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2025-03-18 53:36

第47回 ブック・オブ・ザ・イヤー2024 後編 〜 世にも奇妙な日常とキャラクター像のアプデ

今回も、2024年に読んだ本で特に印象に残った本の話をしています。後編はカジワラ珈琲さんのベスト本についてお話ししています。


【カジワラ珈琲さんのベスト本】

『現代「ますように」考 こわくてかわいい日本の民間信仰』(井上真史/淡交社)

今も日常に息づく呪術と謎の祭り


『Daddy Steady Go!』(シマ・シンヤ/モーニング・ツーWeb)

弱音を吐けるのは成長への第一歩


『チャック・アンド・ザ・ガール』 (サイトウユウスケ/路草コミックス)

漫画で描かれる中高年像をアップデートしていく


【最近読んだ本など】

『となりの百怪見聞録 1〜3巻』(綿貫芳子/ヤングジャンプコミックス)

『都市空間の怪異』(宮田登/角川文庫)

『自閉症は津軽弁を話さない』(松本敏治/角川文庫)


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サマリー

このエピソードでは、現代マスヨーニコという本を通じて、日本の民間信仰や呪術の面白さが語られています。また、カセドリの祭りや多様な家族像を描いた漫画についても触れられています。第47回では2024年のブック・オブ・ザ・イヤーの後編が取り上げられ、斉藤悠介さんの「チャック&ツアガール」や令和の漫画のトレンドについて深掘りされています。特に、漫画を通じた日常の変化やキャラクターの描写のアップデートが議論されています。このエピソードでは、日常の中に隠された奇妙な出来事とキャラクターの進化を通じて、読書の楽しみとともに異世界の扉が開かれる様子が語られています。特に、回帰現象や不気味な空間への探訪が、リスナーに新たな視点を提供しています。また、言語や方言に対する感受性、特に発達障害を持つ人々がどのように言葉を吸収するかについて議論され、青森や秋田の方言の影響にも触れられています。

