コンコンとの出会い
Kanta
押しました。
始まりました、村音。
かんたです。
Ayako
あやこです。
なつ
なつです。
この番組は、経営者の、それじゃないか。
経営者のかんたとmixiに足跡を残していたあやこ、そして朝起きたとき、口の匂いがドブの匂いがするなつが、TT村のあれやこれやを話す番組です。
Kanta
これやりたかったっていうね。
なつ
じゃあ、今日はお疲れ様でした。解散します。
Kanta
満足しちゃいました。
なつ
満足しちゃいました。
やばかった。ここ一番緊張した。
自分で言っといて。
Kanta
というわけで、村音。
第1回がもうさんとじゅんぼくさんで、発信することとか、ポッドキャストについてみたいな話をして、第2回がじゅんぼくさんトークで、この村って何なんだろうねみたいな話をして、
もうさん、じゅんぼくさん、じゅんぼくさん、ぼくってきて、なんか数珠つなぎっぽくなってるから、このままこの流れで僕と誰かで話すの面白いんじゃないみたいなことを前回の収録の後、談話室で話してたら、ちょっと何の流れだったか忘れたんですけど、
あやこさんとなつさんと3人でしゃべりましょうみたいなノリになって、そのまま合意にここまで持ち込んだみたいな経緯で、3人で話すことになりましたと。
Ayako
ありがとうございます。
Kanta
この3人で何しゃべると面白いかなみたいな話をちょっとしたところ、僕が思っているのは、なつさんもあやこさんも、コンコンボランティアだったりとか、何らかの形でいろいろとコンコンと関わっていて、僕はボランティアもなかなか入ってなかったり、コンコンに今通っているお子さんたちと交流したことがないので、
コンコンってどんな様子なの?みたいな話を僕が聞き役で聞きながら、いろいろ理解を深めていけるといいなっていうのが、僕個人としては思ってますと。
ただ普通にコンコンってどんなことやってるんですかって聞いても、いろいろはるかさんもひとしたんもいろんなところでお話もしてるので、というよりはコンコンを通じて大人が関わっていく中で大人の側に起きた変化、いろいろあるよね。
みたいな話を、前に座談会で三人堂と純木さんがお話しされてた中でお話ししたところを、もう少し深掘りしてみれると面白いんじゃないかなと思ってますっていうのが、とりあえず今日の話し始めたいトークテーマみたいなイメージで、話してる中で全然違う方向に行くかもしれませんと。
個人の経験と思い
なつ
そうですね。
感じですね。
ありがとうございます、さすがポン太さん。すごいや。
Kanta
というわけで、ちょっとあれですかね、とはいえ話し始める前に、彩子さんと多分、今回初めてましてですよね。
Ayako
そうなんですよ。すごく嬉しいのと、本当に村で有名な方と、
本当にもう一周は皆さん多分喋りたかっただろうなと思うので、ラッキーだったなと思って、今日は楽しみにしてました。
Kanta
なんかそんな、すいません。
なつ
有名人ですよ、ポン太さんは。
奈美さんも奈美さんも。
奈美さんもね。
Ayako
有名人、本当に申し訳ないです。
なつ
彩子さんだって、すごいどんどん頭角を表して、ミクシーの女として、すごい有名になっていますからね。
Ayako
ミクシーって今あるんですかね。
Kanta
まだありますよ。
Ayako
あるんだ。
Kanta
もしかして入れたら出てくるのか。
入れたら出てくるの、IDとパスワードを覚えていればまだ入れますよ。
で、まだ誰もいなくなった仮想地域だからこそ、使ってる人は中にいて、
なつ
そうなんだ。
Kanta
ミクシーでずっとまだ日記書いてますっていう人、結構何人か知ってます。
なつ
いやー、ちょっと開けてみます。
いやー、開けます?
