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2024-02-04 44:49

第79回「2024年2月の課題図書選定会議」

2月の課題図書選定会議です。

サマリー

たつおさんは2冊のおすすめ本を紹介しています。『ビジュアルでわかる2本』はデータの可視化を通じた面白い情報を提供し、『全面海底第3版、ほったらかし投資術』は新しい投資スタイルやインデックスファンドについて言及しています。第79回のエピソードでは、太陽活動と景気をテーマにした本が紹介されています。太陽国天の変化と景気循環の関係を研究した本のほか、雑誌『イコール』の話やシチュアートブランドに関する本も取り上げられています。シチュアートブランドのカタログや、マウントをテーマにした『人生が整うマウンティング大全』も話題です。また、地図ビジュアルの本も注目されています。2024年2月の課題図書選定会議で、ホールアースの革命家スチュワート・ブラウントの奇妙な人生、『マウンティング大全』、『ビジュアルでわかる日本』、データに隠された真実が選ばれました。

目次

たつおさんのおすすめ本1: ビジュアルでわかる2本
ツイてるブッククラブです。 ツイてるブッククラブは、橋本大也、いしたにまさき、聖幸、たつおがお送りする
月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。 2月に入りましたので、今月は通常回に戻りまして、1人2冊
今回はだから選定会ですね。おすすめ作品をご紹介いただきます。 ということで、
2月はたつおさんからでよろしくお願いします。 たつおです。じゃあ2冊紹介していきます。
1冊目はですね、ビジュアルでわかる2本。 データに隠された真実という本です。
これはね、著者はにゃんこそばさん。 ペンネーム的なというか、ツイッターというか、今Xですけれどものアカウントで
結構そのデータ可視化、地図絡みのですね、オープンデータ使って都市とか地図とか、そういうのの天気とかね、防災とかそういうのの可視化をして
結構バズるというような活動をしている方です。
が、そのXでバズったやつを中心にまとめて本にしましたみたいな流れですね。
で、監修に宮城修作さんという方が入っていて、この方、代々木ゼミナイルの地理講師。
地理の先生です。でね、この人はボイシーっていうポッドキャストみたいなアプリがあるんですけれども、そこで番組をやってて、僕何年も前から聞いてるんですけれども、結構ね面白くて、要するに予備校の地理の授業のなんかこうちょっと
奥までいった、深掘りしたような話とかをしてくれたりするので結構面白くてよく聞いてます。
で、一応だから著者がにゃんこそばさんで、監修が宮城修作さんという方になっています。
で、この本はタイトルの通りですよね。ビジュアルでわかる日本っていうことなので、地図とか地理とかの位置に絡んだそういうデータのビジュアライゼーションをまとめた本です。
で、もともとツイートベースのやつなので、がっつりとした本ではなくて、ライトな感じの小ネタ集みたいなのがあるんですけれども、やっぱり面白いです。
こういう切り口でこういう風に見せるという手があるのかっていうので、結構感銘をつけて面白いです。
そうですね、例えばうどん文化圏、そば文化圏みたいなそういう基本的な話のビジュアライゼーションから、コンビニの立地と郵便局の立地の差で、郵便局だと全国つつ裏裏、人がいないところにもあるんだけど、コンビニは人がいるところにしかないから全然違うねって話とかね。
あとマンションの価格の可視化で、教育状況化とかいう話もあったりとか、改札から改札までの首都圏での所要距離、実際の距離みたいなのと、うどんさんで書かれてる距離の違いだったりとかね。
あと日本列島の川の流域でね、川が支配的な土地って塗り分けてみると、実はこの川は意外と強かったみたいな。
我々も前、川の本をこの回で読んでたんですけど、そういうのと結構つながる話もあったりとかします。
ということで、なるほどーと思ったりとか、いやそれなんか違うかもなとかね、これは察しみたいな感じでいろいろ楽しめたりする本です。
これ電子書籍と紙書籍出ているんですけれども、さすがにこれは私でも紙版を買いました。電子書籍のアフィリエーターの私でも紙を買っています。
そこはやっぱりカラー印刷、ビジュアライズっていうのはね、やっぱこういう地図絡みとかをね、紙で見るのが良いかなっていうのを買っています。
ということで、1冊目ビジュアルで分かる2本という、ちょっとライトだけれども結構面白い本です。
