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#16「全体の目的と、自分の心からの目的を合わせる」:目標管理から抜け落ちたセルフマネジメントと、ドラッカーの五つの問い|Transform Radio Management
2026-10-14 23:04

#16「全体の目的と、自分の心からの目的を合わせる」:目標管理から抜け落ちたセルフマネジメントと、ドラッカーの五つの問い|Transform Radio Management

前回に続き、ドラッカーの「五つの質問」をテーマにした回です。


事業の目的がはっきりしないまま、物事が進んでしまうのはなぜでしょうか? 会社のビジョンから個人の目標へと落とし込んでいく中で、大元の目的が見えにくくなる理由を、稲墻、藤田、園田の三人が語り合います。


冒頭では、稲墻と藤田がそれぞれ執筆中の本の話も。同じ「本を書く」でも、意図は違うという気づきが出てきます。


エピソード内では、ドラッカーの五つの質問を改めて整理します。

「あなたの事業は何ですか?」

「顧客は誰ですか?」

「顧客はどのような価値を買うのですか?」

「成果は何で測りますか?」

「計画はどうなりますか?」


普段の仕事ではなかなか意識に入ってこない問いに、気づいて戻るための訓練が話題になっています。


参考:

経営者に贈る5つの質問[第2版]P.F.ドラッカー (著)https://amzn.asia/d/00ghEtVW

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パーソナリティ:

■稲墻聡一郎(Transform共同経営者/パートナー)

大手IT企業、人財開発系ベンチャー企業設立・役員を経て起業。

2015年~2017年までロサンゼルス近郊にあるDrucker School of Management(ドラッカー・スクール)の経営者向け修士課程に留学。

同大学院教授で、セルフマネジメント理論実践の第一人者 ジェレミー・ハンター博士および同大学院卒業生の藤田 勝利と共に、セルフマネジメントやトランジション理論・実践をベースにしたプログラム提供や体験のリデザインなどのサービス開発を提供する会社 Transform を設立し、今に至る。

・著書(執筆協力):

ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室 --Transform Your Results

・長野県立大学 大学院 ソーシャルイノベーション研究科 客員准教授(セルフマネジメント)・長野県立大学 グローバルマネジメント学部 客員准教授(セルフマネジメントと社会イノベーション)・相模女子大学 大学院 非常勤講師(リーダーシップ論)・Forbes Japan Official Columnist

・芸術学修士:MFA(京都芸術大学 大学院 学際デザイン領域)・ピラティス指導者(BASI ピラティス指導者認定)・息育指導士・SEP(Somatic Experiencing Practitioner):身体と神経系の統合をベースにしたトラウマ療法 プラクティショナー

note: ⁠稲墻 聡一郎(Transform共同創業者&パートナー/長野県立大 大学院 客員准教授)⁠

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■藤田勝利(Transform共同創業者/パートナー)

PROJECT INITIATIVE 株式会社代表桃山学院大学 特任教授 /立命館大学 客員研究教員一般社団法人Venture Café Tokyo マネジメントアドバイザー

大学卒業後、住友商事(鉄鋼部門業務企画部)、アクセンチュア(Change Management Group)を経て、米クレアモント大学院大学P.Fドラッカー経営大学院にて経営学修士号(MBA)取得。

生前のP.Fドラッカー教授及びその思想を引き継ぐ教授陣より「マネジメント(経営)理論」全般を学ぶ。専攻は経営戦略論とリーダーシップ論(成績優秀者表彰)。

帰国後、IT(統合型CRMソフト開発)ベンチャー企業執行役員としてマーケティング責任者、

事業開発責任者を歴任。

複数の新規事業と事業部を立ち上げ、統括。

大手企業との事業統合を機に経営コンサルタントとして独立。次世代経営リーダー育成及びイノベーション・新事業創造に関する分野を中心に、独自の知識体系とメソッドを活用した「経営教育」(Management Education)事業を展開。

企業幹部から学生まで、必要とされる一般教養(リベラルアーツ)としてのマネジメントを学ぶ機会を提供しながら様々なプロジェクトを手がける。

2024年 大学院大学至善館イノベーション経営学術院(Master of Business in Design and Leadership for societal innovation)経営修士課程修了。

同校にて最新の経営潮流と経営リーダーシップ理論について改めて学び、経営者教育のあり方を実務的見地から研究。

The School of Positive Psychology ポジティブ心理学認定コーチ

著書:「新版 ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント」(日経BP, 2021年)

「英語で読み解く ドラッカー『イノベーションと起業家精神』」(The Japan Times, 2016年)

「ノルマは逆効果 なぜ、あの組織のメンバーは自ら動けるのか」(太田出版, 2019年) 

共同執筆:

「大学発のリーダーシップ開発」(2022年,ミネルヴァ書房)

共訳:

「最強集団ホットグループ 奇跡の法則」(2007年,東洋経済新報社)

Web媒体、紙媒体での記事執筆実績 多数

ポッドキャスト「ドラッカーから学ぶ『経営者教育』」配信中!

■園田恭子(Transform エグゼクティブ・アドバイザー)

株式会社TARA PRESENCE代表取締役/第一カッター興業株式会社社外取締役「内なる力を輝かせ、より良い世界を創造する人・組織を増やす」をパーパスに、リーダーシッププログラム、コーチング、コンサルティングなどを行っている。新卒でANAに入社し国際線客室乗務員としてフライトと人材開発・組織開発をパラレルで行う。27歳で結婚するも31歳で死別。その後、総合職に転換し営業部門で法人契約や企画を管理職として担う。再婚により3人の子供の継母となり、専業主婦に。その後、起業、コンサルティング会社役員を経て現職。スタンダード上場企業の社外取締役。Transformには2019年冬にメンバーとして参加。オフタイムは旅・ピラティス・中国茶・アーユルヴェーダで身体と心を整えている。

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サマリー

稲垣、藤田、園田が執筆中の本について語り、同じ本を書く行為でも、未来をつくる機会を広げたい意図と、自分の知見を広く吐き出して役立てたい意図が異なると確認します。続いて、ドラッカーの五つの質問として、事業、顧客、顧客が買う価値、成果の測定、計画を整理します。会社のビジョンや中期計画を個人目標まで細分化すると、目の前の目標に集中するあまり、大元の目的とのつながりを見失いやすいことが話題になります。MBOは本来、目標管理だけでなくセルフコントロールと結びつき、全体の目的と個人の心からの目的を合わせて自ら動くためのものだと説明されます。五つの問いは短時間で表面的に答えるのではなく、内側から仕事の目的を考える長い対話のテーマだとして、次回へ続きます。

執筆中の本と、それぞれの意図
おはようございます。Transform Radioのお時間です。この番組は、変わりたいと思っている人を応援する番組です。
誰でも明日を変えることができる、そのことに気づくきっかけとなるお話ができたらと思っています。
今回はマネジメント編で、私、稲垣と葛藤さん、京子さんの3人でお届けします。
まずは、自己紹介を葛藤さんからお願いします。
はい、藤田勝俊です。経営者教育、リーダー教育をお仕事としてまして、大学生から企業家、経営幹部まで幅広くお仕事をご一緒させていただいています。よろしくお願いします。
じゃあ、京子さんも。
はい、園田京子です。
トランスフォームと自分の会社で、リーダーシッププログラムやコーチング、コンサルティングを通して、個人と組織がより良い未来を想像することを支援しています。お願いします。
はい、ありがとうございます。トランスフォーム京都代表の稲垣です。
セルフマネジメントやトランジションという理論実践を通して、人と組織がより良い感じで変わっていくことを支援しております。今日もよろしくお願いします。
お願いします。
はい、ということで、あっという間に10月も一週が終わる感じですけれども、いかがお過ごしですか。
私の話先にさせてもらうと、このマネジメント編にちょっとそんな方向性で話すと、私社外取締りをやってる会社があるんですけど、そこの株主総会が先週だったんですよ。
はいはいはい。
で、ちょうど役員がいろいろ変わるタイミング、2年おきに役員が変わってたりするんですけど、そのちょうど変わるタイミングだったので、新政権をどうするか。
政治もそうですけど、会社も、いろいろ人事が変わる時って、いろいろな内側の調整ごとみたいなこととか、どうするよみたいなこととかが、7月ぐらいから結構毎日のように調整ごとがあって、
それがやっと、一応株主総会で承認いただいて、全部一旦、終わったわけじゃなくてスタートなんですけど、気持ち的には終わったみたいな、そんな今日このごろ。
で、かつ私なんか指名報酬委員会の委員長になっちゃって、なんかなった瞬間からまた、この先2年の、なんかこう今計画を立て始めているっていう、そんな感じです。
大変。
なるほど。大変ですね、どこの会社もね。
ラジオのね、マネージメント編を字でいくというか、話しながら頭の中でいろんなリアルな世界を行ったり来たりしながら、またこれからも喋ろうかなと思ってます。
はい、まあそうやね。ありがとうございます。
そうですね。
皆さんなんかあります?シェアすることって。
うーん、そうね、もうあっという間になんか、時が過ぎていく中で、本のね、あの、執筆とか、まあ想定だったりコラムだったり、注釈、緩末中みたいなのを作っていて、
前に進んでる感じっていうのはやっぱいいですよね。
いよいよだね。
そう、11月19とか、まあ20とかそのあたりに発売になるので、
どういうふうにこう、アウトプットを活かしていくか、みたいなのがすごく大事で、
これからこう活かしてどういうふうに、まあなんだろうな、やっぱり変わっていくことに対して変わり方がわからないっていう人がほとんど、
まあ学校でも教わんないし、社会人になっても教わらない中で、
なんか自分の外側を変えようとするんじゃなくて、内側からどうアプローチしていくかっていう本なんだけど、
なんか僕が、なんだろうな、まあ40年もやもやして悩んできて、
ドラッガースクールに行って、これがヒントなんだっていう変わり方みたいなのが、
僕以外にもすごい多くの人が持ってると思うから、そういうもやもやとか、なんだろう、
まあ葛藤とかね、フラストレーションとか、なんか少しでもね、なんか読んでもらって実践してもらえばいいかなと思う、
今日この頃だけど、まだ出てないから、不安しかないっていう。
え、何の不安?
え、出してどうなるだろうって、わかんないじゃん。
環境?
環境もそうだし、やっぱりいろんな機会を作りたいじゃない、その機会を作りたいけれども、その機会をうまく作れるんだろうかとか、
全然ね、やっぱり手に取ってもらう人が少なかったらどうなるんだろうかとか、いろんな不安はありますよね。
もう出すことに対しては不安はなくて、もう地道にやるだけだから、その後の、出た後の不安ですよね。
なるほど。
そう。
いいね。
葛藤さんはいかがですか。
うん。僕も今の稲田さんの話とちょっとつながるんですけど、僕もちょっと本を書いていて、
まあ結構夏の間は少しは進んだかなっていう感じで、まあ8割、7割ぐらいまでいってるかなと。
でもなんか今の稲田さんの話、そうですね、僕の場合はちょっと今回もかなり、なんていうんですかね、
ご説明なんですけど理論書、理論書じゃないかな、まああんまり一般にバーッと売れたいみたいな本ではないという、
出版社もちょっとそういう出版社なんで、逆にちょっと気が楽?気が楽というか、
まああんまり気になるんですね、まだ、もともとあんまり売ろうとしてる出版社でもないかもしれないんですけど、
まあ割と学術的な人も経営者も知ってる人は知ってるみたいな出版社なので、
あんまりなんか、まあでもなんか一番意図してるのはやっぱり自分の中でずっと作って考えてきたことを、
まあ全部、いったん全部じゃないけどかなり広範囲で吐き出すっていう、皆さんにちょっと役立ててもらうっていうコンセプトなので、
なんかまあ今は本当にそれに集中できてる感じですね。
そう、あんまり、まあ多分平積みで本屋に並ぶとかそういうタイプでもないと思うんで。
おもしろいね、なんかその、同じように本を書くって言っても意図が全然違ってて、
そうですね。
皆さんはその本をきっかけにこう、世界をこの未来を想像していく、作っていくみたいなことが意図だから、
そっち側にも意識が向かっているし。
うん、そうね。
かつさんはこう、今ご自身がこう持ってきた知見とか、経験とか、そういうものをこうアウトプットするっていうことが意図って、
もちろんね、それを読んで活用してもらうっていうとこも。
まあ読んでくれる人がいて活用してくれたら嬉しいけどっていうとこで、なかなかそこはコントロールできないかなと思う。
そうだね。
すごい、だから同じ本を書くっていうことでも、全然なんか意図しているものが違うんだなと思って。
うちのあるところから始まる感じかなと思うね。
そんな感じで今年は進んで、ちょっといろんなことを進めている感じですね。
はい。
いいっすね。
面白いっすね。
確かに。
ドラッカーの五つの質問を整理する
なんか前回ね、ドラッガーの5つの質問をベースに話をしていて、なんか全然話が終わんないね、足んないねっていうので、
今日もその延長線上なんだけど。
うんうんうん。
5つの質問っていうのは本当に大事で、そこがクリアになってない中で結構物事は進められてて、
それはじゃあうまくいかないよなみたいなのがある中で、なんだろうな。
けど難しいのはなんでなんだろうなと思って。
うーん。
まず5つの質問をもう1回ここで話しておきます。
そうですね。
いきましょうか。
1つの質問っていうのは、あなたの事業は何ですかっていう、What is your business?
これはミッションを聞くといいですけどね。
1つ目があなたの事業とは一体何ですかということで、2つ目は、では顧客は誰になりますかと。
3番目は顧客はどのような価値を買うのですか。
4番目は、それでは成果は何で測りますか、成果は何ですかということですね。
5番目が、それでは計画はどうなりますかという、シンプルなマネージメントで使いやすい5つの質問って感じですかね。
うーん。
そうだよね。
そうだよね。
まあ本当に意識しにくい、なんていうんですかね、でも本当にみんなこの5つの質問っていうのは多分伝えると、
おおーみたいな感じになるけれども、普段あんまりそれこそ意図、意識、アテンションに入ってこないっていうこと、
他のことに取られてるってことでしょうね、単純に。他のことに寝るってことが取られてる。
それは別に悪い意味で言ってるんじゃなくて、会社ってそうなりやすいよねっていうのがあると思うんですよね。
うんうんうん。
僕らだってそうだしね、生きている中で、違うことにインテンション向かってんなみたいなときに、
うん、顧客の想像っていう目的にちょっと戻ってみたら、僕の仕事って何なんだっけみたいな、
そういう、まあ本格のもそうだし、みんなそうだと思うんだけど、
うん。
特に私のスペシフィック、まあよくドラッガーもね、スペシフィックって言葉を使ったけど、
特有の、私の特有の仕事っていうのは何なんだろうって、私だからできることは何だろうって考えたときに、
うん。
つながってくるかなと思うんだけどね。
うん。
いやーそうですよねー。
うん。
さっき言ってたその違うことにエネルギーを注ぐ、
分かってるのにっていう場合もあれば、
うん。
無意識にっていうのもあって、
うん。
そこってやっぱり訓練なんでしょうね。
うん。
気づいて戻すって。
まあ、そうそう、たぶんセルフマネージメントの訓練でもあるし、やっぱこのラジオのテーマでもあるんだけど、
そうは言ってもマネージメントのアジェンダってやっぱ知っといた方が、
なんていうんですかね、インテンションをシフトしやすいっていうのがあるから、
その両方なのかもなとは思うんですよね。
知っとくっていうのはこういうフレームっていうか、
例えばこの、
そうそうそう、こういうとこでディスカッションしてるような5つの問いがあったなっていうところで、
それをちょっと捉えてみようかなとかですかね。
うんうん。
うんうんうん。
そうだよね。
掛け算だと。
うん。
そう。
目標の細分化で大元の目的を見失う
なんかこういうふうに、この一番の問いを元に、
会社のビジョンとかって作られていて、
ビジョンとか、まあ、中継とかね、計画とか、
1年の活動計画とか、そういうものも含めて、
全部それに紐づいてブレイクダウンして作られているんですなんだけど、
ブレイクダウンしてった先には、そこしか見えてないから、
なんかそれが何に繋がっているのかっていうことを感じにくくて、
その目の前のことに集中していくがあまり、
大元なんだっけみたいなところに、
意識が向きにくくなるのかなみたいなのは、
そうだよね。
思ったりします。
この間、私が取締役をやっている社長、会社の社長と話してて、
中期経営計画とか、会社のビジョンとか、そういう大きなものがあって、
それをブレイクダウンしていく。
この問いでいうと、4番から5番に移っていく。
どう計画していきますかっていうときに、
計画するとそれぞれのいろんな部署があるから、
それぞれの部署にとって、それを実現するためにはどうすればいいか、
みたいな方針とか計画がどんどん立っていって、
さらにまたそれが部に降りていって、
また個人に降りていって、みたいな風にどんどん降りていくと、
ブレイクダウンしていくと、
すごい理論的に言うと、
その個人の目標、例えばMBOみたいな、
個人目標が全部達成したら、中期が達成するよっていう、
中期経営計画達成するよっていう仕組みになってるじゃないですか。
理論的にはね。
だからその個人の目標も、社長の目標も会社の目標も、
全部が一貫してて、
小さな小さな粒の集まりが大きな会社の目標になるし成果になるっていうことだから、
マネジメントバイオブジェクティブで、
MBOとか目標設定みたいなことはね、やるんだろうけど、
なんかその、それそのものも見失うっていうか、
小さな粒だけ見てると。
だから、それはよくマネジメントの話でも出るんだけども、
端的に言うと細部の積み上げが全体ではないっていう考え方で、
なんていうんですね、本当に基本的には細部から積み上がるのが会社、
まあ一応全体の何か理念みたいのはあるけれども、戦略とか。
でもそれ積み上げた時に我々が目指してたものになっているのかっていうのはならない場合も多いので、
やっぱり大きな目的っていうことだと思うんだよね。
でなんかね、やっぱり中継とか参加年ビジョンとかって、
だけど何だろうな、それを作ることが目的になっちゃっていて、
自分たちの仕事って何だろうっていう議論とか対話にはフォーカスできてないかなと思いますよね。
言葉を作る、次の総会までにこの資料を仕上げるために、
ミッションのところがもうちょっといい言葉にならないかなみたいな。
それって3年前に作ったのとどう繋がるんだみたいな話に意識が取られがち?
これは仕方ないとまで言わないけど、
でも本当に僕らの仕事は何だろうねって膝をつき合わせて話した時に、
もっとシンプルな力強いものが出てくるはずだと思うんですよね。
みんながなんでこの会社にいるんだろう、もう人生かけている人も大半でしょう。
だって30年40年、命に変えてその時間を会社で過ごしている時に、
そのパンフレットのためにとか資料のために作るんじゃなくて、
何なんだろう僕らの仕事はっていうところを。
だからそこは多分ドラッガーに僕が最初に教わっていけば、
それを伝えてるんだろうなこの人はっていうことで、
彼はジャック・ウェリチのようなGEのような巨大な企業の人にも同じこと聞いてるんで、
What is your businessとかって言って、最初なんか表紙抜けされるんだけど、
そんなの資料読んでくれよって。
でも聞かれた方は実は、ピーター・ドラッガーに聞かれたけど、
こんなにでかくなった我が社の事業って一体何なんだろうみたいな、
何を大事に仕事してきたんだろうっていう。
MBOとセルフマネジメントの本来の意味
そこはね、あらゆる人が、我々一人一人でやってるような仕事も含めて考えてる。
その目標によるマネージメントっていうのは、
小さなものの積み上げというより大きなものから降りていくんだけど、
そこに大事なことがちゃんと継承されていって、
ブレイクダウンされていってるのかみたいなことが、
途中でなくなっちゃうのか忘れちゃうのか。
その議論にならなくなっちゃうところがどこかできちゃうんだろうな。
そうですよね。
ちなみに今MBOって京子さんが、よく使う、経営でよく使うMBOだけども、
これも僕もよく書くんだけど、もともとドラッガーの言葉なんですよね。
マネージメントバイオブジェクティブズっていう、目的目標によるマネージメント。
ただ後半がなぜか日本は完全にカットされていて、
マネージメントバイオブジェクティブズ&セルフコントロールっていう、
目的目標を共有すると自己規律で人々がその目的に向かって動くようになるっていうのが理想のマネージメントって意味なんだけども。
なぜか前半のMBOだけ切り取られて、目標を管理するみたいな話になっちゃうと。
セルフコントロールはまさに言い方を変えればセルフマネージメントのことで、目的を共有してるから個々人がインテンションの中にちゃんと会社の目的を少しかぶせて、
私はこうやって動くことが大事なんだなとかって考えるっていうことですよね。
結構多くの会社で誤解されている言葉。
基本的には自分で作る、作りますもんね。
自分で自ら作って、それをもちろん共有し合うとか、方向性を確認するってこともあるけど。
またそれは会社が管理したり、どういうの出してるんだみたいな話にもなりやすいんだけども、
本来の意味とちょっと違う使われ方をすることは多いかなと。
評価とかのために使われることが多いんだけど、私は自立性、自発性もそうだけど、育成のためのものなんだけどなみたいな思いがするんですよ。
ほんとそうだと思う。
何のためにそれを合わせるかっていうと。
いやほんとそうだと思います。
全体の目的と心からの目的を合わせる
全体の目的と自分の心からの目的を合わせていく。
だから自分で動けるようになる。
この5つの問いって、すごく表面的に答えようと思ったら答えられるし、
でもすごく深く、
例えば、役員の人たちが合宿しててもじっくり話し合うようなテーマでもあるのかなって思ったりもして。
2,3日じっくり話せるような話だと思うと。
1時間集まって話しましょうっていう感じじゃない。
短時間でパパッと作ろうではなくて、内側だよね。自分の内側から湧き起こる何かが、それは全て外の行動を変えていくと思うんだよね。
全てを変えていくと思いますね、それは。自分の経験からもね。
そりゃそうだよな。今そろそろ時間なので、内側からの言葉がやっぱり変えていくよねっていうところを、次もう一個セッションで話せる。話しましょうか。
いいですね。すごい、シュッとクロージングに入る。
まっすぐのタイミングで皆さんがクイーンして。
よし、じゃあ次につなぎましょう。
はい、では今日のラジオはこれぐらいで終わりにします。どうもありがとうございます。
ありがとうございました。
23:04

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