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頭がととのうラジオ。この番組では、頭の中を整えるコンセプトに、日常の中にある悩みや複雑な物事を整理・整頓し、
そこから、物事のポジティブな見方をリスナーの皆さんと一緒に考えていきます。
皆さん、こんにちは。パーソナリティを務めます、物事の編集者・株式会社midnight sun代表の澄田敬です。よろしくお願いします。
同じくパーソナリティを務めるフリーアナウンサーの江川みどりです。よろしくお願いします。
お願いします。
はい、ということで、前回の収録からちょうど1ヶ月が経ちましたね。
ね、もう1ヶ月なんですね。
結構すぐ、すぐ来ましたね。
すぐ来ましたね。1ヶ月経って暑くなってきて。
うん、確かに季節はもう変わりましたね。
そう、1ヶ月スパンでやってるんですけど、
1ヶ月のスパンでやってみて思ったのが、
その月1回って割とメリットがいろいろあるなというふうに思ってまして、
例えば配信をしますと、そのご感想をいただいて、それをしっかりと読ませていただき、
それを踏まえて次の台本を作っていって、
この場でその話をさせていただくっていう、
そういう流れが作れていけるので、
月1回って良いなというふうにやってみて思いました。
確かにそれぐらいのペースだとゆっくりじっくり考えられるのっていうのもそうですし、
やっぱり前があれだったんじゃないですか、週1が結構ハードだったんじゃないですか。
お腹いっぱいみたいな。
いやいや、お腹いっぱいではないです。
というわけで、今の話を踏まえて、
前回の配信でコメントをいただいているので、そのご紹介をしましょうか。
はい、ではちょっと今回はお時間限られているので、
1つだけご紹介させていただきます。
はい。
朝ごはんを食べながら爽やかに聞かせていただきました。
サスクの0%と100%を定義する。
100から0に必要なタスクにもパーセンテージを付与する。
といった点におお!となり、モチベーション高く仕事ができそうです。
次回も楽しみにしていますという感想をいただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
嬉しいですね、これね。
嬉しい。
朝ごはんを食べながら爽やかに聞かせていただきました。
でも最初の一言がすごいできる。
そうそうそう。
嬉しいですね。
本当に前回ね、僕が伝えたかったことをこの一言でギュギュッとまとめていただいて、
この言葉そのまま僕も使いたかったなと思って、
このコメントを踏まえて前回の配信もぜひ聞いていただけたら嬉しいかなと思います。
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ありがとうございます。
この感想を聞いて気になった方は1回目ぜひ聞いていただければと思います。
はい。
ということで早速ですね、今回第2回目の内容に入っていくんですが、
今回はですね、なんと初のゲスト会になります。
ね。
たまごとプロラジオ始めて以来初のゲスト会ということです。
初めてであります。
はい。
では早速なんですが、私から簡単にお名前をご紹介させていただきます。
ゲストは合同援護従事者であり、できるできないじゃない実行委員会代表のヤブ宇宙さんです。
宇宙さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ようこそです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
楽しみにしてました本当に。
私もです。
楽しみ。
初めてってことでお招きさせていただいて嬉しい感じです本当に。
ポッドキャストを音力して話したいねっていうのを話していたんですけど、
ポッドキャストで僕が伝えたいことっていうのが、
物事はやっぱり0、100で決められないっていうことがほとんどで、
そこの70とかそういうとこまでしっかり見つめて、
それぞれの頭が整うっていうのが必要っていうか、
そういうのをしっかり見つめてっていうのを伝えたいんですけど、
そこにめちゃくちゃ近い考えをしていたりとか、
そういう活動をしているので、
ほんとなんか一番初めにお招きしたいなというふうに思ってました宇宙さんを。
そんな感じでちょっとお招きしたんですけど、
宇宙さんから簡単にいいんで構わないので、
自己紹介をお願いできますか。
はい、わかりました。
障がい福祉の子どものサービス施設で働いていて、
放課後等でサービスっていう、
障がいを持っているお子さんが放課後に通う場所で働いていて、
そこで行動援護従事者、
そういう指導員みたいな仕事をしているんですけども、
そこで働きながら、
できるできないじゃないやってみるんだっていうアートイベントをですね、
福祉とアートをつなげて地域の人たちと交流する場っていうのを作っています。
もともと漫画を描いたりだったりとかクリエイティブな仕事をしていて、
その後に福祉に入っていったっていうところがあるので、
クリエイティブと福祉を合体させて、
ちょうど自分ができることを今やっているっていう感じで活動しています。
そんな感じですかね。
はい、バッチリです。ありがとうございます。
ありがとうございます。
今からお話ししちゃうかもしれないんですけど、
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そもそも皆さんと宇宙さんの出会いってどうですか?