たつおさんのおすすめ本2: 全面海底第3版、ほったらかし投資術
2冊目はですね、全面海底第3版、ほったらかし投資術という本です。
著者は山崎はじめさんと水瀬圭一さんという2人になっています。
山崎はじめさんは元楽天商圏経済研究所の客員研究員です。
水瀬圭一さんはインデックス投資ブロガーで、梅屋敷商店街のランダムウォーカーという結構メジャーなブログをやっている方。
この2人がコンビを組んで、インデックス投資のおすすめ本というのを書いています。
皆さんもご存知かと思うんですが、山崎はじめさんってこの2020年1月上旬にお亡くなりになられたばっか。
で、それを機にというか、山崎さんの本、結構十数年前くらいだったら何冊か読んだことあるんですけれども、最近あんまり読んでなかった。
ネットとかでね、記事読んだりとかね、話をよく目にすることがあるんですが、ノートとかね、やってらっしゃるのでそれを読んだりすることがあるんですが、
本はあんまり読んでなかったなってことで、ちょっとニュース聞いてから何冊か読んで、その中でこの本がやっぱり紹介したり、皆さんに読んでもらうのには一番かなと思って選びました。
で、そのほったらかし投資術っていう本なんですけど、これ今結構ほったらかし投資術で例えば検索すると、いろんな本が出ています。
で、今一般名詞みたいな感じになっちゃって、いろいろ使われてるんですけれども、それの定番本としてこれもともと第一版2010年に出てるんですけれども、
しっかり維持していきたいという意気込みで改定版というふうに書かれています。そんな話が本文中に現記があったりします。
で、そうさっき言ったんですが、第一版が2010年で、第二版が2017年に出ていて、これが今回紹介したのが第三版で2022年に出ているんですけれども、これがですね、第二版ってガラッと内容が変わっていて、
僕第二版はオーディオブックで聞いて、第三版はKindleで読んだんですけど、結構やっぱ時代に合わせて状況に合わせてガラガラ変わっています。
で、新ニーサの話ですね。ニーサの、新しいニーサの話みたいなところも入っていて、ただこれ2022年なのでちょっと最新ではないんですけれども、入ってたりところもあったりします。
で、ほったらかし投資図何かっていうと、基本はインデックスカウントを買ってほっときゃいいっていうだけの話なんですけれども、
余剰のお金があったらインデックスカウントを買えるだけ一気に、今すぐ買いなさいって話で、まとまったお金がなかったら転引でね、ドルコスト平均法なんですが、毎月10万ずつ一定金額で買うっていうので買ってきなさいっていう話になっていて、
ポイントはインデックスカウントどういう種類のを買うかみたいな話なんですよね。もともとそのほったらかし投資図の話だと、全世界の株をまんべんなく持つっていうのがベストだろう。これは別に、どんなインデックスカウントおすすめ本にも書かれている話なんですけど、そうなるとどういうファンドを持つかというと、過去のファンだとやっぱ日本株のインデックス、トピックスなり何なりのインデックスカウントと、
あと米国株のインデックスカウント、S&P500とかをバランスよくそれぞれ持っておきなさいみたいな話をしてたんですけれども、もう状況が変わって、この第3版からは決定版があると、インデックスカウントの決定版があると、それがいわゆるオルカンと呼ばれてるやつで、これ結構ネットとかで見ると、ニーサでオルカンでどうよみたいな感じで結構よく出てくる単語になってます。
オルカンって何かというとオールカントリーですよね。全世界株式にこの一つの投資新宅で薄く広く投資できますよ、手数料も安いですよというインデックスファンドをオルカンと呼んでいます。
具体的にはイーマクシスリム世界株式という名前の投資新宅、オールカントリーと呼ばれてるのもあるんですけど、それ系のやつは何種類かあるんですけど、そういうのをドンと買っておけばいいね、最近はそういう一括で済むようなインデックスファンドがあるといいねって感じで、もう第3版からはこれ買っておけばいいみたいなすごい単純な話になってたりします。
新入社だとオルカン一本でみたいな話の出どころの一つがこの本ではあるんですけど、そんな感じで今年から新入社でいろいろと話題にはなってるんですけれども、ぐちゃぐちゃ迷わないで何かやるって言うんだったらこういう話でいいのかなと思っています。
ちなみに私はオールカントリーはちょっとどうかなっていうので、この本には従わず普通にトピックスとS&P500でバランスとってやってたりします。