いや、開けない方がいいかな。
すごい勇気、私は絶対無理だ。
何年前なんだろうと思って。
確かに、いつからだろうね。
Kanta
たぶんね、15年くらい前じゃないですか。
きっとそうですよね。
Ayako
20代かも。
はい。
Kanta
なんで、あやこさんについて僕があまり知らないので、ちょっと簡単に自己紹介っていうのがあれなんですけど、聞いてもらっていいですか。
Ayako
はい、あやこと言います。
この間、村の放送で話させていただいたんですけど、静岡県の富士市に住んでいて、村には春ぐらいに入らせてもらって、皆さんの登校とかにすごく励まされて日々過ごしていて、
3人の娘を育てていながら、全員すごく繊細で、本当に繊細すぎるほど繊細で、子育てにすごい苦労している中で、ラジオに出会って、皆さんの励ましの下、毎日本当に今日の朝も戦っているような感じで過ごしています。
すごく唯一無二のコミュニティに入れさせてもらったなという感じがあって、今本当に悩んで、1年前にものすごい悩んでたんですけど、その時は助けてが言えなかった。
今はここがあるので助けてって、私こんなダメだったみたいなことが言えて、本当に自分も考えが変わってきたなと思っています。全然自己紹介にならなくてすみません。
Kanta
ありがとうございます。
自己紹介する流れなのに質問したってもいいですか?
Ayako
はい、どうぞどうぞ。その方が話しやすいかもしれない。
Kanta
今後のボランティアに関わられているみたいなところって、経緯というかどういうきっかけだったのかみたいなことって。
Ayako
まさに1年前に夏休み明けに長女が行かない選択をしたりして、すごく動揺して悩んで親子で本当に疲弊して、本当に痩せこけてみんなで過ごした日々があったんですね。
今はいけてるんですけど、その時に味わった本人の感じとか、自分の孤独感とか、家にいる時の苦しみとか、すごく仲良い人にも言いづらかったり、相談してもわかってくれないだろうなみたいな、そういうものがあって。
いつか自分がこの暗闇を抜けたら、同じように悩んでる人にわかるって言ってあげたいなっていうのはずっとあったんですね。
それがたまたま、もしかしたら自分がそういう立場に、自分発信で何か立ち上げなくてもできるかもって思って、勇気を持って手を挙げたのがきっかけですね。
なので、今でも、いつか自分の娘もそういう今度はお世話になるかもしれないと思って、だけど今は自分が力があるんで、今のうちにみんなに何かこうしたいなっていう感じです。
ごめんなさい、ほんと喋り方がちょっと。
Kanta
いや、すごい。
なつ
素晴らしい。
めっちゃ伝わる。
Ayako
ちょっともう泣きそうになっちゃって私。
なつ
出た。
泣いちゃいますよね。確かに確かに。
辛い時期があったから泣いちゃいます。
Ayako
夏さんのところもそうだし、村にいる皆さんと喋ってると、どれだけ悩んでいて、朝になった時のどうしようかなっていう感覚とか、
夜になるとほっとしてても、なんか寝た後どうなるのかなとかっていうのを毎日365日考えてる方がいっぱいいると思うので、すごい共感するし、励まされるし、何かできないかなって日々思ってます。
Kanta
なんかね、自分が辛かったから辛さがわかるから、同じ辛さを今味わっている人に何かできることしたいみたいな発想自体がすごいなって思いました。
Ayako
本当にすごくきついと思います。本当に。
それが本当に。皆さんあんまり言わないけど、毎日なので、毎日日々は時間は続いていくので、やっぱり落ち込む時もあるし、なんかそれをすごく何かしたいなって毎日思っちゃいますね。
Kanta
ありがとうございます。
夏さんの中ですね。流れでちょっと自己紹介を。
なつ
あ、自己紹介か。そっかそっか。もうなんか引き込まれちゃうから。
Ayako
泣きそうになってたらダメだよ、ごめんなさい。誰かそういうんじゃない。
なつ
えーっと、自己紹介か。東京都の葛飾区に住んでます。
梁さんが有名なあの町に住んでいます。
子供が今8歳で、学校に行かない選択をして、コンコに通っています。
えーっと、なんだろう。さっぱりわかんなくなっちゃった。
好きなことは絵を描くことで、あと最近編み物という趣味も新たに加わって、何かこうちまちま作ったりすることが昔からずっと好きです。
えーっと、そうだな。
私も綾子さんの話聞いてて、ハッと思い出したのが、
そういえば私も、自分が助けてもらってずっと子育てで、孤独に子育てをしてたから、
いろんな区役所の相談の人とか、保育園の先生とか、本当にいろんな、総勢たぶん50人ぐらいの方とかに相談して助けてもらった時に、
私もいつかこの子が大きくなったら、そっち側に回りたいなっていうのはずっとあって、
それすっかり忘れてたけど、綾子さんの話を聞いた時に、あ、そうだったそうだったって思って。
そうそう、で、今ボランティア参加してて、たぶんその気持ちすごい満たされてるっていうか、
