1. となりの芝生はソーブルー
  2. #6 家事育児は自己実現の邪魔?
2023-09-20 40:35

#6 家事育児は自己実現の邪魔?

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「子育てや家事に時間を取られるせいで、子供がいない同業者と勝負できなくなった…」という話を聞いて、「家事育児と自己実現」について話した回。


  • 家事育児を他者に丸投げして仕事に「没入」させてもらえる人だけが「クリエイティブ」な仕事するのおかしい
  • 親になったなら育児タスクは「やるかやらないか選べるもの」ではない
  • 「子を持つと働き方が変わる」って女は若い頃から考えるけど男はあんまり想定してないかも
  • 子育てはクリエイティブにしてくれる面もあるが「自己実現」の障壁になることはあるかも
  • 女は「自己実現」を諦めた母を見て育ち、男は「家庭より仕事で自己実現」な父を見て育ってきた
  • 最近の若い父たちは家事育児も自己実現も頑張ろうとしてて頼もしい
  • ちゃんと親やってる人に「イクメン」は侮辱
  • 令和では家事育児丸投げ人間は「デキる人」認定されない
  • 家事育児という生活の営みは尊い仕事
  • 家事育児を「女がやるつまらない仕事」と思ってない?
  • 令和のモテ男は「おしゃれ着を先に洗える」「子供の髪を毎日乾かせる」男
  • 「家事育児と仕事の両立は大変」って男性も気づいてきたのは良いこと
  • 全自動洗濯乾燥機がなかったら離婚してた

参考: ルポタージュ連載「ぼくたち、親になる」(クイックジャパンウェブ)

「無言の父たち」篇 あばれる君夫婦 パパあるある ザ・プレミアム・モルツ CM動画

#となしばブルー #となりの芝生はソーブルー #子育て #DINKs #妊娠 #出産 #妊活 #家事育児と自己実現 #女のキャリア #女性のキャリア #ワーママ #フルタイムワーママ #ワーパパ


同い年・同じ会社に勤める30代女性ふたりが、結婚・出産・仕事などなどのさまざまな「女の選択」について、 「となりの芝生」を覗き見しつつ、うらやましがったりがらなかったりするトークプログラム。 既婚・子育て中のよしのと、既婚・DINKS(仮)のつっきーがお送りします。


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同い年、同じ会社で働く30代女性2人が、結婚、出産、仕事などの様々な女の選択について、隣の芝生を覗き見しつつ、羨ましがったり、がらなかったりするトークプログラム、となりの芝生はソーブルー。
このポッドキャストは、既婚育ちゅうの私、吉野と既婚ティンクス、仮のツッキーがお送りします。
第6回のテーマは、家事育児は仕事での自己実現の邪魔、ということで話していきたいんですけど、
このテーマに至ったのが、とあるウェブメディアの記事を読んで、私と吉野ちゃんで、これってどうなん?っていう話をしてたからなんですけど、
その連載っていうのが、クイックジャパンウェブっていうウェブメディアの、僕たち親になるっていう連載で、
子供を持つ男親に、親になったことによる生活、自意識、人生観の変化を匿名でセキララに語ってもらう独白形式のルポルタージュという内容のものなんですけども、
それの第1話、2話の全公平になっているものの内容が、編集者をやっている40代の男性が、子供が生まれてから子育てや家事に時間を取られ始めたせいで、
クリエイティブな仕事ができなくなってしまって、子供がいない同業者に比べて仕事にハードルが増えて、
クリエイティブな世界で勝負できなくなった、みたいなことがセキララに語られているコンテンツだったんですけど、
ちょっとね、いろいろ言いたいことが私たちあったんですけど、吉野ちゃんはこれ、どう思いました?吉野ちゃんもね、子供を育てながらキャリアを積んでいる同事者として、
どう思いましたか?っていう。
私は結構、子育て真っ最中で、今子供1歳だから、大変な時期だからこそ、もうマジで、何言ってんだ?ってなっちゃったよね。
