1. ツイてるブッククラブ
  2. 第23回「11月の課題図書選定会..
2021-11-07 42:47

第23回「11月の課題図書選定会議」

読書レビューポッドキャスト「ツイてるブッククラブ」11月になりましたので、今月の課題図書を決めます。番組の感想、あなたのレビューは、Twitterアカウント @tsuiteru2020 へどうぞ! #ツイてるブッククラブ #読書会 #ポッドキャスト

00:04
こんにちは、ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは、デジタルハリウッド大学の橋本大也、新美大門の石谷雅樹、八戸経済新聞の成功、
辰夫のチェンジログの辰夫がお送りする、月に一冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
今回は11月の選定本を選ぶ回です。
いつも通り、1人3冊ずつ候補本を紹介して、みんなの投票で1冊を選んで、それを次回全員読んで、感想を言うという展開です。
石谷さんから、今月の3冊のおすすめをお願いします。
はい、えっとですね、わりと変化球のやつが今回多いんですけど、
1冊目がですね、NHK趣味時っていう番組があるのは知ってます?
普段はね、演芸とか料理とか、あとね、写真とかもありました、過去には。
写真の時にはね、ジェット大助が先生で。
ありましたね、そういう回ね。
大出世的に。
で、それの10月、11月で放送しているのがですね、アイドルと旅する仏像の世界っていうのをやっておりまして、
これ公表につき第2弾なんですけども、何が面白いかというとですね、そもそもそこら辺のアイドルではなくて、
このメインになっている、今はもうソロかな?
もともとハロプロにいた和田彩花さん、通称がね、あやちですけど、この人は実は大学院で美術史を勉強している人なんですよ。
で、一応そういう素養がちゃんとある人で、だと駒澤大の先生がナビゲーターみたいな感じでやってるんですけど、
これのテキストを見てみたらですね、テキストが思いのほかちゃんとしてて、
仏像っていうものの世界を入り口で入っていくように、非常に優れたテキストになってて、
例えば、如来菩薩とかってあるじゃないですか。何が違うのとかあんまり考えないで見てるじゃないですか。
そういうのもちゃんと説明してくれるし、第1回が三十三幻堂かな?なんですけど、
じゃあ三十三幻堂誰が作って、実はこういう歴史的な経緯があって、みたいなところもちゃんと紹介してくれて。
で、アイドルが紹介するってどういう意味があるの?っていうところで言うとですね、
要はですね、アイドルも仏像も偶像崇拝なんですね。
で、三十三幻堂の回で面白かったのは、三十三幻堂だから大量に仏像が並んでるじゃないですか。
03:01
で、あれって実は平安時代と鎌倉時代の2つの時代に分かれて作られてるんですけど、
そういうのを見ながらですね、これをアイドルのフォーメーション的に読み解くみたいなこととかやってるんですよ。
で、結構ね、番組としても良くて、テキストとしても良いので、
これをちょっと目を通しても面白いんじゃないかなというので入れました。
次がですね、新男子校という選択という本で、中学受験的な関係のやつなんですけど、
これね、僕もなんとなく知ってはいたんですけど、ちょっと僕男子校出身なので結構衝撃だったのは、
日本に高校ってざっくり言うと5000校ぐらいあるんですよ。
で、その中で今男子校って107校しかないんですよ。
すんごい減っちゃったんですよ、実は男子校って。
女子校はね、まだね300ぐらいある。
それでも少ないよ。ほとんどがもう教学になったんですけど、
多いですよね。教学にすると人気出るから、教学校にするみたいな流れがやっぱあって、
なんかこの学校聞いたことないなと思ったら、
ああ、なんであの女子校が教学になったのかとか、あの男子校が教学になったのかみたいなのが多いんですけど、
ところが東大合格者数で言うとですね、1位から5位は全て男子校なんですね。
だいたい東大でざっくり3000人ぐらい入るんですけど、そのうちの3分の1は実は男子校出身であると。
で、男子校っていうこのもう天然記念物的な存在をですね、もうちょっと捉え直してもいいんじゃないかっていう、
いわゆるこの受験系の本を書いてる人の本なんですけど、
なので新男子校っていうタイトルがついてて、
なんかね、僕は男子校出身であるっていうのもあって、そんなに数が少なくなっていたんだっていうことだけでも、