そういう感じで、ちょっと時事的な話も含めて、山坂はじめの追悼の意味も込めて、全面改定第3版ほったらかし投資術を2冊目として選ばせていただきました。
はい、以上です。
はい、ありがとうございます。そしたら次が聖幸さんですね。よろしくお願いします。
聖幸さんのおすすめ本: 僕たちはなぜこれを選ぶのか
僕1冊目は、僕たちはなぜこれを選ぶのか。ミニマリスト支部さんが編集されている。
ミニマリストの方がいろんなものを紹介する本なんですけれども、ミニマリストってものを少なくするっていうことでいろいろ紹介されてると思うんですけど、あれを捨てるとかこれをなくすとかって。
でもこの本はですね、何を捨てるかより実際生活する中で何が残ってるかの方が重要じゃないかっていうことで、残っているものに着目した本なんですね。
で、ミニマリスト100人の方がこだわり抜いて選んだ1品を、それぞれジャンル別に洋服はこれ、本棚はこれ、スニーカーはこれ、時計はこれとかっていうのを集めた本なんですけど、これ面白いのがですね。
なんかね、表紙にどっかで見たことがある財布が。
そうですね。財布があるんですけど。面白いのが、みんなが選んだやつってのが全く面白くないんですよね。面白くないっていうのが、服は例えばユニクロがいいとか、コックスシェリフは無印がいいって書いてあるんですけど、別に普通の人でも普通に選びそうなものがずらっと並んでて、あんまり面白くないんですよ。
で、まあそれはそうですね。あんまり尖ったものって、趣味がこういう人なら、例えばカメラとか凝ったやつ選ぶでしょうけど、普通の人ならiPhoneのカメラでいいとか、スニーカーだってね、いろんなニューバランス好きな人とか、ナイキ好きな人とかいるけど、最適化を選べば、アディダスの白いやつの、LINEもないようなやつが無難だろうなみたいなのとかも。
で、全部面白くないんですけど、その中でアブラサスの財布が選ばれてるのが、ちょっと異端だなと思って、そこは何か違う、もっと吉田カバンとか、なんかもっと聞いたことはポーターとか、なんかよくわかんないですけど私財布に詳しくないんで、もうちょっとこう普通に財布として有名なブランドを選ばれても良さそうに、ここだけなんか尖ってアブラサスで、名刺入れもアブラサスで、ちょっと面白いなと思ったんですけど。
で、やっぱこういう本読んだとき面白いのって、突き抜けてるのが面白い。例えば勝間和代さんとかね、今車中泊に行こうって、なんかいろいろ尖ったことやってますけど、ああいう突き抜けてるのが面白くて。で、このミニマリスト100人の方もそれぞれ面白いと思うんですけど、全員足して平均値取るとあんまり面白くない。
なるほどね。
面白くないんですけど、実際買う分には間違いはない。
間違いはないってことですね。
Tシャツはヘインズでとか、パンツはユーロのなんとかでとか、歯ブラシはこれでとか書いてんだけど、面白いのがこの頃のあれだから、結構ねスキンケア商品とかもいっぱい載ってるんですよね。
僕の世代の男だとそんなにスキンケア用品ってこだわらないと思うんですけど、定番はこれとか洗顔料これとかないと思うんですけど、結構いろいろシャンプーとかスキンケア。
ああ、でもスキンケアは無印がいいですよ。
まあそういうのも知れるからいいですね。僕全然興味ないんで。
あと面白いのがこの趣味とか投資はこれとか、物だけじゃなくライフスタイル全般のことがいろいろ載ってて、食べ物はブロッコリーがいいとかチャーハンはこれがいいとか。
太陽活動と景気の関係
なんか平均値の都市の生活のちょっと意識高い系の平均値がこれで学べるなと思ってちょっと面白いなと思った紹介。
これでも手帳のところにGoogleカレンダーって書いてありますね。
それもちょっと面白いですよね。
なんかそこでこだわりでね、アプリならアプリでもいろいろあると思うんですけど、そこは普通、一周回って普通なんだっていう。
ガジェット類はAppleなんですね全部。MacBook AirにiPhoneにApple WatchにiPadで。
本当だ。
MacBook Airは悪くはないですけど、普通の人なら普通にWindowsのほうがいいんじゃないかなと思ったりするんですけど、
ブログやってる人とかならMacがいいのかな。画像処理とかいろいろ。今だとビデオ編集とかもあるんでしょうから。
そういうのがあってちょっと面白くて。いろいろこの本を見て、いや俺は違うぞとか、これは僕も使ってるとかっていろいろ聞けたら面白いかなと思って紹介させていただきました。
2冊目がですね。
面白くないっていう紹介を初めて聞いたんじゃないかっていう。
