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  2. #13 親離れ・子離れって何だろ..
2024-06-24 22:15

#13 親離れ・子離れって何だろう?④

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チョロQさんとぽかぽかおしゃべり、チョロっとラジオ。
今回のテーマ、親離れ・子離れって何だろうの第4回目、最終回です。よろしくお願いします。
前回、僕の冒険話なんかも話したりして。
素敵なお母さん。
両親なんですけど。
今回はチョロQさんに、里親という立場で、里子さんの親離れみたいなことの捉え方みたいな。
あるいはチョロQさんが、子供に対して子離れするスタンスみたいなことがあれば、うかがってみたいんですけど。
どうですか?期間って限定されてないじゃないですか。
里親って2つパターンがあって、一時保護というものと長期保護というのがある。
一時保護というのは、本当は原則2ヶ月以内。だいたい1ヶ月以内。長い子はもっといた子もいるけれど、そんな短いスパン。
長期っていうのは、長いと預かった時から、原則はだいたい高校行けば高校卒業まで。
あとは18、学校行ってない子だったら18歳になるまでというのが基本条件になる。
ただ、これは東京都の指針だけでなく、この里親制度っていうものの日本としての考えなんだけれど。
子供を預かっても、基本はちゃんと親がいる。親元に戻そうねって。
ちゃんと良好な関係にして親元に戻していこうっていう指針がある。
だから、私はその中で子供を預かる以上、必ずお父さんお母さんの悪口は言わないし、
子供たちが必ずお父さんとお母さんのところに戻れればいい。
ちゃんとそういった、戻って心がその純粋に生きていけるように、
そんな笑顔になればいいという時間に過ごせるようにしているだけなのね。
だから、親離れ子離れっていう、そこのスタンス以前のところをちょこっと見て、
この子たちが、その親が子離れしていないんだったら、
その親とどう向き合っていくかを一緒に子供の目線で話しながら、こうやって話して過ごしていくし、
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逆に子供が何かに依存してしまっている時には、どうやったら自立していけるだろう。
っていうのを一緒にその目線で話し合いながらやっていく。
若干違うのかもしれない。
お預かりしている期間が決まっているというか、待ち待ちというか、
そもそも預かる期間っていうのは選べるもの?その里親さんが。
どの子が受け入れますみたいなのって、選べるものなんですか?
そうですね。連絡が来て、一時保護の依頼ですとか、長期保護ですとか、
委託って言われるんだけど、そうですとかの依頼なんですけどって言って、
一時保護だととにかく一時的に緊急に預からなければいけない子だから、
その当日に、電話が来た当日にお預かりしたり。
逆に長期でお預かりする子は、本当にお互いこの家庭でいいのか、この子を預かれるのか、
一度話をした上で、預かろうねっていうことで一度会ってから、
うちに来ることになったりっていうのもあります。
あとは、うちなんか犬とか猫がいるからアレルギーがないかどうか、そういうことも条件がある。
だから、親離れ子離れっていうのは、私なんかはその親に対しては遠くから、
子供に対しては子供の心から見て、そういうのケアを第三者的にしている。
いっぱいあると思うよ、ケースは。
本当に子離れができなくて、お母さんが何もかも過観症どころかスマホから何かを見るし、
学校まで送り迎えでついてくるし、ずっと学校の前で待ってるときもあるとか、
学校の前で待ってるときもあるとか、まで陥っちゃった親もいたり。
過観症を超えているよね。もう心の病になってしまっているから、
お母さん自体もちゃんと病院に帰ってケアしなければいけない状態。
でもそうなった時に、子供がどういうふうにお母さんを見てっていうのは、
今すぐにはどうやっても無理、拒否するから。
でもその中で一斉しながら、じゃああなたがどういうふうに大人になっていきながら、
親がこうなっちゃっている時にはこういう行動をしていこうかとか、