あの時助けてもらった恩返しをしているっていう気持ちはちょっとあるなって思いました、確かに。
Kanta
そう、なんか夏さんと話したら聞きたいなって思ってたことがあって、
コンコンとの関わり方で、通っている高校さんの保護者っていう立場と、ボランティアっていう立場と、
あと村でティーチャーティーチャーの個人スポンサーっていう立場と、
しかもそのティーチャーティーチャーの中でいろんなデザインだったりとかをされていて、
ティーチャーティーチャーに対してスキルで貢献するみたいな形で、
いろんなギブもテイクもいろいろあるみたいな関わり方みたいなところの、
たぶん全部盛りみたいなのが今の夏さんなのかなっていう感覚が多くの中ではあって、
それって、例えば普通の社会福祉みたいな文脈だと、
なつ
する側とされる側みたいな関係が結構固定されがちじゃないですか。
Kanta
それがこの村の一つの面白さだなって思うのが、
あんまりする、されるみたいな関係は固定化していなくて、
そこがすごく相互扶助というか、お互いが持ち寄れるものを持ち寄って、
助けることもあるし、助けられることもあるしみたいなところが、
結構特徴なのかなと思っていて、
なんかそれを夏さんから見てどう見えているのかなとか、
村としてのつながり
Kanta
どう感じているのかなみたいなことは話してみたいなと思ってたんですよね。
なつ
なるほど、すごい、そうやって見えてるんですね、カンタさんが。
そうか、それをうまく言葉で言えるかわからないけど、
なんだろうな、私、ボランティアやってるののもう一つの理由に、
やっぱり無料で息子を見てもらっているっていうところに、
ちょっと実は追い目があったりするんですよ。
本当はお金を払ってでも会話せたい場なのに、
それでも先生方の今のところの意向で、ずっと受け入れてくださっている、無料で。
しかも3ヶ月という枠をなくして、待機している方たちがいらっしゃる中で、
見てくださっているっていうところに、
私が何もしないわけにはいかないっていう、そういう気持ちもあったりするんですよね。
ただ、純粋に応援したい気持ちとかもあって、
あなたたちのためだったら身を削ってでも何でもやりますよっていう気持ちもあるし、
息子を見てもらっている、すごく貴重な時間をいただいているっていう気持ちもあるし、
本当様々な理由で、私が助けに入るじゃないけど、
何かで貢献できるっていうのはすごく当たり前みたいな感じ。
先生方は私にいつもありがとうございますって言ってくれてるけど、
こっちはそれ以上にいつもありがとうございます。
平等じゃないけど、そこを一生懸命、同じぐらいっていうかな、
すり合わせてお互いに気持ちのいい世界がいいなっていうふうに思ってるんですけど、
意味わかりますか?
Kanta
うちの長男が知的障害があって特別支援学級を通っていて、
それを半年ぐらいから、なんかちょっと発達の遅れがあるねみたいな形で、
療育だったりとかリハビリだったりとかずっと通っていて、
初めてそういういろいろケアされないと困るみたいな立場に自分がなったときに感じたことが、
ありがとうとかすいませんっていうのってすり減っていく感じあるなみたいなのがあって、
貯金が溜まってる中で貯金を切り崩してありがとうって言ってる感覚があって、
ありがとうって言うだけの立場って結構しんどいなって思ったんですよね。
総合風潮の関係がすごいいいなって思ってるのが、
そこがありがとうって言う立場も言われる立場も、
両方自然な流れで来るみたいなのがすごい健全な関係性を築く上で、
めちゃくちゃ大事だなっていうのをすごい感じたことがあって、
それがこの村で起きていることの一つの、
村っていう表現が本当に適切だなって思うのが一つの現象なのかなっていうのは感じてたんですよね。
なつ
今なったの話、そういうことに近いのかなって思いました。
すごいまとめ方、ありがとうございます。
共感と支援の重要性
なつ
すり減りますよね、こっちがすみません、ありがとうって言うのって本当にそうだな。
Kanta
でもそういうことね、ツイッターとかで言うと怒られますからね。
なつ
本当ですよね。
Ayako
私はるか先生がラジオで、たまたまそこが合わなかっただけ、
たまたま行けなかっただけで、学校に行けないなんてっていう話をしてくださったときに、
すごく共感して、みんな同じ場所のあそこには行けない、たまたま行けなかっただけっていうのがすごく印象に残っていて、
そうだよなと思って。
なのにすいません、お願いしますとか、そういう立場になっちゃうのはすごく苦しかったけれど、
でもやっぱり今はそうやったほうがやりやすかったりして、いっぱい学校に足を運んで、
なつ
いろいろ対応してもらったなっていう感じはありますね。
Kanta
そのときにありがとうって言ってもらう機会と、ありがとうっていう機会みたいなのが、
同じ人に対してはなくてもいいんだけど、
