映画と偶然の考察
今日は、ビジネスにおいて描けているものについて、最近考えていることの話をしたいなと思っています。
ビジネスにおいて描けているものはいろいろあると思うんですけど、それはさておき、最近週末に見た映画は、
ブリジット・ジョーンズの日記という映画を見ました。2001年の、
あれはイギリス映画なのかな?アメリカ映画になるのかな?舞台はロンドンですね。ロンドンのはずです。
どういう映画かというのは、ザ・クリルとラブコメ、ロマンティックコメディって書いてあったかな?
ロマンティックコメディで、ブリジット・ジョーンズちゃんという女の子の、
中年って言ってたけど、中年って言っても、言うて30くらいだと思うんやけれども、設定的に30くらいだと思うんやけれども、
女の子のロマンティックコメディなわけですが、
映画の内容は今日はどちらかというとどちらでもよくて、なんでそれを見たかというと、
いつも行っているハンバーガー屋さん、関西の中で、もちろん全てのハンバーガー屋さんを網羅しているわけじゃないので、
なんとも言えない人やけど、たぶん関西のハンバーガー屋さんの中で1,2位を争うんじゃないかと思っているハンバーガー屋さんがあって、
そこのお店に女優さんの名前がついていて、最初は店の名前に男優さんと女優さんの名前がついていて、
それがニックネームでついているから、誰のことかずっと分かっていなくて、
マスターと仲良くなったんで、そういえばホームページかなんかに、
俳優さんと女優さんの名前で店の名前をつけたって書いてあったけど、
あれ誰なんすかって調べてもちょっと分からなかったんですけど、とかいう話をしていたら、
レネ・ゼルビカさん、レネちゃんの映画屋でっていう話になって、代表作がブリジット・ジョーンズの日記ということで、
ブリジット・ジョーンズの日記って名前は聞いたことあるけど、そういえば見たことなかったなと思って、
その映画ちゃんと見てから、首相なことに真面目な気持ちを起こして、その映画を見てからまたマスターのところに行こうと思って、
それで年末年始、週末年始とここしばらくちょこちょこ見続けていて、ようやく見終わったということなんですが、
映画として普通に面白くて、また例のIMDb、インターネットムービーデータベースによると6.8なんで、まあまあ高いスコアかなと。
主演のレネちゃんはこれでアカデミー賞の主演女優のノミネートされているのかな?
取らなかったけどもノミネートされたということで、割と話題作と言ってしまってもいいと思うんですけれども、
そのあたりの映画の細かいことは今日は一旦置いておいて、ロマンティックコメディ、コメディやからまあいろんなことが起きるんよね。
いろんなアクシデントというかトラブルというか、男の人がいろいろ出てきたり、まあまあ本当にいろんなアクシデントが起きるわけなんやけれども、
今日の話に関係するところでいくと、その映画、いろんなことが起きるように見えて本当に偶然に起きていることっていうのは一個もないわけですよね。
まあもちろん映画やから脚本を書いていて、脚本に書いてある通り話が進むという意味でも本当に偶然起きることはないという面もあるし、
そもそも脚本を書くときに、なんかよく脚本を書く人たちで言われるらしいんやけども、
本当に偶然の、その何の前振りとか根拠もなくて、本当にアクシデントみたいなイベントを入れると、
見てる方からしたらご都合主義やと言ってめちゃめちゃ批判されると、この話面白くないと言われるということで、
なので、映画でも小説でも何かが起きるときには必ず何でそれが起きたかという理由が説明できないといけない。
まあそうじゃない、小説とか映画もあるかもしれませんが、基本的には理由やなんやかんやが説明できないといけないというのが暗黙の作法になっているという話があって、
もちろんブリジット・ジョーズの人気に関しても、本当に偶然起きるような、伏線と関係ないような、ストーリー全体と関係ないようなエピソードっていうのは基本的にはないと。
まあよくできた映画であればこそそういうものになっているということなんですけれども、
映画っていうのは、しかもこんだけ評判が良くて、名作というのに入れていい部類の映画だと思うんですけど、
