1. 高橋ツカサ/中間管理職の為のラジオ
  2. だよね?構文の良い面など
2025-05-30 15:17

だよね?構文の良い面など


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6180a65c3db982af522db745
00:07
皆さん、おはようございます。
2025年5月30日、金曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが日々の仕事や生活の中での学びや気づき、
そしてビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
皆さん、おはようございます。
はい、今日5月30日、金曜日。
今月最後の週末となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
サービス業の方は、明日が最後でしょうけれども、
今日も元気にやっていきたいと思います。
さて、今日はですね、昨日の私の放送のだよね構文について、
改めてね、ちょっと別の視点でお話をしたいなと思うんですけれども、
昨日の放送では、「〇〇だよね」っていう言い方って、
上司が使うと良くないことの方が多いんじゃないでしょうか、
っていうようなお話をさせていただきました。
ざっくり言うとですね、この言い回しっていうのは日本独特でもないかな。
要するに、相手の同意を引き出しているように見せつつですね、
パワーポジションを持っている人が使うと、
同意を強要するというような方向に行きがちなんですよね。
その途端にですね、ある程度パワーポジションを持っている人がこれを使ってしまうと、
同意しか得られなくなってしまうっていうような側面があるんじゃないでしょうかと。
つまり、誘導の側面と、
あとはそれを利用してね、独裁的な方向に行きがちになってしまうということを話しました。
昨日はね、あまりにも私、
やっぱり睡眠不足は良くないなと思っているんだけど、
昨日はね、時差ボケがひどくて、
放送の後ですね、家に帰って倒れるように寝てしまってですね、
そのまま10時間くらい寝て、今すごいスッキリしてるんだけども、
きっちり2本時間に、頭も体も今フィットしている状態なので、
03:05
改めて昨日の放送を聞いてみて、ちょっと極端な方向に行きすぎてるなって思ってですね、
あとは別の側面で考えられることはないだろうかっていうことを考えてみてね、
改めてシェアしたいなと思ったので、このテーマで第2弾のダヨネ公文の講座ということで、
お話しさせていただきたいなと、シェアさせていただきたいなと思っております。
まずですね、ダヨネ公文って何ですかっていう話は、
昨日の放送と今の説明である程度ご理解いただけたのかなとは思うんですけども、
要するに日本語的には同意を求める疑問符によってですね、
〇〇ダヨネっていうことはね、つまり自分の意見に対してイエスかノーかで質問をしていることなんですよね。
で、プラス、厳密に言えばですね、協調の意味もあって、
自分の意見を協調して改めて伝えているっていうような捉え方もできると思います。
で、この言い回しについて、昨日はデメリットの方ばかりを言いましたけども、
一方でメリットもあると思うんですよね。
使い方によっては、もしくは自分のコミュニケーションの取り方によってはね、
とてもいい面もあると思うので、今回はその一面をご紹介しながらですね、
やっぱり使い方だっていう話をしたいんですよね。
まず、この言い回しっていうのは、〇〇ですよねっていう言い回しはですね、
必ず相手に対して同意を引き出しやすいっていう、
必ずというわけでもないけども、
同意を引き出しやすいというメリットがあると思うんですよね。
なぜかというと、確認型なんですよね。〇〇だよねっていうのはですね、
確認してるんですよね。そう思うよねと。
そうですよねっていうような、確認プラス同意みたいなところですよね。
だから、相手の意見を引き出しやすい。
反論があるかもしれないけども、意見は出やすい。発しやすいというようなメリットはあると思いますね。
例えば、このビールは唐揚げに合うよねみたいな言い方をしたらですね、
06:07
そうだよねとは言いやすいと思う。そうだよねっていう言葉は引き出しやすい。
いや違うと思うよっていうのはだいぶ勇気がいると思うんだよね。
とはいえ、会話を円滑に回すための言葉を、
ボイスをですね、言葉というかボイス、音です。音を引き出すっていうところはできるんだろうなと思うんですよね。
もう一つは、確認だよねっていうのは確認と同意要求なんだけど、
一方でね、その確認部分が強くなればある程度主張もできるっていうメリットっていうのかな。