自分のライフスタイルの中で釣り合いが取れてるみたいな状況を作れていないと、
すごくしんどいなみたいに思うことがあって、
それがコンコンのボランティアとかでうまく作れてるように、
全然参加できてないのをはたから見ていて、ちょっと思ってたっていう。
年齢を超えた交流
なつ
いいなって思ってました。
Ayako
終わった後の、じゃあさよならみたいになって、またってなってきった後に、
一人になった瞬間に、分かりますなってなった。
なんとも言えない満たされ具合なんですよね。
別に私が何をしたわけじゃないんですけど、
すごく満たされるのは、自分でも分からないけど、きっとそれがそういうことなんだろうなっていう感覚。
何にも別に雇われてもない自分が、手を挙げて行ってみて、
逆にしてもらって、帰ってきて、その日のスタートが満たされた感じでスタートみたいな。
本当に皆さんに味わってもらいたいなって。
なつ
また勧誘になっちゃうんですけど。
Kanta
そうですよね。
なつ
本当に思います。
今日もアサーショントレーニングの時間、お話しタイムの時間参加したんですけど、
めちゃくちゃ良くて、その話今日したいなと思ったんだけど、
中学3年生の子が2学期から入ったんですよ。
純木さんと今マイクラの相談をしてる子。
その子と、小学校1年生の子が入ってきて、
すごい年の差の子と、私が今日3人でアサーショントレーニングをしたんですよ。
すごい。
それが楽しすぎて。
今日はサイコロを振って、出た目で話す内容、サイコロトークって言うんですけど、
出た目で何を話すかみたいなのをその場で決めて、
それで聞く人と話す人に分かれて、聞いてた人は質問をしたり、感想を言ったりっていう、
そういうやりとりをやるんですけど、
最初に中3の子が話してくれて、すごくお話上手で、
もうちょっと私、怖気づいちゃって。
上手すぎて。
で、じゃあ私もサイコロ振って話しますみたいになったら、
好きな有名人の話みたいになって、
Kanta
難しい。
なつ
難しいですよね。で、いねえってなって、
みんなが知ってて、好きな有名人をプレゼンできたらよかったのに、
すごいマイナーな質問しか知らなかったから、
いや、知らないよね。これ知らないよね。
ああ、ごめん。どうしよう。みたいに悩んでたら、中3の子が、
なつさん、それがしゃべれなかったら他のテーマでもいいですよ。って言ってくれて、
「マジで?」とか言って。ありがとう。みたいな。
じゃあちょっと、来世、生まれ変わったら何になりたいかってテーマもあって、
じゃあそれどうですか?って言われて、
ありがとう。じゃあ考えね。
ちょっと待って、やばい。なんかゴミ箱浮かんできちゃった。どうしよう。みたいな。
ゴミ箱は違う。みたいになって、
わかった。木になりたい。大きな木になりたい。みたいなこと言ったら、
それはなんでですか?って聞いてくれて、
ちょっとアサーショントレーニング受けてる側に逆転して、
なんで木だっけ?木が好きってのもあるんだけど、みたいな。
酸素を目綺麗にしてくれたりとか言ったら、
癒す存在になりたいってことですね。って言ってくれて、
Kanta
すごいまとめてくれてる。
なつ
そう。みたいな。ありがとう。みたいな。
1年生の子もすっごい楽しそうに話してくれて、
それを中3の子が、すごーいみたいな。
楽しかったんだねーとか言って、話してるの聞いて、
この子とこの子の融合、やばいなって思って。
本当に、なんだろう、私一番話下手で、
やばいなこの大人って思わせたかもしれないけど、
すごく時間が楽しすぎて、
そういういい時間だったっていうのをひたすら思いました。
今日絶対それ話して、そしたらまた誰か釣れるかなと思って。
餌食がね。
そう、餌食ね。
それ聞いたら、やりたいってなるかなと思って。
本当に。
とにかくね、いいんですよ。
教えてあげるみたいな態度で望んだら、間違うなって感じですよね、本当に。
それをもしかしたら求めてる子もいるかもしれないんですけど、
今のボランティアのメンバーは結構、
教えてーみたいな感じのノリの方が多いので、
今はそういう雰囲気ですけどね。
Ayako
私も一回一緒に会ったことあるけれど、
彼は本当に驚くようなことを言ってくれて、
えーってなったのを覚えてですね。
すごくそれを大人の前で話せるって本当に素敵だなと思うし、
本当に素敵なんだよってことをもっと伝えたいです。
子供食堂での経験
Ayako
伝えてあげたい。
一瞬で終わっちゃうけれど、本当にそれ本当に最高なんだよってことを伝えたい子ばっかり。
なつ
伴奏してるようで伴奏されてる、気づいたら。
お互いいわはーって一緒に走って、
よしよしよし最後だーみたいになって、
あー楽しかったねーみたいな。
今はそういう雰囲気ですね。
Kanta
その体験を通して、今香港の中での話だと思うんですけど、
夏さんと彩子さん的にコンコンの外側で、
それがきっかけに起きた変化みたいなのってありましたか?