現代マスヨーニコの紹介
私は、年末に現代マスヨーニコという本を手に取って、読み始めたんですけれども、
的さんの本の豪深さとはまた別に、これはこれで、現代マスヨーニコと言われてもいまいちわからないと思うんですけども、
マスヨーニというのは、神様に何々になりますようにとか、みんなお願いするとき言うじゃないですか。
このマスヨーニってつくものを考えていこうみたいな本、ちょっとわからないですよね。
目打ちを軽く読むとわかると思うんですけども、
猫が帰ってきますようにとか、飴女が治りますように、人が帰ってきますように、など。
これは第一章、突撃隣の願い事ってやつなんですけど。
タイトルが。
タイトルがなんですけど、まずマスヨーニっていう言葉を使うのって、神様なことが多いっていうことから、マスヨーニコ、マスヨーニを考えるって書いてマスヨーニコなんですけども、
井上審司さんなのかな。井上審司さんなんですね、これ書いてる方。
どこから出てるんだろう。
炭鉱舎ね。
そうそう、炭鉱舎さんから出てるんですね、さすがです。
これをライトに手に取って読み始めたら、思ったよりも呪術呪術してる本で。
呪術呪術してる。
そうなんですよ。なんか2ページに1ページ、呪術という言葉が出てくるような。
そんなに呪術回線でもないのに。
そうなんですよ。なんかね、偉く呪術という言葉が出てくるんですけども、我らが百犬先生の話とかが載ってたりして。
あー、猫の話ですね。
そうですそうです。もう第一は猫が帰ってきますようにっていうので、猫が帰ってくるための呪術があるという話なんですけども。
あー、なんかあったあった。なんか野良屋で載ってたやつですよね。
そうなんですよ。でも私なんかいまいちこれ野良屋のどこに載ってたかが。
でも野良屋に書いてあるって、この本にも載ってるんですけど、いまいちなんかどこに書いてたのかが思い出せなかったんですが。
そうなんです。今でも猫探しのポスターみたいなのが貼られているときに、この呪文がぺたって貼られてたりすることがあるよみたいな話が載っていてですね。
今もですか?
なんか年配の方とかだとこれなんですかね。松利木川って書くんですかね。
そうなんですね。でも書いてる人今でもいるんですね、それ。
そうみたいですよ。なんかね、猫の食事する場所に逆さに貼り付けておくとか。
こういうお札すごく好きなんですけど、私お札の話が。
なんかムカデよけにうちの配偶者、九州なんですけども、おばさんが昔ムカデって書いたのを逆さにして貼ってたとか言ってて。
でもちょっと生まれてるからムカデって書いてて。
ムカデ?
ムカデって書いてあるのは、それは呪文として、お札としての効力があるのかなっていう話を昔聞いた時があったんですけど。
そうなんですよ。でもこれって何かね単価みたいな一部分なのかな。でもなんかそういう呪術系の本でしたね。
これは猫が帰ってきますようにの章はすごく可愛らしかったんですけど、
まあ飴女が治りますようにあたりまではいいんですけど、だんだんね、なんか雲行きが怪しくなってきて、縁切りとかね、やっぱりそういうのが出てきたりして、
日本の民間信仰っていうのは面白いなっていう。
そしてなんかね、第2章は俺たちもこの祭りがわからないっていう。
カセドリ祭りとその文化
すごい気になる。
そうですよね。なんか私結構いろんなところのお祭り、変なお祭り好きで知ってると思ってたんですけど自分では。
全然知らないお祭りばっかりで、どこがいいかな。でもね、我らがカセドリ、神奈川のカセドリは名乗っていて、
そう自分で奇襲って言っちゃってるんですけどカセドリは。
奇襲ですよあれは。
でも奇襲だってこう旗から言われるのはあれですけど、もう自分からね言っちゃってるから。
自虐の生きに行ってますよね、お祭りは。
そうそうそうそう。
自虐というか、だって納豆のわらずとが歩いてるって感じですもんね。
そうなんですよね、そうそう。
でもね、なんかね、いろんなところでいろんなお祭りがあるんですけど、なんかね、見たことも聞いたこともないようなお祭りが割とあってですね。
なんかこの本は意外に面白いなと思いながらも、
いや年末にこんなずつずつって書いてあるような本で終わっていいのかとやっぱり思ってですね、私も。
で、何かを手軽に読める、やっぱり心温まる本をと思ったんですけども、そこに行き着く前に取ってつけたように。
シングルファーザーの漫画
取ってつけたように、なんかそんな心温まる本をと思って探したんですけども、結局最終的に買った本は、あれですよ、心霊の本ですよ。
全然心温まらないじゃないですか。
そう、心温まらない。ネット会談の民族学という本を買ってしまって、これでも的さんに前にね、ちょっとお話ししたら、
的さんいろいろご存知だったんですけど、
あ、そうですね。大体知ってましたね。
そうそう。私意外とこれ知らなくて、なんか怖い話とかすごい苦手なので、怖い話にまつわる話は好きなんですけど、
意外にその木更津駅ぐらいだったら平気なんですけど、でもなんかそういう昔の、ちょっと前の話が多かったですね、これは。
やっぱり、あの、霊名記の、そうそうそう、そういう漢字が多くて、
サメ島村とか。
あーそういう漢字、そういう漢字。
だっけかな、ですよね。
なんかそのままで出てきて。
そうそうそう、やめてーと思って読みながら、怖い怖いとか思って、これ読んじゃダメなんじゃないかって思いながら。
いやーそうですよ、もう、そういうなんていうかね、怖い系のスレッドとかをね、夜な夜な見ていた、そんな時代もありました。
ねーそう、だからこれも読みながら的さんのことを思い出すっていう、私的さん大好きなんじゃないかっていうね。
思い出されるあれですよね、あの場面が呪いとか、怪異とか、業が深い本とかですよね。
そうなんですよね。