月に教えてもらって、読んで、子供が生まれてからクリエイティブになれないんじゃないかみたいな、ざっくりまとめるとそういうことが書いてあって、
結構、全然そんなことないなと思って、心の距離を置きながら読んでおりましたね。
このURLは概要欄とかに貼っておくので、興味ある方は読んでみていただいてから、この話聞いていただくといいなと思うんですけど、
私は家事とか育児を、家族の他の誰かにフリーライドして、自分はクリエイティブな、いわゆるクリエイティブな仕事に没入させてもらえている環境の人ばっかりが作ったコンテンツって、見たくないなって正直思っちゃって、
そういう人ばっかりが、いろんなコンテンツ作りをしている状況って結構おかしいし、多様な価値観とか物の見方って、多分そこの環境から生まれてこないから、
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企業広告が炎上したりするのも、そういう作り手の属性の偏りみたいなのがあるせいなんじゃないかなと思って、家事とか育児とかしたことない人たちばっかりがクリエイティブな仕事につけるみたいなのは、ちょっとおかしいんじゃないっていうのはちょっと私は思いましたね。
確かに私も、もちろん概ね同意見というか、完全に同意見なんだけど、そうだよね、私これ読んで、こういう奴らがいるから、こういう奴ら。文句がいっぱい出てくるスタンスなんだよね、基本的に。
こういう奴らがいるから、世の中キモいものってあるんだなと思って。悪口ばっかり。絶対当事者じゃない人が作っただろうみたいな広告とかプロダクトとか、的外れなものとか意見とかがあるんだなっていう風に思ってしまったよね。
まず子供が生まれてから子育てや家事に時間を取られてしまったせいで、クリエイティブな仕事ができなくなって。子供が生まれてからってさ、親になった以上はさ、人間がご飯を食べなきゃいけないとか、お風呂に入らなきゃいけないとか、歯を磨かなきゃいけないとか、寝なきゃいけないと、同じラインに子育てをするとか、子供のための家事をするとか、ご飯を食べさせるってことが入ってくるわけよ。
マストってことだよね。
お前は食事をしなきゃいけないから、仕事のご実現ができないって言うのかっていう。
あー、なるほどね。
それぐらい営みなわけ。営みを誰かに。
そっちを選んだっていうことだからね、自分でね。
そう、だからそこなのよ。ポイントは自分が選んでないっていう意識がすごい多分あるんだよね。読んでもらうとわかるんだけど、そこじゃない?
なんかその、なんとなく自然な流れで子供を持つことになりましたみたいなのが書いてあって、
いや、自然の流れで子供ってできないじゃないですか。決めないと子供ってできないから、自分のその決断に責任を持つという概念がないのかしらっていうのは、ちょっと思いましたね。
この人今40代って書いてあって、私たちより多分一回りぐらい上なんですけど、
なんかその子供を持ったら生活がどうなる、仕事がどうなるみたいなことの想像力が多分育まれてきてないんですよね。
確かにね、なんかその、我々の親世代、うちの父親とかは結構すごく子育てをしてくれてた父親だから、
06:03
私の家とかは全然違ったんだけど、多分我々の世代の親ってあんまり子育てに参加してない父親とかも結構いる、見たりもするのかなと思って。
うちの父はそうですよ。全くコミットしてこなかった親ですよ。
キリッと入ってきた。
そうだよね、自分子供ができたら子育てをするとか、こういうことをするとかっていうのはなんか妻の仕事みたいに、
ギリを持ってた世代であり、意外とでもそうはいかなくって、自分もやってて、
もちろん自分がね、ちゃんと手を出してる家事とか育児をやってるっていう手は素晴らしいと思うんだけど、
めちゃくちゃやってるかどうかわかんないけど、
そこの想像力がない状態で作ってるってことだよね。
でもなんかさ、思い出したけど、最近ビールのCMかな?
アバレルくんがさ、出ててさ、子育て中の父親たちの心情をすごく表現したウェブのCM?