なつ
私は今、人生の中で一番、私以上一番自信と勇気があります。
えーすごい。
コンボラと、あとでも村のおかげでもありますけど、
すごい自己肯定感がめちゃくちゃ低い人間なので、
そうなんですよ。で、やっぱり失敗を恐れて、次冒険をしないタイプなのだったんですけど、
まず村でこのスモールステップで、村の中で自信をつけてくれて、
失敗しても、いいじゃんいいじゃん大丈夫だよって言ってくれる人がいっぱいいる状況と、
あとは悩みを相談できる仲間みたいなのがいて、
その基盤があったからコンボラやろうって思えて、
コンボラをやったらすごく頑張って、好きなことを突き詰めてる子とか、
それを広げようと頑張ってる子と一緒に過ごしてたから、
私自身も背中を押してもらって、すごく勇気ついたなって思ったんです。
で、実際、私絵を描いてるんですけど、ちょっとお仕事もしているんですけど、
1年ぐらい前に単行本を、私の単行本出しませんか?みたいなお話をいただいた時に、
途中で、ごめんなさい、やっぱ無理ですって逃げ出したことがあったんですね。
自信がなさすぎて、これじゃあ面白くない本にならないってなって逃げたことだったんですけど、
この今の自信のおかげで、
8月ぐらいかな、お話いただいた時に即答できたんですよ。やりますって。
すごい。すごくないですか、それ。
単行本じゃないんですけど、冊絵と漫画を描くお仕事を、もうやります、すぐやりますみたいな感じで。
できたのは、たぶんこの村とコンボラ屋でついた自信という気のおかげだなって思って。
Kanta
すごいですね。そんなことがあるんですね。
なつ
すごいですよね。私、本当に自分の人生の中で今一番楽しんでるかもしれない。
Ayako
なつさんと喋ったりしていると、人の意見とか考えとかをすごく吸収しようってすごくいいなって思って、
それすぐ行動にしたり、言葉で反応したりしてくれるから、たぶんそこがもうすごい全部つながってるんだと思います。
すごいなって。すべて吸収して、じゃあやってみようかなって、元からそうだと思ってました。
なつ
全然ですよ。私、幹事なんて今まで一回もやったことないですから。
そうなんですか?
Kanta
そうですよ。
なつ
お深いの人みたいになってますけど。
そう、もうオフ会の、オフ会してる人みたいになってるけど、全然初めてです。
でもそれもやっぱり、みなさんだからできるっていうか、いいよ、全然失敗して平気よみたいなこの雰囲気だから、
ちょっとずつちょっとずつできて、できんじゃんみたいな成功体験で、
じゃあまたやっとくかなみたいな。
そうですよね、こうやって話すこと自体もかなりチャレンジというか、
Kanta
すごくないですか?そんな変化が大人に起きるんですか?
