1. 頭がととのうラジオ
  2. #3-6 メジャーリーガーの「契..
2024-11-30 43:31

#3-6 メジャーリーガーの「契約交渉」が面白すぎて、社会人のキャリア形成の参考にもなる、って話

思考整理をテーマにしたポッドキャスト #頭がととのうラジオ


今回は、実は野球が大好きなパーソナリティ角田が、「メジャーリーガーの契約交渉の面白さ」を嬉々として話しながら、「そこから学ぶ社会人のキャリア戦略とは?」というテーマに着地させた回となりました。


ドジャースの大谷選手の破格の契約が話題となりましたが、メジャーリーガーの契約の内容を紐解くと、選手や球団の思惑が見えて結構面白いですし、契約内容の決め方が社会人においての転職や案件獲得などに参考になると思って、面白くわかりやすく話しています。


知られざる野球選手の「契約」の話とともに、仕事選びやキャリア形成の参考になれば幸いです!


メジャーリーグの「契約」って、戦略がかなり明確でマジで面白いんですよ。


※質問や相談、リクエストは以下のGoogleフォームにて受け付けています

https://forms.gle/vsbmmd4haiKJkqeF8


■頭がととのうラジオについて


頭がととのうラジオは、「頭の中をととのえて、日常を少しだけポジティブに」をコンセプトに、日常の中で出会う悩みや疑問に対して「整理整頓した上でポジティブな物事の見方を考える」番組です。

“ものごとの編集者“角田尭史の、経営者や若手ビジネスパーソンとの対話を通じて分かった“ものごとのととのえ方“を、一つのテーマを元にリスナーさんと一緒に楽しんでいきます。

2022年11月〜2023年1月は期間限定でseason1を、2023年6月〜2024年3月はseason2を配信し、2024年4月よりさらなるリニューアルをしseason3を配信中。


※質問や相談、リクエストは以下のGoogleフォームにて受け付けています

https://forms.gle/vsbmmd4haiKJkqeF8


■パーソナリティ

・角田尭史:株式会社midnight sun代表取締役/ものごとの編集者

愛媛県出身。 愛媛、北海道、東京、静岡に住み、約2年間多拠点生活をしたのち宮城県石巻市に居を移し、現在は東京都在住。 また、土木建築技術者→編集者→広報、マーケティング、経営企画→会社経営と、広範囲の経験を持つことが強み。 編集者としての知見を活かして“ものごとの編集者“として活動し、1対1のコミュニケーションを元に主に経営者や若手ビジネスパーソンに伴走して頭と心を整える取り組みをしている。 noteを毎日更新中。 趣味は朝日や夕日を観に行くこと。実は野球歴20年で、千葉ロッテマリーンズファン。


各種リンク

会社HP https://midnightsun.jp/

note https://note.com/sumida_world

Instagram https://instagram.com/sumida_world


・江川みどり:フリーナレーター・MC


岩手県盛岡市出身。 IT企業で広報として務めたのち、フリーのナレーター・MCとして独立。 ビジネス経験、生放送番組司会で培った臨機応変な対応が強み。 何かを伝えたい人を“声”でサポートする仕事が大好き。 趣味は料理、アート、猫など。


