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2023-05-07 55:04

第60回「2023年5月の課題図書選定会議」

毎月1冊の本をレビューするポッドキャスト番組「ツイてるブッククラブ」

5月になりましたので今月の課題図書を選んでいきます。

科学者はなぜ神を信じるのか
ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは橋本大也、石谷まさき、
セイコー、辰夫の4人がお送りする
月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
5月になりました。
今日でゴールデンウィークも終わり、
日常へと戻っていくわけなんですが、
今月も課題図書をパンタンと選んでいきたいと思います。
1人3冊につつ候補本を紹介して、
みんなで投票で1冊を選ぶといういつものやつです。
それでは今回は、セイコーさんからいってみましょう。
はい。僕が紹介する1冊目は、
ブルーバックスで、科学者はなぜ神を信じるのかという本ですね。
以前こちらでですね、シンクロニシティ、
科学と非科学の間にというのを紹介したことがあるんですけれども、
ちょっとそれ難しいなという方のためにちょうどいい本、
私たまたま読んだので、
これ紹介したいと思うんですけれども、
科学者ってガチガチリズメな人が多くて、
物理とかそういうのを信じるけど、海外の方だと、
当然キリスト教とか信じている方が多いんですけれども、
そういうのを日本人の感覚からすると何となく
矛盾しているような感じがするんですけれども、
それに関する解説本なんですけれども、
本の流れとしては、
科学と教会とか宗教との関わりについて、
書いてあって、
この間のシンクロニシティでもそうだったんですけれども、
天文学の地動説とか天動説の話から始まって、
教会が天動説を支持したために地動説が、
地球が動いているっていうのをなかなか信じられなくて、
科学の発展が遅れたとかですね、
あとニュートンがそのリンゴの話とか、
そういうときもいろいろ、
その当時その当時で圧力があるんですけれども、
そういうので発展が阻害されたり、
または逆にちょうどそれによって神の存在が有利になると、
逆に教会が省略したりという流れがあって、
いろいろ面白いなと思ったんですけれども、
科学をだんだん突き詰めていくと、
ものすごい美しさとか、
逆に偉大なものの存在を感じざるを得なかったり、
そういうことがあるみたいなんですけれども、
神というのはこの場合、
キリスト教とかユダヤ教が信じるあれなんで、
日本人の感覚の神とは全然別なんで、
日本人にとってはまだ、
読んでもわからないかもしれないですけど、
それ抜きにしても、
科学の発展の歴史っていうものがブルーバックスなので、
高校生とかでもわかりやすく書いてるんで、
この間のシンクロニシティに挫折した方も、
もう一度読んでいただければなと思いました。
最後まで私はどうだろう、
自分はその域に達してないせいか、
そんなに信じれるかなどうかなってちょっと疑問だったけど、
西洋人と日本人は違うんだろうなというふうに思いました。
でも自然に対して常に謙虚であるのが、
科学者としての態度だから、
後回しにしない技術
そういう意味で言うと、
神がいないっていう、
あれもちょっと傲慢なんじゃないか、
みたいなことをちょっと言ってて、
確かに謙虚なのは大事だなと思いました。
あと次がですね、
後回しにしない技術っていう本ですね。
これ韓国の本なんですけども、
韓国の著者が書いた本なんですけども、
韓国の心理学の教授でベストセラーになった本だそうです。
こういう後回しにしない技術とか、
先送りしないとか、
4月ですので、
そういう自己啓発書を読む機会多いのかなと思うんですけども、
私もこういう後回しにしない技術っていうのを何冊も読んでるんで、
内容的には大体、
考えるのは今すぐやれとかです。
そういうことが多くて、
夢ばっかり見てないでとにかく逆算して今すぐできることを考えようとか、
そういう話で、
本なんか読んでないで今すぐやれって話なんですけども、
そういうことをいろんな、
なだめ透かしたり優しくやったり厳しく書いたりで、
いろんな手法でやってるんですけど、
韓国の著者が書いた本って、
私はあまり読んだことなかったので、
いろいろ文化の違いとかですね、
例えが結構面白くてですね、
例えば目標を口にしろっていう話ってよくあると思うんですけど、
特に禁煙なんかの場合で、
自分一人で思ってても禁煙できないから、
他の人にもとにかく言いふらせと、
俺はもう禁煙したんだっていうと、
引っ込みつかなくなって、
禁煙できるからみたいな話ってあると思うんですけど、
それの項目でですね、
口ばっかりが先に出たり、
あれこれ細かな個人的決心を全て他人に話してしまう人は、
どこか精神的に未熟だという評価を受けますなって書いてるんですけど、
日本でそんなにそこまで、
人に目標言ったからって精神的に未熟だって評価受けるかなと思ってますね。
韓国だとそうなのかなって思う人も、
クラスの標語
自分の内心を討論すると、
この人精神的に未熟な人で子供っぽいなって、
韓国行ったらあんまり個人的なことは言わないほうがいいんだな、
ちょっと勉強になりました。
あとですね、高校か中学校で、
小学校かわかんないですけど、
クラスの標語、
クラスで落ち着きがないとか勉強しないから、
クラスの標語を募集した結果優秀賞に選ばれたのが、
お母さんが見ているっていう標語が選ばれたそうなんですね。
