そうそう。だから現地でちゃんと捌いてくれるというか、
豚をちゃんと処理してくれるところも紹介してもらって、
処理するところを見せてもらったりとかしてるんですけど、
本当にガチなんですよね全部。
素人やる話じゃないよなってことをやってるんですよ。
ねえそれどこに届いちゃうんですかね。事務所に届いちゃうんですかね。
そうそうそう。だからそれもないわけじゃないですか。
自分にはそういう設備があるわけでもないし、
そういう処理する。でその処理した後に、
結局その肉を生のまま、何も加工しないで売るか、
それとも加工品として売った方がいいのかっていう話も出てきて、
なんかだからその人ノウハウがないけど、
ノウハウはないけどただ取材で誓った、捨てみたいな。
自分には直接ってないんだけど、
最初その生ハムをかけてくれた人を通じて、
なんか紹介できそう、紹介してもらえそうな人いないかっていうのを聞いて、
その系だったら、この肉の加工とかだったら、
ここに聞いた方がいいよとか、
ただどういう風に加工したらいいのかっていうのは、
プロの料理人とかレストランの人に聞いた方がいいと思うよとか、
そういうのをいろんな人槌で聞いていくわけですよ。
なんかそこがやっぱりすごくリアルだなっていうか、
商売やるときの現実、こういうのありそうだなっていうポイントで、
物を売るってなって、今回食べ物、肉とかは生で売るのか、
それとも加工して売った方がいいのかっていうその判断とか、
ビジネスモデルを考えるときに、
どういう風に売るのが自分にとってはやりやすいのかとか、
まず考えて、生肉のまま売るっていうのは本当にちょっと難しいと。
生肉のまま売るのはちょっと希望的に難しい。
たくさん仕入れている、何百頭とかを定期的に仕入れているんだったら、
生肉とかでももしかしたら元は取れるかもしれないけれど、
少量しか入れられていない。ただこの豚はものすごく価値のある豚。
本当に最高級中の最高級のイベリコ豚の肉を仕入れているので、
安く売ってはいけないと。さっきのブランドの問題もあるので。
この値段で売る価値がありますよっていう商品にして売らないといけないと。
ここはそうしたいっていう経費的なところもあるけれど、
わざわざこんな見ず知らずの素人に肉を売ってくれるっていうところの心意気じゃないですけど、
そこもちゃんと組んで粗末に売ってはいけないっていうところもあって。
でもそうなると生肉のまま売るっていうのはちょっと難しいだろう。
加工品としてちゃんとイベリコ豚の味が最大限おいしさが伝わるような加工品として売った方が、
付加価値がつけられるからいいのではないかと。
少量でも売り切れる量を作れるんだったら多分そっちの方がいいだろうみたいな判断になり、
そういうプロセスが結構細かに書いてあって。
この人は肉を売るまで、他のライターの仕事もやってるんですけど、
ライターの仕事をやりつつ、空き時間を全部豚をどうやって売ったらいいか、
ずっと考えてるんですよね。
わかりますよ、それ。
ほら、私もコーヒーしてますでしょ。
うっかり間違えてね、自分の許容量を超えた豆を売ってしまって、
途方にくれるわけですよね。
もうそれこそ事務仕事の合間、ずっとあの豆をどうしたらいいんだろう私は、
っていうことを考え続けるわけですよ。
どこの多分ね、小売業っていうか、食品加工をする人も同じだと思うんですけども、
生肉とか生豆で売るよりは、やっぱり加工して売った方がプラスできますからね。
そう、私あと日持ちっていうか、そういう意味でも生のままだとやっぱり痛みやすいので。
そうですよね、お肉特にそうですよね。
そうそう、だから、生鮮食品で売るってすごく大変だなっていうのを、
今回これを読んで本当に思ったのと、やっぱりその何か商売するっていう時は、
本当に何て言うんですかね、ある程度コンセプトを決めてから走らないと本当に大変なことになるなと。
そりゃそうですよ。
そりゃそうだろうって。
ただそこの試行錯誤というか、これが足りないとか、こうすればよかったとか、
こういう場合はどうしたらいいんだとか、このオファーが自由にはないとか、
そんなにいくらでも出てくるんですよね、この話で。
だからね、ビジネスになってるっていうのはありますよね。
でも、それを一からこう、これはどうしたらいいんだっていうのがぶち当たる度に、
いろんな人に助けてもらい、やっぱりプロの人っていうのは全然見るところが、
素人とは違うんだなっていうのが次々と出てくるんですけど、