空白施設があって、全国にサブスクで使える宿泊施設があって、
私も知り合いからその場所を教えていただいて利用しているところで、
ユーザーさんと知り合って、
自分の活動だったりとか仕事のこととかをユーザー同士でよく話したりとかしていて、
そうすると、こういう人につなげたらいいんじゃないかっていう出来事ってたくさんあって、
その中の一人の方に澄田さんにつないでもらって、
宇宙さんと活動が合うと思うというか、絶対いいと思うっていう感じで、
そうだのねってつないでもらって、澄田さんとお話ししたのがオンラインで、
今年の2月とか3月とかですか?
5月ぐらいでした、多分。
全然早かった。
めっちゃ最近でした。
最近でした。
ということで、まだ全然ね、日的には浅いんですけど、
話しして、すごいドンピシャっていうのがお互いにあって、
でもすぐいろいろお互いの活動で関わっていけたらいいねみたいな流れでつながっていったってところです。
僕がアートを使って、この人と人がより深く話せるような機会を、
きっかけを作れるようなワークショップを始めていまして、
その活動をもっと深めたいなと思って、
近いことやってる人を探してたんですけど、そういう人の話を聞きたいなと思って、
で、宇宙さんをご紹介いただいて、
友達にお願いをしてつないでいただいたっていうのが、
はじめのきっかけでしたね。
本当に初めて話してから、まだ2ヶ月なんですけど、
たまったというか、しっかり。
本当好きなきっかけだなと思います。
本当ですね。
もともとのご紹介も、直接お二人が会ったというよりかは、
お二人が会うんじゃないかって思ってくれた方がいて、
実際に会って、今度は澄田さんがラジオに、
まさかの初回のゲストとしてお会いするっていう、
本当にカチッとはまったですね、お二人の関係というか。
本当にありがたいだけです。
本当にありがたいです。
良かったです、その日という感じをつけて。
なので、多分今日はお時間短いと思うんですよ。
聞きたいこといっぱいあるんですけど、
ちょっと時間も限られるので、
お聞きの方が少しでもね、
宇宙さんの活動に興味を持っていただけるような、
きっかけになる質問というか、
そういうのを少し僕からしていこうかなと思うんですけど、
まず1個目なんですけども、
そもそも宇宙さんの今のお仕事の、
行動援護従事者っていうのって、
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それって何なんですか?
そうですよね、漢字いっぱい並んで。
これは行動援護従事者っていうのは、
行動援護従事者になるための養成研修っていうのがあるんですけど、
それを受けて、行動の援護が必要な方、
例えば知的障害者の方、精神障害とか、
あと発達障害とかで、
行動の上でちょっと困難なところ、
日常の生活とかにちょっと介護が必要な方のサポートに回る、
そのための知識とスキルを習得する、
勉強してなる仕事ですね。
簡単に言うと。
なるほど、ありがとうございます。
例えば福祉のメンバーで、
日常的に難しいことが発生している方に対して、
これをうまくというか、できるようなサポートをやっていってるっていう感じですかね。
そうです。
食事とかご飯、
ご飯を食べる時にもこだわりがあって、
順番があってっていう方がいたら、
その順番をこっちが組み取って、
それに合わせて出していくだったりとか、
ペースもそれぞれ食べるのがゆっくりがいいとか、
早い方がいいって。
早いのは危ないので、そういう行動ですよね。
早くないように食べるには、
例えばリズムを作ってあげて、
持っていってあげたりとか、
ゆっくり食べるんだよって肩をこう叩いてあげて、
そういうふうに促してあげるだったりとか。
トイレとかもやっぱり行く感覚が、
全く便利を感じないとかっていう人もいたりとかするんで、
声をかけて、そろそろ行こうかとか。
逆に何回も行く子もいたり、
全然行かなかったりって両方もあったりするんですよね。
それをちょうどいいところになるように、
行動を促していくとかしていくんですよね。
分かりやすく言うと、そんな感じ。
分かりやすかったです、めちゃくちゃ。
めちゃめちゃ分かりやすい。
本当ですか。
行動でも本当に、
例えばこちらから何々をやりなさいっていうのとはちょっと違ってて、
その人の特性とかをしっかり踏み取ってとか、
その人だけでは分からないことも踏まえて、
サポートというか、
仕上げたりとか言葉をちゃんと伝えてあげるとかっていう、
そういう方に本当に必要なポジションの方だなっていうのを聞きながら思いました。
あとこの仕事って、
隅田さんがよく言ってるゼロでもなく100でもなくっていう話あるじゃないですか。
