寒い朝の話から始まる
はいみなさん、おはようございます。
2025年10月23日、木曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが、日々の仕方や生活の中での、
学びや気づき、そしてビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
みなさん、おはようございます。
えー、寒いですね。寒い。
僕が住んでいるところはですね、今朝3度でしたね。
あの、みなさんのところはどうでしょうか。
東北地方の岩手県というところに住んでいるんですが、
岩手県でも内陸のところに住んでいるんですね。
そうすると、放射冷却現象というのがありまして、
これ何かというと、
晴れた日に、夜明け頃ね、
気化熱で、どんどんどんどん地表の熱が奪われていくんですね。
そうすると一気に気温が下がっていって、
温度が下がっていって寒くなるという現象なんですけど、
これが起き始めるとめっちゃ寒いです。
だから最高気温は13度とか4度とかまで上がるんだけど、
朝は2度、3度、4度とかそのくらいになってきて、結構冷えるんですよね。
なので体調管理は十分に気をつけなきゃいけないなというふうに思っているんですが、
バッグ購入のコミュニケーション
さて、ちょっと今日のお話なんですが、
今日のシェアは、伝えるときに何を大切にしていますかっていうね、
そんなテーマでシェアさせていただきたいんですね。
本題に入る前にお知らせ一つございます。
今週末、土曜日、日曜日ですけれども、
岩手県の森岡市、歴史文化記念館前で、
ベアレンビールの農業祭りの出展がございます。
農業祭りっていろんな生産者が出展するお祭りなんですけれども、
その中にベアレンビールが出展と。
なんでベアレンビールが出展するんですかっていう話なんですが、
岩手県のリンゴを使ったシードルを作っているんですね。
なので、生産者に非常に近しい商品を作っていましたので、
そういった意味で、生産者の加工品というものの出品で出展するということでございます。
もしご興味がありましたら、ホームページなどを見ていただけるとありがたいなと思っております。
さて本題ですが、つい最近、私の家族と話をしている中で、
バッグが欲しいなっていう人がいたんですね。奥さんなんですけど。
もうちょっと買い替えたほうがいいんじゃないかなっていうふうには思っていたんだけど、
じゃあ買いに行くっていう話をしたんですよね。
でもいいよ、自腹で買うからっていう話をするわけです。
自分のカバンも買ってもらってるから、それはいいよっていう話をしたんだけど、
いいよいいよって。だってあんた自分の時計ローンで買ってるでしょっていうわけね。
それはそれだからいいよって言ったんだけど、だってお金ないでしょっていうことを言うわけです。
このやりとりね。買ってほしいのか、欲しくないのかっていうところに、
僕の感覚があるわけですね。
買ってほしいのか、買ってほしくないのか、もしくはカバンが欲しいのか、欲しくないのか。
もしも僕の懐事情を気にしてるならば、家計で買えばいいじゃないって言ったのね。
だって必要なんだからっていうところが、ちょっと我慢するかなみたいなことを言ってるわけですよね。
最後に妻が言ったのは、本当にね、あなたが買ってあげたいっていうふうに思ってるのかどうかだよねみたいなことを言うわけですね。
ここにね、コミュニケーションのズレっていうものがあると思ってるんですね。
認識のズレっていうものとも言えるかもしれないけども。
この話はもうちょっと整理すると、僕の立場から、僕はね、必要であるならば買ったほうがいいと。
それが旦那の個人の懐から出てくるお金なのか、それとも家計から出てくるお金なのかっていうことは、
僕にとってはあまり問題ないんじゃないかっていうふうに思っているわけです。
なんなら僕は出すよって言ってるわけですね。
ところが妻側の方は、家計ならば我慢しようかなと思ってると。
で、旦那がお金を出すよと言ってるけれども、心の底から思っていないんだったら必要ないかなと思ってるという話です。
このコミュニケーションにおいて何が大事なんだろうな、なんかモヤモヤすんなってずっと思ってたんだけど、
整理すると、妻側が求めているのはバッグではなくて、バッグを買ってあげたいと思っているその気持ちになってもらいたいっていうね、そういうことなんですね。