心温まる本を読んでる時は思い出されないんですよね、きっと。
そう、あまりちょっとハートフルな時、赤毛の愛を読みながら渡さんを思い出すってことはないんですけど。
でもなんか、年末に駆け込みで読んでしまったのがそんな感じで、なんか気がついたら、歳を越してしまっていたっていう。
いいじゃないですか、回帰づいてて。
そうですね、回帰づいてたので。
なので今年になって、やっと私はですね、京国夏彦さんの30周年アニバーサリーを祝うかのように、
上野ゆぶしみをちゃんと本腰を入れって読み始めております。
なんかね、やっぱり睡眠時間4時間の人間はね、読めなかったですね。
いやー読めないですよ、それはもう。
何回かトライしたんですけど、やっぱり文章が頭に入ってこなくて。
だけどなんか、睡眠時間をちゃんと取るようになったら、すくすく入ってきてですね。
あれ?みたいな。
だって柏原さん、最後のあたり、もう漫画も読めないとか言ってましたからね。
飲み物だって言ってたのにっていう。
漫画すら読めなかったですね。
そうですよ。
4コマ漫画も難しかったです、もはや。
もう全力をしてましたからね。
そうですね。
なので、本当、ブック・オブ・ザイヤーというような本が全く見当たらないんですけど。
でもその中で、飲み物だった漫画で2冊ぐらいご紹介できたらと思っているんですが、
おっと、ちょっと今Kindleが不具合を起こして、私何を読んだか教えてくれない。
まず1冊目は、島真也さんという方が書かれている、ラディ・スタディ・ゴーっていう漫画なんですけど、
私、島真也さんはもともと好きな作家さんで、ちょっとアメコミっていうんですかね。
うん、そうですよね。
日本の漫画漫画した感じの絵じゃない絵なんですよね。
それで話の内容も、なんだ、この方SFっぽいのも書くし、
どっちかでSFっぽいのが多いのかな。
あ、そうですか。
SFとか、あともう一つは、ちょっとやさぐれた刑事と、殺人犯に仕立てられてしまった男の子の話っていうか。
あ、確かにありましたね。
あれはミステリーじゃなくて何でしょうね。
ロン・ロン・なんとかしか出てこない。
あれ、これかな。グリッチじゃなくて、グリッチもよかったんですけど。
あ、そっちも出ないですね。
あ、ロストラット・ロンドン。
あ、そうですそうです。それは読みましたね。
そう、これもなんか好きな話だったんですよね。このやさぐれた刑事っていう、設定がまず好きっていう。
そうそう、やさぐれた刑事と犯人にされちゃった少年と、やさぐれた刑事の上司の人もいいんですよね。
いいんですよね。女性ですよね。
そうですそうです。
しばしんやさんの漫画のいいところは、舞台がちょっと海外っぽいっていうのもあるんですけども、いろんな民族っていうのかな。
意外そういう配慮があったりとか。
そうですよね。
いろんな肌の色の人たちが出てくるっていうか。
あと環境とか、様子だったりとか、バランスがすごくいいっていうところで、読みやすいですよね。なんか安心して読めるっていうか。
それで今回おすすめした、おすすめっていうか、読んでよかった本。
ダディスタディーゴーはシングルファーザーの話で、3人かな。主な登場人物は3人のシングルファーザーなんですけども、これもアジア系のお父さん、アメリカ系の白人のお父さん。
あともう1人が、ここから出てくる。
ヒッツパニックっていうか。
ヒッツパニックだったっけ。
ラテン系ですよね。
そうそう、ルーツはラテン系の方で。
また後で協力者として出てくる人に、やっぱりアフリカ系の、ルーツがアフリカの方とかが出てきたりして。
ここもまたそういうバランスがすごくいいんですけど。
これ昔、的さんがご紹介してくれた本。
あれですね、プロジェクトファーダーフット。
元ギャングのパパたちが、ギャングがパパ会をやるっていう。
そうそう、あの本にちょっと通じてるっていうか、あれはギャングのパパたちでしたけど。
こちらは普通のパパたちなんだけども、それぞれがお仕事だったり、いろんな問題を自分の中に抱えているお父さんたちが、一つずつこう。
これはあれなんですかね、男らしさ、男の人の生きづらさとか、もうちょっと書いてあったりする本なんですよね、漫画が。
それを上手くその友達たちを介して、それから解き放たれていくような感じの話っていうか。
確か男の友情ものって、今までずっと書かれてきたテーマではあるんだけれど、そこからまたちょっと、男の友情ではあるんですけど、なんていうんですかね、シェアし合うっていうか。
いや、俺実はこういう悩んでてさとか、昔こういうのはちょっと怖かったんだよっていうのとかを、弱音とかをポロッと共有して。
よく言ってくれたみたいな感じの。
そうそうそうそう、なんか昔だったら相談なんか俺たちにしてくれなかったのに、まず相談してくれることが嬉しいよみたいな、君の成長の第一歩だよみたいな感じの話だったりとか。
でもなんかそんなに臭い感じもならず、全体的にハッピーエンドで終わるし、
すごく読んでて、気持ちがそんなにいい意味で揺さぶられないっていうか。
ツッコミはツッコミって感じで、ちょっと親身にしそうになるところでちゃんとツッコミも入り、全体のバランスがすごくいいんですよね、あれ。
そうなんですよね、本当にバランスが良くて、あとなんだろうな、年齢も幅広く進められる本っていうか。
そうですね。
変にベタっとした恋愛の話が出てくるわけでもないし、すごくシリアスな、シリアスすぎる話が出てくるわけでもないので、中学生ぐらいの方からソロまで幅広く楽しめるというか、そんな感じの。
アンクションの絵ってやっぱりちょっとこう、あんまり日本の漫画っぽい絵じゃない雰囲気なんで、なんて言うんですかね、サラッとしてるっていうか。
そうなんですよね。