なつ
そうですよね。
Kanta
ティーチャー、ティーチャー、コンコンと関わると。
なつ
ほんとそう。
あやこさんのも聞きたいです。
Kanta
そう、あやこさんのも聞きたいです。
Ayako
なつさんの次ちょっと、あんまり。
Kanta
いい話出すぎちゃった感じ。
なつ
いやいや、そんなことない。
Ayako
いろんな私も考えたんですけど。
なつ
でもあやこさんあれじゃないですか、子供食堂の話を伝えて。
Ayako
そうそうそう、子供食堂の月に1回オットと、ほんとに月に1回なんですけど開いていて、
その月1回の場が、コンコンのワクワクタイムとすごい似てるんですよ。
なんかこう、なんだろうな、親とは違う先生でもない、私たち夫婦がそこにいて、
子供がわーって来て、しゃべってくれるんですけど、なんかすごく子供って私が思ってた以上に、
子供だな、かわいいな、純粋だなって感じるんです。
私が想像している子たちって、何回か初めて何回かはやっぱり携帯を持っている子とかがいて、
それ持って来て、旅に来たって来て、携帯をやっぱり見ちゃうんですよ。
で、女の子、高学年の子たちはTikTokとかでわーとかやってて、
そんな時代かなって思ってて、なんか違うな、それって意味あるかな、やってる意味あるのかなって悩んでて、
ある時、ちょっと私たち中に入ろうって、盛り付けとかじゃなくて、
もう中にみんなで遊んじゃおうってなって、夫婦で中に入ったんですよ。
子供たちが座っているところにわーって入って、トランプやる人みたいな感じで、
入った時に、やるって来た子たちが集まって、すごい大盛り、ババ抜きかなんかしたんだけど、
めちゃめちゃ盛り上がった時に、隅の方でいつも携帯持って旅に来て、
なつ
女の子がパッて携帯を置いて、何してるって聞いたんですよ。
Ayako
やるって言ったら、やるって言って、
その時は、私たち今の小学校の小学年の子って、コロナの1年目だったりして、
子ども会も活動がない、峠港も一緒にみんなで歩けないっていうのを過ごしてきて、
世代間の交流も全くなかったので、知らない子たちばっかで、
同級生と喋るけど、お兄さんお姉さんと喋れないみたいなのがほとんどだから、
みんなでババ抜きを6年生と1年生が混ざってやって、
さっき夏さんが言ってたその感じ?
1年生の子がルールが分かんないのを、いいよいいよって言いながらフォローする感じとかが、ものすごい。
うわーと思って、本当に携帯なんか一回も見ずに終わる感じで、
子どもって、今メディアがいっぱいあるから、どうしてもそこの情報が気になるし、
どうしても見ちゃうんだけど、大人が、大人とかちょっと上の先輩たちが関わると、
それに欲すものがないというか、ゲームは負けちゃうって思ったんですよ、その時初めて。
なつ
ゲームって言うけれど、関われば、走ろうって言ったら絶対走るし、
Ayako
これやるって言うし、それすごく学びで、
コンコンの子たちもすごくそれに似たような感覚があって、
コンコンの子たちにすごい教えてもらって、子ども食堂でも声かけとかも実践できて、
なつ
すごく勉強になっています。
話がずれちゃった。
あやこさんの伴奏スタイル
なつ
あやこさんの伴奏を一緒にこの間見させてもらったんですよ。
本当にすごくて、子どものやる気をすごい優しく引き出してる力があります。
力があるよね、あやこさんは。その力がある。
Ayako
嬉しいです。
なつ
私とはやっぱ違う。やり方が全然あやこさんとは違うけど。
そうなんだ、それは自分ではわからないかもしれない。
例えばどんな感じで違うんですか?
私は結構子どもに流されちゃうですよ。誘導ができない、うまく。
Ayako
それもいい、それも最高ですね。
なつ
せいこさんともその話をしたんですけど、子どもってその誘導にすごく敏感で、
誘導されるとすごくちょっと嫌な気持ちになっちゃう。
でも、それが本当に難しいんだって、せいこさんベテランの教員の方だったので、
難しいですよねって話をしていた。
次の日ぐらいにあやこさんと一緒に番組をしたときに、
あやこさんは全然無理矢理感がないんだけど、誘導ができるんですよ。
それすごくないですか?