すごい面白かったのが、最初その製肉が来て、それを裁く、あと加工するっていう時に、
結局どの形態で売ったらいいのかっていうのをいろいろ検討するんですよ。
その実際に加工した肉を扱っている結構有名な、小さいけれども有名なお店があって、
そこの人にじゃあその流通、実際の販売とかをお願いしようってなった時に、
その人が言うには、これってどうやって視聴者の元に届けようっていう想定ですか、みたいな。
どのぐらいのグラム数で売る予定なんですか、みたいなことを聞かれて、
売る時って結局通販とかで売るっていう話になってくると、
大体届ける時は冷凍ですよね、冷凍で送って、それを解凍するまでどのぐらいのレンジというか、
期間があるのかとか、それによってやっぱりその味がどのぐらい変わらずに冷凍して送ることができるのか。
例えば試作品作って試作品の段階ではすごく美味しいんだけれど、
それを冷凍して解凍した時にその美味しさの品質が保たれるのかとか、
そこまで考えて商品開発した方がいいですよ、みたいなことを言ってきて、
そういうのって素人考えないわ、みたいな。
確かに冷凍してそれをどういう環境で解凍したとしても、ある程度の品質を保つことができる。
そうなってくると、この商品はちょっと難しいねとか、この流通方法だと多分品質は保てないかなとか、
同じ商品作るにしても味付けをもうちょっと変えた方がいいとか、
結局ハムにして売ろうってことになって、それだと塩の味だけで旨味を引き出す、
油の美味しさ、イベリコプターは本当に油の美味しさが命なので、
そこがもう消えないように、そこを残すような加工の仕方で、
肉の硬いらしいんですよね、イベリコプターって硬いというか歯ごたえがすごくあるしっかりした肉質なので、
ただ硬すぎず、しかも油の甘み、香り、香りですよね。
香りが命なので、香りを消さない方法でお届けするにはハムとして出すのがいいんじゃないかみたいな感じで、
一旦レストランの人に試作品を作ってもらって、その場で食べた時は本当に美味しいってなったんだけど、
それを実際に流通させる人に試作品を持ってったら、これちょっと何パターンかテスト品もらっていいですかって、
もらったものを全部冷凍して、いろんな条件で解凍して、何回も何回も食べて、
この味付け塩加減だと冷凍する時にちょっと違うなとか、
ベストのやつはどのくらいの解凍の温度でとか、冷凍の速度はこれでとかいうのを何十回も繰り返したとか。
この著者の人も、そこまで緻密なお届けした後の話っていうのは自分は全く想像してなかったと。
でも確かに流通のプロの人からすれば、そここそが計算しないとクレームの下になってしまう。
そうですよね。
あれですよね、プリスマスケーキが届いたらぐしゃぐしゃになった時もあったじゃないですか。
ありましたね。無理な話と思いますけどね。
お届けして開けた状態でのそこまで計算、品質管理できてないとダメだっていう。
それはそうですよね。コーヒーとかもそうですけども、これをどういう人がどういうものを使って入れるんだろうっていうのは、
一番の関心どころですよね、売る方としては。
でも素人、自分も多分商売やるとなった時に、その全工程を終わりまで見通して考える目っていうのって、
食料に関してはもう本当に信頼がなくなってしまうので、
もうそこは最新の注意を払って作ってたと思いますね。
嬉しいけど大変って言ってました。
そうですよね。
手間はめちゃ、手間となんて言うんですか、神経を使わなきゃいけないからめっちゃ大変って言ってましたね。
そうそう。
本当ですよね。
そうなんですよ。だからその、完璧にいいものを目指すっていうことは全然できるんですけど、
またそこにコストってかかってくるので、
これをかけてもっと取れる分のコストなのかどうなのか、
なんて言う、見合ったコストなのか、手間なのかどうなのかっていうのも考えながらやらないといけないですよね、商売って。
だからそれをライターだった人が、ただただ書くだけだった人が、そこまでをしなくちゃいけなくなるっていうのが。
そうそう。
豚を買うのは簡単じゃ簡単じゃないですか、お金を出せば。
信頼とかもあるけども、ある程度の資金があって、コネクションなりがあれば、
それを買うことはできるけども、それをこの流通に乗せて若干の儲けを出すって考えると、
気が遠くなる作業があって、試作品を作れば作るだけ豚は減っていきますからね。
そうなんです、そこもあるんですよ。
だからそんなにたくさんは試作もできない。
2頭ですからね、言っても。