ちょっとドライな感じのする雰囲気のある絵なんですよね。
そう、的さんが好きな小野夏目さんとか。
そうそう。
ちょっとああいう感じの系統ですよね。
そうですね。絵の描き方とか、コマの取り方があんまり描き、なんていうか、背景をごちゃごちゃ描き込まなすぎるっていう。
そうですね。
いいね、スッキリしたというか、シンプルな線と絵なのかなっていうのもあって、なんかサラッと読めるんですよね。
そうなんですよね。
サラッというか、乾いてる感じの絵なんですよ。
そうそう、乾いてる感じの絵で。
あんまり重たくならなすぎるけど、シリアスな部分もちゃんとあってっていう、バランスがすごくいいなと思って。
ほんとバランスがいいんですよね。
これ、どこからしてのコミック?
あ、モーニングなのか。
確かそうですね。
これはラディスタディーゴー、これはモーニングなんですね。
そうか、柴信也さんはね、コミックビーム?
そうですね。
漫画のトレンドと作家
ビームコミックスが多いかなという印象だったので。
意外とそうでもないんですね。
モーニングにも今描かれているから、結構メジャーって言うとあれですけど、そうですね。
そういうところにも今出てきてる。結構でもモーニング2の方ですかね。演算してるのは。
あ、そうですね。さすがでございます。
モーニング2は結構その、何ですかね。結構その毛色の作家を扱ってるなっていうイメージですね。
それこそゴーナツメも前、それモーニング2で何年前ですかね。
20年は経たないけど、15年ぐらい前に出てたり。
あと、スイートお兄さんとかですかね。
あー。
言うとちょっと雰囲気伝わりますかね。
そうですね。
モーニングとはちょっと違うんですよね、モーニング2の雰囲気ってまた。
そうかもしれないですね。
だから、しんやさんもこれからわーっともしかしたら人気が、今も人気あるとは思うんですけども、
もうちょっと広く人気が出る方かもしれないなって思ってますね。
ぜひ、これは男性にも読んでほしい。
そうですね。性別問わず、年齢問わず、軽く読めるのかなと思いますね。
本当、子育て中の人とかにも全然。
そうですね。
親子で読める感じですね。
で、そんな感じの本でもう一個が、さっきがダディサディゴで、だいたい主人公が男性ばっかりだったんですけど、
もう一冊が斉藤悠介さんっていう、もともとイラストレーターの方が書かれてる漫画なんですけど、
チャック&ツアガールっていう本で、何月くらいかな、10月くらいに出た?11月くらいかな。
年末に出た本なんですよね、これ。
これもですね、舞台は日本の横浜なんですけども、もともとお母さんが日本人。
お父さん何人なのかな、ちょっとわからないんですけど、国際結婚してお子さんが生まれて、離婚をして、
お母さんと娘が横浜のおばあちゃんの家に帰ってくる、で一緒に住むっていう話なんですけども、
この本もまた割とさっぱりしてて、中学生のぐらいの方から初老まで、男女問わず親子で読んでいただけるかなっていう感じなんですけど、
これも素敵で、やっぱりイラストレーターの方が書いてるから、やっぱりさっぱりとした絵なんですよね。割とさっぱりした絵の漫画が好きなんですけど、
これに出てくるおばあちゃんが、多分ね、同い年、もうちょっと上かな。
そうですよね、さすがに。
さすがにもうちょっと上かもしれないけれども、本当なんだろうな、同じぐらいの世代の人がおばあちゃんで描かれてるんですけど、
とってもオシャレなんですよ。
オシャレなおばさん。
でも多分、実際の今のおばあちゃんたちって、ほんと若いじゃないですか。
そうですよね、若い方は本当に。若い方っていうのはあれですけど。
そうそう、なのに意外とおばあちゃんって、変にぽっちゃりと描かれるとか、なんか突然、サザエさんで言うと船みたいな感じ。船だいぶ若いんですよね。
だけども、船枠に入っちゃうんですよね、突然。
なんかまあ、ナミヘイで言えば突然ワシって言っちゃうみたいな。
ああ、確かに。
ワシって言わないよね、その歳で。っていうのに、なんかやっぱりおじいちゃん、おばあちゃんってなると、突然のこの老人感が漂ってきてしまうっていう残念な感じが、漫画の世界ってまだまだあるなと思ってたんですけど。
ああ、確かにな。
好きな漫画で、くすもとまきさんが描いてる本、赤白つるばみっていう本があって、そこにも割と70代後半ぐらいの方が、80ぐらいの方が出てくる、まあ素敵なおばあさまなんですけども。
なんといっても、くすもとまきさんの絵はとても美しすぎるので、またそれはそれで、そこまではちょっと慣れませんみたいな。
なる気でいる。
なる気ではいるんですけども、まだそこまではちょっと難しいですっていう雰囲気なんですが、今回読んだ漫画は、ほんと等身大っていうか、頑張ればこれぐらい小綺麗にはなれるんじゃないだろうかなっていう、小綺麗にちょっと若々しく。
ロゴをこういうふうに描いてもらえるのは嬉しいなっていう感じの描き方をされてる漫画でしたね。
この2冊を読んで、漫画すら読めない中でも出会えた本が、割といい本だったので、ラッキーだったなっていうのはありますね。
もう厳選してというか、だからねそう、SNSはずっとチェックを、もうSNSにお前は住んでるんじゃないかっていうぐらい、SNSにお世話にいろいろなっていたんですけども、今ほんと漫画がSNSで情報を得られる時代になったので。
みなさん割とね、Xにしても他のにしても、自分がフォローした人以外の流れてくると、ちょっと嫌だって言う人も多いんですけど、世の中。私は割とそのフリーのいいね、人様がいいねした人のものとか、そのSNSが勧めてくれる、私に見合った何かお勧めの投稿してくれる欄がとても好きで。
お勧めのとこですか?
そうです、そうです。みなさん嫌っている。
不評。