結構僕にとっては面白かったっていうところですね。
まあなんかヨーロッパとかでも、今エリート、世界中でエリート校が男子校なんですよね。
そこがそのジェンダー問題に関して諸悪の根源というか問題の最大の場所ですよね。
男子校を解体したいすれば多くの国が変わるんだけれどもっていう。
ところが実は解体も進んでるんですけど、同時に実は男子校の方が良かったんじゃないかっていう話も同時にはあって、
結局その思春期に異性の目がないことでむしろ集中できるっていうのは、
男子校出身者としてはですね、肯定しておきたいなというところになったりもしますね。
あと3冊目がですね、これ多分出たばっかりなんですけど、
世界失敗製品図鑑。せめて失敗20例でわかる成功への近道。
06:04
日経BBかな。
シリーズで結構この失敗シリーズっていうのが出てるんですけど、
編集者が知人でもあったりはするんですけど、
目次かな。目次が出てないな。どこだっけな。どっかに目次あったと思うんだけど。
割とWindows Phoneはなんで失敗したのかとかですね。
あとGoogle Plusはなんで失敗したのかとかですね。結構そのIT系の話も入ってて、
でも例えばそのコカ・コーラの新しい味はなんで失敗したのかとかそういうのも入っていて、
一応あった。Apple、Google、Amazon、Nintendo、Sony、Toyota、グローバル企業20社の失敗事例。
Facebook Homeとかね。
NOT TVとかね。
そういうのをこの著者が取材をして、なんで失敗したのかっていうのを書いた本で、
こんな本は基本的には面白くないわけがないっていう感じですね。
最後ちょっとおまけという感じなんですけど、
去年結構映画とかアニメで話題になった映像研には手を出すなっていう漫画がありまして、
もともと作家がアニメーター志望の人だっていうこともあって、
すごくアニメの出来が良くて非常に世界中で賞を受賞したんですけど、
実はこの人が多分それの反動とかもあって、ほぼほぼ1年ぐらい、
9ヶ月か10ヶ月かな、そのぐらい全く漫画を書けない時期ができてしまって、
メンタルきちゃって。実は単行本としては2年ぶりなので、
みんな買おうねっていう話です。
以上です。
では石谷さんどうもありがとうございました。
それでは次は達夫さん3冊お願いします。
まず1冊目が知ってるつもり、無知の科学という本で、
これは早川文庫NF、ノンフィクションから出ている本です。
いつも言ってますけど私早川大好きで、特に早川のノンフィクションにはとても信頼を置いているんですけれども、
この本はどういう本かというと、今この本は2割くらい、20%くらい読んでいる段階です。
どういう本かというと、タイトルの通り知ってるつもりなこととか、
分かってるつもりなことっていろいろあるんですけれども、
事例、正体、そうなる原因などみたいなのを認知科学的な観点から解説している本だという感じです。
皆さんだいたい自分の知識っていうのを過大評価していると。
自分で思っているものは無知なんですね。分かってないってことが分かってないっていうところがあると。
09:03
それで例えば、水泉トイレの仕組みを説明してくださいって言われたときも、
ガチャってやると何かが上がって水がザーッと流れて、
グワーッと全部流れるんだけれども、あれも自動的に止まっちゃったりするし、
流れるのも特に電気とか使ってなくても止まったりするじゃないですか。
本来だったら全部水、便器の水全部流れそうなのに止まってる。
あれ流れたぞとかそういうのも結構分かってるようで分かってなかったりする。
なので、それで基本的に人間の思考の性質として、
知識っていうのは自らの脳の中にあろうと、
外側、誰かが知っているだろうみたいな外側にあろうと、
それをシームレスに認識してしまうと、
他の人が知っていることも自分が知っているみたいなことになっちゃうような錯覚の中で生きている
ということがあるらしいんですよね。
それをちょっと実験で証明しようみたいなのが、
1章か2章か初めの頃にあったんですけど、
自分の知識量を推測する実験というのがあって、
例で載ってたのが、あなたはファスナーの仕組みをどれだけ理解しているか、
7段階評価で答えてくださいと。
ファスナーだったら俺解説できるぜ。
7段階でゴタかなとかやるじゃないですか。
2ステップ目は、実際ファスナーはどのような仕組みで動くのか、
できるだけ詳細に説明してくださいという質問をするんです。
うまく質問できない。