そう、最初のC出てるのは。
しかも、自分ではもちろん一から全部できるわけじゃないので、
その道のプロの人にそれをお願いしてやってもらってるっていう、
本業がありつつ、ある中でそういうのも頼んでるっていうところもあって、
だからその作者はすごく勉強になったなっていうのと同時に、
こんなにプロの人に時間も割いてもらって、お金もかかって、
どうしようって、その金のことしか考えてなかったみたいなことを、
自分はこれでかかった経費分ちゃんと回収できるんだろうかみたいなことを言ってはいるんですけど、
プロの人は、いや、でもね、これお金じゃないんですよっていう。
ちゃんといいものを作るには、お金以外のところも大事なところがあるんですよと。
やっぱりそれは、その人たちのプライドも、プロとしてのプライドっていうか、
半端なものは出せない。
しかも、ものはものすごくいいものだから、
こんなにいいものを使うなんて滅多にいないから、自分たちだっていい仕事をしたい。
だから妥協はしたくないと。
そうなってきても、金の話じゃないんだみたいな。
そうね、お金って難しいですよね。
必要だけども、お金が絡むと足止めされちゃうから、
作る側として、クリエイターとかもそうかもしれないですけども、
いい仕事すればするほど赤字になっていくっていう。
そうね。
それ、良くないシステムですよね。
だからこそ、信頼っていうのもあるというか、確立できるところもあるのかな。
全部ポストばっかり考えて作られたものっていうのが、
言い方がすごく精神論みたいな話になってきちゃうのかなと思うんですけど、
ただ、これ読んでて思ったのは、エビリコ豚バカ一代みたいな作品とか出てきて。
そうそう。
いかに冷凍食肉を、いかに美味しい状態で届けたいか。
そのためには、確かにすごくコストとかも、もちろん商売だから考えるんだけれども、
やっぱりそこでベストを尽くしたい、ベストを尽くすべきっていうのを念頭に考えて動くとか。
それこそ、生ハムの話したときに、生ハムの作っているスペインですごく有名なトップシェアを誇る、
何代も続いている生ハム業者のところに行って、
生ハムを作っているところを見せてもらった話もあるんですけど、
すごく山奥の乾いた空気が入るような小屋にガラスのがいっぱい並んでるんですよ。
扉がスライドして開けられるように。
それをその日の温度とか湿度に合わせて、
あそこに生ハム吊るしておくんですけど、その倉庫に。
それを微妙な手加減というか、開け具合で調整するんですよ、窓の開け具合。
その時に社長がやってて、それは他の人に任せられんつって。
自分でやってて、もう24時間体制でやってるんですよ。
だから社長は社長なんですけど、その小屋がある、小屋というか倉庫がある近くに、
なんかちっちゃい小屋みたいなのを建てて、そこに集合で泊まってその管理をしてるみたいな。
もうなんか家帰ってこないみたいな、社長が。
もう俺生ハムのことが気になって休めないみたいな。
でもだから雨とか降る温度はもう何時だろうが、それが夜中の3時とかだろうが、何時だろうが、
もう速攻で起きて、従業員とかと総出でその窓を閉めて、もう湿気が入らないようにするとか。
生ハムのためにだけに生きてますみたいな、社長とか出てくるんですよね。
そうなんですよね。だからコストばっかり考えるんだったら、もう大きい流通に載せちゃった方がいいんですよね。
そんなことを何も考えずに、湿気なの雨なのを考えずに。
でもそれをやらないとトップシェアは守れないんだみたいな。
このトップの座を守るためには、俺このぐらいの努力は惜しんではいけないんだっていうのを。
そうですよね。だからそこでこのコストって考えちゃうと、
寝ないでやってるのを人件費として全部お金計算しちゃうと、とんでもなくなっちゃうじゃないですか。
だから結局コストだけ考えちゃうと、いいものっていうのはプライドをかけたものっていうのは難しくなりますよね。
結構なかなかこの、なんだろう、確かに素人そういうふうに思いがちなのかもなーってこう自分が商売するときは、
あーもうこれだけお金かかっちゃってどうしようとか、これだけお金をかけさせてしまったどうしようとか、手間もかけさせてしまったっていうふうになるけれども、
逆にそこをおろそかにする方が自分としては不服みたいな。
そこもやっぱり難しいところですよね。その日本的なダメなところでもありますよね。
本当にね。
よくも悪くもっていうとこも。
よくも悪くもです。ほんとオラフですよね、そこは。バランスがすごい難しいっていうか。