各種リンク

HP https://www.midori-egawa.com/

Twitter https://twitter.com/emaognir

Instagram https://www.instagram.com/midostagram88/

00:03
頭がととのうラジオ。この番組では、「頭の中を整える」のコンセプトに、日常の中にある悩みや複雑な物事を整理整頓し、
そこから、物事のポジティブな見方をリスナーの皆さんと一緒に考えていきます。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを務めます株式会社midnight sun代表の隅田隆です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。そして同じくパーソナリティを務めるフリーナレーターMCの江川みどりです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
11月ですね、もう気づけば。
ほんとですね。しかもね、この今収録してる日から、なんかちょうど東京寒くなってて、
めちゃくちゃ寒くなりましたね。
そうなんです、秋から冬になんかなったなーって、ちょうど思ってました。
ね、1年も残り少しですけどね、ほんとに。
はい。
前回のふりかえからちょっとやりますか。
はい、やりましょう。
この間はたとえ話の話をしましたね。
はい。
どういう話がね、わかりやすいかとか、そういうのについて2人で考えてみましたけど、
はい。
あれからこう仕事とか日常の会話とかで、なんか使ってますか?
いや、それが結構試みているんですけど、やっぱりうまいたとえ話って難しいんだなーって思いながら、
ほんとに簡単なものに一生懸命たとえようとする、なんかチャレンジをしてます。
チャレンジ?
はい、でもこれがベストのたとえなのかなーって思いながらも、やってみてますね。
うーん、とりあえずね、心見るっていうところから。
そうですそうです、ほんとなんか身近なところか、なんかみんなが知ってる、なんかなんでもいいんですけど、
なんかこう、物事っていろんな側面あっていいみたいな、なんか円柱とかにたとえてるかな、私。
円柱?
そう、円柱って上から見ると丸じゃないですか。
うんうん。
で、横から見ると長方形というか、
あー、確かに確かに。
四角に見えるじゃないですか、みたいな。
だからいろんな面があるんですよね、人って、みたいな。
確かに。
待って待って、何の話か忘れたんですけど、ちょっと偉そうにこんなこと言った気がします。
いやいや、めっちゃ使ってる、素晴らしい。
使ってますか?
はい、私はこんな感じですけど、すみなさんはどうですか?
僕はなんか、もともと使ってましたけど、
なんか例え話してるなっていうのを自覚する機会が結構増えてきたというか、
これまでは結構無意識にやっていたのが、意識的に使ってるなって感じはしてて、
あとなんか使ってみてわかりやすかったかなとかみたいなことを割と振り返ってますね。
振り返って、次この例えしてみようかなとか、なんかそんな感じです、最近は。
03:03
そうですね、例え話のレパートリーが増えてきそうですね。
この時はカレーでいけるとか、
この時は別の料理だじゃないですけど、
なんか自分の中にちょっと型が決まってきそうですね、それをやってると。
作りたいですね、型。
はい、いいですね。
ちゃんと私の先を行かれている、例え話の先輩ですから、すみません。
例え話の先輩。
だってもう自覚しながら喋ってるんですけどとかって、
なんかだいぶ自分を外から見てる感じがありましたよ、今。
はい、という話を前回してきたので、もしまだ聞いてない方いたら、
例え話うまくなりたいとか、なんか日頃の日曜会話で使ってみたいという方がいましたら、
ぜひ前回の回聞いてみてください。
よし。
はい。では今回のお題に入っていきたいと思うんですけれど、
今回はどういったお話ししていきましょうか?
はい、今回は結構いろんな話をごちゃっとひとまとめにしました。
おっと、はい。
順番を追って話すと、
はい。
切り口としては野球ですね。
野球。
野球を切り口に話します。
はい。
で、テーマとして扱うのは、
はい。
野球に限らずプレイヤーの契約の話をしたいなと思ってます。
で、それを踏まえて考えていきたいのは、
なんかまあスポーツ選手に限らず、僕ら、含め社会人のキャリアっていうのが、
プレイヤーの契約に結構通じるところがありまして、
はい。
なんかそこの共通点を見つけるっていう話をやってみようと思います。
はい。
いや、ちょっと最初野球って聞いて、
私ちょっとね、スポーツに縁がない人生を送ってきたので、
あ、ちょっと遠いかもって思ってて、
で、さらに野球選手の契約っていう、