最後の3つ目が重要で、
もう一度あなたがファスナーの仕組みをどれだけ理解しているのか、
再度7段階で答えてくださいと。
そうすると、いかに自分が分かっているつもりかというところが、
明確に数値として実験で出せるという。
こういう実験をセッティングとか変えてやることによって、
人間というのは課題評価しているということが証明できましたよ、
みたいなのが序盤の話なんですけども。
そういう話も面白いじゃないですか。
さっきのファスナーの仕組みもそうだし、
水泉トイレもよく分かんないし、
自転車についてチェーンの位置とかペダルの位置が正しく、
図で書いてくださいと言っても書けないじゃないですか。
分かってるんだけど、説明できない。
本当に分かってるとは言えない的なものがあっちゃう。
そういう知識の錯覚みたいなところを色々と解説している本という感じです。
ちょっとこれまだ後々ね、まだ本当に2割くらいしか読んでないですけど、
さっきの時、いろんな事例とか話が出るので、
ちょっと楽しみな感じな本です。
というのが1冊目です。
2冊目が、名称未設定ファイルという名前の本で、
品田裕さんという方の本なんですけど、
品田裕さんって誰かというと、
ダビンキ・オソレヤマさんという人での別名義なんですね。
何かというと、
おもころのライターで、バーグハンバーグバーグだっけ、
の社員でおもころのライターをやっている人なんですね。
その方が書いた短編小説になります。
12:03
そのSNSの話とか人工知能だったりとか、
ネット社会で炎上するとか、
そういうような話をモチーフにした短編小説を、
17個あるという話です。
ちょっといろいろ面白い話もあるし、
そうじゃない話もあったりするんですけど、
冒頭の猫を持ち上げるなって話が結構しさ的なので、
ちょっと簡単に紹介すると、
これは誰か大学生か何かが猫をバーって持ち上げて、
こんなに体が伸びたぜとかいうYouTubeか何か動画をアップしたと、
そしたら猫の虐待だみたいな感じで、
コメントが入ったりとかして、
Twitterとかでいろいろ言及されたりとか炎上するんですね。
そうするとネットニュースで猫を持ち上げるのは虐待か、
ネット上に破門みたいな感じので、
こんなのがあって、こういう問題がネットで論争を呼んでいるとか、
これに対してこんな反論ツイートが流れて、ちょっと盛り上がると。
その次に特命日記、多分はてな特命ダイアリーとかだと思うんですけど、
ペット産業批判があって、
ペットを物と扱うようなことがあるからこんなことだとか言って、
またちょっと炎上して、
その後に評論家がこんなことで炎上するような、
日本人とはいかがなものかみたいなのを、
新聞のコラムか何かで発表したら、
それをまとめサイトが評論家誰誰が日本人はバカって言ったみたいな感じにして、
また盛り上がったりして、
さらにその評論家は駅に行ったら駅員に殴られるんで、
それを書いたことに日本人をバカにしたとか言って殴られるとか、
だんだん混乱してくる感じになるんですよ。
最後のほうになると、
動物愛護派とアンチのツイッターでバトルが行われてとか、
あと猫虐待に対して苦言を呈する女性漫画家が嫌がらせを受けると、
家の玄関の前に猫の死骸が置かれてるみたいな話に、
だんだん深刻になってくるんですけど、
主人公がいてその一連の流れを見てるんですけど、
主人公は猫を飼ってるんですけど猫が行方不明になって、
猫の死骸を嫌がらせで玄関前にとか言われて、
うちの猫最近見てないやみたいな話になるんですね。
で、どうなるかみたいなそういう話。
要するにネットの、我々がよくネットニュースとかで見る炎上的な話って感じを、
小説にするとこんなになるだろうなみたいなのが最初の一話なんですね。
他の話もだいたいそんな感じで、
レコメンド的な機能あるじゃないですか、
ああいうのがちょっと過剰になった場合は、
どんな社会生活が待っていてどんなドタバタが起こるかだったりとか、
自動生成いかがでしたかブログみたいなネタもあったりとか、
結構身近なネタが短編として、
ショートショートなのもあるし、
普通の10ページくらいの短編もあったりとかそういう感じで、
15:01
いろいろ詰められてて、なかなか面白いです。
軽く読めるので良いかなと思っています。
というのが2冊目です。
3冊目はですね、ラノベです。
前回もラノベ100冊読むぞみたいな話をしてたんですけど、
100タイトル読むぞって言ったんですけど、
おかげさまであれから1ヶ月経って、