これを提案した子供は授業中をふざけていても、
この標語を見たら一発で静かになるっていうので、
説明したっていうんですけど、
日本の学校でお母さんが見ているって、
標語を挙げたからって、
そんな幼稚園児でもどうなのかなって思って、
韓国はすごいお母さんを大事にして、
親孝行するのが美徳とか、
家族とか一家のために立診出世するっていうのが、
一人暮らしのおばあさんの挑戦
物語としてまだあるのかなとか思ったり。
授業的なやつですね。
コンビニの店員がクレームつけられたときに、
悔しく思って言い返せなかったり怒ったりするときに、
それは自分がのり巻きを売っている人間だと思うから、
ダメなんだっていう話なんですね。
のり巻きを売っている人間だと思わず、
クレーム処理の達人だと思えば、
そのクレーム処理一個一個もスキルがどんどん上がっていくから、
楽しくなるって話なんですけど、
のり巻きを売っている人っていうイメージが、
あまりわからなくなります。
スティーブ・ジョブスか誰かが、
ペプシコーラをつけ抜くときに、
あなたはいつまで砂糖水を売っているつもりなんだ、
みたいな話ってありますけど、
お前いつまでのり巻きを売っているつもりなんだって、
例えもよくわからないなって感じで。
日本だとおにぎりを売っている人ばっかりにしないですよ。
大事でむしろ、
おにぎりこそ母の味みたいな例えもあるけど、
のり巻き売りがあってバカにする人いないし、
寿司職人にそんなこと言ったらめちゃくちゃ怒られますよね。
お前いつまでのり巻きを売っているつもりなんだって。
面白いなと思ったり、
あと、自分の決意を試すっていうか確認するために、
ポケットに小石を入れておけばいいって言うんですけど、
そのうちの小石を一個一個数えたり、
決心を守らなかったらポケットに小石を右から左に移すとか。
日本ってそんなに小石ってないんじゃないかなと思って。
おもちゃ屋さんとか行って、将棋の駒はあるかもしれないけど、
本物の小石ってなかなか入手困難じゃないかなって思うんですよ。
専門店行けばもちろんあるでしょうけど。
でも、以後の世界だと韓国強いですもんね。
そうですよね。
そういう例えがいちいち面白くてですね、
結構逆に印象に残るストーリーがいろいろあって。
それもストーリー関係なくなってるけど。
あと、もう一つ面白いのが、
美談として65歳のおばあさんが、
息子とかに会いたいから、一人暮らしの人がですね、
都会に住む息子に会いたいから免許を1年発起して取ろうと思って、
960回落ちて、いや959回落ちてか、
960回目に受かったっていう話が美談として載ってるんですね。
で、このおばあちゃん960回も受けてるからお金がなくて、
雑穀や羊毛着を市場で売ってたんだけども、
免許を取るためにマンションの清掃の仕事までやって、
免許費を年出したみたいな話で、
すごい頑張れば叶う的な話なんですけど。
960回試験受けて69歳でやっと免許取ったんですね、最終的にね。
耕すための100冊
で、車がまだ買えないんですよ。
960回も試験受けてお金がないから。
で、今度は車買うために今度は頑張るみたいな話なんだけど。
微妙ですよね、このちょっと良い話が。
なんていうか、横が美談な。
やばいじゃないですか。
もう免許返納しなきゃないし、
公共インフラが整備されてないし。
そもそも向いてないんだから。
向いてないね、向いてないね。
だから、やめてね、
本当に違う方やってタクシーで行ったり電車で行ったらいいんじゃないかって思うんだけど、
例え話っていうかね、あれだからもうしょうがないんでしょうけど。
少なくとも99回目で諦めてほしいですよね。
家族も止めた方がいいんじゃないかって思うんですけどね。
そういうちょっと面白い本ですね。後回しにしない技術でした。
3冊目もですね、ちょっとそういう意味で面白いっていうか、
100冊で耕すって本ですね。
書者の方が、100冊で耕すの書者の方が、
近藤耕太郎さん、安太郎さんって読むのかな。
元朝日新聞の記者の方で、
音楽評論家とかやったりライターもやってたけど、
今新聞記者やって、後行進の育成とかにも当たってる方らしいんですけど、
文章塾とかやってですね。
漁師、鉄砲で打つ本の漁師もやってるみたいなんですけども、
タイトル通り100冊で耕せっていう、この100冊をコアにして、
究極の100冊の自分の本棚を持って、
その本を持って自分の書くとしろみたいな感じの本なんですけども、
いろいろ面白いんですね。
ユニークなのがまず、本って早く読むか遅く読むかとかですね、
本は買うのか借りるのかとか、一つのジャンルを極めるのか、
いろんなジャンルの本を読むのかっていうような、
対立軸っていうのがよく読書論であると思うんですけど、
そういうのをA面B面に例えて、それぞれ両論併記して、
書いてるのが面白いなと思うんですけど、
まずこのA面B面っていうセンスがどうなのよって、
60歳の私ですけど、
どうなのよって思うんですね。
今時A面B面って意味わかんのかなとか思うじゃないですか。
普通に考えたらそうだと思うんですけど。
だってCDになっていくからですら、もう30年くらい経ってますからね。
CDじゃなくメモリースティックっていうか、
リキッドオーディオとかだって出たのがだいぶ前の時代じゃないですか。
微妙に主張がおじさん臭くてですね。
北方建造的な主張が多いんですよね。
例えば電車でスマホを眺めるのは非個性的だから、
俺は一度も電車でスマホは使わないとかね。
そんな今時個性いらないなって。
電子書籍は本ではないとかですね。
あれは身体性を伴わないから本じゃないから、
あれはいくつ持っても蔵書にカウントしなくていいんだとかですね。