あ、ちょっともっともっと遠ざかっちゃったかもって思いきや、
最後ぐいっと近づいてきてちょっと安心しました。
そうですね。人によってちょっとね、分かれるんで、そこは。
はい。でももちろんね、野球は知って、当たり前ですけど知ってますし、
ルールは正直すごく細かいルールは分かんないんですけど、
観戦も何回か行ったことあります?
うんうんうん。
東京ドームとか神宮とか行ったかな?
うんうん。そのぐらいで全然オッケーです。
大丈夫ですか?
それとも分かるので、今日の話は。
はい。よかったです。
野球テーマにどういうふうにちょっと身近なキャリアってところに来るのか楽しみなんですけれど、
そもそもなんでこう野球が入り口なんですか?
これあんま最近人に話してきてないんですけど、
はい。
野球20年ぐらい僕やってきてるんですよ。実は。
え、そうだったんですか。知らなかった。
そう。
待って、すみなさん本当にこれ知らなくて、
ランニングの方だと思って。
走るのが好きだなっていうのは知ってましたけど。
06:02
そうそうそうそう。実はそうなんですよ。
小学校2年生から社会人までやってたんで。
野球部とかってことですか?
そう。部活とかクラブとかでずっとやってたんですよ。
なんで本当これまでの自分の人生は結構ほとんど野球で占めてるぐらいの人でして、実は。
はい。
なので、野球は結構ずっと身近にありましたし、そもそも好きですし、今でもプロ野球とかメジャーとかずっと見てますし。
そもそも野球がめちゃくちゃ好きってとこから始まっていて、
社会人になってからプレーじゃないところもわりと気になり始めてて、
選手の契約とかもですし、
球団のそういうマネジメントというか、
あとビジネス視点で球団っていうのを見たりするとすごいおもしろいなって思って、
普段からずっと僕が見てきてるものを今日は少しですけど、皆さんに話したいなと思っております。
ちょっとね、皆さん今のお話でもわかったと思うんですけど、結構すみなさんね、のってますね、熱量が。
のってますね。めちゃくちゃのってます。
知らなかったです。なんかこんなに熱量を感じるのに、今まで知らなかったのなんでだろうって思ってます。
なんで秘密にしてたんですか?
秘密にしたんだっけ?
いや、話す機会がそもそもなんか少なくて。
はい。
まあ多分あれですね、知識量が多分かなり豊富なので、
多分なんかどこまで話せば伝わるのかみたいのがちょっとわかんないんで、普段。
はい。
なんで普段はあんまり話さないっていうことに。
なんですか?
そのなんか主人公みたいなこと言わなくて、特殊能力を持ってて、ちょっと腕動かしただけでもすごい力発揮するから普段つかないようにしてるみたいな。
なんですかそれ。
それに近しいものを感じたんですけど、とにかく澄田さんは野球が本当に小学生の頃から実際にもやられてたし、大好きで、さらにはやるだけじゃなくてその野球の仕組みとか、
なんかその今最初におっしゃってくださった契約とかなんかそういった視点でも今分析されたり楽しまれてるっていうことですね。
まあそうですね。
はい。
そんな澄田さんにちょっと、私は残念ながらあまり明るくないので、教わる気持ちでちょっと聞いていきたいと思います。
実際の皆さんもね、野球もしかして詳しくない方いましたら、私と一緒に知っていきましょうということで。
はい。
じゃあ澄田さん早速ですがお願いしてもいいですか。
はい。
そうですね。
今日は野球のスポーツに別に関わる話じゃなくて、本当こう社会人というかビジネスマンとしての契約の話なので、ちゃんと皆さんが身近な話に着地するので、そこまでちょっとやっていくので。
09:18
はい。前回風に言うと壮大な例え話になるんですかね。
そうそうそうそう。まさにそういうことです。壮大にいきます。
壮大な。はい、わかりました。
はい。で、そうですね。じゃあちょっと始めていくと、
はい。
大谷さんがね、今すごい活躍してるので、
はい。
メジャーがね、すごくアメリカのその野球っていうのが、本当皆さんにも身近になってきてると思ってますけど、
はい。
日本のプロ野球とアメリカのそのメジャーが、僕どっちも好きで、
はい。
で、特にメジャーにここ14,15年ぐらいもうドハマりしてて、
え、知らなかった。全然知らなかったです。
めちゃくちゃ好きなんですけど。
知らなかったです。
誰にも言ってないんだよこれ、本当に。
はい。
で、どこが好きかっていうと、
はい。
合理的なんですよ。
合理的。
その、いろんなところですごく合理性を発揮するのがアメリカなんですけど、
はい。
で、そのうち契約っていうのもすごく合理的で、
はい。
ここが僕すごく面白いなと思って見てるんですね。
はい。
日本とはちょっと違うんですか、じゃあ。
結構違います、声が。
あ、結構違うんですね。へー。
そうなんですよ。
じゃあちょっとその話をしていくんですけど、
はい。