ないかも。
無言の父たちっていうタイトルのウェブCMだったんだけど、
なんかそれがね、広告漫画作ったっていうよりかは、育児漫画を作っている方がアイディア出して、内容ができたみたいな感じらしくて、
めちゃくちゃそれがいい反応で受け入れられていて、世の中に。
なんか、子育て中の父親あるあるみたいなのを、すごくなんか上手に表現してて、
めっちゃクリエイティブじゃん、子供を育てたことですごく。
その子供を育てている父親視点っていうのが、つぶさに分かる人が作っているから、
なんかすごく共感を呼んで、めちゃくちゃクリエイティブな仕事をしてるやん、みたいなのを私それ見て思って。
子供育ててたらクリエイティブになれない問題、別に絶対そうじゃないじゃんっていうのは、ちょっとそれで思ったかな。
絶対なんかそういう、子育てをさ、頑張ってやってない、当事者意識持ってやってなかったら、そういうもので作れないわけじゃんか。
そうだねー、ちょっとこれもリンクを後で貼れそうだったら貼っておいていただいて、
私も後ほどこの広告は見てみたい。
このウェブメディアの記事は、子育てをしていたらクリエイティブになれないかっていう風に書いてあるんだけど、
今言ったようにクリエイティブには絶対なれると思っていて、
私たち最初に言ったのが、子育てをやっていたら自己実現の邪魔っていうタイトルを言ったんだけど、
09:02
そっちなんだよね、多分自己実現が思うようにできないっていう話を結構してるなと思って。
なんか子供を育てることで、なんか視点が増えたり、わかることが増えたりっていうのはあるけど、
子供を育てる前からやっていた、なんか子育て全く関係ない分野においての自己実現みたいなのが、できなくなるっていうことなのかな。
変わらざるを得なくなるから、この編集者の場合は、なんかノンフィクションとかの本を作ってる人だったみたいで、
そういうことにまつわるリサーチとか、関連した本を読むとか、いっぱいその著者に会って話をするとかっていうことに時間が作れなくなって、
なんか全然戦い方が変わってしまって、悲しいみたいなことを書いてるよね。
その意味での実感は、よしのちゃんもある?
そうなんだよね。クリエイティブになれないとは全く思わないんだけど、
それはまた、なんかどっかで話したいなとは思うんだけど、自己実現が思うようにできないっていうのは、当たり前にあるかな。
子供が生まれる前と同じ働き方はできないわけだもんね。
そうだね。全くできないからね。
それはもちろんあると思うし、編集者というお仕事、たぶんすごく大変で忙しくって、
確かにこう、記事の中でも言ってたんだけども、
没頭する時間が取れないことで負けるみたいな、子供を育ててない人に負けてしまうみたいな、
そういう感覚は確かになくはないかもしれないとは正直思う。
この人のことマジ嫌だわとは思うけど、その感覚はあるかもしれないと思うけど、当たり前じゃない?
子供を育てるようになったら、仕事に避ける時間が変わって働き方が変わるっていうことを、
女の人って言っちゃえば、子供の頃から考えてるわけじゃん。
子供を育てたり、結婚したりしても働けるような職業をみたいな軸で、将来の夢みたいなのを探したりするわけじゃん。
看護師がいいかな、保育士とか資格がある職業だったら、環境が変わって、
一回仕事から離れてもまた戻れるから、それを選ぼうかなみたいな感じで、
幼少期から、働き方変わる問題について考え続けて、いろいろ考えて覚悟した上で、親になるみたいな感じの決断をするっていう感じだから、
そこについて考えている時間とか、バックグラウンドとか、解像度が全く多分違うんだよね、この40代編集者男性と。
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やっぱり、同性の親である母親が、昔から忙しそうだとか、すごく大変そうだとか、やることいっぱいあるなってことを見て考えて過ごしてきてるよね、女の子と女子たちってのは。
今、私たちの子供世代とか全然違うと思うし、私たちよりも少し下の世代は捉え方違うかもしれないけど、
うちらの世代は、母親忙しそうだなとか、お父さん全然家にいないなとか、お仕事忙しいのかなとかも、もちろん思うかもしれないけど、そこだよね。
家事、育児に追われて、自己実現みたいな部分を諦めている母親みたいな像を近くで見て育って、
それが未来の自分の姿になるかも、みたいなことを思いながら育つわけだもんね、私たちは。
そうだね、うちの母親は、私が小さい頃は専業主婦だったけど、私はそうじゃなくて、ずっと仕事をしていたいな、みたいな。
逆に母親はどうだったから、私はどうありたいかな、みたいなこともたくさん考えるし、
でも、この記事の男の人、40代の男の人とかは、たぶん当たり前のように、ずっと自分がガツガツ働くってことをイメージして、