自分も大事にしなきゃいけないからこういう時に逃げるとか、
じゃあお母さんがこういう風になっていたらこうしようねって。
その子の親離れを手助けをしていく。
そういうのもあるかな。あとはうまく子育てができない親。
そういうとこにいた子とかって、でもそれでも2パターンあって、
親を離せない。もう親元にいたくないって手放してしまう子。
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2パターンいる中で、やっぱりまたそこで、その子たちの目線で話をしていく。
期間も違うし、当然預かる時の年齢も違うし、性別も違うから、
当然佐藤さんの本当の親の状況も違うから、
なかなか一貫した対応ってのは難しいですよね。臨機応変。
その子その子全部違う。
大概は子供じゃなくて親が問題だから。
子供から問題を作るっていうのは、その前に親との何かがあったからで、
性格が違って当たり前。自分と考えが違って当たり前。
Aがいいと思ってもBを選択してしまうこともあることも当たり前。
それが当たり前として捉えられないから、どんどんどんどんずれてしまう時がある。
そうなっちゃった時の、私たち佐藤家が役目。
以前お話しされてた、まずは健やかに心身共に負担なく、
期間を過ごしてもらうことが大事ってチョロキュウさんはおっしゃったんですけど、
もし可能であればチョロキュウさんの教育スタンスというか、
そういうのは伝わればいいなっていうような思いっていうのはあるんですか。
まず、ある程度大きくなってきた子、中学2,3年くらいから高校生になった子は、
このまま社会に出て自分たちが困らないように、まずそこだけを考える。
それこそ、じゃあ食べ物、じゃあご飯は左なのか右なのかとか、
そういう、じゃあご飯をどういう風に、おかずはどこに主品を置くのとか、
何も知らなかったり、フォークやナイフの使い方もよくわからない子もいる。
すべてそこからの子もいるし、もちろん挨拶もできない子もいる。
おはようどころかただいまも全部何も言えない子もいる。
背中に向かっておはようとか、全部おかえりとか、
私も帰ってきた時、ただいまとか、
全部こっちから言って、やっと帰ってきたら、よし私買った、みたいな。
とにかく困らないようにすることかな。
そういう風にやって、最後には笑顔。
ちゃんと笑顔で人と話せること。
それが一番。勉強かどうかは二番。
その子が進学だったり目指すところがあるならば、その手助けをする。
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そうじゃなく、不登校の子もいる。
不登校なら不登校なりに、この先の道をどうしていくかを一緒に考える。
そんな感じ。
一に、挨拶だったり、基本的なマナーだったり。
二に、ちゃんと心が健やかに笑顔になること。
そして、目指す道を作ること。
これかな。
世の中の親と多分変わらないんだと。
ただ、そこまでに出来上がってきてないから。
作らない。
いわゆるアタプト。
そこでクッと、環境が変わるっていう状況だから、
とても難しいことなんだと思うんですよね。
その子たちもいずれ、事実をしていかなければいけないわけだから、
断片的な状態で、何かしら、事実を促していく方向性で
影響を与えていくということは、していかなければいけないんだろうなとは、
はためから考えるんですけど、
とはいえね、俺たちは二週間、
断片的に一年間だけで、
伝えられたりするものなのかな、という気がしますよね。
そうね。だからね、
親と違って、里親は気負わないこと。
私は私のままでいること。
相手がどうであれ、同じように過ごすこと。
それが大事なこと。
前回の旅をさせようみたいなことって、
長久さんのお家にいらっしゃっている里子さんに
させたいと思っても、なかなかできないですよね、それ。
それはできないと思う。
でも、高校生になったら、バイトをしたいって言ったら、
うん、アジアにやればいいって言うし、
下手なのやめろって言いながら、一緒にやればいいって言うし、
そうやって、それも一つの冒険だし、
社会を学ぶことだし、いいなあと思う。
一個一個そういう風になるかなあ。
何かしらそういう別の方法を考えて、