ついに102冊、102タイトルラノベ2ヶ月で読み切りました。
102タイトルで今日現在で186冊ですね。
本当だから100タイトル200冊ラノベを読むみたいな感じで、
ちょっとブログに書こうかなと思って、
もうちょっと冊数を増やすために読もうかなと思います。
俺と何だっけ、俺と100タイトル100冊のラノベみたいな感じでね。
それがいよいよ実現間近な感じです。
ということで今日はその中からおすすめタイトル1冊ということで、
楽園ノイズという杉光さんから三木さんかわからないですけど、
方が書いた本で、
これは一応ラブコメ的なラノベを100タイトル読むということで、
2ヶ月チャレンジをしてきたんですけど、
そういうのは多分推薦しても皆さんあんまり読まないかなと思うので、
ちょっと思考を変えて、
音楽に関するバンド物語みたいな、青春バンド話みたいな感じなんですけど、
これ、助走して演奏動画を公開する、
YouTubeとかで公開する男児高校生が主人公なんですね。
その主人公を中心とした恋や青春やバンドとか、
その変なバンドを組んでいろいろやるぜみたいなお話なんですけど、
その主人公と一緒にバンドをやるのは同級生だったり、
15歳くらいの女子高生だったりするわけなんですけど、
みんな女の子で、それはラノベですからね。
天才ピアニストとかお嬢様ドラマーとか、
不登校なボーカルとかね。
あとは3巻くらいで出てくるんですけど、
駆け出しな芸能人なんだけど、ベースも弾きますみたいなことが出てくる。
その女の子、綺麗な可愛い女の子がいっぱい出てくるんですけど、
ラノベなので、ラノベ主人公っていうのは、
大体恋愛的なものに関しての鈍感力がすごいんですね。
つまり、自分に好意を向けられても、
いや、俺はそんな器じゃないとか、
ちょっと好意を勘違いしたりとかして、
結局恋愛に発展したいっていうのが定番。
なので、バンドにありがちな恋愛的なドロドロっていうのがないので、
バンドが崩壊しないっていう利点があります。
そんな感じで安心して読めるんですけど。
バンドの中で演奏するんですけど、
演奏する曲が、こういう曲を演奏するみたいなところで、
主人公の語りということで、曲の解説がいろいろ入ってて、
結構これが面白くて、こういう曲を演奏したら、
これはこういう曲だみたいな感じの解説が入る。
調査の趣味なんですけど、入るんですけど、
そういうのを読むと結構すぐ聞きたくなっちゃったりするんですけど。
18:04
いくつか曲があって、
例えば、もともと音楽の先生に合唱、
音楽の授業を手伝いと合唱の伴奏しろみたいなところからスタートしているので、
その合唱のね、バッハだったりとかの有名な曲とかもいろいろ出てくるし、
カルミナ・ブラーナっていう有名な合唱曲があるんですけど、
よくボス戦に使われる、ボス戦に使われる騒音な曲で、
ニャンコ大戦争のボス戦とかのBGMの曲だったりとか、
あとはレディオヘッドのクリープとか、
ビートルズのバック・イン・ザ・USSRとか、
ジャズの話も出てくるので、
バド・ワッパウェルの弾いてるバージョンがクレオ・パトラの夢とかね、
この曲はあんまりジャズは好きじゃないんですけど、みたいな話は書いてるんですけど、
そんな感じで、いろんな古典的な名曲的なものっていうのがあって、
それもバンドストーリーの青春ストーリーの中で解説されてきますよって感じです。
全曲がね、現代高校生的でないっていうのは、
ちょっと何か過励臭がするとまでは言えないですけど、
そこはあんまり気にしないでっていう感じです。
これ楽園ノイズ楽曲でウェブ検索すると、
多分調査のブログと思われるものが出てきて、
それがハテナブログなんで、本物なのかどうかちょっと怪しいんですけど、
出てくるので、そこでこういう中で取り上げられてるやつはこんな曲ですって、
あとYouTubeのリンクも貼ってあるんで、すぐそこから聴けたりするので、
本を読みながら出てきたらそこでBGMをその場でその曲かけて、
っていうような読み方もできたりとかするという感じです。
という感じで、ラノメなんですけれども、非常に読みやすいし、
音楽と一緒に読むみたいな観点ではなかなか面白い、
おすすめできる話かなというふうに思っています。
ということで私から3冊以上です。
はい、ありがとうございました。
それでは次はセイコーさんの3冊です。
はい、じゃあ僕の3冊のうちの1冊目紹介。
山を飼うっていう本ですね。山系新書から出ている山を飼う。
コロナ時代になってですね、だいぶキャンプとか話題になったりしてですね、