それと似てるというか言い方が、言葉の表現が違うのかなって思っていて、
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例えばこの支援って、
意思を尊重することにほとんどフォーカスを置いてるんですよ。
本人の意思を尊重して、
外から無理やりにやらすのではなく、
自分で行動を決めてコントロールしていけるようになっていくっていうのがゴールなんですけど、
意思を聞きすぎちゃうと、
また本人の能力とか可能性を減らしちゃうこともあって、
逆に逆の方向に行くと、
制限しすぎてしまうと、
抑圧したりとか我慢させちゃったりとかっていう風になっちゃうんですよ。
どっちも行きすぎちゃいけなくって。
そのチャンネルを合わすというか、
年月をかけて調整していく。
本人と話し合っていくというか、
読み取っていくっていうか。
話し合うっていうのも、
言葉が話せる人とそうでない人も障害によってあるので、
言葉じゃないところでどう読み取っていくかみたいなところがあって、
ゼロでも100でもないところに、
自分の考えとかを持っていかないと、
ずっとやっていくのが難しいかなっていう仕事なんですね。
福祉の現場に限らず、
いろんなところで必要だなっていう風に思ってて、
会社でミーティングとかをやってても、
それぞれの言ってることをちゃんと読み取ってから、
決めていったりとかもですし、
家族もね。
家族といっても、
人によって価値観がちょっとずつ違うと思うんで、
ちょっとずつ違うっていうのをちゃんと読み取って、
家族の関係性を築いていくっていうのは、
すごく大事だなっていうのを今本当に聞きながら思ったんですけど、
話せる範囲で、
今の話で、
例えばというか、
どういう子供がいて、
どういう会話をしていて、
どういう人が援護をやってるのかって、
その辺をぜひお聞きをしたいなと。
そうですね。
行動援護をつく人とそうでない人っていうのを、
一応福祉で区分分けされていて、
項目があるんですよ。
行動に困難がある人の項目っていうのが、
点数で書かれてて、
それが10点以上当てはまる人が、
行動援護を受けれるってことにはなるんですけど、
さっき言った通りに、
やっぱりどの人にも必要かなっていうやり方なんで、
施設の中では本当いろんなパターンのお子さんがいらっしゃるので、
パターンというか特性がいろいろあったりとかするので、
私はもう全員に同じ感覚でやってるんですけど、
一人挙げるとしたら、
例えばなんですけど、
行動としては楽しくなっちゃうと、
まいのめりになってずっと走り出すっていうお子さんがいるんですね。
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楽しくなっちゃって。
もうやりたい、やりたい、楽しい、楽しいってなるんですよ。
でも3秒後には忘れて、
違うことの楽しをやりたがるんですよ。
なんで、そういう特性をうまく、
もしトイレに連れて行こうと、
もうそろそろ行っといた方がいいよっていう時間があったとしたら、
私の場合やってるのは、
トイレに行こうっていう目的を最初に言っちゃうと、
行きたがらないんですよ。
だって本人はトイレに行きたくないから、
楽しいことを先にやりたいからってなっちゃうんですよ。
この時どうするかなんですけど、
楽しいが何個か起こってから、
トイレも楽しい空間にすると、
行くっていうことをやっていて、
そのお子さんはストーリーが大好きな物語が好き。
アニメとか漫画とか紙芝居とか物語が大好きなんですけど、
物語が大好きなんですよね。
なんでいつも楽しいことは、
お子さんが主人公になって、
ストーリーの中で遊びながら人形を例えば持ってたりとか、
でも人形を持っていると、
ここでまたいろんなこと展開していかないといけないんですけど、
人形を持っていると、人形を持ったままトイレに入っちゃうことになっちゃうんですよ。
なんで、もし最初に人形を持っているのであれば、
この人形をどうにか手放す方法を考えるんですよ、
ストーリー上の展開で。
例えば、
お姫様を救わないといけないんだっていう劇がいきなり始まるんですけど、
持って!みたいな。
助けに行くよ!とか言って、
トイレ側の方向に行ってるんですよ。
走っていくんですよ。
姫をここの王子様に会わさないといけないみたいなストーリーを作ったとして、
王子様が必ずトイレの道中にどこかいる設定にして、
お姫様を預けて。
よし!って言って。
でも、われわれが見つかってしまったら、
敵に見つかってしまう!って言って。
われわれは避難しよう!っていう感じで、
トイレに避難させるっていう。
トイレ、どこか?って。
そうだね!って切り替わるんで。