面白くないんだけど。
本としては面白い。
本としては面白いってことですよね。
面白くないけど実用的だし、学ぶべき点はいっぱいあるっていう。
なるほどなるほど。
あんまりね、別に僕、服で奇抜になりたいとかってわけじゃないんで、最適解を選びたいなっていうのは。
ちょっと年代がね、多分私より若い人が多いんだろうから、そのまま取り入れるのは難しいと思いますけど。
で2冊目なんですけど、太陽活動と景気っていう本です。日本経済出版から紹介されてる本で。
これがですね、私たまたま去年の10月末に、太陽活動の極大期が早まるってニュースを見て、
2025年が太陽活動のピークと予想されていたが、それが早まって2024年に太陽活動のピークが来そうだっていうニュースが、
フォーブスっていう、フォーブスジャパンっていうもののオンラインの記事で見たんですね。
そうなんだって何気なく思ってたんですけど、
そしたら1月1日にご存知のとおり地震がありまして、2日に航空機の事故があって、
今度パキスタンがイランに侵攻するとかしないとか、あと北朝鮮がなぜかお見舞いをしてきたりとか、
いろんなことが本当あったりして、大変だなとか思ってたら、
たまたまAmazonのKindleのセールで太陽活動と景気っていう本があって、
これは何か天からの教訓があって、私は何かを伝えたいのではないかと思って読んだんですけども、
これ、太陽活動と景気っていうのはタイトルのとおり、太陽の国天が増えたり減ったりしてるのが周期があって、
それと景気活動が循環、景気循環が一致してるとか何かの関係があるんじゃないかっていうのを調べた本なんですけども、
これ1回1980年とか90年ぐらいに発売されて、それがまた文庫化して、そのときにデータとかもリニューアルされた本なんですけども、
著者の島中さんっていう人が、三菱UFJモルガンスタレー証券とかのチーフアナリストとかの所長とか結構偉い人らしくて、
データがすごい豊富なんですね、経済データ。
いろいろそこで、出版社も日本経済新聞出版なんで、そんなに経済的に間違ったことは書いてない。
ムーとかで、学研とかで出してるのはちょっと迷図ばっかなと思うんですけど、そういう権威弱いのと言われればあるんですけど。
太陽国天の変化っていうのは、単純に考えれば、太陽国天の変化で気温が変わると農産物の収穫に影響を及ぼして、
その農産物の影響で農産物が高くなったり安くなったりして、そこから今度農産物に関わる資源とかエネルギーとかそういうものとか、
植物摂取の状態で人間が元気なくなったり、いろいろそういうのが回り回って影響あるんじゃないかとかいう説とか。
あと気候が変わると、火数の気温が一度下がると、豆油の消費量が1日当たり100万立方キロリットル違うそうなんですね。
これ私計算したらだいたい1日1000億円ぐらい経済効果あるんですね。
もう一つが、これはまだ未解明な部分が多いんですけど、時期生物学的に、
電磁金学のあれで、時期が人間の体に何かの影響を及ぼすこともあるんじゃないかとか言って、そういう説もあります。
で、これこの島中さんって方が勝手に提唱してるわけじゃなくて、昔からずっとずっと研究されてる分野ではあるんですけど、
ガリレオガリレーが1600年代なんかに太陽国天発見してから、すごい昔のほうが気候とか農産物の影響って、社会に対する影響って大きいんで、ずっと研究されてたんですけど、
ところが結構まゆつばだっていうことで、やっぱそのブームがあったり、廃れたりする研究も。
で、ロシアですごい盛んな時期もあったんですけど、スターリンがなんかそんな変な研究するのはよくないとか科学的じゃないとか、
シベリアに飛ばされ盗獄して、でもそれでもなんかその人は説を曲げなかったとか、いろいろそういう悲しい話があったりですね。
でも後付けかもしれないんですけど、すごいその太陽国天の周期が10年から11年らしいんですけど、
日清の顧客、漁獲量とか断頭指数とか協作とか気温の変化とか、すごいリンクしてるんですね。
11年かける5の55年とかがかなり大きいサイクルなんですけど、それともいろいろあってですね、国天周期で気候変動も起こって、
関東大震災、ミキシコ地震、三原山大噴火、阪神淡路大震災はすべてそういう時期に起こってるとかですね。
あと自動車事故とか、救急車の呼ぶとか、救急車の呼ばれるとか、インフルエンザの流行ってるのとか、
すごいいろんなもの、ありとあらゆる分野がこの太陽国天のあれと関係してるんじゃないかっていうのがすごいいろんなデータとともに出てくるんですけど、
これが残念なのは2008年ぐらいとかの本なんで、今ね2023年なんで。
