思考に必要な要素とは
いらっしゃいませ、そしてご無沙汰しております。
こけし文庫カフェ、改め、こけし文庫カフェのミコ店長です。
アメリカの小さな町にある架空のカフェから、大好きな本、「ドキドキコーヒー」についてお話ししています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?本はたくさん読んでいらっしゃるでしょうか?
私がこちらのポートキャスト、1年以上更新できなかった言い訳については、最後にお話しさせていただくとして、
まず今回は、ゼロ秒思考についてお話ししようと思います。
こちらのタイトルが、ゼロ秒思考、頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング、
著者の赤羽優次さんのご紹介なんですが、ちょっと長いんですけれども、全部読ませていただきます。
東京大学工学部を1978年に卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。
1983年より、スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。
1986年、マッキン勢に入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。
1990年には、マッキン勢ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。
2002年、日本初の世界的ベンチャーを一社でも多く生み出すことを使命として、ブレイクスルーパートナーズ株式会社を共同創業。
最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいらっしゃるとのことです。
こちらのゼロ拍子校は、2013年12月24日に電子版発行。発行所はダイヤモンド社となっております。
こちらの本を読もうと思ったきっかけなんですけれども、もう皆さん様々いろんなところでご紹介されていたような印象でして、
ここを一番最近のところでは、ブックテラスというポートキャストですね。
あやなるさんと前田さんがお話しされている中でもご紹介がありましたし、
あとはコテンラジオのコミュニティの中でも皆さん結構実践されているというようなお話で、とても身近なものなのかなというふうに思っています。
私がこちらの本を今回読み直したのは、たぶん2度目か3度目くらいになると思うんですが、
読み直したきっかけはですね、私こちらとは別にもう一つ文具系手帳系のポートキャスト番組も持っていまして、そちらで2ヶ月ぶりにお話ししたんです。
そこでなかなか思うように言葉が出ないというのがとても気になりまして、
もちろん話し始める前にキーワードなどちゃんと書き留めておいたんですが、
自分で編集しながら聞き直しても何を言いたいのか分かりにくいんですね。
なのでちょっとこのままではダメだというのが一つあったのと、
もう一つはその手帳のポートキャストの中で最近の使っている手帳やノートのコレクションというかフォーマットではなかなかゼロ拍子口が以前のようには欠けていないんですね。
なのでそのうまく話せない言葉が出てこないということが一つ、
もう一つはその最近ゼロ拍子口の書き出しができていないということの2つが気になって今回再読することに決めました。
さらにどうしてこちらをポートキャストでお話ししようかと思ったかと言いますと、
私はそのゼロ拍子口の書き出しの方法論を覚えているんですね。とても簡単なものなので。
でもこの続けてないということはそれがモチベーションというか習慣化するためのこの思いが足りないんだろうというふうに思いまして、
それをまずそもそもゼロ拍子口というのが何だったのかということと、
それを知ってさらに覚えておくためにアウトプットすることが多分助けになるんだろうなというふうに思いまして、
読むだけではなくこうしてお話ししようというふうに思いました。
ちょっと前後するんですが、この本が全体的にどういった内容かということをご紹介するために目次の大まかなところをご紹介しようと思います。
『ゼロ秒思考』の内容
第一章、考えるためのヒント。
頭に浮かぶイメージ・感覚を言葉にする。
言葉を自由に、的確に使うことを目指す。
言葉の中心的意味と揺らぎを捉える。
浅い思考・空回りの思考を避ける。
沈沈黙々と呼ぶんでしょうか。
沈む思うに、黙読の黙に考える。
も、話すだけも難しい。
第二章、人はゼロ秒で考えられる。
時間をかければ考えが深まるとは限らない。
できる人・優れた経営者は速断速決。
究極はゼロ秒思考。
ゼロ秒思考と情報収集。
ゼロ秒思考はメモ書きで身につける。
メモ書きの効能。
第三章、ゼロ秒思考を作るメモの書き方。
タイトルの書き方、本文の書き方。
思いついたことはとにかく何でも書く。
メモはA44紙の裏紙に。
メモは毎日十分に書く。
メモはA44紙の裏紙に。
メモは毎日十ページ書く。
一ページ一分で思いついた瞬間に書く。
ノートや日記、ワードなどではダメな理由。
メモを一分でどこでも書けるようにする工夫。
全体的な説明
感情を考えに、考えをメモに。
状況・ニーズ別のメモのタイトル例。
第四章、メモを使い尽くす。
メモは深掘りするとさらに効果的。
一つのテーマを多面的に書く。
メモの発展型。
メモとロジックツリーの関係。
メモから企画書をまとめる。
チームメンバーや家族にもメモ書きを。
第五章、メモの整理・活用法。
クリアフォルダに分けて整理する。
フォルダの分類を見直す。
メモのその後。
ということです。
さて、本文に入るんですが、
そもそもゼロ秒思考とは何でしょう?