それ以外のことを想像せずに、ここまで来てるから、このタイミングでこの気づきをするっていうのが、なかなかな。
私たちが母親を見て育ったように、この人は父親を見て育ってきて、
その父親はたぶん、子供がいようがいまいが働き方がすごく変わって、苦悩してるみたいなのって、たぶん世代的にあんまりなかったはずだから、
ロールモデル不在でここまで来て、そういう悩みにいきなりエンカウントしてびっくりしちゃった、みたいなのは、
わからんでもない、そうなるのも仕方がない世代なのかなっていうのは思う。
なるほどなって、子供が最初読んだとき、嫌だこんなやつ、嫌いってなる。
絶対こんな人と結婚したくないよね、みたいなことを思ったけど。
って思ってたけど、なるほどね、仕組みがやっとわかってきて、少し冷静になってきました。
なんか、その構造の被害者でもあるよね、この人もまた。
もうずっと構造の被害者話してんじゃん、うち。
もうね、一生そうだの、私たちはもう、みんな構造の被害者なの、ほんとに。げんなりする。
そうだね。
だから、過渡期なんですよね。
15:00
でも、私たち30代前半の同世代かそれ以下ぐらいの男性たちって、
めちゃくちゃ家事、育児、コミットが当然のこととしてやってる人多くない?普通に。
多いと思う。
その上で、会社やったりとか、それこそクリエイティブな、没入する時間が必要なんじゃないかな、みたいな職業をやったりして、成果を出してる人たちって、普通にいる気がするから、
このウェブの記事に出てた人は、会社員人生でそんな人は見たことない、みたいなこと言ってたけど、
これからたくさん出てくるから、安心したらって、私はちょっと思った。
急な。
嫌味寄り添い。
ほんとだよね。頼もしいなって思う人いっぱいいる。
めっちゃ頼もしい人いっぱいいるよね。
うちの夫はもちろん、ほんと当たり前のように、当たり前のことをやり、そして育児のことを最大限に楽しんで、楽しそうに向き合ってるけど、
まじいっぱいいるよ、そんな人たち30前後ぐらいが。ちょっと40代の知り合いとかあんまりいないからわかんないけど、大丈夫だよ。
でも、急激に、急速に頼りがいのある人たちが増えてきてるし、その人たちには、もはやイクメンって侮辱じゃない?
ほんとだよ。
あの人たちイクメンって呼べないよね。そんな恥ずかしい名前で呼びたくない。
ほんとにそうで、だってもうほんと下手したら、私より全然やれるし、ちょっとこうメンタルとか安定してて、まじ私より有能だなって思うし。
だから、これからこの、悪口だけどまた、この40代男性がこれから出てくる若い編集者とか同業者に張り合っていくには、家事育児にコミットしながら成果を出さないといけないんじゃないかっていうふうに今思った。
逆に。
そうだね。
ダサい人みたいになっていきそうじゃない?その家事育児を家族に任せて、自分は仕事に没頭してみたいな働き方がなんか逆にダサくてダメな感じになってくるし、
その働き方自体が結構なんか時代に置いてかれている感じになりそう。
そうだね。
すでになってないっていうのはちょっと思うよね。
なんか子育てを当たり前のようにしている我々同世代のパパたち、男の子たちが子育てを妻や自分の親や相手の親やとかに任せて、
仕事に没頭している働き方をしている年上の先輩男性を憧れるかねって思う。
18:05
自分はすごく子育てをしていて、大変な思いもしていて、苦労もすごくわかっていて、その中で仕事をすることがもちろんめちゃくちゃ大変なこともわかっている上で、
でも妻に家事育児してもらってるんだよなって人絶対ちょっとこう冷めた目で見ちゃいそう。
わかるわかる。この人が着てる服は家族が洗濯して綺麗に整えてくれてるから、こうやって身綺麗でいられるんだみたいなのを思っちゃうと、すごく尊敬できなくなる気がする。
だから、この40代の貴人の男性は妻に家の業務を任せて仕事してたとしても、下の人から憧れることはないから、諦めて家事育児も頑張るしかない。
ようやくスタートラインに立てたっていうことを拍手。こっからじゃないですか、こっからっすって感じ。
そうだね。だって子供まだそんな大きくないでしょ、この人多分。
そうだよね。2人目が生まれてから別居してますみたいな基地が出てたけど。
気づいたことは素晴らしいし。
こうなってしまったのは仕方がない部分もあるから、この人ばっかりを責めてもしょうがない。社会がそうだったんだからしょうがないっていうのはあるけど、家族の人間としてもうちょっとかっこいいところ見せてくれよっていうふうに思うよね。
そうだね。あとずっと家事育児のことをやらなきゃいけないものとか、仕方ないものとか、すごくクリエイティブでない仕事みたいなことを言っているように聞こえるんですけど、
なーに言ってんの?