不評のところに、やっぱりこうなんだろうな、自分好みの話が良いも悪いも両方出てくるので、私はこの情報全く必要としていないよっていうのもあれば、時々そういう、自分では探せなかった漫画と出会えたりするので。
SNSのそういう情報はすごく本にしても、漫画にしてもすごく役に立ってるなと思って。読めない時期ではあっても、ずっとスクソだけは撮っている。
あ、でもそれすごくありますね。X、Xって言い慣れないですよね、今に。
ツイッターですね、ツイッターで大丈夫ですよ。
ツイッター良いですね。そうですね、結構あれで流れてきて、ブックマークしている本ってたくさんありますね。
SNSと読むことの重要性
ツイッター、もう今どうなるかわかんないっていう感じになってきたので、みんな移転先を探しているところだと思うんですけど、なんですかね、私自分のツイートとかはもう正直どうなっても構わないんですけど、言えようが何しようが。
でもブックマークだけはどうにかしたいんですよね。そこに入っている気になった本の情報と、あと可愛い犬とか猫とかの写真をだけは救出したい。他はどうなってもいい。
そうそう、だから私、なんかね、1回ちょっとトラブルか何かで、ブックマークがどれだったかな、どのSNSか忘れたんですけども、全部消えちゃったってことがあって、復活したんですけども、だからそれがあってから私ずっともうスクショです。
そうですね、そうしとかないといけないかなっていうのはちょっと。
ブックマークだとちょっとわかんないなと思って、スクショにしても埋もれちゃうんですね。
そういうデジタルの記憶とか、SNSの何かのプラットフォームに頼っていると、ある日突然なくなってしまうっていうのはありますからね。
でも確かにそのSNSの良いところって、ランダムに思いもよらない出会いがあるっていうのは、本当はもともとそれを求めてやり始めたはずなんですけど、なんか今ちょっといろいろ大変なものは目に入るようになってきたんで。
なんていうかこうね、そこが難しいところではありますね。
まずね、本当でもSNS始めるときにはまず夢を読んでから、だいぶ免疫をつけてから、SNSの世界にダイブしてほしいなって。
だいぶSNSの深いところに潜っていったとしても、あ、これは違うなってこうね。
やっぱりそのオウムとか、あとそのさっきの話に戻りますけど、ツバイモンジョとか、ああいうなんていうか、うさくさいものとか、そういうものって今避けられがちだと思うんですけど、偽物なんてとんでもないっていうふうに思われるかもしれないですけれども、
やっぱりその正しさを知るということはどういうことかというと、偽物っていうのはどういうものかを知る、知っとくっていうのも結構大事かなと思うので。
そうですね、なんか今ってすごくそこがちょっと歪んでて、偽物を偽物なら消すかなーっていう税か、もしくは偽物に対してこれが本当だみたいな、これを否定するやつの方がフェイクだみたいな、なんかちょっと変な盛り上がり方をしていて、
いやいや、両方ちょっと考えてみようっていうところの普通のフラットな意見をする人はSNSでいないんだな、みたいな。そういう人たちは真っ当な世界に生きているのね、と思って見てるんですけど。
でも、やっぱり読書をなんだかんだ言ってても、こういういろんなものを読んでいくと、本当そんなにいちいちニュースに惑わされないで生きていけるなっていう、こういうこともあるよねっていう風に流せるっていうか。
そうですね。まあね、いろいろ日々なんていうか、本当大変なことがっていうか、いろいろあるよなーとか思いながら見てますけど、距離が取れるというか。
そうそう、距離が取れるし、なんか受け身が取れるっていうんですかね。まあ疑似体験じゃないですか、何にしてもこういう本とか。
いろんな事例を知っとくことで、Aという見方もあるし、Bという見方もあるし、Cという見方もあるよねっていうのが、一個の見方だけで見ちゃうとやっぱり結構きついなって思ったりする。
あとそこだけで見るとすごいこう、感情はそこだけに固定されたりとか。
そうね、しちゃうので。若い時なんかはね、そういうのは若気の痛いと言って楽しいことかもしれないですけど、今となっては、揺さぶられてた時の自分を思い出すと、本当に肩腹痛いなと思いながら、バカめと思いながら思い出している時がありますけれども。
2025年への期待
でも、やっぱり1年間大変なことはあったけれども、肩腹にこうつらいつらい読めないと言いながらも、本のことをずっと考えている時間があるっていうのは、気分展開もあってよかったなって思いますね。
そうですね。
なので、2025年はまたちょっと活字を読むぞという。
お、意気込みが湧いてきましたか。
意気込みが湧いてきてますね。とりあえず、京国さん3冊出してたので。
いつの間に3冊出してたんだ。
京国堂シリーズと、後、後説100物語シリーズと、あと、あれか、弔井堂と、あともう一つ、あ、もう一つ何か、歌舞伎の何かも、歌舞伎用に書き下ろした何かが出て、計4冊ですね。
めっちゃある。
めっちゃありますね。
履修しなきゃいけないものがすごいありますね。
なので、この4冊どれが25年の私のベストに入るのか大変楽しみなんですが、今本当に砂漠に水をわーっと撒くように浴びるようには京国さんを楽しんでいて。
いや、一番楽しい楽しみ方じゃないですか。
そうですね。
いかに浮かべるみたいな。
そうそう、だから、あの、Kindleで上野いぶしみは買ってたんですけども、これ本屋さんに行ったら、本も欲しいなと思って、Kindleで買っているのにもかかわらず、久々にレンガ本を買いましたね。
いや、あれはやっぱ重量を楽しむのも読者のうちにあると思うので。
そうですね。やっぱり重量いいなと思って、久々にこの厚さと思って。
そうそう。