しかも、買ってほしいと言われたから買ってあげると言ってることではなくて、自発的に変わってほしいみたいな、そういう感覚があるんじゃないのかなっていうふうに、
この会話には感じられるなと、後から振り返って思ったわけです。
心のあり方の重要性
一方で僕からすれば、最初に買おうかと言ってるのに、お金がないんだったらいいよと言われ、
それはそれで別だからと言ってるのに、それも断られ、家計から出して買えばいいじゃないと、そんなに必要ならばということを言ったら、
断られ、渋られるというふうになってしまうと、なんだか非常にモヤモヤして、何が欲しいんだっていう話になるわけですね。
こういったコミュニケーションは、僕らへのシェアということに、ここから先はなるんですけども、こういったコミュニケーションってのはよくあると思うんですね。
つまりですね、どこまで何を言語化するのかっていうところが本当は大事な話で、言語化したいものは何なのかと。
例えばですね、仕事においてもそうなんですけど、これを仕事に差し替えた場合ってすごくわかりやすいんですけど、
これをやってください、あれをやってくださいっていうことを明確に話を言語化して、なぜならばという説明もしながら仕事の指示を出したりとかしていくとですね、確かに明確になるし、かなり理解もしやすいと。
で、間違いというか誤差も少ないわけですね。相手に伝わる意図もね。
だけれども、これ情報なんですよね。
で、それに納得感があるかないかとか、そういったものは結構無視されていて。
で、一番問題になるのは、相手に納得感がないまま言語化されたものが、相手の中でどのような状態を作っているのかっていうことなんですよね。
それっていうのは、一番仕事することにおいては重要なポイントで、納得感なき言語化の指示っていうのは、確かに言葉は明確なんだけれども、伝えたいよねっていうことを言っても、相手の心の状態はかなりざわついているっていうことがあるんですよね、実際ね。
で、本来マネジメントする人たちがどういうふうに仕事を進めていったらいいのかっていうのは、もちろん言語化してこうだこうだ、ああだこうだって言って、やるべきことをやらせるってのは当然大事なんだけれども、最終着地点は気持ちいい、心のざわつきのない状態で気持ちよくみんなが爽やかな晴れやかな状態で能力を発揮して、
同じ方向で生産性を高く仕事していくってことだと思うんですね。
そうなった時に大事になってくるのは、納得感なき正しさの押し付けみたいなことになるとですね、確かに正しいと、確かに言ってることはそうかもしれんけど、あり方はそっちじゃないんだよねっていうことがやっぱり起きるわけですね。
先ほどの冒頭の夫婦のやり取りと同じようにですね、正しさから言ったら、求めてるものが物質であってね、買ったほうがいいに決まってる、必要に迫られてるならやったほうがいいに決まってるっていう、
価値観というか正しさで話をしていくと、求めてる相手は正しさではなくて、そういう心のあり方を求めているということになるわけですね。
その心のあり方を求めているんだけども、納得感のない伝え方になると、ざわつきだけが相手に残って、どうもモヤモヤしているっていうね、そういうことが残るわけですね。
だからひり返って僕らの仕事に置き換えるとですね、正しいこともあると、伝えなければいけないこともあると、だけど本当に心はれいかにこの人は仕事ができるのかっていうところにおいては、
言語化していくべきところと考えてもらうべきところをもう少し切り分けながら伝えていく。もしくは自分が伝えないほうが、そういうふうに求めている心の状態、あり方になるんじゃないのかと。
なれば他の人を通じて言ってもらうとか、もしくは会議の中で伝えていくとか、合意形成を作っていくとか、そういった方法になるんじゃないのかなと思うわけですね。
だから何も自分だけが、僕ら中間管理職だけが片肘張って何とかしようと思わずにですね、頼れるところは周りに頼り、もしくは部下に頼り、そういったチームの状態、持っていきたいビジョンへと導いていくということがとても大事になるのかなというふうに思っております。
はい、ということで今日の放送は恥ずかしながら我が家の話のエピソード、これを引き合いに出しながらお話しさせていただきました。この放送が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。それではまた皆さん、明日お会いしましょう。さよなら、バイバイ。