なんかその家事育児、子供を育てる育児とかってあんなに尊い仕事ないなって正直思うし、それと同時に例えば自分のためにご飯を作ることとか、
季節のお野菜を使って自分のためにご飯を作ることとか、病気にならないように一生懸命お部屋をきれいにすることとか、これは育児とは関係なくだよ。
なんかそういう生活の営みってすごく必要なことだし尊いことだと思うのよ。
なんでずっとつまらん仕事みたいな言い方してんのって。
なんか忙しいから、どんどん時短にしてったりとか、プロの手をたまに借りたりとかも全然大賛成だし、私もそうだしって思うけど、
なんかその自分で料理作って、なんかちょっと秋になってきたからサンマがうまいなみたいなやつとかさ、
あとなんか家事、食洗機のお椀の底のところに溜まった水を拭いてから晒しまうのめんどくさいのどうしたらいいのかなみたいな、
21:07
そういう生の家事の手順を一個減らすみたいな発見をするのとか、めっちゃクリエイティブじゃんとか思ったりする。
そうだね、ニトリだっけ?お椀の足の部分に水が垂れるように溝を入れたやつなんてめちゃくちゃクリエイティブじゃねーか。
天才だよね、あれ本当に。あれ本当に天才だと思う。
あれをクリエイティブと言わなかったらなんて言うんだ。
あとなんか山崎実業の収納みたいなやつ、天才じゃない?ああいうのとか。
山崎実業は天才なんだけど。
なんかああいうのってさ、本当生活を軽んじてる人から絶対出てこないものじゃん。
それが直接的なお皿作ってる人とか収納作ってる人とかにしか使えないクリエイティビティかというと、絶対そうじゃないから、
そうだよね。
生活を軽んじちゃいけないなって思う。
私、子供は育ててないけど家事に関してはめっちゃそう思う。
まず大人なんだから、自分の面倒は自分でちゃんと見れる。
家不足なく、誰かに寄りかかることなく、自分の面倒はきちんと自分で最後まで見れる。
もちろん介護とかできたら別なんだけど、そこからスタートだと思うんだよね。
それが自立ってもんだよね。
そうですね。
そこを他人に世話してもらってるのってさ、言ったら赤ちゃんじゃないですか。
赤ちゃんの状態でクリエイティビティがどうだみたいな、
仕事の部分でだけ大人みたいな顔をするのっておかしいなって思う。
本当だよ。
あと赤ちゃんほど可愛くないし、絶対。
赤ちゃんと子供は可愛いんだぞ。
あいつらは圧倒的に可愛いんだから。
許されないからね、そこでね。
そうなんだよね。
家事育児はつまらん仕事だと思ってるじゃん。
女がやるものであって、私のようなクリエイティブな男がやることじゃないって思ってるのが、
もったいないなって思う、シンプルに。
面白いよ、家事。
そうだよ、面白いし楽しい。
もちろん嫌いだったりしたら、やらない方法を模索するとかもいいと思うんだけど、
やらなきゃいけないこととか、やらないと崩壊するものとかがあって、
それに対して工夫する気持ち?