言い切りもある種痛快なんですよね。
でもユニークな人に面白いのもいろいろあってですね。
本を読む訓練と書評欄
例えば15分ごとに違う本を読むといいっていうので、
しかも日本文学読んだら海外文学、海外文学読んだら社会科学みたいなですね。
全然関係ない本を15分ごとに読むのがいいって言って、
そうすると多彩な本を読む訓練にもなるし、
結果的に多彩な本を読めるし、
あと隙間時間に本を読む訓練にもなるみたいなので、
そういうのありなのって考えたこともなかったなと思って。
で、いろいろもっと他に辛辣なのがあるんですね。
小説読むのはかなり変なことだと自覚した方がいいっていうので、
別にこの人小説読むなとか書いてないんですけど、
むしろ小説ちゃんと読めて書いてるんですけど、
自覚しろっていうことですね。
そういう自分が変なことしてるって。
赤の他人が作った作り話を読んでありがたがあるのは、
寝る前に親にお話をねだるようなもので、
小学校に入る前に卒業すべきことであるとかって書いてあって、
いや、そんなこと言ったらダメじゃんって思うんだけど。
他人の作り話読んでありがたがるのおかしいとかって言ったら、
音楽だってそうじゃないですかね。
他人が作った音楽を喜んで聴いてるわけだから。
でも、それを自覚的に感じて、逆に頑張れみたいな、
励ましっていうか、なんかそういうのとか。
あとちょっと真面目なためになるやつだと。
1年前の新聞の書評欄を参考にしろっていうのがあって、
新聞の書評欄ってものすごいコストとかかけて作られてるらしいんですね。
まず新聞社に送られてくる本だけでも膨大な量になるじゃないですか。
憲法とかね、読んでくださいで、当然。
で、プラス、あと本屋さんに行って、
2,3人の書評委員会みたいなのに行って、
本屋さん、大きい本屋さんの会議室みたいなところ借りて、
そこに大量の本を持ってきてもらうそうなんですよね。
いいのあるとかつって。
で、おすすめ本また読んで、
今度また店内見てとかって、
ものすごい手間をかけて膨大なるよう読んで、
今度さらに書評委員会っていうものがあって、
一流の専門家とか批評家の人が集まって、
今月これにしましょうとか、あれにしましょうとか、
いやそれよりはこれだとか、こっちがこうだとか言って、
作られてるみたいで、本当に選ばれたりして作られてるみたいなんで、
新聞はもう土日だけでもいいから買ったほうがいい。
書評欄目当てでも。
どうせ全部買ったって制限もしないんだから、
買ってじっくり読んだほうがいいつって。
で、それをなぜか1年後に読めばいいって言うんですけど、
その1年後に読む意味っていうのが、
読むに値する本を1年後ぐらいに読んでも陳腐化しないとか、
文学と語学の本
逆に1年後でも価値がある本ぐらいしか読まなくていいみたいなのとか、
ITだとそうもいかないんでしょうけど、
あと1年後だとフル本があったり、
図書館で借りやすくもなってるからいいんだみたいな、
なるほどなって思う。
私も老後そういう趣味を持ちたいものだなって思いますね。
前週が今は安いからとか、
トルストイ前週が1万円前回るとか、
この前段として、
車とか時計のコレクターって青天井でお金かかるじゃないですか、
そういうの極めて。
書籍だとある程度の関心があれば、
人類の英知とか歴史に触れることができるんでいいって言うんですけど、
東京だと不動産の本が高くつくかもしれませんけど、
その本を置くのに。
そういうふうにいろんなちょっと個性的な主張があって、
あといろんな本を読むリストなんかも丁寧に書いてあって、
この方が選んだ本は100冊も書いてあるんですけど、
いろいろ世の中ためになる本のリストっていうのがいろいろあるみたいな、
京都大学の文学部が選んだ、
読むべき英米文学リストとかですね、
あと、
欧米の方が選んだ、
古今東西の構成に残したい100冊とか、
そういういろんなリストのリストが載ってるんで、
それを眺めるだけでも価値があるかなと思います。
欧米文学なんかもある程度、
昔から現代に向かって読んだほうがいいみたいですけど、
日本の場合はある程度の近代文化があるんですけど、
日本の場合はある程度の近代文学から昔に戻ったほうがいいみたいで、
いきなり、
黒金和歌集とか、
ものすごい古いのから読んでいくと、
現代にたどり着く前に飽きてしまうかもしれないんで、
明治時代からだんだん、
昔に戻ってったほうがいいみたいなことを書いた。
たぶん、
私はそんなにやることはないだろうけど、
もしやる機会があったら、
そうしてみたいなと思いました。
こういうたまにちょっと変化球的な書評のあれも面白いなと思って紹介しました。
以上が私が紹介する3冊でした。
はい。
ありがとうございました。
それでは次は辰夫さんお願いします。
はい、辰夫です。
させていただくの使い方
1冊目は、「させていただくの使い方 日本語と敬語の行方」という
香川新書から出ている本ですね。
著者は椎名道さんという言語学者の方で、
法政大学の教授だそうです。
この本自体は2022年の1月に出ています。
これはタイトルの通り、
させていただくについての解説の新書ですね。
自己紹介させていただきますとか、
発表させていただきますみたいな使い方だと、
普通に受け入れられるというか、
私益の献上みたいな感じで、許可を得ている的な感じで、
普通なさせていただきますなんですけれども、
最近増えているやつは、
館内での飲食は禁止させていただきますとか、
ポイントを申請させていただきますみたいな。
させていただくブームと敬語表現の変化
いや、そこはさせていただくじゃなくていいんじゃない?