Ayako
わからないです、私。
なつ
すごいなって思って。
私は子どもがちょっと嫌だかもみたいになると、
そうだよね、じゃあやめとこうかみたいな。
結構そういう、ほかのこと考えるかみたいな感じのタイプなんですけど、
あやこさんはそれは何でか、どういう気持ち?みたいな。
それどうする?みたいな感じで、割と引き戻せるっていうか、
どっかに行こうとした子どもをちゃんと戻して、でもあったかくてっていうのがすごいですよ。
Ayako
嬉しい。ありがとうございます。
でもなんか顔が見えない人が多いので、
なんかやっぱりこの1時間でなんかちょっと楽しいな、今日楽しいなとか、
笑ってくれたらなっていうのを願いながら、やっぱり夏さんもそうだと思うけど、
やるのがすごく楽しいですよね。
どんな顔してるかなって思うのはすごくワクワクするし、
もともとのワクワクタイムっていう設定がすごくいいなって。
学校に来て何かをみんな同じことしようとか、これ作ろうとかじゃなくて、
さあ、今日は何でワクワクする?みたいな感覚が、
なんかもう元のコンセプトが最高だなって思ってますね。
Kanta
あれですかね、マラソンの伴奏者というよりなんかペースメーカーみたいな感じで、
コース外れないように、でもどう走るかとか、どういう記録を作るかみたいなものは、
ちゃんと選手に委ねるみたいな、そういうタイプの伴奏みたいなことなんですか?
なつ
すごい、そうですね。
Ayako
すごいですね、なんかそういうものになれるのかも。
なつ
そうか。
Ayako
かっこいい感じですね。
なつ
まとめ方半端じゃないですね。
ちなみに今、こんな感じで。
今ちょうど?
Kanta
すごい。
なつ
タイムキーパーなんで。
Kanta
あれ今の、今40分ぐらい経ちました?
なつ
そうです、そうです。
Ayako
止まんない、止まんないですよ。
なつ
そうなんですね。
Kanta
そろそろまとめをやらないといけないですね。
どうぞどうぞ、彩子さん。
Ayako
そうですね、なんか、大丈夫です。
Kanta
大丈夫、いいですよ。
どうせ夏さんのNGがあって編集しないといけないんで。
なつ
マジか。
Ayako
なんかすごく、私リアルに感じたのが、初めて香港に入って、メタバースに入った時に、
娘のこともあって、家でやることが、今日どうしようかみたいな感覚はなんとなくわかったんですけど、
家にいてワクワクしたりすることって、もし香港に入ってなかったら、どうなってるのかなってリアルに感じたことがあって、
このワクワクタイムってめちゃめちゃすごく楽しみにしてるんだろうなって、
ここに朝来て、ただ学校が場所が違っただけで、今はそういう選択してないだけで、
でもここにも学校があるみたいな、そのワクワク感がすごくいいなと思って、
そのワクワクを、学校じゃない、そっか、本当の学校と、自分の地域の学校じゃないけれど、
ここでも同じようなワクワクが、友達がいてっていうのがすごく最高にいいなって、今でもずっと思ってます。
Kanta
ありがとうございます。
今日はだから、香港のワクワクタイムの話を、どんな様子なのかみたいなことを聞きつつ、
なつさんの起きた変化がびっくりしたっていうところと、あやこさんの伴奏のスタイルがすさまじいっていう話でしたね。
香港でのワクワクタイム
なつ
大丈夫かな。
Kanta
ありがとうございます。
いいですね、前のじゅんぼくさんと僕で話したやつとかは、すごくメタに俯瞰して村のことを見るみたいな、
なつ
すごくメタっていうとあれなのかな、鳥の目で見るみたいな感じですかね。
Kanta
みたいなところで、たぶん香港の具体的なエピソードどちらかというと、鳥の目と虫の目みたいな表現で言うと、
本当にミクロの視点で、本当に日々子どもたちと接している目線、虫の目で見るみたいな風に見ると、
同じものが別の見え方がしているけど、根本に流れている価値観とか考え方とか、
そこから感じ取っているものが結構似ているのかな、みたいなことは今日お話ししてて感じました。
なつ
ありがとうございます。
かんたさま、さまさま。
かんたさま、さまさまですわ。
Ayako
さまさまです、本当になんかすごいですね、なんかこういう話を人生でしたことがないかも、こうやって。
Kanta
じゃあ今日チャレンジ、初チャレンジだっていうことですね。
なつ
はい、ありがとうございます。
Kanta
またじゃあね、次の村尾とは誰と誰が話すのかっていうところは、また談話室この後移動してちょっとおしゃべりしましょうか。
なつ
はい。
Kanta
本当にすごい素敵な時間ありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
なつ
ありがとうございます。
Ayako
お話ししてくださったです。
ありがとうございました。