今だいぶ経ってますね。
アップデートしたやつが読みたいなと思って。
ただ難しいのが、太陽国天の周期で一概に国天変化が、例えば国天の変化があったときに暑くなるとかって単純に言えなくて、
逆に逆位相っていう期間があって寒くなるときもあるみたいで、それがなんか研究を難しくさせてるとかって書いてあって。
なるほどね。
その当時と比べれば今はね、データもまたあれだし、科学も幾分進んでるんで、もしかしてもうちょっと分かって、
さらに未来の予測とかもっと精度高くなって出れてばいいなと思って、ちょっと紹介させていただきました。
他に何か、類書でこういう面白いのもあるよって紹介していただけると、そっちも読みたいと思いますんで。
ちょっとここで挙げさせてもらいました。
私からはこの2冊です。
ありがとうございます。
Kindle版だけ異様に安いですね。
ちょうど今セール中なんです。
今ちょうどセール中なのか。
絶版かもしれないんで買っといたほうがいいですよ。
お勧めしときます。
じゃあ次は大也さんお願いします。
雑誌『イコール』の紹介
1冊目は召喚されたばかりの雑誌ですね。
イコールっていう雑誌でゼロ号というのが発刊されまして、
実は今日この番組の収録30分遅らせてほしいと私お願いしたのは、
これを発行されている発行人であるキツカワさんという方の話を聞くためにちょっと別のとこ行ってたっていうのがありました。
キツカワ幸夫さんという人が資格人なんですけど、
今時雑誌を出す?これから?っていうのも不思議なんですが、
この人はロッキングオンという音楽投稿雑誌の創刊者で、
その後デジタルメディア研究所っていうのを立ち上げて、
メディアプロデューサー、出版プロデューサーとしてかなり実績を持っている方で、
ただもう70いくつかのはずですね。
で、引退されるのかなと思ったらそんなことはなくて、
雑誌やるぞと言ってですね、この雑誌を立ち上げてるんですけど、
何の雑誌かって何の雑誌っていうテーマはないんですよ。
みんな書きたいことを書いていて、
あとキツカワさんが面白いと思うことを他のライターが書くみたいな雑誌ですね。
クラウドファンディングで資金を集めたりとかしているんですね。
ライターは50人ぐらいいて、さっきちょうどキツカワさん、
キツカワさんと私は結構長い付き合いなんですが、
この雑誌に私ライターとして投稿したいんですけどどうしたらいいですかっていうことを言ったらば、
質問者がいたんですね。
そしたらキツカワさんが、いや俺と友達じゃないとダメだって話をして。
だから50人いるんですけどね、基本的にノーギャラなんですよ。
キツカワさんの友達が、とか弟子が書くのですよ。
書くとノーギャラなんだけど、キットコインだったかな?
キツカワさんが発行する通貨がもらえる。
それ何できるのっていうと、その雑誌を買えるんですよ。
やってることがよくわからないんですけど。
3000本ぐらいするとか言ったかな。
結構キツカワさん人脈がすごいので、
ライターにはど素人の弟子みたいな人もいっぱいいるんだけども、
中にはかなり有名な方々もいてですね、ただで書いてるんですね。
一応Amazonとか書店にも置くみたいなんですけども、
基本的には手渡しで売るみたいな方向性で。
50人いて、それぞれが何部かずつさばいていって、中には有名な人もいるから。
そうすると3000部っていうのも不可能ではないんだろうなと思ってですね。
でもこのキツカワさんの面白いのは、
これで世界制覇してやろうと思ってるんだみたいな話をしていて。
要はキツカワ編集版が今やってるやつなんですよ。
この方式みんなでやれと。
みんなでやるのだという。
キツカワさん版じゃないイコールも出す。
会社の中でやってもいいじゃないかみたいな大企業とか。
確かにそうやっていくと、
数千部ぐらいのメディアが世界中にたくさん立ち上がって、
みんな儲からないんだけども面白いと思ってやって広げていくと。
確かにそれはあるかもねみたいな。
今インターネット盛んだけれども、
逆に紙差別化できてる気がしていて。
同人誌なんかそうですよね。
だからなんか面白いなと。
その第1号が、第0号だ。
がこれで、イコールゼロ。
テーマあんまないです。
今面白いと思ってることが中心になっていて。
そういう雑誌でした。
シチュアートブランドに関する本
2冊目なんですけども、
ホールアースの革命化。
シチュアートブランドの数奇な人生っていうものですね。
ステイハングリー、ステイフーリッシュって
スティーブ・ジョブズがスタンフォードのスピーチで