事実の支援、支援って言ったら、
流していくっていう感じはあるってことですかね。
多分、普通の家庭と変わらないんだと思う。
家にいる間は、里子であっても何であっても、家族だから。
この家にいる間は家族だから。
だから、その中で笑顔がなかったら嫌じゃない。
楽しめなかったら嫌じゃない。
みんなが笑えればいい。
私は単純だから、以上。
だから、それじゃないと里家は続かないと思う。
まあ、そういう意味で、
来た後にあれしてあげたい、これしてあげたいって言うのも、
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今度はそれがいわゆる過干渉みたいなことで、
向こうも背負いきれないから、
やっぱりナチュラルなセックスが遅れるっていうことがあって、
心理的に安全性みたいなのがあって、
初めて家族との関係があって、
自発的なことがね、意識があるやりたい、やってみたいとか、
こうしてみたいっていうのが出てくるだろうから、
その基盤を作らなきゃいけないところからスタートするっていうのが、
すごく難しそうだなと思ってますけど。
そうなの。だから、里親は、私は親と思ったことないから、自分も。
私は親戚のおばちゃんだと思って、
遠い親戚のおばちゃんとしてやっている。
私はその親離れ、子離れというものに関しては、
第三者的に遠目から見て、全部助言をしていく。
そうやってやっていると、私は来た後に、
何があったかも何も聞かないし、名前とかしか知らない。
どんな息が出てくるか知らない。
でも、そうやってやっていると、信頼関係が何故かあっという間に生まれて、
ココココココって、もう数日でいろんなことを話してきてくれる。
あ、そうなんだって言いながら話をしていくから、
あ、この子のこういう悩みがあって、親とこういう悩みがあって、
あ、親はこうなのねって子に言われてくれる。
そうやってやっていると、信頼関係が何故かあっという間に生まれて、
親とこういう悩みがあって、あ、親はこうなのねって、
子に対して背を向けてやってくれない親なのか、
逆に過干渉でもう言いっぱなしなのかとか、
いろんな問題点が出てくる。
その時にもう苦しくなっちゃったその子を、
性格によって受け取り方が違うから、
またその子に会わせて、じゃあって一緒に見ていく。
なるほどね。
これ1回目で親離れのとこで、
親との関係性の再構築みたいなことを話したんですけど、
これは佐藤さんともう池戸さんをお預かりしている期間が終わってから
会ったりすることってあるものなんですか?
その子によってある。
それこそ18歳後までいても、
そのまま親と交流を重ねて、
親と近くで会うことができる子は、
できるだけ近寄らない。
親と仲良くしてほしいから。
逆に途中で帰った子でも、
親公認で家に遊びに来る子もいる。
親戚のおじさんおばさんみたいに、
聞いてよ聞いてよ、
今日行ってもいい?とか言いながら連絡してきて、
いいよいいよって言って来る子もいる。
前はお母さんと揉めたって、
夜中に自転車で飛び出して、
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家に来た子もいる。
自動相談所からその子は怒られちゃったけど、
でも助けてって、助けを求めてきた子もいる。
そんなこともあるかな。
依存先の一つになったっていうのは、
すごくその子にとっては大きいよね。
その依存先が増えるってことに関しては、
すごくいいことなんじゃないかなと。
人と関わることだから、
うちはもう遠い親戚。
もうそういう感じ。
もうその心持ちでずっとやってるだけ。
だから親分と親戚、
だから親離れとは違うんだろうな。
親離れ、子離れを助言をしているたち。
やっぱりそういう里子さんって成長して、
割とすんなり親離れできるもんですか。
できる子も結構いる。
実際に今高校3年生の子だけど、
親が家界障で大変、
親に居場所がわかったらまたすぐ来ちゃう。
でもそうであるならどうしようか。
っていうことを考えていったときに、
ちゃんと親と自分っていうものを切り分けて、
だったら私はこうやって生きていこうと。
私が言うのは、
親の居場所はちゃんと見といてって。
親ちゃんと大丈夫かなって。