そういった意味もあると思いますね。
だから、書き出すと丸々だよねっていうのは、書き出しちゃうと一つのワードでしか表現されないんだけれども、
言い方によっては、強い主張に聞こえてくるんですよね。
だから、何々だよね、だよねってちょっと強めに言うだけでね、
圧を、やんわり圧力をかけて主張ができるっていうね、そういう言い回しができるなと。
だから、断定をせずに主張するっていうね、感じになると思います。
これはですね、日本においてはすごい有効だと思うんですよね。
やっぱり空気を読む文化だから、日本は。
だから空気感っていうのはすごく文化としては重んじっちゃうんでね。
同意型の会話については、みんなうまくピックアップ、うまく察してね、合わせにいってしまうっていう、そういう民族性があるような気がするんですよね。
だから、日本においては有効な手段なのかなと、圧をかけずに主張するっていうね。
もう一個は、親近感を作りやすいっていうところはあると思います。
心理的な距離を近めやすいっていうね。
09:01
これはある程度立場が同じ人だとね、雑談とかトークの中で、
寝れるよねって言うと、あ、そうだよねとか、え、そう?みたいな感じで使いやすいっていうリズムは使えるかなと思うんですよね。
なのでまとめますと、これも言い方次第だっていう話になるんだけれども、
ダヨネ構文の良い部分っていうのはね、同意を取りやすいっていう。
軽めに主張はできるっていう。
そしてリズムを作るっていう、この3点にあるのかなと思っています。
まとめるとね、このダヨネ構文、良い部分、悪い部分あるけれども、
どちらに転ぶかは、やっぱり空気感づくりだと思います。私は。
難しいんだけど、失敗の本質とかね、あとは空気の研究とか、
かつての先生方が書かれた名著と呼ばれるものがありますけれども、
その中でたくさん語られているものが、やっぱりこの空気を読むっていうところだと思うんですね。
空気を読んでしまうがために、それを解釈として、これは圧力を感じているとか、
これは反論できないんじゃないかとか、そういったところが作られやすいですよね。
特に日本人は主張を、強い主張を避ける傾向にあるので、それは心理的に対立を避けているということだと思うんですけれども、
なので、この空気感をどういうふうに自分たちでコントロールしながら、理解しながら、
ダヨネ公文を使うのか、受け止めるのかということがとても大事になるのかなというふうに私は思っています。
なので、いずれにせよ自分主体というか、自分がどう受け止めるのか、どのように使うのかというところが大事なんだけれども、
ポイントはコミュニケーションの手段として使うものであって、自分の主張を押し通すように使うのだけは避ける。
12:09
それだけでずいぶんこのダヨネ公文は有効に使えるんじゃないのかなというふうには思っています。
だから、ちょっと雑談じゃないけれども、立場として思うんですけれども、
僕らが中間管理職や管理職の立場の人が強い主張を持って部下に対してダヨネ公文を使って、自分の主義主張を押し通すということはやめたほうがいいだろうと思うんですよね。
本音が出てこないから、それをやっちゃうと。
だけど、それは自分らに対しても言えることで、経営者とか自分の上司からこれを使われた場合、明らかに圧力をかけられているなと思ったときには、
はっきりとこれは私はこう思いますよということを言えるような自分の考えをしっかりと持っておくということがすごく大事だと思います。
なぜならば、このダヨネ公文は強制的な同意の意味もありますから、同意してたじゃん、そのときには。
だったらそういうふうにはっきり反論すればよかったじゃん、というように後から言われてしまう可能性もあるんですよね。
ずるいと言えばずるいんだけども、最終意思決定者はこういうことを使いますよね。
なぜならば、100%賛成しているような議論というのはなかなかないからなんですよね、会議において。
だから、どこかで誰かがじゃあやるんだっていうような言い方をしなければ前に進まないこともある。
そういったときに柔らかな言い回しで、同意を得たような形を作ってね、最終意思決定をするっていうのも、それもあるのかなって僕は思います。
長くなりましたけれども、今回の〇〇ダヨネっていうダヨネ公文については、皆様なりの使い回しや受け止め方があると思うんですけれども、
皆さんのそういった経験などありましたら、ぜひレターやもしくはコメントいただけたら本当に嬉しいなと思っております。
15:01
はい、ということで、今日の放送は以上です。この放送を最後まで聞いてくださってありがとうございます。それではまた皆さん、さようなら。バイバーイ。
15:17

コメント

スクロール