いろいろキャンプ用品の売り上げもあったりとかして、
アウトドアに関する注目度が集まっていると思うんですけども、
YouTuber、お笑いのひろしさんという人、YouTube登録112万人いますけど、
今はお笑いよりももうソロキャンプの方で話題になっていますけども、
その方が山を飼ったっていうのを前、ネットニュースか何かで見たことあるんですけども、
その触発されたのか、今、空前の山を飼うブームが来ているらしくてですね、
山を飼うっていう本がですね、今年だけで3冊、ムックも含めて3冊出てですね、
意外に注目高いんだなと思って、ちょっと私も山を飼いたいなと思って読んでみたんですけども、
21:05
青森の山を。
そうですね、100万円でほとんどの山は飼えるっていう言い方がおかしいけど、
100万円の予算があれば結構いろんなところを選び放題みたいな感じで山は飼えるので、
私もいろいろサイトを見てたりして、意外にキャンプ場ってキャンプしようと思っても、
コロナで今あれだからやってないとか、受付時間があれだからとかって意外に面倒くさいんですよね。
キャンプしようと思うとそれはそれで。
でもそれだったらなんか自分でこうライフワークとしてそこにロングハウス建てたりなんだりとか、
実際やらないくせにそういう妄想を広げてですね、いろいろ楽しむだり私もしてるんですけど、
そういうことがあっていろいろ山を持つと当然それに対するメンテナンスとかですね、
手続きとかいろいろめんどくさい難しいことがあるんで、
そういうのもこの本の中で説明してるんですけども、
この本の中で実際山を買った人の体験談っていうのがあってですね、
意外に山を買う目的で多いのが、自分でキャンプ場をやりたいっていう人が結構いるらしくて、
自分ソロキャンプやるだけじゃなくて、キャンプ場でいろんな人をおもてなししたいみたいな、
そういう同行の市を募りたいっていう人もいるみたいな、結構いろんな人いるもんだなと思って。
もちろん相続でね、福岡山を手に入れてしまったみたいな人の悩みみたいなのも書いてあったりとかしてですね、
案外この山の売買の情報って案外表に出てこないケースが多いんで、
いろいろ貴重な情報が書いてありました。
あと中国の方が日本の水源を狙ってるみたいな時々ネットニュースがありますけども、
案外それはそうでもないみたいなことが書いてあってですね、
なんか騒ぎすぎだみたいなことも書いてありました。これが1冊目ですね。
あと2冊目がですね、未来は決まっており自分の意思など存在しない心理学的決定論。
これタイトルそのままですけど、心理学者の人が書いた、
全ては運命づけられているっていう本なんですね。
いろいろここ数年思えば、思えばでも逆に考えると未来は決まってなくて、
自分の努力で何とかなるっていうのが出てきたの実はここ20年ぐらいの小泉改革以降で、
それ以前の何ていうんですか、封建社会というかもっと地方から人が出ないとか、
なんかそういう形態とかネットもない時代っていうのはほとんどもう未来は逆に決まってて、
自分の意思関係なくお見合いしてたりしたんじゃないかなと思ってですね、
逆にこの未来は決まっているっていうのが新鮮というのが新鮮というか何て言うんでしょうね、
逆説的というか、そういうのをいろいろ心理学者が心理学的な面からアプローチしていくんですけども、
24:02
いろいろサブカルの方にもいろいろ詳しい方みたいで、
僕ちょっとサブカルの方とか詳しくないんであれですけども、異世界転生、
これはこういうのから取っているとか、そういう心理学実験のですね、
神話とかも絡めて紹介している本ですね。
本当に心理学実験を見ると自分の意思とか案外自分でこう選んだって、
例えば綺麗な女の人とそうでない人とこう言ってどっちを選ぶかとかっていうのはもう、
何て言う意志、見る時間で決まっているらしいんですね。
自分が注目した時間が長い人ほど選ぶとかですね、
なんかそういうもう自分で選んだように思いつつ、
実はもう本能で決まっているみたいなのが結構あるみたいで、
なんかいろんなそういう実験の結果が載ってて面白いなと思いました。
これが2冊目ですね。
3冊目、会社式法境界地図2022年版です。
これ皆さんご存知ですかね。
ある時期になると青と黄色と白の表紙でバーって本屋に並んでたりするんですけども、
週刊ダイヤモンドとか週刊東洋経済の業界特集みたいのがあって、
鉄工業界再編とか医療なんとかとか鉄道大改革とかなんかそういう特集があって、