引用して有名になった言葉がありますね。
あれは別にジョブズの言葉ではなくて、
言った人はこの本のテーマである
シチュアートブランドなんですね。
シチュアートブランドは1960年代にホールアースカタログっていう
これから世の中で変えていくであろうイノベーションと思われる商品ですね。
そういうのを何百個も紹介するカタログを発行してたんですね。
この前実物見せてもらったんですけど、
この翻訳者のハットリさんから。
結構タブロイド版というかでかいんですね。
このカタログが。
分厚い。
今は普段見ないようなもので。
そこにエコロジーとかオーガニックとかコンピューターとか
カウンターカルチャーとか、
当時の最先端が60年代70年代の全部載ってたっていうもので。
雑誌っていうかカタログなんですね。
純粋に本当に商品のカタログ。
通販のカタログみたいなやつで。
それがその後ジョブズをはじめたくさんの人に影響を与えていて。
まるでイノベーターの中のイノベーターというか。
シチュアートブランドっていう人は本当にその後もいろんなことやってるんですけど、
やってることが早すぎて。
世の中で流行る何年も前にそれを立ち上げていて。
ブームになった時にはもう次のことをやっているっていう。
そういう早すぎる男の典型で。
であるがゆえに後の今は成功者と言われている人たちが最初に影響を受けていて。
非常に先駆け。
あらゆるものの先駆けになった男であるということなんですね。
あとホールアスカトルグってこれ再生期には150万部も刷られていて。
すごいメディアだったんですよ確かに。
今は全然みんな知らないわけですが。
あとこれ書いてるのがジョン・マルコフっていうパソコン創生第三の神話とか、
あとハッカーズとか結構有名なですね。
かなり有名なジャーナリストなんですね。
ピンディッツ・アース賞も受賞しているという方で。
とにかく書き方もすごい面白いっていうことで。
今のデジタルテクノロジーとかメディア、インターネットのメディアの源流を知るようにすごくいい本でですね。
私はこれすごくおすすめですというのが2冊目でした。
僕これホールアースの本かと思ってました。
まあホールアースの。
スチュワートブランドの、まあまあ両方だとは思うんですけどもちろん。
どっちかというとスチュワートブランドの本ということで。
この人実はすごく一筋縄ではいかない人なんですよ。
実はその後の人生も長くて、その後の経緯、
例えば最近では原発推進賛成者になっていて。
昔の彼からしたら大反対のはずが転校してるんですよ。
でもなんでそうなっていくのかっていうことも書かれていて非常に興味深い本です。
スチュワートブランドのみんな知らないその後のホールアースカタログ後の彼っていうのがわかるっていうのもすごいです。
ありがとうございます。
最後は私なんですけど、ちょっとわけあって今月は漫画の方から先で、
明日の敵と今日の悪種をっていう漫画で、
これは原作がカルロゼンと言いまして幼女戦記とかを出されている方なんですけど、
カルロゼンって基本的に戦争ものを描く作家なんですけど、
これも戦争ものではあるんですけど、外交官の話ですね。
なので戦場は出てこないんですけど、戦場が出てこないが故に戦い方としてはもっと水面下の戦いというか意地悪というか、
外交官ってこんなに性格が悪くないと務まらないのかみたいなとかも含めてカルロゼンが今まで描かなかったけど、
でも描いてみると非常にカルロゼンらしい非常に面白くて、
外交官というのはどこまで踏み込むのかっていうのはその時の国の状況にもよるんですけど、
これはもう経済戦争のところまで含めて描こうとしていて、
正直今幼女戦記とかよりもこっちの方が僕は楽しみなので、今まで3巻ぐらいですけどお勧めしたいです。
構図的にはカルロゼンがいつも大好きな2つの大国に挟まれた国の人たちが主人公になっていくみたいな話ですね。
戦争とマスコミとああいうところの関係性っていうのはいつの時代も変わらんよねみたいなところも含めて描いているのが非常に好きなところです。
2冊目がですね、これは僕は大也さんが出してくるかなと思ってたんですが、
大也さんが出してきてもどうせ出そうと思ってたので、先にタイトルを言いますけど、
人生が整うマウンティング大全。
編集は大也さんの英語一番時間の担当されたデンさんですけど、
デンさんの本って知らずに最初ツイッターが回ってきて、その後デンさんの書いてるのを見て、
マインドフルネスよりファクトフルネスよりマウントフルネスとか言われて、
この人頭大丈夫かと思って詳しく話を聞いたら大丈夫じゃなかったところまで覚えているのですが、
