ああじゃあいついつにおうち、まあおうちじゃなくて、うちを卒業するんだよねってなってる。
で、その子たちにじゃあどれだけの期間だから、今土日とか週末何食べたい?って言うと、
ああしばらくそんな外食なんかできないから、これ食べたい、あれ食べたい、あれ食べたいって。
でも、本当はそれを、願いを叶えなければいいけど、
でもね、その子たちにしてみたら、その前も我慢してきて、うちに来て、
この後どれだけの期間我慢しなきゃいけないかわからなくて、
で、この子が考えたときに、お金じゃなくて分かっちゃっちゃいいよって言って、
その金好き嫌いなこの嫌いなもん食べたらデザートだよとか言いながらやってると、
昨日だって、まあ4人で101万。
まあそうなりましたね。
考える考える、一食じゃなくて。
でも、それを考えててもしょうがなくて、送り出すときには特にお金は考えない。
もうその子たちの心が少しでも満たされるようにって。
そういうふうに考えなかったら悟りはできない。
お金は後でね、マイナスにならないように頑張る。
なんかね、海外だともう少しその辺が、
まあ海外って国によるんだけど、もうちょっと柔らかかったりすることもあるから、
例えばゲイ同士のカップルのアダプトされる子どもとかね、
あるわけじゃないですか。
なんかその辺はもう少しその辺、ゆるいのかなという印象を持ってるんですけど、
まあこればっかりはね、何がいいとは言いづらいじゃないですか。
これは確実にいいみたいなことは言えないから。
ただね、里親ってすごい難しいね。
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こうやって言ってて、親に戻すって言ったけど、
ちょこっと週末預かる人の話みたいにしたけど、
親とほぼ会えない、全くもう会わない、会えない状態っていう子どもたちにしてみたら、
この先、里親さんの家に長く扱っててもらっても、
その先に行くところってないんだよね。
もう普通なら、じゃあ別れの時だねって家を出たら、一人暮らしになってしまう。
ちゃんとそれぞれの東京都の東京都、10年なら10年とか、
ちゃんと見てくれる人たちは今いるけれど、
でもやっぱりさ、そういう子たちはじゃあね、バイバイって、
私たちだって鬼になれないじゃん。
やっぱりそこまで一緒に来た愛情もあるし、いろんな感情がある。
そうなった時には、もう無償のまま子どもたちを一緒に生活して探していく。
原則的には、里親さんと里子さん、一度関係性というか期間が終わったら、
基本的にはプライベートがあれはないっていうのが原則としてあるんですよね。
とはいえ人間だしな。
これは本当におふれ子だけど、絶対にじゃあ子どもにしても、
私たち里親にしても、お別れしたらおしまいねって言われるんだよね。
でも、ふらっと立ち寝てきた子もいるし、
どうしたって口こぼってして帰ってきたけど、
それをね、あまり真夜中に来てすっと帰ってきちゃった子は、
児童と同じように帰ったかどうか心配で言うことはある。
でも日中に来た子とかは、もう内緒、そっかそっかって、
ちゃんと聞いて、少しでもクリアになればって返していく。
っていうのを、私たちは関係が終わってもやり続けてる。
それは覚悟の上で里親ってやってることだからね。
やっぱり誰かを不幸にしたくてやってる制度じゃないわけじゃないですか。
誰かを幸せにしたいとか、力になりたいっていう善意のもとで行われてる制度だから、
そういう制度に興味を持ったら、勇気を持って一歩踏み出してくれたらいいなとは、
無責任だからね、思いますけどね。
もし一時保護とか長期がちょっと難しい人は、
その週末、月に1回2回預かる、その週末預かりをやってみるっていうのも一つなのかも。
なるほど。
今調べれば、そういう窓口みたいなことはすぐに出てくるでしょうから、
そこからスタートして見てもいいんじゃないかなと思いましたね。
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じゃあ今回はこんな感じで終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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