業界マップどことどこが仲いいとかどことどこが系列だとかっていうのを書いてると思うんですけども、
それを全部の業界について書いたのがこの本ですね。
面白いなと思うのが、一番最初の本に網羅的に業界元の売り上げの、
業界規模の大きさですね。
そういうのがバーってのろんでて、一番大きいのは建設とか不動産がものすごく大きくて、
あと化学薬品とか大きくですね。
日頃話題に出るようなマスコミとかっていうのはすごい業界規模としてすごくちっちゃくてですね。
あと農業とか水産なんかもすごいニュースなんかに出てくる気が多いと思うんですけど、
農業と旅行業界と同じぐらいだったりとか、
水産業界だと業界の規模としてはものすごいちっちゃかったりとか、
そういう意外な姿が分かったりとかですね。
あと都道府県別の売り上げ大企業ベスト3みたいのがあってですね。
例えば私住んでる青森県なんかですと、一番大きい企業ってのが、
なんかイメージ的に農業に関係あるものとか水産に関係あるものとか思うかもしれないですけど、
実は一番大きい会社は日本元年っていう原子力関係の会社でして、
そこがものすごく業界規模は大きくて、
あと群馬なんかだとあの家電の会社ですよ。
家電販売の会社が強かったりとかですね。
県によってすごい、実はすごいお金持ちというか売り上げがある県があったり、
意外に企業規模はちっちゃい県があったりとか、そういう発見があったりとかですね。
27:02
あと本編の方にあると、業界マップみたいなのがあって、
どことどこが系列だとか、どことどこが敵対してるとか、
今後こうなるとかっていうのが書いてあってですね。
あと子供とかいると、ちっちゃい子いると、
リビングには地球儀を置きなさいとか世界地図を置きなさいとかっていう教育のあれあると思うんですけど、
今うち中高生になってきたんで、なんか地球儀とか世界地図だとだんだんあれになってきたんで、
この四季報業界地図があると、テレビでなんかコンビニスイーツなんとかとか、
なんかあるじゃないですか、グルメ番組とかでどことかの工場に潜入とか、
そういうの出た時には、ここ業界シェアないで、
新製品出たからこれテレビに出てるんだよとかですね。
そういうこともちょっとパッと説明できるようになるので、非常に便利かなと思って推薦しました。
今回はこの3冊を紹介しました。
はい、ありがとうございました。
じゃあ最後、私橋本の3冊ですね。
1冊目は、面倒な発音記号がなくても大丈夫。
ピーター・バラカン式英語発音ルールっていう英語の発音の本ですね。
ピーター・バラカンが書いているということで。
この本はですね、実は全く新しく書いたというのではなくて、
12年ぶりの大改訂ってなってますけど、前は名前が、
サルはマンキー、お金はマニーっていう本だったんですね。
それをだいぶ書き改めたというもので。
ピーター・バラカンさんはイギリス出身なのでイギリス英語なんですけれども、
日本人が間違えやすいポイントっていうのをすごく簡潔にたくさん指摘してくれていて、
非常にこれを読んだだけでちょっとみんな発音が良くなるそうな気がする。
そういう本でした。
例えば日本人ってコンピューターとかプレイヤーとか、
ドラム叩く人はドラマーとかにしてますが、
ERは基本的に伸ばさないっていうこと。
だからあんまりやーとかコンピューターとかしない方がいいという話とか。
あとスタンフォードとかオックスフォードって、
フォードってFORDって書いてあるからスズリでどうしてもフォードって読むけれども、
あれはフッドであるという話とか。
あとショッピングとかPPってなると日本人はそこに小さな2を入れてしまうが、
ショピンであると基本的に。
トレッキングもトレッキンであると。
そのちっちゃい2使うなっていう話とか。
カタカナレベルでいろいろ指摘があって、
発音記号も使うんだけれども、
30:00
わかりやすいところをかなり、
このピーター・バラカン、かなり日本に長いから、
日本人の発音をかなり的確に捉えてるなと思いました。
だからあんまり難しいこと考えず、
ピーター・バラカンのいくつかのポイントを修正するっていう、
手身近な英語会話学習ができていい本だなと。
だってピーター・バラカンさん、
僕は小学生の時に日本語でラジオ出てた人ですからね。
一体何人いるんだって感じですよね。
そうですね。
そういうのが1冊目ですね。
2冊目が日本経済新聞出版から出てるんですけど、
目標が持てない時代のキャリアデザイン、
限界を突破する4つのステップっていう本です。
これまでの、この著者はこれまでのキャリアデザイン論というのを