時短家電を買うなり、時短家電を作った人たちも数々の天才だとは思うんだけども、
すごい執着で洗濯物を乾かそうとした人とかもすごい天才だと思うんだけど、
それに対して工夫をするとか、何とかするとか、
力で解決しようと試みるっていう気持ちが大事だし、
自分の体に向き合うことも体調に向き合うことも大事だし。
24:02
自分の手を動かして生活を整えることをやってるかどうかで、
すごく暮らしに関する解像度が全然変わると思ってて、
この間、うちの大人話なんだけど、この人生活の解像度高いなって思ったのが、
旅行から帰ってきて、洗濯物っていっぱいあるじゃないですか、旅行の後って、
洗濯が現地でできないから。
帰ってきて、やれやれ疲れたなって思って、
夫が一番先に言ったのが、
俺、おしゃれ着先に洗っちゃうねって言ったから。
この人、普段から家事やってるだけあるって思って。
最近で聞いた言葉で一番いい言葉。
おしゃれ着先に洗ってくれるんだっていうのもあるし、
おしゃれ着って乾燥機かけないから、先におしゃれ着回して乾燥機かけないから、
それを干して、干してる間に乾燥機かけていい素材の服を、
時間かけて乾燥機回して洗うっていう工程があるから、
おしゃれ着に洗うっていうのは合理的なわけ。
そうだね。
洗濯は数十分で終わるし、乾燥は数時間かかるもんね。
そこが分かってるし、旅行から帰ってきたら洗濯物がたくさんあって、
それを早くなんとかしなきゃいけないっていうことも分かってるし、
何重にも解像度が深くて、この人いいなって思いました。
私はそれで惚れ直しました。
めっちゃいいね。
やっぱり令和のモテる男は、おしゃれ着を先に洗える男ですよ。
本当にそうだよ。
完全にそう。
本当にそうだよね。
分かる。生活、家事とかですごく効率的だったりとか、
きめ細やかに考えてるなって感じると、まじ惚れ直すよね。
本当にそう。だから家事育児は丸投げして、クリエイターとして成功して、
何十万部も本売ってる人よりも、おしゃれ着先に洗える人の方が絶対私はいい。
かっこいい。
かっこいいよね。シンプルにかっこいいと思う。
感動するね。
本当に感動した、私は静かに。
それを母親に言ったら、
うちのお父さんは洗濯機なんか回したことないと思うみたいなことを言ってて、
私のお父さん、令和にいたらまじモテないよっていう話を、
すごい、私は何回もしてる、家で。
すごいね。
モテるために家事やるっていうのは、またちょっと違うんだけどね。
家族を喜ばせているという点では、めちゃくちゃ素晴らしいよね。
素敵だよね。
家族の一員としての力?
27:00
家族、家庭を回していくために、戦力になってくれるっていうのはね、素晴らしいことだよね。
わかるわ。
毎日、私が何も言わなくてもお茶作ってくれる夫に、
最高、本当にかっこいいって思ってる。
お茶ね、地味にめんどくさいよね。
あと、うち、ちょっとしゃべりたくなっちゃっただけなんだけど、
うちの夫はすごい、私がね、すごくズボラな性格で、
かつ、冷えであんまお腹痛くなったりしないのよ。
何の話って感じだけど。
で、夫はすごい冷えでお腹が痛くなる人間なのね。
だから、私はすごい子供の髪の毛を乾かすっていうのが、
あの子たち髪薄いし、ほっときゃ乾くだろうって思って放置しちゃいがちなんだけど、
夫は冷えでお腹が痛くなる人間だし、
たぶん親御さんに髪乾かしなさいってずっと言われてきたから、
風呂出た瞬間に子供の髪の毛を乾かしてくれてて。
おー優しい。
私がどんなに放置してても、毎回夫はやってくれるんだよね、それを。
かんたかそうねって。
そうそうそう。
そういうきめ細やかさを見ると、子供の健康を当たり前に気遣うっていう姿勢とか、
忘れない、ちゃんとやるっていう感じとか、
ほんと感動するよ。
30代前後のメンズたちの話でした。
唐突なね、私と吉野ちゃんの夫自慢みたいな話になってきて、
うるせえなっていう風に思う人もいるかもしれないけど、
周り見てると私たちの家庭だけじゃないよね、そういう。
全然そんなことない。特例じゃないよ、当たり前になっていると思う。
自分の兄弟とかを見てても、兄たちは家事育児やってる感じするし、
友達とかも全然当たり前にやってるし。
お互いにそういう解像度でいるほうが、お互いの仕事に対するリスペクト、