なんていうようなそういう違和感を覚えたりとか、
気持ち悪さがあったりすると。
最近の許可を得ている的なのとはちょっと違う系の
させていただくっていうのが、
させていただくブームみたいになってるんですけども、
そういうのを言語学者の立場から、
正しくない日本語だ!みたいな批判的に見るんじゃなくて、
その利用される背景にどういう感情とか意図とかあるのかっていうのを見ていく。
コミュニケーションとして言葉をどう使うかっていうような、
そういう観点から見ていくっていうような本になっています。
させていただきます絡みは基本的には、
敬語の敬意表現がインフレしているっていうのが肝になっていると。
それも敬語っていうのは、
だんだん時間が経つというか年数が経つにつれて、
だんだんインフレしていくと。
貴様っていうのは昔はすごく丁寧な言葉だったのに、
今はもう馬頭の言葉みたいにすごい下がってしまうみたいな感じで、
敬意表現がどんどん普通化、神父化してしまうっていうのがあります。
ポイントを申請いたしますでもいいんだけど、
ポイントを申請いたしますとかいうと、
隣の鳩の雑学
上から目線だ!っていうふうに感じる人が増えていると。
なので、ポイントを申請させていただきますみたいな感じの表現になっちゃってるんだ、
みたいなのが話としてあったりします。
だからそういう意味では、新しい敬語表現の誕生というか定着な瞬間というのが今で、
そこに我々立ち会っているのかもみたいな観点もあったりします。
本書の内容としては、
町で収集した、させていただきます事例と解説。
これ結構面白い話。
あと佐々井さんの漫画で、現状語の使われ方がどう変化してきたかという話とか、
あとはもうちょっと学術的な、
新旧コーパスで、
そういうさせていただきます的表現がどういうふうに変わってきたかというのを調べたりとか、
あと700人アンケートを取って、
どういうふうに感じるか、これなんかさせていただくと変に感じないかとか、
どういうふうに感じるので調査したりとか、
そんな内容になっていて、
させていただく入門として非常にまとまっている本かなと思っています。
この著者の方は、
させていただく関連の本をいくつか出していて、
させていただくの御要論という本と、
させていただく大研究という本があって、
それぞれ、羊書房、黒潮出版ってご存じの方は知っていると思うんですけど、
言語学系の専門書を出版する出版社が出ている、
どっちもバリバリの言語学専門書で、
ちょっと僕もちらっと見たんですけど、ちょっとヘビーだなっていう感じだったんですけど、
今回紹介したさせていただくの使い方っていうのは、
新書ですごくわかりやすく、読みやすくまとまっているので、
その辺させていただくがらみ、興味あったら、
最近この辺の話、ネットでバズったりしていたので、
面白いんじゃないかなということで紹介させていただきました。
この場合はさせていただく、これは正しい使い方かなと。
というのが1冊目です。
2冊目は、隣の鳩、身近な生き物の知られざる世界ということで、鳩です。
前回の選定会の時に鶏の本を紹介したんですけど、
それに引き続き鳥の話題で、
著者は柴田義英さんという方で、
この方はテレビのディレクターで、いろいろ自然系なことをやっている、
NHKの生き物地球学校とか、
再読だけが創造的な読書術
地球不思議大自然とかの番組とかを担当していた方だそうです。
この本は隣の鳩ってものです。
鳩の豆知識本、鳩だから豆だみたいな話だろうと思うんですけど、
豆知識本で、形態としては雑学本ですね。
鳩についてのいろんな雑学が、それぞれ短いページでいっぱいまとまってますよという形式の話になっていて、
鶏本みたいに本格的ではなくて、軽く読める感じの本です。
鳩の習性とか特性とか、鳩は水をごくごくと、
人間とか哺乳類みたいに水をごくごくと飲むことができるみたいな話があって、
普通の鳥って、水にくちばしをつけて、そこですくって、
あと、くちばしごと顔を上にあげて、やっと喉に水が入るみたいな感じで、ごくごくと飲むことはできないんですけど、
鳩はできるんだって話があって、それはなぜなのかみたいな話があって、
結構それも興味深くて面白かったんですけど、
そういう鳩の習性の話とか、日本の鳩とか世界の鳩とか、絶命した鳩とか、
そういう話とか、食べ物としての鳩とか、通信手段としての鳩、電車バトルですよね。
江戸時代は電車バスを禁止にされていたみたいな話とか、
あとレースバトとか手品の鳩とか、その辺の滝にわたって鳩について語られています。
あと結構身近で、うち都心がんですけど、鳩それなりにいるんですけど、
結構酔っ払いがちょっとアウトプットした、ドロッとしたものとかを浴帳に鳩集まって突いてたりとかして、
結構どんびきをしたりとか、都会ではそういう感じでどんびきをしたりとか、
あとなんかその鳩を手掴みで捕まえるのが得意な人がちょっと身内にいて、
公園とかでパッと捕まったら、周りの子どもたちがどんびきとか、
結構鳩絡みはどんびきストーリーいっぱいあるから、
皆さんのそういう鳩話とかも聞けたらいいかなということで取り上げさせていただいて、
ほんとに軽く読めて楽しめる鳩です。
三冊目が、再読だけが創造的な読書術である。
これは長田臨さんで、この前皆さんで読んだ、
つん読こそが完全な読書術である。
それの続編的な、ちょっと出版社違いますけど、続編的な内容になっています。
これ読書論の本で、つん読こそが完全な読書術である本では、
ビオトープって話が出てきて、
再読や翻訳者のパソコンスキルについて
要するに読んでないつん読で周りに買ってきておいたりとか、
いらないやつはどっかやったりとかすることによって、
自分の関心を表すような環境、心地よい環境みたいなのが作れるよっていう話だったんですけど、
この本は、ビオトープからテラフォーミングへということを打ち上げていて、
再読はテラフォーミングであるということを言っていて、何のこっちゃなんですけど。
要するに、再読するっていうことは、自分の中のビオトープ的なものをやると、
キーワード、自分の関心のキーワードが緩くつながってネットワーク構造みたいな、
そういうのを強くしたりとか、部分部分を補強したりとかいうことにつながりますよ。