っていう感じに持っていくっていうことをしてます。
でも、楽しみながら行くっていう。
で、トイレっていうところを行かないといけないって、
もちろん説明もしないといけないんですけども、
説明っていうのは、
トイレをしてるときにするんですよ。
こうやって。
今、必要だからこう着て。
出たね!ちゃんと出たね!って。
すっきりしたね!って。
トイレに行くって大事だね!っていう話をするんですよね。
で、話をしたいからって言って、
一番初めからしたらいいものかって言うと、
私は人によって違うかなって思っていて、
段階を踏んで信頼関係を作って、
私の場合はおとぎ話で信頼関係を作って。
で、あ、じゃあ宇宙さんの話を聞こうって風になってくるんですよね。
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これ、いろんな支援の仕方してて、
私はこれ合ってるか合ってないかはさておき、
本人との信頼関係を作るためにやってると思っていて、
で、ちゃんとトイレの話をすると、
あ、そうだねとなると、
宇宙さんと喋って話していけば、
トイレに行くっていう流れはできてきて、
で、ある日突然トイレに行こっかってふって言うと、
いいよって言うんですよ。
宇宙さんと行くとトイレは楽しい。
でもトイレもちゃんと行くっていう風に変わってきてだんだんちゃんと。
最初これすり替えてるからよくないのかなって思ったんですけど、
先に信頼関係作って大事な話をしていくっていう流れは、
結構私としてはもう大事なことかなって思ってやっていて。
すごいっていうか、
プロセスがその子供がトイレに行ってくれるような、
きっかけ作りだったりとか、
あとそもそもの初めにトイレに行きましょうって言うだけの人と、
こうやって寄り添ってくれる人っていうのが分かるのとでは、
やっぱりめちゃくちゃ違うんだなっていうのも聞いて思って、
ほんと素晴らしい役割だなっていう風に感じました。
行動障害って言われてるんですよ。
行動が困難になっちゃって怒ってしまうことを行動障害って言うんですよ。
例えばトイレに行かなくてそのまま失敗しちゃうとか、
その後失敗したことを隠そうと思ってやってしまったりだったりとか、
嫌な気持ちを抑え続けて汚い言葉出しちゃったりとか、
怒っちゃってすごい大きい声出しちゃったとかっていうので、
大体が周りの人との関係性の中でできた二次障害って言われてて、
出来事から起こった次の出てきちゃったものっていうか、
だから経験でできたものなんですよ。
なんでさっき言った大事なところ、
トイレはすっきりするんだねっていう経験をしないといけなくって、
トイレに行きたがらないっていうのは何かしらの原因があって、
トイレに行っても何があるのか分からない。
例えば本当に行きたいタイミングじゃないのに行かされちゃって、
何もないのに何だったんだろうっていう意味がない行動をさせられたりとか、
自分がやりたいって思ってないのにっていう経験をしちゃうと、
理由が分からなくなっちゃうんですよね。
だからちゃんとトイレしたらすっきりするんだよっていう体験を作るっていうことが実は大事で、
順番も大事な時もあるんですけど、
その経験をすればトイレってすっきりしたんだっていうこの経験が大事。
本人のタイミングでっていうのが結構大きなところかなって。
それとトイレに行くっていう行動と、
トイレに行くとすっきりしますよっていう感情をちゃんと結びつけてあげることが必要で、
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そのためのプロセスとして行ってくださったことっていうのをやってるっていうことなんですかね。
そうですね。
福祉っていうのをこれまでやってきてるんですけど、
アートっていうのを活動に取り入れていって、
そこの2つの掛け合わせで変わったことだったりとか、
できるようになったこととかって何かありますか。
もともとクリエイティブな仕事もしていたんで、
絵を描くこととか何かものづくりすることとか、
自分ができることを関わっている施設の中で何かやれて、
子どもの体験が増えたらいいなと思って始めたんですよ最初は。
その絵を描いたり何か作ったりっていうふうにやり始めたんですけど、
子どもによっていろんな感性もあるし、
今気持ち的にやりたいとかやりたくないとかいろいろあったりとか、
ハサミを持たないとか、筋力的に持てないとかあったりとか、
カシャカシャするものが触れないとかいろいろあったりとかするんですけど、
何か決めてやろうと思ってもできることできない子が出てくるんですよね。
それに対して私たち支援者、スタッフが、
これはできるから、できないからとか言って、