家事育児に対する仕事のリスペクトもそうだし、
こんなに大変な家事育児やりながら仕事を頑張っててすごいなとか、
リスペクトにもつながるし。
やっぱりどこか家で家事をやっている女を下に見ているとか、
育児があるのに、育児全く気にせず働けるって、やっぱりうらやましい。
うらやましいじゃないな。やっぱり贅沢だよなって思うけど、
外でただ働いているだけの夫みたいな、
お互いの理解がなくどんどんすれ違うみたいな構造が二人できたほうが、
そういう構造にならないと思うし。
30:01
この記事読んで、この人はそこに気づけたっていうのは、やっぱりいいのか。
スタートラインに立てたっていう感じなのかなっていうのは思うよね。
あと、家事とか育児を妻に丸投げだった昭和の父親たちが、
今の男性よりも全員自己実現できてたかっていうと、
そうでもないんじゃないって私は思うんだけど、
そうでもないよね。
どうなんだろうね。
なんかその24時間働けますか的な企業戦士みたいな価値観で、
仕事に一生を捧げたみたいな人も今よりはたくさんいたのかもしれないけど、
その時代の男性たちが今の私たちよりもクリエイティブだったかっていうと、
どうなんだろうっていうのはちょっと思ったりする。
なんか上の人に逆らえないとか、パワハラ、セクハラ当たり前みたいな、
いろんな古い構造があって自己実現とかではなかったのかな。
なんでなんだろう、確かに。
昭和の父親たちがめちゃくちゃ全員幸せそうだったかっていうと、
なんかそうでもないよなって思うよね。
確かにね。
なんか今の男の人たちの方がなんか幸せそうっちゃ幸せそうな気がする。
それこそ家庭に居場所がないみたいなのって、
昭和の父たちからはちょいちょい聞くけど、
絶対さ、そんなおしゃれ着先に洗ってたら家庭に居場所ないわけないじゃん。
そうだね。いなきゃダメな人だよね。
子供の髪の毛を真っ先に乾かしてくれる父親がさ、居場所ないわけないじゃんだって。
ほんとだよね。
私のざっくり昭和イメージだけど、仕事でウォークマン発明しましたみたいな、
そういうことをやってたのは、もしかしたらほんともう24時間働いて、
家事、育児なんてやったことなくて、
会社に人生捧げますみたいな人たちだったのかもしれないけど、
家庭にその分全く居場所がなくて、子供とか家族との思い出が全くなくて、
みたいな人生、幸せだったのかなとかはちょっと思ったりするし、
今の自分の父親とかを見てて、仕事にめちゃくちゃコミットしてきたけど、
子供たちからすると、家庭に全くコミットしなかった父親だから、
そこまでお父さん大好きみたいな感じじゃないし、みんな。
別に嫌われてるわけじゃないけど、幸せって何かねって私はそれを見て思ったりはするよね。
確かにね。確実に良くなってる部分もあるなって思った。
どっちが正解かって、厳密に言うと分かんないのかもしれないけど、
少なくともおしゃれに先に洗ってくれたり、子供の髪の毛真っ先にかかしてる人の方が正解な気するけどね。
33:10
しかも別にそれをしたからといって、仕事で自己実現ができなくなっているわけじゃないしね。
と思うけどね。もちろん制約があるから、長時間労働は許されないし、
体力的にもきついしとかはあるけど、でもほんと彼らが仕事で全然成果出せないし、
超くすぶってるとかいうわけでは全くないだろうから。
そして私たちだって家事や育児があったとしても、仕事頑張ってるわけじゃん。レディースは同じように。
レディースの戦いはもうずっとその戦いをしてるわけですからね。
全然仕事できないとかではないはず。まあ頑張るって感じだけど、ないはず。
昭和の企業選手とか絶対さ、喫茶店でめっちゃサボったりとかさ、
無駄な飲み会で時間使ったりとか絶対してたよ。
そうだよ、ほんとに。
そう思うと別に仕事に全てを捧げられててすごかったみたいに、課題評価する必要ないなって今思った。
そうだね、もういいよ。よくなってるよ、ちゃんと。頼もしいよ。
絶対よくなってると思う、世の中。
そして、うちの夫みたいなのを見て育ったうちの息子は、多分家事を他方に全投げするってことはしないでくれるだろうと思うし、
お父さんもお母さんもめちゃくちゃ家事やってたなっていう記憶のまま大きくなってくれるだろうし。