ビオトープの次の段階として、そういう再読によって強化するみたいなような話になっています。
話としては、他にもいろいろ読書、術系の話がいろいろあって、
つん読系の話と重なるところもありそうな感じはしてるんですけれども、
後半は飛ばし読み、ちょっと急ぎで飛ばし読みだったので、まだあれなんですけどね。
そんな感じで、なかなかぶっ飛んだ感じで面白い感じです。
一応、再読している本だけど、ブッククラブではおすすめしにくい本なども紹介するきっかけになるかなと思って紹介させていただきました。
私から以上3冊です。
はい、どうもありがとうございました。
それでは次、私、橋本ですね。
1冊目がですね、1秒でも長く頭を使いたい、翻訳者のための超時短パソコンスキル大全っていう本です。
要は、翻訳者のためのパソコンスキルの本ですね。
これ出たばっかりなんですけど、私たまたま今、去年から翻訳の仕事をしていまして、
でも、1冊、翻訳終わったわけなんですけど、仕事を。
なんていうか、何もノウハウなしで始めてまして、私が使ったものって言えば、ひでまるみたいな。
ひでまるとPDFみたいな、すげえこう、何も武器を使わない方法でいきました。
もちろん辞書を引いたり、DPLみたいな自動翻訳とかを使ったりはするんですけども、
基本的に全面的にひでまるテキストエディターに翻訳をしていくっていう作業を地道にやってたんですよね。
もっと早くこの本を読めばよかったって思ったんですけど、全然違う世界のことを考えちゃって。
我々パソコンのことっていうと、このメンバーってみんな詳しいから、知らないことないと思ってるんじゃないかと思うんですけど、
私ね、この翻訳者のための超時短パソコンスキル大全読んで、知らないことばっかりで、びっくりしてしまいました。
例えば、この翻訳者のためのパソコンスキル大全って言って、
例えば、Google翻訳とか、DPL翻訳とか、ああいう翻訳ソフトのこととか書いてあるのかなと想像するでしょう。
確か1回も出てこない。そうじゃなくて、まず基本的にはワードの使い方、翻訳者が必要なであるとか、Windowsの操作の仕方とかから始まるんですけど、
トラドスとメモキューっていうのに多くが捧がれていて、トラドスとメモキューっていうソフトがあるんですよ。知ってますか?
いや、知らない。
知らない?
機械文脈やってたので、仕事でちょっとその辺をやって。
知ってますか?
はい、トラドス。
結構高いんですよね、買うと。
トラドスとメモキューっていう翻訳者が使っているソフトウェアは、その他のソフトの紹介もあるんですけど、
一番大きいのはその2つのソフトウェアの使い方っていうのが書かれていて、
結構私、衝撃を受けて、こんないいソフトあったらもっと早くできたのにって、すごい思ってですね。
だからその衝撃で、この本すごいいい本っていう感じで。
翻訳をちゃんとやるんだったら、専用のソフトウェア、テキストエディターじゃなくて、
使った方が全然効率的。長い文章を翻訳するときって、やっぱり語の統一とかがとても重要になるので、
前回どう訳したってっていうのをすぐ参照したりとかしないといけないし、
あと自動翻訳を使うところとそうじゃないところっていうのを適宜分けて、
このソフトでやっていくと処理できるので、こんなところは自動翻訳でいいよとか、
ここちょっとややこしくなって多分間違うから手でやろうとか、
そういうの業ごとに管理できたりして、すごい速さで多分翻訳ができるので、
いやこれは便利だなと思って、それを教えてもらったんで、
私この本を満点で紹介しちゃおうみたいな感じでした。
小説『ワシントン・ブラック』
2冊目がですね、ワシントンブラック。
これは翻訳で、ちょっと前に、もう最近のものではないですね。
これは英語で読んですごい面白いなと思った本で、その翻訳が出てたんだって驚いて紹介する本なんですけど、
2018年の本ですね。
ブッカー賞の最終候補まで残って、スコシア・バンク・ジラー賞、どういう賞かわからないけど、それを受賞している。
ニューヨークタイムズとかワシントンポストタイム、他でトップ10ブックオブザイヤーには選出されていて、
すごい話題になった本ではありました。
これは1830年のカリブ海にあるバルバドストにいる11歳の黒人少年なんですけど、
その名前がワシントンブラックなんですね。
この少年は奴隷なんですけれども、農園にいて、
たまたまその農園のマスターの弟、ティッチっていう科学好きの弟がいたんですね。
農園主の、雇い主のですね。
そいつに見込まれて、科学研究の助手になるんですよ。
そのティッチと一緒に気球を作るんですけど、
空に飛ばすね。
でもある日、その農園でちょっとある事件が起きてしまって、
濡れ陣を着せられてしまうんですね、このワシントンブラック君が。
ティッチもちょっとやばい立場になったので、
2人で気球に乗って逃げるっていうところから話が始まるんですが、
気球の実験をしてた時にですね、
ワシントンブラック君は爆発事故にあってしまって、
顔が焼けただれるんですね。
世界中を逃げ回る少年
気球に乗って旅をしていく、
世界中を逃げるわけですけど、
農園主は怒ってるから賞金かけてるんですよ。
だから世界中どこに逃げても賞金ハンターが追ってきて、
捕まえようとする。
で、顔にその大やけどをやっておるは黒人奴隷だわ、みたいな。
そんな状況で、逃げ場なんてどこにあるんだ、みたいな。
そういう少年が、結果的には世界中を逃げ回ることになるんですけど、
そういうストーリーで、すごい冒険物語で、
最後はちょっとまた複雑なエンディングになって、
単なる冒険物語では終わらないっていうですね、
結構希望にあふれたストーリーではあるんですけど、
深みを持った冒険小説。
あと結構これ、日本人だけじゃないと思うんだけど、
ややこしいなと思ったのは、
これ1830年にいろんな国に行くんですけども、
例えばイギリスとか行くと奴隷じゃないんですよ。
だから国によって当時違っていて、場所によって。
だから結構ね、そこら辺が勉強になる。
この国では別に大丈夫だったんだとか、
この国行っちゃうと捕まっちゃうんだとか、
そういう奴隷が置かれていた立場、
奴隷制の扱いが国によってね、
1830年の段階ではかなりいろいろあって、