で、結構今回重かったんですよね。
そう、いや、でもあれですよ。昔の本に比べたら同じ厚さでも軽いような気がしたんですよね。
軽いんですかね。
その話、去年しましたよね。
してます、してます。確かに軽くはなってるんですよ。紙の多分、シチューとかで。
そうそう、紙数変わって、あれ、こんなに軽かったっけ、この厚さでって思いながら読んだ記憶があるんですよね。
そうなんですけど、私今回このぬやぬやのいぶしみは、あれ、意外に重いのかなと思って、後で測ってみよう。
そう、寝ながら読むと顔に落ちてくるという。
そう、危険な。
危険な本なんですが、なんか今ちょっと本を楽しんでいます。
いや、いいですね。私もですね、SNSでいろんな本をおすすめされるっていうので、自分もそういうあれだったんですけど、ここからは2025年の本の話になるんですけど、
私もお正月に実家に帰っている時に、いろいろ本読んでたんですけど、それはなぜかというと腰をですね、元旦からやってしまいまして。
激痛で目が覚めるっていう最悪の幕開けだったんですけど、ちょっともう布団から出るのがやっとみたいな。
なのであんまり動けなくて、もう本を読んでるくらいしかやることもなく、でも本があんまり手持ちの本がなかったので、もう漫画本でも読むかみたいな。
で、アマゾンを漁ってたら、1年くらい前からあなたにおすすめ欄にずっと載ってる漫画本があって、それが隣の100回見聞録っていう漫画なんですけど、
100回の回帰の回ですね。あと見るに聞くに記録録で見録なんですけど、なんかそれがどういう話かっていうと、やっぱりこれもちょっとした日常の回帰現象みたいなものにしょっちゅう遭遇するようになってしまった人が主人公で、
その人と、まあその人はいくつなんですかね、30過ぎくらいのソテー家をやってる男性なんですけど、で、まあちょっといろんな縁があって、日本家のすごい有名な先生をやっている、その見た目は品のいい感じの老紳士がいるんですけど、
奇妙な日常の始まり
この老紳士が、趣味が自物集めっていう回帰大好きおじさんなんですね。
なんか品のいい峡谷堂みたいな感じですね。
品のいいちょっと丸くなった峡谷堂みたいな。
優しげのある峡谷堂みたいな。
そうです、そうです。でも自物大好きみたいな。峡谷の自物集めないですからね、さすがに。
そうですね。
むしろそんなものは見たくないみたいな。
そうですね、どちらかといえばそういうタイプですからね。
自物と聞けば南にハセサン寺みたいな、ダニートビーみたいな感じのおじいさんと、別に怪奇現象嫌いなのに怪奇現象見れる体質になってしまった人とのお話なんですけど、
なんていうんですか、お試し版でゼロアだけ無料で読めるのがあって、これ面白かったら買おうかなと思って読んだんですけど、
ドンピシャで私の好みで、出だしがなんかその主人公が結婚しましたと。
その行きつけの喫茶店の若いアルバイトの女性と結婚したっていうことで、自分でもまさか結婚するとは思わなかったし、今でもちょっと信じられないんだよねみたいな感じで話すシーンから始まって、
で、だからまああんまり実感がないから、いまだに買い物行っても一人分しか物買ってこなくて怒られるみたいなシーンから始まるんですよ。
でも、でもすごくずっと違和感があって、なんとなく。で、ある日財布を落とすと、もしかして買い物行ってきたコンビニ落としたかもしれないからちょっと取りに行ってくる、探しに行ってくるねって言ってまたコンビニに戻るんですけど、
コンビニがあった場所にはコンビニがなくて、その代わり、なんか細い暗い土地みたいなのがあるんですよ。
でも、そこに多分財布ありそうな気がするってなぜか確信をして、そこに入ろうとしたら、あのさっきのね、あのちょっと話したあのちょっと丸くなった教育堂みたいなの寝室が建ってて、
そこに入るんだったらこのお面をつけてから入りなさいって謎のお面を渡されるんですね。そこにはもしかしたら自分が望むものがあるかもしれないけれども、その代わり絶対一言も話してはいけない。言葉を発してはいけないよっていう。みんなそこでは言葉を発しないで無言で取引をする場所があるからだって。
異世界への探索
で、その路地に入っていくと異様の者たちが顔を隠して、いろんな見たこともないようなものをやり取りしている世界があるっていうところにつながっていくんですよ。でもそれだけ聞くと、確かにそのエピソードだけ聞くと、ちょっとファンタジーみたいな感じで入っていくんですけど、でもその話の内が結構、実はひとこわ系の話にもなっていて。
で、その人はどうやって書いてきたかっていう。
あー、なるほど。
その書き方がめっちゃ好みで。そう、私が読みたい回帰これだった。こういうちょうどいい回帰が読みたかったんだって。
元旦から。
そうそう、元旦からね。ママと一気に3冊買って読んで。
日常にこう、スルッと入ってきちゃう。不思議な話というか。都市伝説とか、なんていうんだろうな、噂みたいなやつとか、ちょっとひとこわ系もあったり、あと昔ながらのそういう回帰現象みたいなのとかが、うまく書かれてて。
そう、私が読みたかった回帰これです、みたいな。
なんかね、それまではなんか正直、今すごく怪談ブームとか妖怪の話とかすごい流行ってますけど、全然そこまでピンときてなくて、でもなんかその扉が一気に開いてしまった感じがしまして。
元旦から。
元旦からね。
元旦から開ける扉じゃないよな、これって思いながら。一気にその回帰好きの扉が開いて、もう回帰系のポッドキャストとか、今振りで、実家から帰る足で小松和彦の都市空間の会議っていう、都市伝説とか、都市にいる妖怪の話とか、そういうの求めた本を買ったり。
それこそ、京奥夏彦の滝谷行影っていう。
はい、まとまってるやつ。
本編の前日誕みたいな。
スピンオフみたいな。