いや、頼もしいね。めちゃくちゃ頼もしいよ。
そういうふうに世の中が動いていく中で、いつまでも家事・育児がすごく仕事の邪魔になるみたいな考え方をしてしまうと、
逆にやっぱり取り残されちゃうんじゃないかなっていうふうに思う。
男も女も子供がいてもいなくても、子供がいる人はめちゃくちゃ育児ってとんでもなく時間を使うものだから、
子供がいない人と同列に考えるってことはなかなか難しいかもしれないけど、
子供がいなくたって家事をちゃんと自分事としてやって、時間をちゃんと使ったりとか、
自分で手を動かしてやるみたいなことってすごく大事なことだし、
そこをやらないと仕事にコミットできないみたいな考え方は、一旦もうしてましょうっていう感じじゃないかな。
意外と最初めちゃめちゃヘイトから始まったけど、なんか希望まみれだねっていう話で終わりますね。
ここからっす。本当にここからですよ、勝負は。本番はここからっていう感じ。
36:04
いいね。がんばれー。みんなでがんばろーって。
ようやくさ、この家事と育児の自己実現と家事・育児をどのように両立させるかっていう問題はさ、
ずっと女はそれをどうやって両立させるかっていう問題文だったけど、
その問題文の主語が男女関係なくなってきたっていうことは、
ここが本当にスタートっていう、みんなが同じスタートラインに立てたっていう喜ばしいことだよね。
女性の社会進出とか、女性の自己実現みたいなものに対してちょっと反対意見を言ったり、それを阻害するようなムーブをしてる人たちって、
絶対に家事・育児にコミットせずに仕事だけをしてきた男じゃんとか、
もしくは家事・育児にコミットしてた女性とか、なんかわかんないけど、
そう、みんなが家事・育児を、大人は当たり前のようにみんなが家事・育児をやれば、
もちろん独身だとしてもさ、自分で家で暮らすっていうこともね、とっても大事なこと。
みんなそこの苦労がわかれば、みんなで苦労をシェアできて、気持ちがわかって尊重してっていうことができて、
足の引っ張り合いみたいなものが減っていくはずだから、
男女どっちも家事をやってさ、みんなが直線機のお椀の底の部分に溜まる水がどうのみたいな、
そういう解像度でいろんな家庭のことがわかるようになったら、とんでもない時短家電とか、
今考えられないような育児グッズとかが生まれて、どんどんクリエイティブになっていくと思う世の中が。
女が我慢してやればいいからっていう理由で、開発が放置されているものっていっぱいあるから、
それが男女関係なくやるようになったら、めちゃくちゃいろんな分野が進むんじゃないかなって私は思う。
意外と希望はあるねっていう話になれたのかなと思います。
頑張ろう一緒に40代編集者男性、家事、育児やろうぜ。
最初めっちゃ嫌いだったけど、今だったらあなたといろんな苦労話ができそうな気がしてきたよ。
ようやく同じ悩みを共有する仲間になったから、こっから一緒に頑張ろうなっていう感じ。
そういう感じでした。
そうだね、私たちも頑張ろう。
本当に時短課年を開発してくれた方々、どんな人か知らないけど、ありがとうございますという気持ち。
本当にありがとう。人生変えてもらって。
私がよく言うのは、子供が生まれてからは乾燥機がない、電自動乾燥機を買ってなかったら、
39:06
うちら離婚してるねって。
すごい、夫婦を一組救ってる。一組の声じゃないね。
そうだね、すごい数の夫婦を多分、子育て世代を救っていると思います、乾燥機は。
数々の時短課年を開発してくださった方々、ありがとうございました。
ありがとうございます。おかげで救われています、いろんな家族が。
はい、そんな感じで。
そんな感じだね、今日はこんなところかね。
はい、お聞きいただきありがとうございました。
アップルポッドキャストは毎週水曜日に新しいエピソードを更新予定です。
大体毎週更新できるように、大変な時は無理せず、サステナブルに頑張りたいと思います。
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それではまた来週。
バイバイ。
40:35

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