気づいたら本になってましたっていう非常に魅力的な導入なので、これは読まざるを得ないなということで。
一時期一瞬アマゾン全体で10位ぐらいまで入ったらしくて、
まあ読みますよねこれはね。
本当に大真面目に、結構デンさんのツイートが面白くて、
編集は壮絶を極め、ニューヨークなので返信が遅れますとマウントを取られて。
あとなんだっけな。
最後、言ってみればネタ本といえばネタ本的な側面がないわけではないので、
デンさんなんて偽表なんですけど、という感じでアマゾンに登録をしようとしたらですね、
何を言ってるんですか、これは非常に真面目な本なので、
ビジネス経済のところにカテゴリーで登録をされた非常に真面目な、極めて真面目な本だそうです。
あと社会支援でいくか。
だからこの本を言ってみればサブカルのような棚に並べるのか、
ビジネスコミュニケーションの本としてビジネスの棚に並べるのかは、
これは書店員の担当の裁量によらると思いますみたいなところまで非常に書かれていて、
これは非常にタイトルガチなところも正直あるんですけど。
発売が2月14日のワレンタインなんですけど、これは単なるほぼ偶然だったらしいです。
本当は2月12日にしたかったんだけど祝日のため発売日を設定できないっていう事情があるみたいなことを店さんが書かれていましたよね。
ありますよね。マウントと無関係に人生が過ごせるわけがないわけですし、
自分も知らず知らずのうちにマウントをしていることもあるでしょうし、
そういうのも含めてどのぐらいの分量の本なのか分かってないんですけど、
これをお勧めしたいなというふうに思っております。
以上になります。
ということで皆さんそれぞれ1冊選んでいただくということになりますね。
マウントをテーマにした本
大丈夫でしょうか。
1冊じゃない2冊か。
2冊選ぶということで。
じゃあ先ほどの順番で辰夫さんからよろしくお願いします。
私はやっぱりマウンティング大戦ですね。
これも話題になった瞬間にもう予約をして、Kindle版予約しているので。
これは読むでしょうということで。
2冊目は僕たちはなぜこれを選ぶのかですね。
各カテゴリーのミニマニストが選んだです。
各カテゴリーごとにこの1品が良いみたいなのが通販生活とかそういう良いもの系のはよく見たりはしてるんですけど、
こういう一般的なというか、普通の生活のものですよね。
ミニマリストだから生活に密着して必ず使って使い倒すようなもので選ばれているので、
そういう点でもちょっと面白いかなと思って。
2冊目はこちら。僕たちはなぜこれを選ぶのかです。
以上です。
ありがとうございます。
じゃあ次は成虎さんお願いします。
僕も1位は人生が整うマウンティング対戦です。
僕もこれいろんな方向から流れてきて。
確かにそうでしたね。
直流れてて、テンさんのツイートでも見たし、全然関係ない人がリツイートしてたり、
コメント付けRTとかみたいなのを見たりして、いろんなジャンルの。
すごい話題だなと思って。
マウントって全然余談ですけど、人によってマウントって使う言葉も違って、
例えば総合格闘技が好きな人だったら上に乗って投げるようなスタイルのマウントだし、
UNIXとかMac使っている人ならデバイス接続するのをマウントしますかとか、
あと古い写真、台紙みたいなやつに貼るの、フィルムとか。
あれマウントとかスライドとかなんかありましたよね。
ありますね。
他にもいろんなところにマウントがあるんだろうけど、全然関係ない話でしたけど。
僕も知らず知らずのうちにマウントを取っていることがあったり、
マウントを取られていても逆に僕が気づかないことって、
多分僕東京とか詳しくないんで、どこどこに住んでるんだ俺さとかって言っても、
全然僕意味が通じなかったりって、すごいあると思うんですよね。
店の名前とかも知らないし、あとハイブラウンドなんか全然詳しくないから、
言われても分かんないってこともあるんで、
ちゃんとそういうのも分かるようにとか、そういうのが気づかなかったときのフォローの仕方とか。
なるほどね。
いろいろでも全然知らないマウントもあって、東大ブランドに弱いなったら、
東大エグゼクティブマネージャーコースとか、
なんかそういうのあって600万円で東大生になれるみたいなのとかあったりして、
全然知らない。さすが研究されている方って違うんだなと思ってですね。
いろいろ自分が知らない世界が知れそうなので、長々喋ります。
1位はマウントです。
注目の地図ビジュアル本
2つ目が達雄さんの地図のやつですね。
僕も地図好きなんで、ビジュアルでわかる日本データに隠された真実って、