そこら辺の差がなかなか興味深い小説でした。
意図的にその年代を選んでるんでしょうね、きっとね。
そうですね。
気球に乗らせたかったっていうのもあるのかもしれないですけどね。
以上ですね、2冊目が。
ステイブルディフュージョン画像生成ガイドブック
3冊目もパソコンの本なんですけども、
ステイブルディフュージョン AI画像生成ガイドブックっていう技術本で、
これがなんかすげー面白くて、
何日かこれ、ずっとハマってこればっかやってたっていう。
ステイブルディフュージョンを、
主にWebUIのローカルにステイブルディフュージョンをインストールして、
いろんなプラグイン的なものを付け加えていって遊んでいこうというか、
思った通りの画像を出せるようにしていこうっていうような趣旨の本で、
いわゆる呪文に関してたくさん書かれているんですよね。
ステイブルディフュージョンは話題になった頃、去年いろいろ試して、
それからほっぽっといたんですけど、
それからの半年とかで、すごい呪文の世界が奥深くなっていて、
今はもう何十個も呪文を使うんですね。
結構これは有効とかこれは有効じゃないとかがだいぶわかってきていて、
それを知っているとすごい絵が出せるっていう世界があることがわかってですね、
驚いたと。
あとコントロールネットみたいに、
人間のポーズとかそういうのも指定できるようになってきていたりとか、
あとイメージツーイメージですね。
画像を入力して画像を出すっていう、
それもローカルにインストールするとすごいやりやすいんですけど、
そういうステイブルディフュージョンの凝った使い方っていうのがいっぱい書かれていて、
あとこのキーワードを入れるとこういう風になるよっていう、
カラーの画像のリストがすごい充実していて、
使い時のキーワードのイメージがすごい湧くんですよね。
あとネガティブプロンプトって言って、
ポジティブプロンプトっていうのはみんなが使ってるやつで、
ネガティブプロンプトはステイブルディフュージョンインストールしないとあんまり見ないかもしれないんですけど、
これは出さないでっていうキーワードも同時に設定するんですよね。
結構ネガティブの方にも工夫があって、
普通にやると手の指の本数が違っちゃったりとか顔がおかしかったりするんだけど、
ああいうのをかなりの確率で修正できるコマンドがネガティブプロンプトとかにあって、
そういうのをいろいろノウハウを教えてくれて、
1年2年経ったらもう全然変わっちゃうかもしれないんですけど、
少なくとも今はすごい有効っていうのが明かされていて、
結構面白くて夢中で読んだ本でした。
では次が石谷さんですね。
ゲーム散歩専門家と歩くゲームの世界
はい。僕がですね、1冊目がですね、
ゲーム散歩専門家と歩くゲームの世界っていう本で、
これね、ちょっと前に大炎上したYouTubeチャンネルでライブドアニュースっていうのがあるんですけど、
ライブドアニュースがですね、始めるときに結構コストをかけて、
要するに普通は扱わないようなニュースを動画にしようということで、
結構お客さんを集めていたんですが、
その担当、メインになってた担当2人が辞めてですね、
辞めた1本目の投稿がホリエモンの煽り動画っていうので大炎上したっていうのがあったんですけど、
僕実はこのゲーム散歩っていうYouTubeチャンネル結構好きで昔から見てて、
彼らは何やってるかっていうと、今のゲームって、
要するに現実世界のいろんなものをシミュレーションしたりとか、
それを舞台に選んだりとかをしているんですよね。
なので、それぞれの専門家にこのゲームの世界はそもそも正しいのかとか、
どう読み解いているのかみたいなことを解説をさせるっていうYouTube動画をやっていて、
例えばですね、ゼルダのブレス・オブ・ザ・ワイルドを気象予報士の石原よしずみに解説させるとか、
こんな天気の変化はあるのだろうかみたいなこととか、
あとFGOっていうゲームがあるんですけど、
それは昔からいる英雄を呼び出して自分のキャラクターとして使うみたいなやつがあるんですけど、
結構ギリシャの英雄が出てくるんですね。
なので、ギリシャ学の専門家にアポロンがいるけど、
このゲームではこんなキャラクターとして描かれているけど、
それはいかがなものかみたいなことを延々としゃべらせる。
この方がNHKでギリシャのこともやっているフジウム・ラシシンさんという方で、
ギリシャ神話の受容史
結構僕衝撃だったのが、結局ギリシャ神話って昔からいろんな形でいろんな人たちがいろんな国で語ってるんですよね。
だから僕らからすると、正しいギリシャ神話みたいなものがあって、
それを日本ではこんなゲームで面白おかしく遊んでるけど、
それはいかがなものかみたいなふうなことを半分思いながら動画を見始めると、
要は何百年分のいろんなところでのもともとの神話の受け入れられ方みたいなことも全部研究している方なので、
これはギリシャ神話の受容史として非常に面白い。
受容史という言葉をあまり知らなかった言葉だったので、
昔から話が環境が変わったり年代が変わると、こういうふうに変化をしていくということそのものを学問としているというジャンルがあるんですよね。
その受容史としてはこれは非常にユニークであるみたいなことで解説をしていってくれるというので非常に面白くて、
それをまたさらに書籍化をしたっていう本なんですよね。
しかももうこのもともとのライブドアニュースのゲーム散歩コーナーは担当がもういなくなってしまったので、
もうこれ以上動画は更新されないので、本もこの状態でたぶんある程度固まった状態。
あと出ているのは例えばゲームの建築を建築史家に解説をしてもらうとか、そういうのがいっぱい入っているという本ですね。
なのでこれを読もうかなと思っていたらネット上でゲーム散歩が大炎上していたので個人的にめちゃくちゃ面白かったというのはあります。
というのが1冊目です。
次がきらきらしという本で、要するにアイドル本です。
本の構成としては半分は写真集。
半分がこの方がとある坂道グループを卒業している人なんですけど、大学で万葉集の研究をしていた人で、
万葉集を1首出して、そこから想像できるオリジナルのストーリーを描くという構成になっているんですよ。