あらゆるものを読み込んでですね、いろいろ整理して、
その結果こういうものを書こうということで、
これ書いてるんですけれども、
今までのキャリアデザインの本には、
適色診断みたいなものが多かったと。
適色診断をもとに絞り込んだ目標を立てて、
その達成を目指すっていうような診断モデル。
だいたいそうですよね。
最初にストレングスファインダーなんかもそうだけれども。
これはちょっとそれとは違ったアプローチをやってます。
例えばその診断的なものは確かにあるんですが、
最初に次の質問から気になったものを、
3つから5つ選んで答えてみましょうって言って、
28のオープン質問が提示されるんですね。
そもそもどれに答えてもいいわけですよ。
答えたくないやつは答えなくていいみたいな話で。
しかもそれオープン質問で答えてないんですね。
ただどういう質問を選んだかとか、
いろんなさらに絞り込みのワークショップが用意されていて、
順々にやっていくと、
自分の目標設定っていうものが自分の力で行える。
診断してもらってあなたはこのタイプだからこれやりなさいではなくて、
本質的に自分は何をやりたいんだろうっていうことが分かるような、
絞り出せるようなフリーワードで、
そういうワークショップが用意されている本なんですね。
あと、この本が重視しているのが2つの体質改善で、
一つが変現自在に変わっていくキャリアを目指すしなやかな自己変革力というのと、
もう一つが他人の力を上手に生かれるネットワーク体質っていう、
その2つを向上させようという、ちょっと意識高い系ではありますね。
33:02
そういう本でした。
押しつけがましくなく、自分で考えられるっていうのがいいかなと思いました。
私はこのタイトルにある目標が持てない人間では全然なくてですね、
目標が持てないと思ったことは人生で一度もなくて、目標いっぱいあるんですけれども、
今もこれを読むことによってさらに目標が増えてしまったと。
いろんなことをやってみたいというふうに、いい本だなと思いました。
3冊目ですね、最後がライティングの哲学、書けない悩みのための執筆論というもので、
これ4人の著者がいてですね、哲学者の千葉雅也さんと、
庭師で美学者の山内智之さんと、今絶好調の独章ザルさん、
独学大全ですね、大全。
あと編集者、ディレクターの瀬下翔太さんの4人がいるんですけれども、
この本ですね、まず最初と最後にこの4人の対談があるんですね。
っていうスタイルになっていて、
最初の座談会というのはテーマが挫折と苦しみの執筆論というものなんですよ。
だから書けない苦しみをみんな言い合うっていう座談会で、
でもねこれ実は内容のほとんどが、
ワークフローイっていうアウトラインプロセッサーのすすめなんですね。
みんなそれでこれがいいっていう話をしていて、
結構ツール論が多いんですよ。
他にもエバーノートとかスクラップボックスとかスクリブナーとかオムニフォーカスとかユリシーズとか、
ツールの使い方、それぞれがこだわっているもの、
それぞれの良さとか悪さを言い合うっていう感じになっていて、
そこがすごい面白い座談会でした。
で、1回目の座談会があって、
中間はですね、この座談会を得て書き方に変化があったかどうか、
それぞれ八千字で提出せよって言って、
それぞれがその座談会で得たこと、変わったことを八千字で全公提出するんですね。
その八千字で全公書くのも結構大変なわけで、その苦しみもあったわけですが、
最初の座談会から2年後にもう1回最終回の座談会を入れる。
それが最後に収録されていて、そちらは開放と開放への執筆論というものなんですけれども、
こちらでもですね、3年がかりぐらいで書いた本題ですね。
すごい面白いことを言っていて、この本ね、編集してるんだかしてないんだかがわからないんですよ。
とにかく座談会ってなんか、あんまり私面白いと思ったことがなかったんだけど、
この本は面白いんですよ。
36:01
みんなそれぞれ4人が本当に濃いことを言っていて、読み解こうとするといくらでも読み解けてしまう発言があってですね、
あと書けないときにどうするかっていう、4人のそれぞれの苦労とコツがですね、出てきて、
例えば私、ああと思ったのは、ライブ間と宛先を作ればいいっていう話。
ディスコードとかLINEとか、いろんなチャットとかで自分の知り合いに勝手に考えてることを送ると。
ちっちゃいコミュニティーに、友達コミュニティーに。
そうするとなんか言ってくれるから、それに対してまた自分で言うと。