親来てるかなどうかな。
でも自分の居場所はわからないようにして、
落ち着いたのは大丈夫かなって思ったら、
ある程度の助言を受けた上で、
一度会ってみてもいいよって。
でもそれでも一人じゃダメだよ。
誰か助けてくれる人がいる上で会って、
そこから徐々に距離を縮められるかどうか。
無理だったらまた一度離れる。
慌てない。
今そんな風にやってるかな。
割とこう、年齢に関しては、
年齢が上がってきて、
親子関係を相対化してみることができるならと、
ちょっとずつ改善していけるのかな。
そうね。
本当によく言われることだけど、
親は子供に親にしてもらう。
子供によっていろんなことを渡って、
大人になっていく。さらに大人になっていく。
だから、親が学ばないと子供は苦しちゃうのよ。
そう。親のほうに明確な意思というか、考えがないと、
ぐだぐだになって、そのぐだぐだで困るのが子供ということはあるんですね。
でも子供にも言ってるのは、親も人間だからって。
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ずっと元気ならいいけど、心も体と同じように元気がなくなる時がある。
そういう時には、親っていうことも、
どうしても追えないほど、背負えないほど疲れちゃってる時があるんだよって。
今がそうだから、今は親を休ませてあげよう。
そうすると子供は、そっか。
自分で自分のことはちゃんとやらなきゃいけないんだねっていう感じで、
ちゃんと前を見てくれる。
ちゃんと前を見てくれる。
徐々にだけ。
そうすると、子供から親離れをして、ちゃんと見ていくことになる。
難しいでしょ?
難しいですね。大変ですね。
難しいよ。本当にバラバラだから。
時期も、期間もバラバラだし、
やっぱりこう、里子さんをお預かりして、
その期間が終わっても、ちょっとやっぱり心に残るじゃないですか、そのこととかが。
そういう思いが引きずってもいられないだろうし。
寂しくないのって言われるけれど、
寂しくて、ああ、痛みだったなって思うけど、
でも、それはその子にとっての幸せの一歩だから、
家を出るってことは、やっと自分の足でまた新たな道を進めることだから、
それは私たちが喜ぶこと。
私はそう思ってるし。
そうか、親が、そうだよね、子供が、
今回、鶴岐夫さんの里親の場合は、
子供が、里子さんが出ていくことが、
関係性は一旦終わるんだけど、
それが喜びっていうのは、
これは、小離れの良い捉え方じゃないですかね。
社会に一人立ちして、社会で生きていけるっていうことが、
親の喜びなんだっていうことに気づければ、
とっても良い関係性を、年齢とともに、
構築していけるんじゃないかな、お互い。
本当にこれもその子によって違うけれど、
基本的には、そのまま、
頑張れって、ファイト!
そのまま送り出してあげる。
でも、この子はいつも悩んだり、不安になったり、
抱えたときにグッてなっちゃう子だと、
何かあったらいいって、本当はね、
周りに言ったら怒られちゃうけど、連絡しなよ。
いつでも私たちはここにいるんだから、って言って送り出す。
いいですね。
子どもの独立を喜ぶっていう感覚は、
多分切ないけど、
なんか親でしか味わえない感情なんだなと想像しますね。
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一般の家庭と一緒なのは、
一人暮らしでも、それが結婚でも、
じゃあねって出てったときに、
ある瞬間から、あ、いない。
いた影だけ残ってる。
それはね、たびたび起きるけどね、うちらね。
数多くね。
数多く起きる。
なるほどね。
いや、いいお話を聞いた感じがしますね。
いいえ、いいえ。
願わくば、この放送を俺の親が聞かないことを願います。
いや、私は聞いて欲しいと思う。
何を偉そうに言ってるんだって言われるんだろう。
いや、小松君のお父さんとお母さん素敵です。
聞かないでくれないかな。
いや、間違ったことは言ってないし、
本当に今回もいい素敵なお話を聞けたと思います。
こちらこそありがとうございました。
ありがとうございました。
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