アイドル本としてはかなり特殊な形態になっていて、これはアイドルの世界でたまにあることなんですけど、
卒業しますというと記念写真集みたいなやつが出てですね、人稼ぎしてから辞めていけみたいな感じがあるんですけど、
もともとこの人その気があるんではないかというふうにみんなに言われてはいたんですけど、
要は万葉集という元の歌を、解釈もちゃんと国学院の先生か何かに鑑賞がついていて、本人も国学院の出身なんですけど、
現代語訳をやりつつ、その現代語訳からこんな物語が現代を舞台にしたらできるのではないかという話の内容がですね、
簡単に言うとですね、思いっきりLGBT的内容になっているんですね。
なのでどこに対して喧嘩を売っているのか全くわからないんですけども、
あらゆる方面に向かってこんなにいろんなところに喧嘩を売っている本はあんまり見たことがないという意味で非常にユニークな本です。
つまりアイドルファンからすれば普通に写真集が出れば普通に買うのに。
で、それから万葉集みたいなものを研究している人たちから見ればアイドルがそんな本を出し上がって。
で、通常のいわゆる女の子性別的な諸々のところからすると、アイドル写真集という革をかぶったですね、
言ってみればカミングアウト本みたいにもなっていて、どこに喧嘩を売っているか全くわからないんだけど、
とにかく全方位に向かって喧嘩を売っているという本を新潮社がかなりのお金をかけて出しているというのがどうにもこうにも現象として面白くて、
500年後の異世界物語
例えばどのぐらいお金かかっているかというと、厚さは正直大したことないんですけど、
紙の本だと表紙が全部白押しになっていて、しかも2種類の白押しを使っていて、
赤と金を両方使っていて、中も万葉集のことを取り上げているというのもあると思うんですけど、
表紙にちょっと和紙みたいなものが入っていたりとか、すごく凝った想定になっていて、
この全方位に向かって喧嘩をしている本を一緒に付き合って出した新調の編集者というのは相当すごい人だな、
いろんなものが怖くないんだなというすごい編集者だなというのもあって選んでみました。
たぶん紹介をしない限り誰も見ることはないと思うので紹介をしてみたという感じです。
3冊目が前々から紹介をしようと思ったんですけど、だいぶ話がたまってきたのでそろそろちょうどいいかなと思うのが、
3冊目の中で望郷太郎で書いたのは、これの一つ前は平家物を書いていた山手芳弘ですね。
山手芳弘が平家物というお茶の世界をまるまる一人の人生を使って表現をして、
おそらく本人としても一番のヒット作を出した後に何を書くのかなみたいなのを思ってはいたところがあって、
最初始まった時は標書みたいな大看破がやってきて、主役になっている男が株価で大成功して超金持ちで、
いつか標書機が来るかもしれないみたいなことを考えて、コールドスリープできる設備を家に整えていたら本当に大看破がやってきて、
コールドスリープして、その男が目が覚めたというところから始まるんですけど、500年経過してるんですよ。
500年経過した上で、しかも家族全員入ってたはずなのに機械が壊れなかったら本人だけで全員死んでるんですね。
いろんなことが起きているから何が起きているか全くわからない。要は異世界物みたいな感じになっちゃってるんですよ。
まさか異世界物をやるの?みたいなところも含めて読み進めていくと、500年歴史が経っていて、ある程度文明がほろんでしまっている状態を描いているので、
いろんなことが文明が元に戻っちゃってる。で、本人はいろんなことをわかった上でやっていくんですけど、話が進んでいくにつれて、
要はですね、家兵というものはどういうものかということをゼロから描き直そうとしているんですよね。
家兵というものがどういう社会からどういう形で生まれていって、当然家兵というのは信用がついてもあるので、
それを発行しているところのパワーバランスであるとか、そういうところも含めて家兵というものがこうやって変化をしていく。
本の紹介と投票
こうやって生まれていったのではないかという仮説みたいなものを異世界という側をかぶせて描いているというので、
お茶の世界をですね、何年やったか忘れてしまいましたけど、散々描いた人が割と間を空かずにすぐ始まった新連載が、
まさか家兵をゼロから問い直すというものになっているというのは非常にびっくりして、
割と家兵が出てくるまでに結構時間がかかったので、8冊溜まったんでそろそろいいかなという感じで紹介という感じです。
はい、以上です。
はい、どうもありがとうございました。
それでは12冊揃ったので、みんなで投票をしていこうと思います。
ではプレゼン順でいってみましょう。
セイコーさんどれが良かったですか。
はい、私は1冊目というか1位ですかね。
ダイヤさんが紹介した1秒でも長く頭を使いたい翻訳者のための超時短パソコンスキル大全ですね。
黙っていれば自分で思いつくことなんかないことがたくさん書いてあるんだろうなと思ってちょっと読んでみたいなと思いました。
ステーブルディフィジョンも興味あったんですけど、ちょっと自分で試してないんで自分のパソコンで動くかどうかわからないので、
ちょっと下調べしてからインストールしてからまたちょっとチャレンジしましょうかと思いました。
2位がですね、石谷さんが紹介したゲーム散歩、専門家と歩くゲームの世界というのがですね、
これは警官でヨーロッパのドボクを歩くとかの八馬先生に関われてですね。
あと僕はゲームとかで、この頃ね、ロールプレイングゲームなんか昼とかフィールドのやつとかで昼と夜とかで、
夜になった時の星の位置なんか結構気になってしまうタイプなんですね。
本当なのかなとかって思って月とあれの位置とか星の位置とか。
これもなんかちょっと目次見たら書いてあるみたいなんで。
そうですね、プラネタリウム研究会先生の方が入ってますね。
なんでちょっとそれは昔から興味あったんでちょっと読んでみたいなと思ったんで、これは嬉しいなと。
ちゃんとやってるやつはやってますからね、それ。
折れとくな本だなと思いました。
なるほどな。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。では達夫さんはどれでしょう?