そう、スピンオフみたいな感じで、その、なんていうか、その事件に巻き込まれる人たち、事件の関係者が、なんていうか、だんだんちょっと会議の世界に踏み入れていっていくっていうのを入った短編集があるんですけど、それを読んでたり、なんかもう回帰付けの日々ですね。
2025年。
読書の喜び
とても楽しく過ごしております。おかげで腰も治りました。
さすが。この本のおかげで、みたいな感じですね。
私もこれで元気になりました。
絶対元気にならない。
回帰療法です、みたいな。
楽しく回帰で治してるっていう。
楽しく回帰治してって。
なんなんでしょうね。なんかすっごいワクワクしながら、本を読むの久しぶりだなと思って。
なんかまあ、ホームに帰ってきた感じじゃないですか。
本当に私、こういう話大好きだったと思って。
中学校の時は本当に教区堂にダダハマりしまくってましたし、
多分そのベースになってたのって、小学校の時に見てた、世にも奇妙な物語とか、学校の会談とか、あの辺の話結構好きだったんですよね。
なんか私と的さんの微妙に違うところはそこなんですよね。
私全くそこは読めない人だったので、見れない。
読めないし見れないです。
もう本当に嫌。
なんかホラーとかも今すごい流行ってますけど、怖すぎるホラーはそんなに好きじゃないんですよ。
でも的さんの怖いって、どっからが怖いですか?
なんか、お化け怖いかって言われるとそんなに怖くはないんですけど、行方不明の人とかの情報番組はすごく怖かったです。
ああいう系の怖さです、私。
でもそれって犯罪に巻き込まれたからじゃないかとか、そういうのとは違くて、なんか自分の身に起こりそうとかでもないんですけど、
なんか日常にそういうことってありそうだよなっていうふうに思えるような話。
でもなんでそれ起こったかっていうのをうまく説明できない。
なんかそんぐらいの不思議さっていうか不気味さの方が怖いと思うんですよね。
それはそうですよね。
なんか日常とそう遠くない怪奇現象が一番怖いですね。
そうですね。
そう、怖すぎる話ってもうフィクションみたいになっちゃうんで、まあそういう怖い、それは確かに怖いよねーで終わっちゃうんですよ。
なんて言うんですかね。やっぱフィクション、厳密味がないから、そんなに怖さを感じないですね。怖すぎると逆に。
でもちょっとした違和感とかのことがなんか気になるじゃないですか。
そうそう、嫌ですね。ほんと嫌です。
それをなんかうまく書いてるのってさっきの教区夏彦の百屋行影とかは、普通の人だったら多分流せるんですよ。気にならないみたいな流しちゃうんだけど、
でも何かの心の隙っていうか、なんか多分隙があってその隙にスルッと入ってくる。
隙っていうか、なんかね日常の隙みたいな不思議なことが、なんか気になったためにどんどん変な隙の世界に、
コロナに落ちてっちゃうっていうか、スライドしちゃうっていうか、浸食していく感じが、すごく嫌な怖さだなと思って、
こういうやつ、こういうやつ、みたいな。
そうそう、だからさっき隣の百会見聞録もそんな感じなんですよね。
ちょっとした不思議な話っていうか、お化け系の話もあるんですけど、
なんかよくわかんないチラシとかが入ってて、
そう、なんかうまい店ありますみたいな。お店の情報みたいな、なんかチラシみたいなのが入ってて、
そのお店を探しに行くんだけど、なんか絶対たどり着けないみたいな。
でもたどり着いたらたどり着いたで、本当にそれって現実にあるお店なんですか?みたいな。
これ、昔からある階段のイッシュらしいんですけど、
そういうぐらいの怖さの方が、なんかありそうじゃないですか。自分の現実っていうか、生きてる世界にも、もしかしたら。
そっちの方が怖いし、そっちの方がワクワクする。
そうですね、なんか食べ物系って、落語とかでもあるけど、
あれ、やっぱり何ですかね、日本独自なんですかね。海外もそうなのかな。やっぱり何、ぜひぜひ出してみてください。
こじきなんですけど。
こじき好きだな。
好きなんですけど。あれ、よく食べ物出てくるじゃないですか。
で、やっぱりね、そういう、なんだろう、こう、予備の国の食べ物を食べてはいけないみたいな。
あれは、わりと他のなんだっけな、えっと、那須木加穂さんの、那須木加穂さんの書いた、東中華僧じゃなくて。
あ、はい、家守鬼壇ですか。
そうそうそうそう、家守鬼壇、うん、家守鬼壇。
あれも、すごい好きな本なんですけど、
あれもやっぱりこう、最後に食べ物を、ぶどうかなんか出てきて、
なんかそれを食べちゃいけないよ、みたいな感じの話で、確か最後は終わるんじゃなかったかなと思うんですけど、
あの、食べ物って結構出ますよね、日本のそういう時に。
そうですね、まあでも、ほら、ギリシャ神話かな、どっちだっけかな。
ギリシャ神話にもあるのか。
あの、それこそ、根の栗みたいなところに行った時に、ザクロを食べてしまって、
そっかそっか、あ、そうだね、だってアダムとイブだってそうですもんね。
そうですね、リンゴを食べてっていう。
うん、あれなんですよね、やっぱり生きること、食べること、なんだろう、そういうのと繋がるからなんですかね。
うーん、なのかなー、なんかその間、それこそ、松原谷さんっていう、自己物件に住んでる芸人さんのやってる、
そういう怖い怪談系の、怪談する番組で、なんか出てきてましたね。
食べ物に関するかわいいの話とか、食べる話みたいな。
みやけんもね、書いてますね。
われらがみやけん。
われらがみやけんも。
食べ物と怪奇現象というか、怪って、すごい恥ずかしいところにあるアイテムの一つですよね。
うん。
書き出してみると面白いかもしれないですけどね。
怪奇現象、怪にまつわる食べ物みたいな。
きっと桃ですけどね。私は桃ですよ。
そう、なんか、そうなんですよ。
今、買い付けの日々で。