というところなんですが、
ゼロ秒思考とは、
思考の質とスピード、
ゼロ秒思考のトレーニング法
スピード方法の到達点。
ということです。
そしてゼロ秒とは、
瞬時に現状を認識し、
瞬時に課題を整理し、
瞬時に解決策を考え、
瞬時にどう動くべきかを意思決定する。
ということなのですね。
このゼロ秒、
即断即決ということもあったんですが、
どうして優れたリーダーの方々が
即断即決できるかというと、
普段から考えている、
そして仮説を立てていて、
すぐに検証できるから、
ということなんです。
この著者の方は、
とにかく書き出すということ、
イメージや言葉を何でも書き出すということを
とても重視されているようなんですね。
とにかく書き出すことで、
スムーズな表現ができるようになる。
そして、言葉に慣れて、
言葉を使えるようになる、
ということなんです。
頭がいいとか、
仕事ができるというのは、
言葉の感覚がとても鋭くなる、
つまりは、
コミュニケーション能力が高くなる、
ということなんですね。
そのトレーニングとして、
1日10ページのメモ書き、
これが訓練になる、
ということなんです。
私、このゼロ秒思考というのは、
方法論は覚えているんですけれども、
どちらかというと、
メモ術というか、
書き出してスッキリする方法、
そういう認識しかなかったんですけれども、
改めて、
読んで思ったことは、
言葉の感覚、
感性をとても高めるというか、
磨くという、
そういう手法なのかな、
というふうに思いました。
そこから、
他の皆さんとのコミュニケーション力を
高める、
メモの効果・活用
ということなんですね。
どんどん、
最近、
AIがさまざまなところで活躍していて、
人間が最後にできることは、
コミュニケーション能力だけが、
そこだけが、
残るということだったので、
そういう意味でも、
この言葉の感性、
感覚を高めていくということは、
より大事なことなのかもしれません。
このトレーニング、
ゼロ秒思考を続ける功能としては、
頭が整理されること、
自信があること、
自信を持つこと、
頭が整理されること、
自信が出てポジティブになること、
そして急成長する、
ということなんですね。
この急成長とは、
どういうことなのかと言いますと、
冷静に考えられる、
そして全体像が見える、
そこから準備を進めることもできるし、
どんどんスケールの大きい仕事、
プロジェクトもできる、
ということでした。
さて、
その面文書きの方法論についてはですね、
こちら皆さんも、
読んでいらっしゃる方多いと思うので、
復習になるかと思うんですが、
まずはA4用紙、横書きで、
そしてガンガン、
躊躇なく書けるように、
裏紙も推奨されています。
一つのテーマ、
一件ごとに1ページで、
右上に日付、
左上にタイトル、
そして1ページはだいたい4から6行ぐらいで、
各行20から30文字。
こちらはですね、
短い文字で、
それと具体性に欠ける、
つまりは行動に起こしにくい、
ということでした。
1ページは1分以内で書くこと、
そして毎日10ページ書きましょう、
ということです。
ついでに、文本文もご紹介しますと、
ヒッキングとしては、
パイロットのVコンが推奨です。
筆圧ゼロで、
滲みも霞みも無し、
ということで。
そしてA4用紙を挟むためのクリップボード、
さらに書いた後のA4用紙を、
こう、
分けというか、
分けるためのクリアフォルダ。
そして、
そのフォルダ分けしたもののタイトル、
どんなプロジェクトなのか、
どんなアイディアなのか、
ということを、
用紙の使い方の変更
タイトルを書いておくための
3Mカバーアップテープも
おすすめされていました。
ただこちら、
3Mカバーアップテープなんですが、
たぶん日本でもそこそこ値段が下ような感じで、
アメリカのAmazonにもあったんですが、
1マキ5ドルはするんですね。
なので、
これはマスキングテープでよいんじゃないかと、
個人的には思いました。
こちらの本を読み終わって、
まず私がしたのは、
この著者さん、
このフォーマットは、
A4用紙であることとか横書きとか、
変えないでくださいって、
すごく強調されてるんですね。
でもですね、
電車の中でも、
A4用紙を三つ折りしましょうとか書いてあるんですが、
ちょっと私は、
ときめかないというか、
大きすぎて邪魔というか、
ということですいません。
そのままレターサイズの、
4分割を使うことに、
とりあえずしています。
それで、これまではですね、
その用紙を、
ポスタルコのクリップボードに、
さらにカバーがあるような、
A6サイズのものに、
レターサイズの用紙を、
裏紙を4分割したものを挟んでいたんですが、
すぐに出すにはちょっとひと手間というか、
機動性にかけるので、
このパッドから外してきまして、
今最も使う、
モレスキンの手帳が挟んである、
革カバーに移してきました。
その革カバーにはペンフォルダーもついていて、
いつでも書き出せるので、
クリップで挟んであるだけですし、
