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『僕がコントや演劇のために考えていること』小林賢太郎

サマリー

小林健太郎はコントや演劇を自作自演する仕事について語ります。面白さ、美しさ、不思議さを大切にしていることを明かしながら、無装飾な作品作りに取り組む姿勢や成功の経験を紹介しています。

小林健太郎の職業と作品の世界
どうも、たいきでーす。前回に引き続きゼロチャレンジ、そして前回に引き続きラーメン、ラーメンズというか、今回は小葉県ですね。小林健太郎でーす。
えー、源頭者から、これ、いつ出たんだったかなぁ
2014年に出た本ですね。 僕がコントや演劇のために考えていること
を、読み上げまーす。 僕がコントや演劇のために考えていること、小林健太郎、あ、4月1日だしね、ちょうど読書感想回にもなるんじゃないでしょうか。
いや、感想回にはならないけど。 小林健太郎という職業、コントや演劇を
これ、読み上げるだけになるのかな? ま、誰も聞いてないという体、体というか、誰も聞いてないことを信じて配信しますね。
コントや演劇を自作自演するのが僕の仕事です。 小さなアトリエで作り、全国の劇場で上演することで生活しています。
テレビにはあんまり出ません。 舞台を中心に活動しています。
スタッフは公演の規模にしては少なめです。 横浜育ちです。
絵を描くことと、お笑いと、マジックが好きな子供でした。 予想通り美術大学に入り、
大津県の部長となり、アルバイトはマジック用品の実演販売でした。 面白くて、美しくて、不思議であること。
未だにこれが僕の好きな作品世界です。 肩書きは劇作家とか、
パフォーミングアーティストです。 必要に迫られてそう名乗っていますが、特にこだわりがあるわけではありません。
置かれた状況から自然にこうなりました。 けれど、
どうにも言い表せていない感じがしています。 もしかしたら、僕がやっているこんな職業はないのかもしれません。
デビューから一貫して、やりたいことは変わっていません。 自分が作ったもので、目の前の観客を楽しませていたい。
これだけです。 僕の名前は小林健太郎です。
面白いの領域は無限。 面白くて、美しくて、不思議であること。
これが僕が作品を作る上で大切にしていることです。 面白いと美しいと不思議は、はじめはバラバラでした。
お笑いと手品が好きな美大生は、面白いコントが好きで、不思議なマジックが好きで、美術が好きでした。
しかしそれぞれの好きの本質を見抜いていった時、そこには境界線なんてないんだ、ということに気がつきました。
例えば、美しいと聞くとビジュアル的なことをイメージしがちですが、鮮やかに数式を解くことだって美しいし、すべてのボケが観客にはまった漫才だって美しいのです。
不思議だって美しいと重ねられます。 洗練された演技のカードマジックは不思議の上に美しいし、見たことないけれど、宇宙人も幽霊もきっと美しい。
そして、面白いは最も領域の広いものでした。
面白さ、美しさ、不思議さを追求する作品作り
人は映画を見た後、「ああ、面白かった。」と言いますが、これは、「ああ、笑った。」という意味とは限りません。
つまり、面白いという感覚は何も笑いだけに限ったものではないのです。
かっこいいもかわいいも、快感も恐怖も美しいも醜いも不思議もわかりやすいもそして笑いも、みんな面白いに入るのです。
いろいろな面白いが何層にも重なった作品。 これが僕が目指しているエンターテイメントです。
作り方を作る。 僕は劇団に所属したことがありません。
これ、この調子でいくと一生読み終わらないは嘘だけど、あの、飽きてしまうので、僕が好きなところを読みます。
えーっと、
芸で食っていくには憧れよりも覚悟が大事。
僕はコントや演劇の上演だけで成形を立てています。
難しいことのようですが、十分に可能なことです。 僕の場合、デビューしてから割と早い段階でそうなることができました。
まずは自分、まずは自分は芸で食ってるというためにアルバイトを辞めました。 これによって憧れは覚悟に変わりました。
とにかくコントが受けなくては生活していけないのです。 自分の命に関わることとコントを考えられる、
自分の命に関わることとしてコントを考えられるようになりました。 面白くなりたい、受けたい、売れたい、こんな役がとても強くなっていたので、一番鍛えられる方法を選びました。
それは映画やセットや衣装替えをしない無装飾というやり方です。 勝負はコントの面白さだけ、
脚本や演技の実力が一番バレるやり方です。 思惑通り大変でした。
その分作品ごとに成長できたと思います。 これは経済的なやり方でもありました。
作品にお金をかけようと思えばいくらでもかけられます。 しかし、役者が台本を演じるんだけど無装飾無装飾な作品ならば、
予算も随分抑えられます。 ちょっと予定を思い出したので早口で読みます。
コントも演劇もそもそも材料費がかかりません。 脚本は頭からタダで出てきますし、自分の体さえあれば演じられますから。
こうしていくうちに次第に観客動員数は上がり、ビジネスとして成功するようになっていました。
この頃の経験は後にも活かされていて、新しいことに挑戦する時には自分にプレッシャーをかける癖がついています。
余談ですが、ダイエットや禁煙などが続かないなんていう人がいると本当にそうしたいわけではないんだろうなって思います。
だってやらなきゃ死ぬという状況になればやれるはずですから。 はい、ほんの一部ですが読んでいきました。
ということで、また次回もゼロチャレンジ目指しますけど、そろそろ飽きてきました。 じゃあバイバイ!
07:23

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