映画の目的は見ている人を気持ちよくすること、面白かったっていう状態にすることなんで、
ある意味で偶然が起きないっていうのは、その中に偶然、本当に偶然の要素がない、偶然のように見えるかもしれないけれども、
真の意味で偶然の要素がないというのは、多分見ている方からしてもそれを望んでいるという結果であると思うんですよね。
ビジネスにおける偶然
なので、ある意味で偶然がなるべく排除された世界っていうのは、人間にとって、人間の脳にとって気持ちいい世界であるということは言えそうだと。
そういうふうに思っていくと、昨今のビジネスっていうものを見ていたときに、結果的にと言えばいいのかな、
結構排除されている要素っていうのは偶然の要素ということが言えるんじゃないかなという気がするわけです。
例えば、今日もいくつかの会議に出ましてたし、その中で自分のスタンスとしてはもちろんそちら側にいるんだけれども、
例えば何かの営業寄りの売上がどうのこうのっていうふうなことの会議があったとして、
なんでこの売上目標を達成できたのとかいう話をしたときに、
いや偶然です、まぐれですみたいな回答は、たぶんビジネスの、いわゆるまともなビジネスの場では期待されていないと思うんですよね。
逆に思い通りにいかなかったときも、なんでこんなことになったんや言うたときに、
いやいや、なんらかんらで偶然でとか、たまたまうまくいきませんでしたとか、
もしそういう回答をしたとすれば、いやいやそういうことじゃなくて、
原因は何なのって聞いてるんだけどっていう話になると思うんですよね。
それ自体はすごくまともなことだということが大前提ではあるんですけれども、
それがちゃんとした意見交換とか会議ですべき議論であるということは100%認めるんですけれども、
それしかないのか、それがすべてであって他に考慮すべき要素がないと、
ビジネスの世界において偶然はないというふうな立場を取りすぎることは本当に良いのかどうかということは、
もうちょっと考えてみたいなというふうに最近思っているという話ですね。
というのも、ビジネスって、たかなか200年ぐらい、
もちろんお商売という意味の形でいくと、
マビロニアの時代からあるというので、
どこから今の形のビジネスになったかということをある程度検証しないといけないけれども、
たぶん今に近いような形でビジネスというものが理解されるようになったので、
たかなか200年ぐらいの歴史、長めに見積もっても200年ぐらいの歴史だと思うんですよね。
少なくともこの200年ぐらいの中で、
ある特定の傾向というか、ある方向にエッジを利かせたことによって、
これだけ世界中で広まったということはすごく良い側面がある一方で、
やっぱり新しいものなので、
本当は昔からあった知恵とか、
本当は取り入れておけば良かったかもしれないものを取りこぼしているとか、
あるいはこの200年はそちらの方がうまくいったけれども、
今うまくいっているのはむしろ偶然、状況がそうなっているからたまたまフィットしているだけで、
本当は昔やっていたことを復活させた方が良いような要素というのがあるかもしれないという可能性は
考えておいた方が良いというふうに基本的には思っているわけです。
ロゼ・カイオワの遊びの概念
そのたかだか200年ぐらいのビジネスが取りこぼしている要素というのは、
もちろんいろんな要素があると思います。
そのいろんな要素についてはおいおい順々に考えていく必要があるんだろうと思うんですけど、
とりあえず今最近注目しているのは、
ロゼ・カイオワというフランスの哲学者で書いた
遊びと人間というのが一つリバレンスになるんじゃないかなと思っています。
ロゼ・カイオワとその考えについて、
網羅的に話をするというのはちょっと限られた時間の中では、
あるいは自分の理解力では手に余るので、
すごい要点だけを大胆に、誤解を恐れずに大胆にまとめると、
ロゼ・カイオワの主張としては、
人間というのは遊ぶことによって定義されると、
人間の特徴は遊ぶことであるという主張があります。
人間のことをホモルーデンスと遊ぶものという風にロゼ・カイオワは言っています。
かつそのカイオワさんはその遊びっていうものには4つあるって言ってて、
アゴンとアレアとミミクリとイリングス、
この4つが人類に共通する遊びの要素だというのがカイオワさんの主張です。
先ほどの4つの横文字を簡単に言うと、
アゴンとアレアとミミクリとイリングス、
アゴンというのは競争のことですね。
アレアというのは運のこと、
くじとかに代表される運の要素のこと、
ミミクリというのは模擬、模擬試験とかの模擬ですね。
何かを演じるとか仮面をかぶるとかそういう遊びのことですね。
最後のイリングスというのはめまい、
ブランコとかメリーゴーランドみたいな目がクラクラするようなやつ、
それをイリングスと呼んでいます。
この4つというのは人類に共通だということだとするならば、
これをビジネスの場に置き換えて考えてみると、
例えばビジネスでよくある会議の場というのを想定したときに、
まずアゴン、競争というのは結構全てにおいて見られるとは言わないですけど、
結構見られると思うんですよね。目標を達成したかどうかとか。
最近減りましたけど、営業会議みたいな、支店長会議みたいなのであれば、
成績が良かった支店中に前から座るとかいうのが行われているところはまだまだあると思いますし、
優秀者の表彰とかですね。
普通ビジネスの場で普通にあると思うんですよね。
そういう意味でいくと、社内もしくは外との競争というのはビジネスにおいてもあると思います。
アゴンの要素はあると思います。
それから耳くり、耳くりというのは模擬ですね。
仮面をかぶるとか演技をするとかなんですけれども、
これは基本的にビジネスで役割で動くものだと思うんですよね。
例えば部長でも課長でも何でもいいんですけれども、
部長でも課長でもその人が人間として偉いから指示命令をするとか、
何かの役割を、何かの機能をしているということではなくて、
部長という役割において期待されている行動をするというのが一般的な考え方だと思います。
役職者として部長や課長だからそういう役割を演じるというのもあるし、
例えば営業でお客さんのところに行くというのであれば、
もちろん人間としては対等なんですけれども、
営業のほうが基本的には売り手として下手に出るお客さんのほうを立てるというのがあると思うんですけれども、
これは本当に人間として偉いからとか劣ってるから立てたりするわけではなくて、
買い手と売り手という演技をお互いにやっているわけですね。
ビジネスにおける運の要素
そういう意味でいくとビジネスの場において耳くりの要素はそこらかしこにあるというふうに理解していいんじゃないかと思います。
こういうふうに考えていくとビジネスの中でないとは言わないけれども、
結構弱くなっているんじゃないかなと思うのがアレや運とイリンクス・めまいですね。
最近はこの中でアレや運の要素をもうちょっとビジネスの中に取り入れられないかなということを思って色々実験をしていて、
例えばワークショップとか研修で半分けをしたりすると思うんですけれども、
その中でも過去であれば何かの基準でできる人組みにしてみたり、
普段接触しない人を同じ班にしてみるとか、何か意図を持って半分けをするというのが自分たちの過去のスタイルだったんですけれども、
最近は思い切ってもう完全にくじ引きで最初入ってきたらくじを引いてチームを決めると。
運営側も一体どういうふうな展開になるかわからんというような半分けを試してみたりもしています。
他にもうちょっと最近は踏み込んだアレや運の使い方も試そうとしていて、
最近試してみているのは、どんな質問をするかというのを、
くじじゃないですけどカードを引いて決めるというのも試してみたりしています。
職業から色んな側面があるんですけど、職業からお客さんの管理職なり役員の人とか社長とかと
個別に面談をして話を聞いて理解をして考えるためであったり、
わからないから質問するというのもありますけれども、
お互い考えを深めるための質問をしたり、質問をするということが
自分の職業上の役割になっているんですけれども、
従来であるとその場で考えた質問だとか、あらかじめ考えた質問で
良い質問を繰り出すということが職業的な価値、
自分の存在意義なんじゃないかなというふうに考えてたりもしてたんですけれども、
最近はもう一歩踏み込んでみて、踏み込んでいるのかな?
もうちょっと変えてみていて、運の要素をうまく混ぜ込んだ質問というのを試したりしています。
具体的には誰に当てるか、誰々さんに聞きますみたいな、
誰に聞くかということに関しても、最近はトランプを引いたりして
話す順番とか聞く順番を決めてみたりということもしています。
他にも今日試していたんですけれども、あらかじめ質問を考えておくんですね。
今日でいくと13個、結構すぐに答えられないような、
踏み込む質問というか、パッと答えられないような、考えないと答えられないような質問を13個用意しておいて、
これは例えば30分の面談とか1時間の面談で、13個の質問をすることはとても無理なわけですね。
ちゃんと話せば1個とか2個、どんだけサクサクと会話が進んだとしても、せいぜい3つぐらいというのが限界というような、
割と深い、深い考えがいのある質問なんですけど、それを13個用意しておいて、
実際にどれを聞くかということに関しては、その場でカードを引いて決めるというのを、
今日は午前中も1回やってみて、同じ方向性で午後もやってみました。
それはそれで結構面白いなという感じだったので、
用意する質問、13個の質問をちょっと変更して、目的によってちょっと変えないといけないのでちょっと変えて、
今週の役員さんとの面談では、
今日はオンラインだったので、こちらからカードを引いて回すということはあまり言わなかったんですけど、
今週、来週の何人かとの面談はリアル面談なので、
今思っているのは質問票とカードを用意して、
一緒にカードを引いてその質問について考えるというのをやってみようかなというふうに思っています。
そんなわけで、今考えたいなと思っているのはビジネスにおいて欠けているもの。
ビジネスってせいぜい200年くらいの歴史しかないので、
本来人間活動においてあったはずだけれども、欠けているものがあるだろうと思っていて、
欠けているが故に、ここまでビジネスはビジネスというやり方というのがうまくいっていたという面はあると思うんですけれども、
いろんな面で行き詰まりがあるとするならば、
一回捨てたものをもう一回拾って組み入れるということによって、
ビジネスのやり方とか進め方というのをもうちょっと活性化できる可能性があるんじゃないかと想像していて、
そういうものがあるとすればいろいろ試してみたいなというふうに思っています。
その背景の中でロジェクトファイオワの遊びの4要素のうちアレやウンというのをビジネスに取り込めないかという実験を最近しているという話でした。
カードを使った質問の工夫
まだ実験中なのでどういうふうな結論が得られるのかまだわかっていないんですけれども、
ちょっとどっちなのかな、わかれへんなと思っていて、
まあなんだかんだ言ってビジネスも運によって左右されることがあるので、
意図的に運という要素を扱うことによって実は起きていた運をうまくつかめるようになっていくのか、
あるいは逆にビジネスというのは運の要素を排除するという方向で来たからこそうまくいって、ここまでは来たという面があって、
やっぱり運じゃないんだというふうに主張した方がビジネスとして強くなるのか、
どっちになる、どっちの結論なのか正直わからないなと思っています。
あるいは本音と建前みたいなもので、本当は運だと思っているんだけれども運じゃないと言い張るというこの二重構造みたいな、
あまり単純じゃない二重性を持った構造を抱えるということがビジネスを強くする厳選になるのかもしれないと思ったりもしています。
この三つとも何せ理論上はその三つのどれかだろうなと予想しているだけなので、
実際にいろいろ繰り返してみないとわからないなと思っているんですけれども、
ちなみに皆さんはどこに着地しそうだと予測されますでしょうか。
ちなみにカードを引いたりするランダム性を出す時には今のところカードを使っていて、
タロットカードを使うかトランプ、バイシクルのブリッジ用かな、ポーカー用かなのプレイングカードを使っていて、
なかなかこれはいいですね、物理的な手触りがいいですね。
基本的に今はもうマウスとラックパッドとキーボードしか触らないみたいな、
非常に手が触るものが少なくなっているので、
質のいいカードを食っているとなかなか体が気持ちいいと言っているのがよくわかります。
ということで今日はここまでです。
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では今日もありがとうございました。