私はですね、1冊目が100冊でタガヤスですね。
読書通言は好きなのと、ちょっとこう、何だろう、開古主義的な感じでそれっぽいのが面白そうだなと思ったので、1冊目。
2冊目はですね、ゲーム散歩ですね。
ゲーム散歩、さっきそのギリシャの藤村詩針さんがらしてたけど、
何ヶ月か前にその古代ギリシャのリアルっていう、藤村詩針さんが書いた本をここで紹介させていただいたんですけど。
とりあえず藤村詩針先生、むちゃくちゃ面白いですからね。
そうそうそう。というのもあって、ちょっと普段ゲーム全然やらないんですけども、ちょっとこれはね、いろんな角度からそういう面で面白そうだなと思ったので、2冊目ゲーム散歩です。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。橋本です。
1位がですね、傍聴太郎。なんかその設定がもうすげー呼びたいっていうのが。
著者や本の内容に関する話題
いや、これはね、結構ね、ダイヤさん狙いうちだったんで、ダイヤさんに引っかかって嬉しいです。
そうですね、その500年後に目覚めてっていうSF設定を、しかもヘウジェモノの人が書くってすごいなと思って、全然知らなかったんで。
なのでそれが1位ですね。
それから2位が後回しにしない技術、すぐやる人になる二重の方法で、これは紹介が面白かったのかもしれませんが、もっと聞いてみたい話がいっぱいありそうなので、二重割るからこれを2位にしました。
はい。
では石谷さんはどうでしょう。
はい、僕はですね、1位が隣の鳩です。
僕、鶏好きで、太郎さんと鶏本がかぶったぐらいなので、その太郎さんが紹介する鳩の本を読んでみたいなっていうのが一つと、
2位がですね、1秒でも長く頭を使いたい。
僕は翻訳はしてないですけど、僕も結局今テキストで何かやろうと思うとですね、結局ヒレ丸だよねみたいなところは正直拭えないところはあるので、
なんかちょっと一旦テキストのプロが書いたもの、おそらく僕は翻訳のソフトの部分はひょっとしたら関係ないかもしれないけど、
僕も聞くテキストを毎日扱う仕事ではあるので、その部分ではちょっと他人がどういう、プロフェッショナルな他の人がどういうことをやってるのかちょっと気になるなっていうところです。
はい。
投票結果と選定
なるほど。はい、ありがとうございました。
全員投票が終わったんですけど、翻訳の本になるのでしょうか。
いや、ゲーム散歩ですね。
ゲーム散歩が3秒だから。
あ、3秒か。
僕はヒレ丸、そうですけどね、1位。
なるほど、そうかそうか。はいはいはい。
これは同着なんですかね、でもね。
同着なの?どう評価したらいいんでしょうね。
1位と2位の関係でどっちがどうでしょうね、カウントが。
ゲーム散歩は2位2位だから、翻訳者が1位と2位だから、翻訳者かな。
あー。
あー。
同じか。
ゲーム散歩?
あー、ゲーム散歩2位があれか。
はいはいはいはい。
惜しいですね、かなり。惜しい。
で、結局どっちになるんだろう。
あ、翻訳者の方が点数が。
あー、なるほど。という結果になりました。
なんか非常に難しい、計算が難しい結果になってしまいましたが。
はい、よかったですね。
ということで、じゃあ翻訳の本ということで、翻訳ソフトの、
いや違う、翻訳者のためのパソコンスキルですね、になりました。
ちょっと特殊な本ですが、ぜひ。
これは紙の方がいいんですか?
これ、どっちだろう、えっと、私は紙でしたが、あ、電子もあるのか。
電気はコーティングエアウトかな。
翻訳者のための超時短パソコンスキルの大全について
分厚い本でですね、全部読まなくてもいいって書いてあったと思います。
好きなところから読みましょうって。
っていうのは、ワードとかエクセルとか知ってるところも結構あるはずなので。
ただね、なんかこの本ちょっと面白かったです、私。
どの章も、あ、そういう視点で書きますかみたいな感じがあって、ワードもエクセルもね。
IT系の解説本って、技術を紹介するとかっていうところに割と観点が置かれちゃうから、
多分そういう紹介の仕方じゃないですよね、この本ね。
そうなんですよ。翻訳者にとってっていうので、
パソコンとか詳しくなくてもとりあえず翻訳者の人はこうやっていこうっていう、特化したスキルだけを書いていて、
その視点が私は斬新で結構面白く読んじゃいました。
でもすごい基本的なところから書いてあります。
分厚いんだったら電子にしようかな。
タツオさんも実は翻訳の研究者だったりして、元は。
そうなんですよ。これなんか目次見てると翻訳メモリーツールとかだけど、
僕は翻訳メモリーの研究とかをやっていたので。
翻訳者の専門家話を含む書評レビュー
なるほど。
なのでなんか結構専門家の話がつきそうで、面白いレビュー大会になるんではないかと思いました。
じゃあこれでいきましょう。
すごいツッコミ大会になったら面白いですけど。
確かに確かに。
なんか怒り狂ったタツオさんが60分喋り続けるみたいな。
こんなものは違うみたいな。
それはそれで見てみたい気がする。
確かに確かに。
日本語言ってもらうのが面白い気がしますね。
じゃあそれで1秒でも長く頭を使いたい翻訳者のための超時短パソコンスキルの大全で来週、
次回いきます。
お疲れ様でした。
55:04

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