まず、あ、ちょっとじゃあクイズがするんですけど、
えっと、
解けるかな、はい。
選手の所属先ってどうやって決まるかって知ってますか?
はい。
えっと、選ばれる。
うんうんうん。
球団が選手を選ぶ。
うんうんうん。
合ってますか?合ってますか?
合ってます、合ってます。
よかった。
まさにその2つですね。
はい。
合ってるんですけど、
はい。
ちょっと詳しく話すと、
はい。
まず、ドラフトっていうのがありまして、
あ、ドラフト会議って聞いたことあります。
あ、そうそうそうそう。
はい。
あれは、例えばその学生とかを、
はい。
球団がこの人を獲得したいっていう風に
指名をするっていうのがまずドラフト。
そうですね、あの甲子園とかでね、それこそ活躍した選手とか、
うん。
なんかそういう会議に上がるみたいな風に思ってます。
うん。
そうそうそうそう。
はい。
っていうのと、
トレードっていうのがありまして、
はい。
これが、例えばですけど、
はい。
日本で言うと広島に所属してるこの人と、
はい。
横浜に所属してるこの人を交換しましょうっていうのがありますと、
で、これは、
はい。
両方の球団が話し合って、
はい。
球団が決めるっていうことですね。
うーん。
12:00
で、3つ目が、
はい。
FAっていうのがありまして、
FA、はい。
フリーエージェントっていう、
はい。
逆なんですけど、
はい。
これは逆に、選手がいろんな球団と話して、
はい。
所属先を、
はい。
まあ、交渉して自分で決めれるよっていう、
へー。
まあ、権利なんですね。
知らなかった、知らなかった。全然知らないんだ私だけど。
いやいやいや。
自分でも交渉できるんですかね。
自分でもそうです。交渉できます。
はい。
まあ、っていうのがあるんですけど、
はい。
で、ちょっとここが結構大事なので、
はい。
今ちょっと前提として話すんですけど、
はい。
契約期間がまず決まりますと、
はい。
まず、ドラフトとかで、
うんうんうん。
6年とかっていうのがまず決まるとしますと、
はい。
で、日本は6年越えたらFAをできますよっていう権利が、
はい。
できますよと。
で、この権利を使うか、
はい。
使わずに残るかっていうのを、
はい。
自分で決めるっていう仕組みで。
へー。
で、会社員で言うと、
はい。
転職できますっていう権利を取得したけど、
うん。
転職活動しますっていうのと、
はい。
活動しません、そのままずっとやりますっていうのを決めれる。
はい。
で、アメリカはちょっと違ってて、
はい。
もう6年経過したら、もう転職してねっていうことなんですよ。
あ、もう続けちゃダメなんですね。
そうそうそう。
FA、まあ契約はもう1回切れますっていう感じなんですね。
うーん。
そうそう。
これが結構メジャーの契約の面白さというか、
はい。
決めてるっていうことなんで、ちょっとこれを前提に話すんですけど、
はい。
ちょっとあれだな、時間足りるかなこれ。
まさかの。
話足る。
いや、抑えます、抑えます。
わかりました。
頑張ってください。
頑張ります、頑張ります。
はい。
えっと、ドラフトの話はまあ本当指名するっていうだけなんで、
今日はしないんですけど、トレードとFAの話を今日はします。
はい。
で、トレードは交換をしますと。
はい。
っていうのが、それぞれの球団だと活躍できてない選手だけど、
環境が違えば需要が違うんで、
はい。
そしたら両方が環境を変えたら両方が活躍できるとかっていう可能性を
模索するっていうためにトレードっていうのをやるんですけど、
はい。
アメリカだと結構これがですね、トレードがかなり活発でして、
はい、日本よりも活発と。
はい。
日本だと1年に2桁いくかいかないかぐらいのトレードが発生してるんですけど、
はい。
アメリカだと、ちょっと数えたらわかんないですけど、
15:00
多分100がいってます。100件は。
本当ですか?そんなに?
めちゃくちゃあるんですよ、これが。
え、ちょっと多くないですか?それは。
めっちゃ多いんですよ。
選手もたまったもんじゃないですよ。
たまったもんじゃない、そうそうそうそう。
ひやひや。
本当に、そう、だから1年で所属先が本当3つとか4つとかっていう人も出るっていうぐらい、
トレードしてここ行って、トレードしてまた次行って、トレードして次行ってっていうのを繰り返してる人もいるっていうぐらいカップして。
それを何ヶ月間でもできるってことですか?トレード。
2ヶ月お金。
素晴らしい。その質問してほしかったです。素晴らしい。
よかったよかったよかった。はい。
トレードの期限っていうのが一応決まってるんですよ。7月の末です。末まで。
7月末。7月末まで。はい。
までしかトレードができないっていうのが決まってるんですね。
で、なんで7月かっていうと、だいたい1年の試合が4月から9月なんですよ。
そうですよね。それがシーズンですよね、だいたい。
そうそうそうそう。で、7月の末って優勝を狙うのか、それとももう諦めて若手を育てるのかっていうのを各球団が決めるんですね。
で、ちょっと結論から話すと、この7月にめちゃくちゃトレードが活発にされて、これが勝ちに行くところは優れたプレーヤーをトレードで獲得したい。
で、弱いところは優れたプレーヤーってやっぱり給料もね、高いんで、その人手放して若い人とってきて、その人育てたいっていう。
なるほど。
っていうのでトレードするんですね。
はい。
はい。で、ここにFAの話が実は絡んでくるんですね。
おお、トレードに。
そうなんですよ。さっきメジャーだと契約期間が終了したら、一旦デリースってのを話しましたけど、これがですね、例えば弱い球団に所属している契約最終年のプレーヤーが所属しているとして、
はい。
で、球団側としたらプレーヤーの価値が今高いので、
はい。
そのプレーヤー使って、2、3年後とかに使える若手を獲得したいっていう。
なるほど。
で、それができないと、この契約が切れたらタダタダ出ていくっていうだけなんで、
そうですね。
これだとやっぱりもったいないんで、売れるときにトレードして若手を獲得したいっていう。
はい。
っていうので結構契約の最終年にトレードっていうのが実はされやすいっていうのがありますと。
18:02
トレードとFAは結構密接に結びついてるんですね。
そうそうそうそうそう。
面白い。で、基本的にじゃあつまりトレードってやっぱ交換なんで、お互いにとって良くないとしないじゃないですか。
当たり前ですね。
そうそうそうそう。
そうなったら、ちょっと弱い強いってここでは言いますけど、の交換が基本的には発生してるんですか?
基本的に。
トレードは。
そうですね。
そうですね。
若手とかね、そういう振りかもしれないですけど。
へー、なるほど。
そうそうそうそう。
面白い。
そうそうそう。
で、これを利用して。
はい。
例えばベテランは、契約期間をわざと短くして。
はい。
で、弱いところに所属して。
ひとまずね、出場機会をちゃんと確保して結果を出して。
トレードに、トレードで使われるコマとして使われるっていうのを望んで。
はい。
そういう1年とかの短めの契約にしたりとかしますし。
それ自分で考えて言うってことですよね。決めるというか、相談して。
それもありますし、そう。
はい。
し、球団もそのベテランを後々、夏にその若手と交換したいっていうので、わざとベテランを1年とかで獲得するっていうこともやるんですよ。
はい。
結構トレードだけでも結構こうやって深いんですけど。
面白いですね。私はやっぱり皆さんが頑張って野球してるところしか基本イメージないんですけど、実は今もミーティングしてるかもしれないってことですよね、それに向けた。
めちゃくちゃしてるんです、今。
そうですよね。めちゃめちゃ頭使って自分のね、わからないですけど経験とか、もしくは若手の方をよくリサーチじゃないですけど、
全部こう、だから考えて決めてるってことですよね。
そうそうそうそう、まさにまさに。
めちゃめちゃ頭脳戦じゃないですか。
頭脳戦なんですよ、そうなんですよ。
すごい、そんなことやってるんですね。
そうそう、だから代理人っていう人を雇って、代わりにそういうのを交渉をしてもらうっていうことをほとんどのプレイヤーがやってますね。
あーそっかそっか、まあそうですよね、一人でやっても大変ですし、やっぱり強力なパートナーがいると心強いですよね。
そうそうそうそう。
へー面白い。
そういうのがトレードなんですけど、FAも、FAの話をちょっとしますね、そしたら。
FAっていうのは契約が切れるので、所属する球団も探す、で契約の金額も決めるっていう機関として、ここはですね、大物のプレイヤーは基本的に大きめの契約を獲得したいんですね。
21:07
例えば6年とか7年とかで前方もめちゃくちゃ高いような契約を狙いたい。
でそのためにもFAの直前にちゃんと活躍して結果を出すことで自分の価値っていうのが高まるっていうので、そういう契約が獲得ができるよっていう。
はい。
逆に結果が出せずにFAになってしまった人は、例えば一旦わざと短めの契約だけを結んで、でその短めの契約でもう一回ちょっとチャレンジ、自分をね、ちゃんと鍛えて結果を出すことで、
一回下がっちゃった自分の価値をしっかり上げるというか、上げる時間を作ってから次のFAに臨むっていうこともやるんです。
確かに結果を出せないまままた長期で契約しちゃったらね、ずっと活躍し続けるって大変ですもんね。
そうそうそうそうそうそうそう。だしその球団も、この成績のプレイヤーにこの金額ってのは出せないよっていう風になっちゃうので。
短めのちょっと金額も小さめな契約に落ち着くっていうところもあります。補足すると、トレードを拒否できるっていうのも、そういうオプションもつけることができるんですね。
全ての球団にトレードを拒否ができるっていうこととか、あとは契約の破棄とか追加を、例えば2年目に契約が破棄も一応できますよっていうオフトアウトっていう権利もつけることができますし、
例えば契約を全うしたけどお互い確認して1年追加できますよっていうのも一応できまして、この辺をお互いに有利になるように、そういうのをオプションみたいなのをつけるみたいなこともやるんですけど、
こんな感じで、自分をどういう契約にしたら一番自分の価値を高めることができるかっていうのをかなり厳密に考えて、メジャーのプレイヤーっていうのは契約をしているっていうところでした。
いや、面白いですね。選択肢がいろいろあるからこそ、自分は一体どれを使ったら一番活躍できるのかっていうのを、本当に選手の数だけ考えられてるんだなって思いました。
24:00
そうそう、めっちゃそうなんですよ。
なんかみんながこれ行くからこれ行くみたいなのないですね、これだと。
ないですね、そうそう。
みんながこれやるからこれ行くって。
ちなみに、この比較がすごくわかりやすいなと思って、2人事例を話すんですけど、2人ともドジャース、今年世界一に輝いたドジャースで、大谷さんと山本義信っていう人がいまして、この2人の比較がすごくわかりやすいので話すんですけど、
大谷さんは10年で7億ドルっていう破格の契約をしましたけど、
はい、ニュースになりましたよね。
すごいですよね、そう。
しかも何でしたっけ、受け取らないみたいな、この今。
そうですよね。
後払いで、後払い。
でもみんなこの金額のことしかクローズアップしてないんですけど。
そうですよ、知りません、他。
で、実は全てのその球団にトレード拒否権っていうのが含まれていて、契約破棄もできませんっていう中でして、
オフトアウトもトレードもなしと。
できない、ないし、そう。これがドジャースでもう引退しますよっていう宣言なんですよ、これってもう。
もはやってことですよね。
もう動かない。
もはやドジャースで。
これもう絶対にそう、動けないっていう契約にしてるんで、もうこの金額で最後までしますよっていう契約なんですね。
これ全然知らなかったです。
ね、ですよね。
いつでしたっけ大谷選手がドジャース行ったの、去年?
ちょうど1年前ですね。
1年前ですね。
そっか、じゃあ、こっから9年はずっとドジャースの試合を見れば大谷見れるかもしれないっていうことですよね。
基本的にはそうです。
基本的には。
で、逆に山本は12年で3億2500万ドルっていう金額なんですけど、
金額だけじゃなくてオプトアウトを6年目と8年目にできますよっていうのも含まれてて、
で、トレード拒否権もないんですよ、逆に。
じゃあこの12年っていうのは、9段からの申し入れなんですかね、基本的には。
いや、一等かな。
基本的にはそう考えていいんですかね。
それで合意はしたけど、山本が活躍して、今よりも高い年報でやれるっていう風に自信があったとしたら破棄して、
27:01
FAにして、他の9段と交渉して年報を上げていくっていうこともできますし、
逆にそうなったとしたら、ロジャースも山本を残しとくと勿体ないんで、
途中でトレードして若手と交換っていうのもできますよっていうことなんで、
結構この2人って金額は両方でかいですけど、実は中身が馬脚なんですよ。
ほんとですね。
そういうキャリアの意味合いとしても全然違うっていうのが、2人の比較でして。
知らなかったです。おもしろ。
そうなんですよ。でしょ?
この6年目と8年目っていうのは、なんかあるんですか?
なんで選べるんですか?何年目かっていうのは。
多分話し合って、6年目と8年目って言ってるんですけど、年齢のことかなと思って。
30歳ぐらいで1回選べるよっていうことをしてると。
全然カスタムとか言ってますけど、カスタムが違いますねちょっと。契約がね。
ちょっとめちゃくちゃ話しましたけど。
いや、めっちゃおもしろいですねこれ。
でしょ?
知らなかったらこんなことしてたんですね。
金額と活躍ばかりに目がいって、何にも知らなかった。
じゃあこの契約内容を見たら、なんとなく思惑が想像できるってことですか?選手と選手の。
できます。
もしかして、違う可能性もあるんですよね。わかんないですけど。
多分ボールだから、この権利をなしにしたんだな、違うかもしれないけどっていう。
でもそれはなんか語るんですか?選手はどこかで。
選手は語んないですけど、いろんなメディアがそういうふうに予測して、言っていますね。
なるほど、おもしろい。
これははまりますね、一個一個見てると。
もっといろんな事例とか話したいんですけど、時間がちょっと足りないので。
でもすごいおもしろかったです。
ちょこちょこ話しながら言ってましたけど、僕らのキャリアでも別に全く違う話じゃないなと思うんですね。
自分の価値はどうすれば高まるのかっていうのは、会社であってもフリーランスであっても、企業家であっても考えないといけないことで。
30:10
そうです、毎日考えてます。
本当に本当に。
例えば、前の会社で結果がある程度出せました。
こういう実績持ってきました。
この仕事をこれぐらいの期間やってました。
ってなったら、自分の会社で続けるか、転職するかで、練習がね。
こっちだったらこのぐらい、こっちだったらこのぐらいっていうのが違いますし。
それをどっちに進むのかっていうのも考えることかなと思いますし。
逆にちょっと活躍できなかったけど、これぐらいのビジネスマンを目指したいってなったら、練習が下がってでも環境が違うところに行って、短期間でちょっと頑張って結果を出すことで、自分の価値がプラスされていって、また次の企業に移っていくっていうこととか。
ここまで話してきたことと結構近いなと、僕は感じてまして、どう思いますか?
そうだと思いますよ。私もそう思いますよ。
野球の場合は、本当にいろんな契約があって、その契約の中に当てはめて、自分がどの契約を使ったら、逆に使わなかったら、もっといい場所で活躍できるのか、それこそ価値が上がるのかっていうところで、我々はそれがさらにフリーダムというか。
似合るなって思いました。
本当にそうで、会社員の場合だと、FAの権利を常に取得してて、いつでも使っても構わないし、何回でも使えるしっていうことですよね。
フリーランスとかだと、もちろん仕事にもよりますけど、じゃあ契約期間とか、お客さんと話し合って、まずこのぐらいにしましょうとかっていうのを、最初から長く設定するのか短めに設定するのかっていうのも、やり方はいろいろだなと思いますね。
そうですね。まずは3ヶ月っていった方が、もしかしたらお互いのためにもなるかもしれないですし、逆に例えば3ヶ月契約ってなった時に、良かったら継続ですし、逆に自分からちょっと合わないなって時もあると思うんですよね。
そういう時は、逆には3ヶ月で良かったじゃないですけど、お互い釣り合わせができて良かったって思って終えられるかもしれないし、良かったから継続ってなるかもしれないし、本当人によって違いますから、そこは。
33:10
そうそう。
あと、プラス、例えば、みどりーのがナレーターっていう仕事をやってますけど、ナレーターで例えると、アニメとかドキュメントとかでナレーションを話すとかっていうのは結構ありますけど、
例えば、そういうコンテンツをほとんどやってこなかった業界とか企業だったら、そういうふうにできる人って少ないし、だからね、仕事になる確率は上がるけど、競合が少ないところを選ぶのと、でも競合が少ないからといって契約金額が高くいけるかどうかっていうのはまた別なので、
その辺のいろんな基準というか、で自分の価値っていうのが決まるんだなっていうのが難しいところではありますけど、考えて自分の環境っていうのを考えるっていうのは、僕は好きだなと思いますね、すごく。
そうですね、面白いです。日々そういうのを考えながらやってるなって今思いますね。
そうそうそうなんですよね。
例えば私だと、MCと今ナレーターの仕事をやってるんですけど、MCのほうはまあまあ歴があるんですね。
だけどナレーターはMCに比べたら少し浅いので、例えばこう自分の価値を上げるために多少金額は低いものだとしても、たくさん受けて実績を作ろうとか、実績がたまったらちょっと単価を変えてみようかなとか、なんかそういうことを考えながらやったりしてますね。
あとそうですね、環境みたいな話で言うと、やっぱり相手が求めているものと私が合うのかっていうところ、自分はこれが得意なんですけれど、相手がそういうMCはちょっと今今回のイメージと違うってなったら合わないですし、逆に私みたいな人を探してたっていう人もいてくれたりで、
本当なんかどこで戦うかとどう戦うかって本当に考えながらいろいろ試行錯誤してだんだん価値が上がってるといいなーって思ってやってますね。
いや本当そうなんですよね。自分だけじゃこれ本当決まんないことなんですよね。
本当に難しい。
例えばなんか野球の話でいくと、例えば同じポジションで同じぐらいのスキルの人でも年報が結構違ったりとかしまして、
36:12
例えば所属先の球団の予算とかもありますし、あとその年はキャッチャーが少なかったとかね、その年は逆にキャッチャーがたくさん出てきて、
まあ誰とってもそんなに変わらなかったとかね、結構やっぱりその事情によって変わったりとかするんで、周りの環境というかそれも見つつ考えなきゃいけないなーとかっていうのを客観視して考えると楽しいんですけど、
まあとはいえね、自分のことなんで結構ね、まあ辛いっていうのはありますけど、まあまあこういう頭の使い方にできればなーとは思いますね。
本当そうですね。やっぱ自分一人だとね、どうしてもこう自分を見失うじゃないですけど、今自分どこにいるんだろうってなかなかね、わからなくなることもあると思うので、なんかちょっとわからないですけど、いろんな軸で考えてみると少し見えてくるものがあるかもしれないですね。
環境事故とかね、自分の環境合ってるのかとか、FA事故、野球だったね。
すみなさんはこれまでの経験で、何かこう考えて、こういうわからないですけど、選択じゃないですけど、価値を高めるためにこの時こうしましたってことありますか?振り返って。
価値を高めるためかちょっとわかんないですけど、周りの人があまりいないところには基本的に行くようにしてて、
競合が少ないところって言ったらいいんですかね?
そうですね。
就活もでしたし、僕。
同じ学部の友達が、よくエントリーをしていた業界とかも見ずに、ちょっと違うところに行ったりとかは結構してて、
だから確実に取ってくれるだろうっていうところを選ぶみたいなことはたまにやってます。
でも大事ですよね。決まらないと始まらないこともあると思うので。
逆にこう帰ってね、みんながいっぱい行ってるところに突っ込んで行ったら結構大変ですから、それはそれで。
そうそうそうそう。
行けたらね、いいですけど。
そうそうそうそう。
楽しかったですね、今日は。楽しくちょっと話しましたけど。
39:03
すごい面白かったです。野球面白いって思いました。
野球面白いじゃないか、この話の結論違うんですけど。
でもなんか日頃特に何ですかね、私の場合フリーランスだと、そこを一つ一つのお仕事で考えてるんだなって今改めて、
やってるときはもしかしてそこまで意識してないかもしれないんですけど、改めてこうやって考えてみる。
野球の考えに集めてみると、一個一個のお仕事でこういうことをもしかしたらしてるのかなって思える機会になりました。
ありがとうございます。
それを伝えたかったです。
ありがとうございます。
会社員だともしかしたら役職とかになるかもしれないですね。
部署とか、あと何人いる部署なのかとかね。
そうそうそうそう。
自分はすごい、もしかしたら市場価値が高いって思ってても、もしかして自分と同じぐらいのレベルの人がいたら埋もれちゃうじゃないですけど、
どうしても張り合っちゃうとか、でも自分のスキルが求められてる場所に行ったらすごく活躍できるとかもあると思うので、
そういう軸で自分に合ったところで働けて、価値が高まると本当にいいなって思います。
ね、本当に本当に。
すみなさんは今日ね、話す前に、私がすごい語ってしまった短歌会があるんですけど、
それの僕バージョンです、になるかもしれないって言ってたんですけど、どうですか?実際にお話してみて。
なりましたね、これは。
なりましたね。ちょっとね、ちょっと違いましたね。
楽しかった。違いましたね。
前のめりでしたよ、ちょっと。
いい意味でね。
いい意味で、そうそう。
熱量が伝わりました。
伝わりました?よかった。
でもそういうことってね、逆にね、いろんな人に話すっていう機会ってなかなか作れないと思うので、
ちょっと熱量をね、こういう場所でちょっと吐き出していくのかなっていうところはありますけど。
すごいわかりやすかったです、お話。
わかりやすかったです。よかったよかった。
ちょっといろいろ聞きたかったんですけど、時間がね、足りなかったりするね。
でもほんとこう、自分の特技とかもそうですけど、自分のことって自分じゃわかんないなと思いますし、
だからなんか、わかんないですけど、転職活動、転職しなくてもね、やってみるっていうのも、それも一つですし、
なんか自分の価値を測る機会とかね、作ったりとか、それこそFAでね、他の球団と交渉してみるっていうだけでも、
42:01
まあ違うかもね、わかんないですし。
そうですね。
ちょっとなんかこう、キャリアのね、考え方にプラスして何か考えるきっかけが、
僕からね、ご提供できてたら嬉しいなと思いました。
はい、なりました、私は。
野球は面白いな。
メジャー面白いな。
面白いですよ、面白いですよ。
ちょっとね、また日本の野球とのなんか違いみたいなのも。
日本の野球の話もちょっとまたしますわ、じゃあ。
はい、それでまたちょっと頭が整う話できたらお願いします。
はい、しますじゃあ。
はい、楽しみにしてます。
うん、オッケーです。
はい、ということで、今日はですね、野球をテーマにご自身のキャリアの考え方っていうところの話してきましたけど、
皆さんいかがでしたでしょうか。
はい。
頭が整うラジオではリスナーの皆さんからの質問や感想をGoogleホームでお待ちしています。
配信を聞いた感想やこんなテーマで話してほしいというリクエストも大歓迎です。
概要欄にリンクを貼っておきますので、そちらからぜひ気軽に投稿してみてください。
ということで、次回の放送もお楽しみに。
お楽しみに。
バイバイ。
43:31

コメント

スクロール