とてもスムーズにまず書き出すことはできると思います。
再開したばっかりなので、
言葉の感覚が鋭くなるとか、
英語のアウトプットについて
そういうことを求めるのはまだ先だと思うんですが、
効能として頭が整理されるとか、
スッキリ感はですね、
それは前からわかっていたので、
良い感じであります。
ただこちら、最初のポッドキャストでお話ししたように、
再読しようと思った一つのきっかけである、
最近ゼロ病志向の書けていないということについては、
今この改善で、
何とか習慣化できることを祈るばかりですが、
もう一つの、
わかりやすくお話しするということについては、
ちょっとこれは違うかもしれません、
というふうに思っているところです。
言葉の使い方は上手になる可能性はもちろん、
何もしないよりはあるかと思うんですが、
英語学習されている方はご存知のように、
英語が書けるという、
この筋肉というか、
力の使い方と、
英語を話すということが、
全く違いますよね、きっと。
頭を整理して話すという、
これはですね、私、
またちょっと違う方向性の練習が、
必要なのではないかと、
この本を読んで思ったところであります。
そのため、
この論理的に考える、
アウトプットするという、
その書き出すということの次に、
瞬時に頭で、
整理して、
論理的にこう、
こう、何て言うんでしょうか、
構造的にしたものを話すという、
そちらについてはまた別の本を、
読まなきゃいけないのかなというふうに、
思っていまして、
荒木さんの音声発信講座について
思い浮かぶのは、
1分で話せという、
本を再読しなきゃいけないかなと、
思っています。
では、ゼロ秒思考の感想については、
この辺りで終わらせていただきます。
さて、最後に、
なかなかポッドキャスト更新できなかった言い訳なんですが、
いくつかありまして、
その中の一つは、
荒木さんの音声です。
一つは、
荒木さんの音声発信講座を受講した内容が、
私がそれを、
実践できる、
というのが難しいというふうに、
思ったのがあります。
今、荒木さんの講座で思いつくことについては、
まず、リスナーさんの想定なんですね。
お一人でもいいから、
その方に届くように、
対象を絞って、
お話しするということでした。
2つ目が、
対象の方に刺さるような問いを考えるということなんですが、
これがとても難しかったんですね。
刺さるということを、
絞り出すという、
そして、さらに、
そこから、
思考の揺らめきというか、
すっこみというか、
それをリスナーさんが聞いていて、
ふむふむ、なるほどというふうに、
一緒に考えられるような、
その、
ちょっと図がうまく描けないんですけれども、
それを考え出すということ。
そして最後は、
アウトプットについて
もちろん何よりも継続が大事という話だったんですが、
その前の段階で、
私はその価値あることを、
アウトプットできないなというふうな思いが強かったんです。
でも今回はですね、
ブックテラスでも、
綾なるさんとまいとさん、
まずは何でも、どこでもアウトプットが大事っていうことをおっしゃってたのと、
あとはイタミンさんは、
世界をちょっとカラフルにするラジオだったかな、
すいません、ちょっと性格ではないかも。
そこで、とにかく少しでもアウトプットということは、
やっぱりお忙しくていらっしゃるので、
その中でどういうふうにアウトプットされるかということもお話しされていて、
私は新木さんの講座のアウトプットが理想なんですが、
それができないとしても、
今の段階でちょっとお話ししてみようかなというふうに思って、
こちら、久しぶりに本についてお話ししているところです。
本とアウトプットモチベーション
あとはもう一つ、私は手帳や文本については何でもなく話せるんですけれども、
本についてはなかなか読めないということも一つあるんですけれど、
読んでそれで満足してしまうというか、
それをアウトプットするモチベーションがないといいますか、
今回はちょっとしっかり頭に刻みつけておかなきゃっていうことがあって、
お話ししようというふうになったんですけれども、
なかなか書き出すまではなんとかかんとかなんですが、
本の感想に限らず引きこもっているのが好きなので、
何かを普段から話す、話すおしゃべりのモチベーションがとても低くって、
ちょっとそれがどうしたものかなというふうに思っているところです。
今、日本語も普段夫と息子としか話しませんし、
英語であっても息子のお迎えの時に父兄の方とちょっとご挨拶とか雑談したり、
カフェでバリスタさんとちょっとお話しするくらい、
あとはもう本当に引きこもりで、引きこもり大好きなんですけれども、
ちょっとこのまま話せなくなるのも困ったなぁと、
何かもうちょっと自分でご褒美というか、
人参を見つけて更新できたらいいなというふうに思っているところです。
久しぶりの開店にもかかわらず、閉店までお付き合いいただいてありがとうございました。
またのご来店お待ちしています。
美子店長でした。