最初から諦めてやるっていうのではなくって、
とりあえずやってみてその子の反応を見てみようみたいな感じにだんだん変わっていったりだったりとか、
例えば色を塗るときに、リンゴは赤で塗るものだっていうふうに考えてる人もいて、
でも緑だって黒だって金色だって何でもいいわけで、
最初それが大人側の私たちがそれに気づけてなくって、
子どもたちは好きな色、塗りたい色とかでやっていくんですけど、
こういうふうなやり方もするんだって、逆にこっちが学んでいくっていうことがあって、
アートを取り入れて、子どもたちの様子を見ながら、
大人がすごく学んでいくっていうことがあって、
それでできるできないじゃないっていうのは、周りの大人とかが決めたり評価したりとか、
こういうもんだっていうふうにするんじゃなくて、
やってみてどうかっていうところを大事にしていくべきなんだろうなっていう気づきがそこで出来上がったんですよね。
子どもたちの保護者さんとかにも、今日こういうことやりましたって言って伝えたりとかするんですけど、
あったまんまの事実を伝えようっていうふうになってきたんですよ。
24:02
お母さんお父さんって子どもたちができたこと、できないことよりできたことをやっぱり見たいっていうのはあるんですけど、
でもそのできたとかできてないって基準ってどこにあるのっていう話になって、
これ基準作っちゃうと、できたかできないかになっちゃって、
報告できないぞってスタッフとみんなで話し合って、
もうありのままを伝えようっていうふうになって、
でもその考え方が、ただ紙の真ん中に一つ点入れただけでもできたっていうふうにすることと、
それまでの様子とかを伝えるっていうことが大事なんだなと思って、
保護者さんもそういうふうなのがだんだん慣れてってくれてて、
っていうところがあって、
そのアートを取り入れることで、周りの大人たちの考えが変わってったっていうか、
そういう変化がありました。
それすごいな。
大人だと長く生きてるんで、
やっぱりこのリンゴは赤だっていうのをわかってるというか、
赤いリンゴを見てるからそう書くけど、
別にそれを赤に書く必要性ってないわけだし、
そういう新しい発見が大人にもあるっていうのは、
アートの価値だなって感じましたね。
やっぱり視覚でわかるっていうのがすごくいいところだなって。
やっぱりこの福祉とアートっていうのはかなり近いなっていうのを、
僕もずっと感じてはいたんですけど、改めて思いました。
共通は多分正解がないっていうところなんだと思います。
福祉もアートも。
確かに確かに。
じゃあちょっと私からもご質問していただきたいんですけど、
もし今リアルタイムで聞いてくださっている方もいらっしゃるので、
チャットに送りいただければ、私からお伝えできればと思うので、
よろしければ送っていただければと思います。
私からはですね、事前に宇宙さんがゲストっていうのを皆さんにお知らせしたときに、
こんな質問、ぜひよかったら取り上げてほしいですっていうふうにいただいたところ、
質問させていただきます。
やってみるマインドをサポートするときに心がけている、
コミュニケーションの取り方や言葉の選び方などがあったら、
もしありましたらお聞きしてみたいですということだったんですけれど、
私もずっとここまでお話を伺っていて、
すごく自分が知らない世界のお話っていうところもすごく感じましたし、
そもそも宇宙さんお話ししてくださった行動であったりとかについて、
どんな思いでされているのかってすごく気になっていて、
その部分をぜひお伺いできればと思います。
27:02
そうですね。
自分の家族にも障害があった家族がいて、
そういうところが大きかったかなって思ってて、
私も最初は理解ができなかったんですよ。
どちらかって言ったら、できないのなんでなんだろうって思ってたりしてたんですけど、
ある日その家族が自分の行動と言葉遣いを変えると、
自分のやってみたいこととかを言ってくれるようになってきて、
結果は関係なくやってみたことの行動に対して、
私すごいびっくりしたし嬉しかったっていうか、
こっちの対応が変わると相手の行動も変わってくるんだっていうのは、
ちょっと子供の頃に経験していて、
ただそういう障害がある人たちって自分の家族以外にもどういう人がいるんだろうって思って、
その体験はあったけど、まだ自分の考え方に偏りがあるなって思ってて、
自分自身がすごくそういう人たちに関して一方的な考えはまだ持ってたから、
これだとなんか家族のことを良くないまま思っちゃって終わるんじゃないかって思ったんで、
他の家族とか関わってる障害の人とか現場を見ようと思って働き出したのは一つきっかけがあって、