買い付けの日々で。
もうちょっとなんか、買い付けでもいいんですけど。
あと、今読みかけの本、怪以外の本で読みかけの本で読んでいるのが、自閉症は津軽弁をはがさないっていう本があるんですよ。
なんか興味深い。
何年か前にこれ結構話題になって、今ではなんかこれシリーズ3冊か4冊ぐらい出てるみたいなんですけど。
へー。
その書いてる方が、今とかわかんないんですけど、書いた当時青森の津軽地方の方に、確かこの著者は松本俊春さんという方なんですけど、
弘前大学の教育学部で、特別支援教育とかそっちの教育心理系の研究されてる方で、
この俳優者の方が、地元の保健所か何かで臨床心理師をされてる方なんですね。
乳幼児検診にずっと関わっていると。
なんかちっちゃい子を結構いろいろ見てるわけですよ。
で、現場でやっぱ言われてる話の一つで、この中では自閉症って言ってるんですが、自閉症の子供って津軽弁喋んないよねっていう。
で、この方自身も、この方っていうこの俳優者の方自身も、一水の津軽人でバリバリの津軽弁を喋るという方で、正直著者は何言ってるかわかんないっていう。
こっちに来た当時は何言ってるかわかんないぐらい、すごい黙ってんなって感じだったらしいんだけど、
ただやっぱりそのぐらい津軽弁ってもうはっきり黙ってるなっていうのがわかるぐらいの方言なんですけど、
でもやっぱりその自閉症の子供は、自閉症傾向がある子供は津軽弁喋んないよねっていうのが、
その自動審議系で関わっている、その地域で関わっている関係者の中では結構一定常識みたいな感じで言われていると。
でもその著者は、いやそんななんかエビデンスってどのぐらいあるのみたいなとか、
それってどのぐらい信憑性あるのかって、そういう決めつけって良くないんじゃないかみたいなことを喋ってたら、本腰の喧嘩モードになってしまって。
だから家族としてはもう自分の実体験とか臨床体験として、やっぱりそういう傾向はある。間違いない。
周りの職員の人とかも同じようなこと言う。間違いないって言ってるけど、研究者としては、いやちょっとそれはデータを基づかないと偏見ではないかみたいな感じでぶつかって、じゃあ調べてみようみたいな感じで。
軽い気持ちでちょっと学会とかでその聞き込みをしてみたら、やっぱりある程度その方言がいまだに日常的に話されている地域では、まあその話はありますねっていう話が聞こえてくるから、
全国的に調査をしてみたらどういう傾向が出てくるのか。じゃあなんで自閉症の子どもは方言を話さないのかっていうのをどんどん探っていくっていう方なんですよ。
言語と方言の影響
面白いそれはでも。確かにそうですね。でもこれ何とも言えないんですけど、私はその職場にいるんですね。障害者枠で入られている方で、多分発達障害の方。もう年の30くらいかな。
なんですけど、やっぱり全くなまりがない。だから仙台なんで。あ、そうですよね。正直その若い方ってそんなになまってないんですよね。だから何とも言えないなーってところはあるんですけど、でも全くなまんないですね。全くなまり。イントネーション本当に全然なまりがない。それはなんでなんですかね。
なんでなんだろうなーっていうのをここで書いてて、ちょっと気になるっていうので読んでる。気になります。気になりますね。だって青森とかは年配の人とか周りにいると、山形もそうですけど、若い人は今そんなにそんなになまってないかもしれないけど。
いや、若い人には結構なまりはあるなーって思いますよ。津軽とか青森に近い秋田憲復とかの若者とかに前会って話しましたけど、見た目は今時のシュッとした若者なんですけど、いや俺なまってないですよーとか言われて、やっぱりなまってるよ、あんたはみたいな。なんかそのギャップがすげーなって思いました。
いや、やっぱりある程度生活圏に祖父母と一緒に住んでるとか、親もやっぱりかなり普段から方言使ってるとかだと、若い人でもやっぱりなまるなーっていう傾向は未だにあるなーと思いますけどね。
そうですよね。私もだから九州の銀の実家に帰ると、向こうは独特の方言というか鉛があるので、やっぱり感化されるんですよね、すぐ。だから生活圏にいたら若干は感化されると思うんですけども、自閉症の方はどこから言葉を吸収するんですかね。
そこも気になりますよね。
テレビなんですかね。
なんかテレビなんじゃないかっていう。
テレビなんじゃないかっていう。
アナウンサーの喋り方とか。
ドラマであるとか、番組全般から来るってことなんですかね。でもなんかね、身近にいる人の興味の問題なんですかね。
興味のあるものからの、それについてはちゃんと書かれているんですか。
多分読んでいけばなんじゃないですか。これ前半の3分の1ぐらいしか読んでなくて、やっとアンケート結果をまとめ終わったところで、これから解釈仮説の検証に入るところで、結構アンケート調査をやってるんですよ。
その結果を前半ではひたすらわーって書いているので、それがやっとまとまって、そこに寄った上でこういうことが言えるのではないかっていうのを、多分7章以降にやっていくのかな。
ちょっと続きが気になる話ですね。
今後の展望
しかもこれ1冊だけじゃなくて、追加でもう3冊ぐらい確か本出てたと思うので、これは面白かったらその続きも読もうかなっていうところですね。
通信障害でまたゴタつきがすごかったんですけど、それがなかったら紹介しようかなと思ってた本とかも上の上に積んでるのが、本当に何というか心が深いなっていう、楽しみだなっていう感じの。
そうですね。2025年もよろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
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