そうやってると、明確な意見を持っていなかったこととか、自己抑圧して書かなかったことっていうのをついつい話してしまうと、
うちはコミュニティーだと。
だからツイキャスとかLINEとかそういうのを利用して、
友達に言いたいことを聞いてもらって、反応もらってまた言ってっていう、
そうやって広げて書いていくっていうようなやり方とかあってですね。
それが面白かったですかね。
あとまあ結構皆さん有名なライターだと思う、とか有名な学者ライターなのに、
なんか意外にナイブなことを言っていて、そこが好感度アップというか、
な気がしました。
ツール論としても見てもいいし、ノウハウ論、書けないときのノウハウ論としても見てもいいということで、
両方楽しめる非常にいい本だなというふうに思いました。
以上3冊でした。
それでは12冊出揃ったので、
それぞれ1位と2位を投票していくということになります。
結構今月難しいな。
プレゼン順で1位と2位を述べていただきたい。
それでは最初石谷さんから難しいと言っている石谷さんから1位と2位を述べていただきたい。
1位は決まってるんですけど、2位を今ちょっとまだ悩んでいて、どっちがいいかな。
とはいえね、僕は実は石谷さんとは違って、人生に目標がない人なので、
死ななければいい程度の目標しかない人なので、目標の本にしようかな。
おーすごいすごい。
ということで、1位が山岡雄。
あ、そうなんだ。1位山岡雄。
そこは決まってたんです。意外な。
1位が山岡雄で、2位が目標が持てない時代のキャリアデザインです。
ありがとうございます。それでは達夫さんの1位と2位を教えてください。
39:06
1位がライティングの哲学で、2位が未来は決まっており自分の意思など存在しない。
哲学めいてるので、その2冊でお願いします。
おー、なるほど、はい。
それでは成功さんの1位と2位を教えてください。
僕1位は知ってるつもり、無知の科学というやつですね。
いろんなものの機械の構造とかそういうのを知るのが好きなんで、
あとそういうのを知らないと父の遺言に関わるかなっていう。
昔の人は、年配の人は何でも知ってたと思うんだけど、
この頃そうでもなくなってきたんで、なるべく無知なものはなくして、
知らないものは知らないと言えるようになりたいので、これが1位で。
2位が目標を持てない時代のキャリアデザインもかなり惹かれたんですけど、
目標というよりは僕は苦痛を取り去りたいタイプの、
書けない悩みの執筆論の方を、書き始めが難しいとかそういうことあるんでしょうけど、
ライティングの哲学っていうのをちょっと。
あと特書ザルさんちょっと好きなんで、それにしたいと思います。
ちなみに僕がさっき目標と悩んでたのはライティングです。
なるほどね。みんなブロガーですからね。
ライティング興味ありますよね、皆さんね。
はい、なるほど、わかりました。
それでは私ですね、最後。私も結構迷うんですけども、
1位は失敗図鑑。
20のリストが実に微妙なものがいっぱい。
イケてる会社のイケてなかったやつ、ひとつずつつけていったやつがいっぱい出てたから。
ファイアフォンとか気になりますよね。
なんかそれは面白いなと思いました。
2位が、これはタイトルがすごい。
未来は決まっており自分の意思など存在しないっていうのが非常に面白いなと思いました。
なるほど。
ということで投票が終わったんですが。
未来が2票でライティングが2票。
ダヤさんが進めてるからライティングが3票か。
でも未来も3票だから一緒なんだよな。
1位優先だとライティングか。
1位優先だと辰夫さんがライティングを1位にしてるのでライティングですね。
なるほど、ライティングですね。
そうか、未来はどっちも2位ですね。
このテーマみんなこの本も読むし、それぞれ考えてることも濃そうだからいいかもしれないですね。
まあそうですね。
42:01
じゃあそういうことで次回はライティングの哲学。
書きない悩みのための執筆論ということになりました。
これをみなさん読んで語っていきましょう。
それでは今回も無事本を選ぶことができました。
今回ちょっと長かったですね。
実は結構みんな喋るから意外と収録時間が長くなってるっていう。
ちょっとね次回反省しようかなと思って聞いてました。
ちょっと盛り上がりすぎたということでした。
もうちょっとコンパクトにしたいというね。
それではそういうことで終わりにしたいと思います。お疲れ様でした。
次回もお楽しみに。
お疲れ様です。
42:47

コメント

スクロール