行動経済学と認知バイアス
皆さんこんにちは、フリーランスの学校に所属している海野です。毎週金曜日は、Udemy AIコースのベストセラー講師でもある海野が、あなたの仕事と生活を楽にするAI活用術をお届けしていきます。
今日は、私がnoteメンバーシップを始めて1週間で150名を集めた行動経済学を解説というお話をしたいと思います。
実はですね、これを撮っている今日はですね、8月6日なんですけども、まだ145名なので150名いってませんが、おそらく金曜日これが配信されているときには150行ってるんじゃないかなということで、150名というふうに言わせていただきます。行ってなかったらごめんなさい。
このメンバーシップなんですけども、すごい勢いで伸びることができたんですね。ぜひこれをですね聞いていただいて、皆さんのビジネスに活かしてほしいなと思っています。今日お話しすることはですね、noteメンバーシップに限らずいろいろなことに応用できます。
ブログだとか、あとはご自身で何か販売している方とかもいらっしゃると思いますので、いろんな場面で役立つ知識だと思いますので、ぜひ最後まで聞いて、自分の行動に、自分の生活だとか仕事にどんなふうに活かせるかなということを考えながら聞いていただければと思います。
まずはじめに、今日はですね、行動経済学を解説ということなので、4つの認知バイアスについてお話をしたいと思います。1つが希少性バイアス、2つ目が社会的証明バイアス、そして3つ目が損失回避バイアス、4つ目が感情共鳴バイアスですね。この4つについてお話をしたいと思います。
まず最初ですね、希少性バイアスなんですけども、これってどういうことかというと、人間というのはですね、手に入らないもの、または手に入らないかもしれないものに弱いんですよね。よく言われるのが限定ですとかね、5日間限定ですとか、本日限定ですとか、5名、50名限定ですとか、そういったものですよね。
あとはもうこれで最後ですとか、もう終わっちゃいますとか、そういうのにやっぱり弱いんですよ。これでもう手に入らないかもしれないと。その効果を今回私のノートメンバーシップでも入れました。最初の50名だけ500円、そしてその次の50名が980円、その次が1480円みたいな感じで50名ずつ低下になるまで値上げをしていく予定なんですね。
なので今が一番安い、そして限定なのであと何枠ですみたいなね、そんな感じで言われるわけなんですよ。この希少性、この希少性バイアスをうまく使ってみましたが、これが多分ね一番大当たりしたかなと思ったので一番最初に持ってきました。
繰り返しますが、人は手に入らないかもしれないものに弱いので、もし限定性をつけられるのであれば、何々限定、例えば本日限定ですとか、5日間限定ですとか、そういうのを入れると良いと思います。これはね、人間はですね、マーケターの仕事は締め切りを作ることだという言葉があるんですけども、人間はいつでも買えるものっていうのは変わらないんですよね。いつでも。
なので今日までですよとか、1週間限定ですよとか、そんな風にあとは50名限定ですよみたいな風に言うと、希少性バイアスというのが働きやすくなります。これはぜひ覚えておいてください。そして2つ目、社会的証明ですね。これは特に日本人はその傾向がすごく強い民族だという風に言われているし、私もそう思います。
みんながやっていることイコール安心感があるという風に思いがちなんですよね、日本人って。なので、購入者のレビューとかお客様の声とか、そういうのって結構よく見ませんか、LPとかで。あれはこの人もあの人もみんな良いって言ってるんだ、それならきっと安心だなという風に思わせる効果があるわけなんですよね。
あとは、いいねの数だとか保存数だとか、そういうののスクリーンショットとかっていうのもすごく有効です。これもね私今回やりました。購入者のレビューという感じではないんですけども、参加してくださった方で、私の投稿を引用率Eとして参加しました。楽しみですとかっていう風に言ってくださった方が何人もいらっしゃったんですね。本当にありがとうございます。
そういう方のツイートとかを貼らせていただいて、こんな風に声をいただいてますよと、たくさんの方が参加してるんですよみたいなことをアピールしました。
損失回避と感情共鳴
あとは自分の投稿とかのスクショとか、投稿そのものをノートに埋め込むこともできますので、これだけいいねの数がありますよとか、私のノートメンバーシップを始めましたっていうツイートが、ツイートですよ、しかもリンク付きのツイートが1万ビューぐらいあるんですよね。
1万インプレッションあるので、これはかなり珍しいかな。私の中ではURL付きのリンク付きのものってなかなか伸びないので、結構珍しいなと思ってます。そして3つ目ですね。3つ目は損失回避バイアスですね。これ聞いたことある方も多いんじゃないでしょうか。
人間というのは得ももちろん大好きなんだけども、実は損したくない気持ちの方が大きいんですね。例えば1000円もらえるで動かない人は結構いるんですけども、1000円損しますよということを言われると動く人の方が多いっていうことですね。