だからこの場合はそんなにその市場をすごく大きいものではないですし、
結局最終的に売ったのも、言って200人とかそのぐらい。
で、周りの人の口コミでほぼほぼ吐けたっていうふうに、
でもまた今度豚の肉でやってくるわけで、今後これはどうしようかなってところなんですけど、
まず初回分は200人、お世話とか、ギフト用として売るっていう感じの、
そのぐらいの価格帯で売ると。
そういうコンセプトにつもって売った方がいいっていうのもあって、
売ったっていうのでちゃんと売れたっていうところで、めでたしめでたしだったんですけど、
なかなかこう、どのぐらいのマーケットで考えてるのかとか、
それにもよってだいぶ商売の仕方って変わってくるのかなっていう。
そうですね、なんかこの本ね、今聞いた限りで、
そのビジネスから学ぶべきことは、迂闊に豚を買うんじゃないってことですね。
だから思いつきで買えるもんじゃねえよっていうところ。
覚悟がなくて、覚悟ないわけじゃないけども、
取材いけないんだったら女になっちゃえみたいな感じで、豚を買ったらいけないっていう教訓ですよね。
気軽に買えるものではないなっていうところですよ。
まず学ぶべきはそこみたいな。
食べ物関係する人の最初のどこかである覚悟ってすごいですよね、きっと。
だってライターの方はやっぱりあまりその覚悟がなく買ってるわけじゃないですか、一番最初は。
覚悟っていうか、その先の見通しっていうのはやっぱり読めなかったってことですよね。
読んでないですよね、これ確実に。
だからコストをかぶろうっていう、自分でそういう意識もなかったわけじゃないですか。
なくはなかったんですけど、ちょっと私の説明がパッとしてるんであれですけど。
どのぐらいのコストがかかるかっていうところの細かい計算まではできなかったと思いますよね。
お金だけじゃないですから、コストって。時間とか人件費とかいろんな。
だから料理人の人とか、飼育する側とかもそうですけども、どれだけ自らを削っているのかっていう。
そうですね、結構全員で成り立ってるなっていうところもあるんですけど。
難しいですね、だから本当に全てビジネスライクでやる商売はもちろんあると思うんですけど。
もしかして小規模の商売って、そこだけで動いてるわけではないのかもなとか。
親とか、親の商売とか見てると、結構直樹やってるから、あんただったらじゃあこれいいよとか。
小さい大きい関係って信頼ですからね、それって。
信頼っていうのはあるよな。
だから200人にイベイコプターがかけたっていうのだって、口コミって一番の信頼っていうかね。
そうですよね、あるでしょうし。大胆の人もやっぱり事前にちゃんと全部調べて、
素人だからっていうので投げるんじゃなくて、自分で調べられる限りのことは調べていって、
その上で専門家の人からすると、ここはこうしたほうがいいですよとか、
ここはそういうふうに書いてあるかもしれないですけど、実際ここのほうがいいですよとか。
丸投げじゃなくて一応やれるところまではやった上で聞いてって姿勢がやっぱり認められたのかなっていうのは、
豚の飼いに行った時の話もそうですけど。
情熱はありますからね。
本気です。自分も本気ですっていうのはやっぱり示す必要っていうのはあって、
やっぱりそこは金ではないんだな。
そうですよね。一番最初に豚肉を買いますって言った時点である程度の情熱がありますからね。
そうそう。
買えませんからね、普通に。
そうそう。そんなんでわざわざ来るやついんの?みたいな。
すごい。面白い。
この試行錯誤の振りがちょっと面白かったですね。異色のビジネスノンフィクションっていうか。
そうですね。的さん的冒険の書ですよね、また。
冒険の書でしたね。次々と仲間が増えみたいな。攻略していくみたいな感じの。
そうですね。攻略系のあれでしたね。
でしたし、ビジネス書とっつきにくいなっていう人とかでも結構面白く読めて、
やっぱり商売するってなんだろうなって考える時に面白い本だったなとは思いましたね。
そうですね。いい本ですね。
食べ物の本ってすごい。やっぱり食べ物のビジネス書って引きつけますね。
なんかあります?梶原さんの方で、食べ物の本で面白かったやつ。
私はね、うどんですかね。
うどん?
そう、ちょっと今手元にないので詳しいことが話せないんですけど、すみません。
やっぱりビジネス書を何本くさつか書いてる方が博多のうどんに見せられてしまって、
博多のうどんって柔らかいんですよ、すごく。