定期的にこういうのってツイッターなんかでよく流れてきて、
最近だったら横浜市より人口が多い県がどれぐらいあるかみたいな地図が流れてきて、
全然ないんですね、横浜より多い県ってのがね。
そういうのとか、あといろいろ、時々昔からのバカとアホの境界線とかね、
そういうチリネタって割と面白くて、この見出し見ても面白そうなのが多いんで、
ちょっとこれも読んでみたいなと思いました。
僕はこの2冊ですね、マウントとビジュアル。
じゃあ次、大野さんお願いします。
はい、私1位がまた人生が整うマウンティング大全で。
なんかこの本はずるいなと。
ずるいですよね、ずるいずるい。
企画で読ませたいと思わせてしまう。
企画勝ちですよね、本当に。
だってこれ誰なんだかわかんないんだもん、著者。
どんな人が書いてるのかもわかんないんだけど、とにかくこの企画負けてしまいますね。
中を見てみたいっていうのがあるので。
技術評論者とも絶妙ですよね、なんかね。
堅からず、柔らかからずっていうか。
イノベーションはテクノロジーからではなく、マウンティングエクスペリエンスから生まれると言われてます。
岩波書店とかから出てたら、硬すぎるんじゃないかなって思うんですけど。
現在まだ予約段階ですけど、予約段階でかなりベストセラー入りしてますよね。
はい、ですよね。
これで面白くなかったらすげえ炎上するだろうな。
めちゃくちゃ薄いとかね、本が。90ページくらいしかない。
そういった意味でも内容を頑張って面白くしているだろうと、編集者の店さんは思っているので、期待して読みたいというのがこれが1位ですね。
2位は僕たちはなぜこれを選ぶのかで。
やっぱりミニマリストという、本来物訳がないである人たちがそれでも選んでいるっていうのは信頼感があるなという気がしてですね。
これはちょっと気になるなと。
あんまり面白くないという話を聞きましたが、面白くなくて良くて、当たり前のものって何なのっていうのをとても知りたい。
確認したいっていうのがあって、これもとても良いと思いますよね。
はい、ありがとうございます。
課題図書選定会議の結果発表
僕で最後は私ですけども、1位は僕もこれ読もうと思っていた本なんで、ホールアースの革命家スチュワート・ブラウントの奇妙な人生、これが1位と。
もう一つもこれ読もうと思っていた本なんで、まあ選んじゃいますけど、ビジュアルでわかる日本、データに隠された真実、はい、こちらですね。
これね、結構データの見せ方としても結構非常にビジュアライズも上手なので、そこも含めてこの本はいい本だなと思っていたので、という感じですね。
はい、ということで、課題書はですね、もう一回ちゃんと言いましょうかね。
大事なのはマウントフルネス、人生が整うマウンティング大全ということで、著者はですね、マウンティングポリスさん、誰なんだろうね。
一応ね、マウンティングポリスアットマウンティング研究家っていうTwitterのアカウントがあります。
年明けかな、年明けこの出版の情報が出る直前にあげましておめでとうございます。
長らく投稿を休止しておりましたが、実はこの本をやってましたっていう投稿が入っておりますね。
おかげさまでAmazon売れ筋ランキング社会心理学企業経営経済経営学のカテゴリーで1位を獲得しました。
改めて感謝申し上げます。
経営学1位すごいな。
っていうツイートにぶら下げて、というマウントって書かれてます。
大事ですね。
すごいな。
ということで、2月はマウンティング大全ということで、しょうがないですね。この流行りには乗っかっておきたいなというのも正直ございますので。
早く俺も読んだぜマウントしたいですよ。
そうだよね。
一早く読みましたマウント。
じゃあちょっとそれをそのマウントは取りに。
発売前に読みましたマウントとか。
そのマウントは直接われわれ知らないわけではないので、ちょっとね、どうのこうのしたいところ。
境界2マウントをしたいですね。
とりあえず楽しそうだなっていう。
盛り上がりますよ。
元々デンさんはツイッターは結構いろいろ出す人ではあるんですけど、それにしても、著者の方も含めて編集者も何だか皆さん楽しそうにやってるっていうのが、この本の非常にいいところだなというふうに思いましたので、2月の課題書をマウンティング大全とさせていただきます。
ということで皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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