例えばどういうことかな。例えば何かを送ったら1000円もらえますみたいなキャンペーンがあったとして、なぜかね、それなんか簡単なことをやれば1000円もらえるのにやらない人って結構多いですよね。私もね、やっちゃうこと多いんですよね。これちょっと動けば5分使えば1000円もらえたのにみたいなのをやらないことっていうのは結構あります。
でもこのまま放置しておくと1000円損しますよみたいなのは、やらなきゃやらなきゃとかって思ってできるだけやるようにするんですよね。やらないときもあって、やらないでそのまま1000円損することもゼロじゃないんですけど、でもやっぱり1000円もらうよりはずっとやらなきゃっていう危機感みたいなのは感じます。
この損失回避バイアスをうまく使ったのが、今回のこのタイミングあと残り何名ですと、残り何名の逃すと値上がりしちゃいますよっていうこの今回のやり方、これが損失回避バイアスをうまく使えたかなと思っているところですね。
この損失回避バイアスと希少性バイアスってすごく似てるんですけども、組み合わせて使うこともできますね。この50名の枠を逃したら、もう値上がりしちゃいますよみたいな感じになってますが、これは損失回避バイアスでもあるし、希少性バイアスでもあるというか、どっちも使っているという感じですね。
そして最後が感情共鳴です。これはストーリーとかで感情を動かすっていう話のとこですね。あとはストーリーかな、あとはなんか自分ごとにしてもらうみたいな、そんなイメージのことなんですけども、例えば何が一番いいかな、例えば最瞬間制約。最瞬間制約ってご存知でしょうか。
ドモホルン・リンクルの会社。あのドモホルン・リンクルのCM、ちょっと皆さん若いから知らないかな。昔ね、私と同い年ぐらいの人はドモホルン・リンクルのコマーシャルを昔見たことがいっぱいあると思うんですよ。あれってなんかすごい思いが詰まってるんですよね。
で、なんかお客さんのことをすごく大切にしてるんだなとか、だからドモホルン・リンクルはちゃんとね、たっぷり使える量の試却品っていうのをわざわざ送ってるんだなみたいな、なんかそんな感じのストーリーが伝わってきたりとか、会社の思いみたいなものが伝わってきたりとかするわけなんですよ。ちょっとあんまりいい例じゃなかったかもしれない。
でもなんかそういう社長の思いとか、あとはこの商品ができた開発秘話だったりだとか、あとは裏話みたいな、エンジニアがこんな思いをして裏では開発をしてたんですみたいなね、そんな感じの話とかって結構読ませたりするじゃないですか。それだけで記事として読ませるみたいなことってありますよね。
あとはお客様の感動した体験とか、なんかそういうストーリーを、今回はちょっとそんなに入れられなかったんですけど、私のこのメンバーシップというのは、自動化についてのメンバーシップなんですね。名前がウミノの自動化オタクの頭の中というメンバーシップなんですけども、私がこの自動化にハマったきっかけっていうストーリーをちょこっとだけ書いてます。
それは何かというと、私はですね、会社員を20年ぐらいやっていて、そのうちの10年弱ぐらいはフルタイムのワーキングマザーとして働いていたんですよね。そうすると、やっぱり仕事の時間がすごく長くて、通勤時間も長かったので、家を離れる時間が多いと。
家にいられる時間も短いみたいな感じで、どうしてもね、時間的制約がめちゃくちゃあったんですよ。そうすると、本当に子どもとの時間も、自分、それまでね、すごい自分のためにいっぱい時間を使って勉強とかもしていたのに、それができなくなっちゃうわけなので、なんかやっぱりもっともっと時間を作りたいという思いがすごかったんですよ。
ものすごくて、それについての話とかを、ちょっとね、ノートに書いたりとかはしていました。あとは、自分のね、母医師の方で話をしたりとかっていうのもしたんですよね。その辺も動かされて、自分もみなさんみたいに時間が欲しくて入りましたみたいなふうに言ってくださる方も何人もいらっしゃったので、そこもちょっと伝わったのかなと思って、この環状共鳴というのも入れさせていただきました。
このね、希少性、社会的証明、損失回避、環状共鳴、この4つをうまく入れることができたのが、このノートメンバーシップ1週間で150名集めることができた秘訣の1つかなと思っています。
ここから先はですね、ちょっとおまけで、ハーバードビジネスレビューというですね、雑誌っていうのかな、雑誌かな、があるんですけども、それにサブスクビジネスを伸ばすための3つの戦略っていうのがありましたので、それを今回ね、ノートメンバーシップでやるとしたらどんなことができるかなっていうのを、ちょっとおまけで、おまけって言っても結構難しい内容かもしれないですけども、話してみたいと思います。
行動経済学の重要性
まずこのハーバードビジネスレビューのこの記事なんですけども、3つのことをやりましょうというふうに言っています。1つ目がですね、価値を体験させるための入り口の設計が大事だというふうに言っているんですね。