だから自分の思い込んでるものやっぱ変えたいって気持ちがすごくあったんで、
だからそういう支援とかに入った場合より常に思ってるのは自分の考えを疑ってます。
本当にそうなのかとか。
で、なんか真逆のこと考えてみようとか。
こうかもしんないし、こうかもしんないし、こうかもしんないっていうような、
AだけではなくてB、C、D、F、Gとかっていうのを考えるようにしていて、
そういう考え方をやっぱ大事にしながら、
思いとしてはひたすらやっぱり自分の考え方を変えていきたいとかっていう思いを常に持ってる感じで接してます。
先ほどのストーリーが好きな方がいらっしゃって、
その方に合わせてこういうふうに伝えていくことによって、
だんだん信頼関係でありとか、それこそ行動が変わっていったみたいなお話だったと思うんですけど、
本当に教えてくださったことを実行されてたと思うんですけど、
そこまでにいくのが私は相当大変だったんじゃないかなと思ってて、
おそらく初めましての時からわからないじゃないですか、
そもそもストーリーが好きで、
それを実際に当てはめていくとうまくいくかもしれないって状態で本当に日々接してたと思うので、
毎日毎日接するたびに、
もしかしたらこれうまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれないって思いを抱えながらやっていて、
30:02
かなり言葉で一言でさらっと言ってしまうあれですけど、相当苦労されているんじゃないかなって思うんですけれど、
何か長く携わるにつれて宇宙さんの中で分かってきたことであったりとか、
そもそもトライすることに対する宇宙さんの思いっていうところに変化はありましたか?
そうですね、自分の家族で行動が変わったなと思うのに18年くらいかかったんですよ。
で、その時に、え、やっと?みたいな感じで、その時思ったんですけど、
その現場に入ってさっき研修受けた時に、人の行動が変わるのに早くて7年っていう話をそこで聞いた時に、
あ、なるほどとか思って、早くて7年っていうことは、私の中でその18年ってまあ、そっかっていう感じがあって、
そうですよね。
で、さっき例に挙げたお子さんも接して4年目か5年目ぐらいなんで、それで今っていう感じなんですよ。
最初からそうだったわけではなくて、フレームを変えるっていうやり方がある。
リフレーミングっていうのがあって、ネガティブな言葉をポジティブに変える。
これリフレーミングって検索すると出てくるんですけど、そういう言葉を変換する。
だから騒がしいじゃなくてにぎやかだ元気だとかっていう言葉に変えて使っていくと、
使ってる自分自身が出てくる言葉のエネルギーも違うし、受け取ってる方も違ってくるんですよね。
そういうとこも気をつけて。で年月もかかるんだっていう。
もうあれですよ、恋愛と一緒ですよ。当たってくだけろみたいな。福祉は当たってくだけろ。
まずはぶつかってみて、ちょっとずつ擦り合わせっていうのを本当に繰り返していくってことですね。
よかったらもう卓球ぐらい。そんな感じですかね。
ありがとうございます。ということでですね、まだまだお話伺いたいなっていうところなんですけれど、
ちゅうさん、本日ちょっと限られたお時間ではあったんですけれど、話聞かせていただいて、
今回の収録で初めましてだったんですけれど、
ちゅうさんのお人柄というか、やっぱり常日頃いろんなところに気を配られているっていうのが、
本当に伝わる言葉選びであったりとか、話の仕方もですし、
そういうところから、ちゅうさんってどんな人なんですかって質問1個も今回してないじゃないですか。
なんですけど、それがすごく伝わるお話を聞かせていただいたなっていう感想がまずありますというところで、
ちゅうさんも今回ラジオに初ゲストとして呼ばせていただいたんですけど、いかがでしたか。
33:03
いや本当にあっという間でした。
アートの話とかっていうよりは結構なんかちょっと違った感じで今日話したので、
アートの話もっとしたかったなっていうところもありました。
結構現場寄りの話して。
っていうところで、でもすごい楽しくて、もっと話したいですね。
ね、同じく本当時間短かったなと思いました。
ちゅうさんの話聞くにはちょっと短すぎたかと思ったんですけど、
今日の話でね、物事のいろんな視点を作ったりいって、いろんな切り口で考えてみて、言葉に楽しみるみたいな、
そのプロセスってまさにね、僕がやりたいことだったりとか、発信したいことなので、
今日そこの我々が伝えたいことを具体的に伝えてくださったなと思って。
ほんとですか、やった。
ありがたいなと思ってます。
宇宙さんの話をお聞きする機会またぜひ作れたらなと思ってはいるんですけど、
何か宇宙さんから告知とかありますか?