これは何かというとですね、まずはサンプルとか無料枠とか体験期間とか、そういうものを設定して良さを感じてもらうことがすごく大事なんだよというふうに言っています。これね、やってた会社がやらなくしたらしいんですよ。これね、新聞の会社なんですけども、アメリカの会社ですね、新聞の会社で、フィナンシャルタイムズだったかな、どこだったか忘れちゃったんですけども、その会社が無料で閲覧できる記事数っていうのはいくつかあったんだと。
で、それをゼロにしたら訪問数が30%もなくなってしまって、減ってしまって、長期的に新規参入者、新規加入者が、有料加入者が減ってしまったんだということで、初回の即課金というのを迫ると、コンバージョン率がすごく下がるんだよという話をしてくれています。
これはね、私もそうだよなと思って、これを見て、一応やっぱり諸欠無料をしておいてよかったなって思いました。諸欠無料をしないっていう戦略をされてらっしゃる方もいるし、あとは読ませ、ほとんど読ませないで、いきなり有料みたいなふうに戦略をされてらっしゃる方もいます。
ただ私は、わりと読ませてから、読ませてから、おいしいところで課金っていうのがいいんじゃないかなって思うんですよね。自分自身もそれをすごく感じるところがあって、例えば朝日新聞と日経新聞とかもそういうところあるかなと思うんですけども、確かね、最近あんまり読んでないのであれですけども、朝日新聞って結構1ページぐらい読ませて、おいしいところで課金させません。
逆に日経新聞とか最初から課金させるような感じなので、私はまだ朝日の方が課金したくなるんですよね。ああ、読みたいって思わせるのがうまいなって思うので、やっぱりある程度読ませてから課金するとかね、課金ラインをもうちょっと下の方にするとか、あとは諸欠無料を入れておくとかっていうのは、やっぱりこれすごく自分の戦略は間違ってないのかなってちょっと思いました。
そしてもう一つがですね、継続的に価値を届けてエンゲージメントを図っていきましょうということなんですけども、これどういうことかというとですね、継続的な価値っていうのは、ちゃんと継続的に価値を出していきましょうねっていうことですね、ちゃんと記事を出していくとか、あとは個人的にはですけども、私はですね、エッセイとかそんなに興味がないんですよね。
なので、そういうのに、もちろんそういうのに興味がある人とか価値を感じる人もいると思うので、全然それを否定するわけじゃないんですけども、個人的には何か情報に価値があってそれに課金をするっていうタイプなので、自分がやるのもそういう方かなと、そういうタイプのコンテンツになっていくかなと思っています。
なので私は価値があるなと思われるようなコンテンツを毎月何回かは出していくっていう感じでやっていこうかなというふうに思っています。
あとは、価値の種類もノートのメンバーシップの場合はいくつもありますよ。いくつもあるんだけども、例えばディスコードとかと組み合わせたりとか、Zoomでなんかウェビナーやるとかね、いろいろあるんだけども、個人的に私は割と時間的制約もあるので、あとはノートのメンバーシップにそこまで大きな時間を割く予定はないんですね。
なので、基本的には記事とあとは掲示板の2つでやっていこうかなと思っています。
掲示板の方では、ちょっとした記事にするまでもないような情報を小出しにしたりとか、あとは会員の方との交流、この辺もちょっとやっていこうかなと、でもただそこはあんまりね、やりすぎるとまたなんかコミュニティ運営っていう大変さが出てきてしまうので、基本的にはそのノートの記事で価値を出していくっていうのを中心にしていこうかなというふうに思っています。
あとね、ハーバードビジネスレビューの3つ目の戦略としては、実験を常にやっていけということを言っています。
正解というのは一発ではわからないと、ABテストみたいな実験を継続的にかつ大量に回していくことが重要であるというふうに言っているんですね。
これ確かにそうだなと思って、私も掲示板を使ってみたりとかね、あとは質問してみたりとか、あとは問い合わせフォームを作ってみるのもいいだろうし、あとは得点をつけるとかね、参加してくれた人向けのプレゼントみたいな感じのをつけるとか、
あとは私今、ノートプロっていう企業向けの有料サービスこれを試しているので、それのLINE課金、LINE課金じゃないな、LINEに参加してくださいみたいな、そんな感じのことをしてみたいだとか、ちょっといろいろね、実験してみようかななんて思っています。
はい、ということで今日はですね、なかなか天候盛りの話になってしまいましたけれども、私のノートメンバーシップ1週間で150名集めることができた行動経済学の徹底解説ということで、希少性、社会的証明、損失回避、会議、環状共鳴という4つの認知バイアス、このお話と、ハーバートビジネスレビューのタブスクビジネスを伸ばすための3つの戦略について絡めてお話をしていきました。
ハーバードビジネスレビューの戦略
ぜひですね、児童館に興味があるという方は、私のメンバーシップ、ぜひ覗いてみてください。
この、今日お話ししたことを頭に入れながらですね、私のノートのメンバーシップの解説記事を読んでいただくと、あ、なるほどね、これがあれか、みたいな、そんな感じでわかるかなと思いますので、ぜひそこらへんもご覧になっていただければと思います。
それではまた。
海野でした。