はい、あります。
はい、お願いします。
ぜひお願いします。
できるよできないじゃないやってみるんだって。
今年10月の7、8、9と3日間、東京の阿佐ヶ谷産業商工会館で開催しています。
ワクワクと可能性は誰にでもあるという、やってみたいっていうアートをやってみるアートイベントになってます。
障害がある人、ない人、子供から大人までみんな集まってアートで遊ぼうっていうイベントですので、
ぜひいらしてください。
はい、ありがとうございます。
今日話してくださったことっていうのが、そこでめちゃくちゃ伝わるのかなって僕も思っていて、
ほんとできるできないじゃなくて、やってみるっていう風に思考をね、切り替えていくみたいな、
なんかそういうきっかけにあると思うので、ご興味がある人はぜひ行ってみていただきたいですし、
僕も実はね、設定者として行かせていただくので、
はい、ぜひ杉並にお越しをください。お願いします。
お願いします。
というわけで、ちょっとお時間が短かったんですけども、
うちのさん、今日はほんと改めてですけど、ありがとうございました。
ありがとうございました。
面白かったです、ほんとに。楽しかったです。
ありがとうございます。
ということで、今回はうちのさんにお越しいただいたんですが、
次回の収録もまた1ヶ月後を予定しております。
1ヶ月先なんですけれど、テーマもゲストも既に決まっているんですよね。
36:01
そうそう、もう決まっているんですね。
次回は、頭が整うコーチングですね。
コーチングっていうお題で、石巻でコーチングをされている三上さんという方を招いてお話をしていくんですけども、
三上さんはすごく人の目標っていうのを具体化していったりとか、
過去に導くような言葉を伝えていくっていうのをものすごく上手い人でして、
そこを僕的には頭が本当に整うなっていうふうに思っているので、
なんか僕が感じたことっていうのを皆さんにも実際に聞いていただきたいなと思って大抜きをした感じです。
はい、まさに頭が整うと、ちょっとコーチングってまさにコーチングの中に一つの要素として頭が整うとか入ってくると思うので、
ぜひご興味いただける方またお聞きいただければなと思っております。
次回の収録もお楽しみにということですね。
この頭が整うラジオでは、リスナーの皆さんからの質問や感想を今回からGoogleフォームで受け付けることにいたしました。
配信を聞いた感想や、こんなテーマで話してほしいというリクエストも大歓迎です。
概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらからぜひ気軽にお送りください。
お願いします。
最初ですね、頭が整うコミュニティというコミュニティを現在運営をしております。
その思考の整理とかですね、このことをポジティブに捉えていくようなそういうふうなきっかけを皆さんで探求したりとか共有をしているようなコミュニティですね。
このポッドキャストのほかにも勉強会だったりとかコラムというのもありまして、ベータ版という形で皆さんと一緒にコミュニティをまさに作っているような段階ですので、
コミュニティを作るというところからご参加をいただける方がいましたら、ぜひ気軽にご連絡をくださると嬉しいなと思います。
概要欄に詳細を書いておりますので、ぜひそちらも見てみてください。
お願いします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、今回の頭が整うラジオは以上となります。また次回の放送もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございました。