1. となりの芝生はソーブルー
  2. #97 自分で選ぶって結局どうい..
2025-10-08 44:24

#97 自分で選ぶって結局どういうこと?

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仕事や結婚出産などの人生の選択について、「自分で選ぶ」ってどういうことなんですかね。他者や環境の影響を全く受けない・流されないっての無理な話。自分で選ぶことについて考えた回。


「『結婚・出産しても続けられる仕事を』と看護師になったが、出産にも昇進にも踏み切れない」というリスナー相談/進路選択の時点で「子育てと仕事の両立」について考えさせられる女子たち/自分で選んできたつもりだったけど、流されてきた?/レールのある範囲で選んできただけ/メインストリームとの距離/他者によってさせられる後悔/欲しいものへの執着が強いことの是非/結局余白なのでは/人に仕事を休むことを勧める番組/「仕事頑張らないなら子供産まなきゃ」的風潮/余白に子供を入れる/自分の時間に慣れる/好きな日本語「有休消化」


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サマリー

このエピソードでは、30代の女性が自身の人生の選択に関する葛藤について語り、経済的な背景や仕事との両立の難しさを考えています。医療現場での厳しい責任や労働環境の中で、子育てや昇進に関する選択がどのように影響するかを探求しています。特に進路選択や結婚、子育てに関連する葛藤が取り上げられ、自分で選ぶことの意味やその難しさについて語られています。参加者は、主流から外れることによる痛みや、周囲に流されることの難しさを共感しながら、それぞれの選択について考えを深めています。選択の重要性や自分の欲求を理解するための時間の必要性についても触れられており、仕事のペースを落とすことで自分自身に向き合う時間を持つことができることや、真剣に考えるべき問題に目を向けています。有給消化や転職について考え直すことの重要性や、働く環境における権利についても話題になっています。

選択の葛藤
同い年、同じ会社で働く30代女性2人が、結婚、出産、仕事などなどの様々な女の選択について、
隣の芝生を覗き見しつつ、羨ましがったりがらなかったりするトークプログラム、となりの芝生はソーブルー。
このポッドキャストは、寄婚子育て中の私、吉野と、寄婚リンクスかっこ仮のツッキーこと月岡月がお送りします。
今回も、リスナーさんからの相談のお便りについて考えていきたいと思います。
30代前半女性、医療従事者の釈子さんからの相談です。
ツッキーさん、吉野さん、こんにちは。
同世代のお二人のトークを、いつも心から共感しながら聞いています。
お二人とも、それぞれ自分の道を歩んで進まれている姿が、とてもかっこよく憧れます。
そんなお二人に、ブレブレになってしまった私の人生についてご相談です。
私は33歳女、寄婚リンクスかっこ仮です。
両親の負中や経済格差を見て育ったため、経済力を持って、いざとなれば一人で子育てもできるようにと高校時代に考えており、
国公立大学の看護学部の進学を経て看護師になりました。
今思うと、この時点で見立てが甘かった気がします。
9名の部署で働き続け、やりがいも感じていましたが、
結婚と昇進に伴う移動が重なり、妊活のタイミングを逃して今に至ります。
高齢化によって崩壊しつつある医療現場を目の前で見ていると、
子供を産むことも、重い責任を負う可能性のある管理職でいることも、
修羅の道に思えて、今は昇進を取り下げてもらった上で、妊活もしていません。
お互い同程度稼ぎ、それぞれに自由な時間がある今の夫婦2人の生活に欠けているものはないように感じる一方で、
日々の劇務は心身に応えるので、出産しないなら仕事の負担を減らしたい。
でも、子供のいない人生で最終決定もできないから収入を下げるのも不安。
万が一出産しても、この劇務と育児を両立できる気がしない。
と、堂々巡りで身動きが取れません。
振り返ると、自分で選んできたつもりが、実は環境に流されていただきかもと感じ、
感性も鈍ってしまった気がしています。
今の感性で重大な選択をするのが怖く、いい年なのに逃げ腰になってしまう自分が情けないです。
余ったれんなというかつでも喜びますので、お二人の自分で選び取ることのエッセンスを教えていただけたら嬉しいです。
仕事と育児の難しさ
とのことでした。ありがとうございます。
マジで、マジで余ったれんなはないですね。
余ったれんなはないでしょう、これは。
私たちはこれは絶対に言えないですねって、ごめん。
我々の方が余ったれな生き方をしているような気がしてしまう。
立派だね。
劇務でしょうしね。
なんかね、心身ともにちょっとお疲れなのかなと思いました。
たぶん冷静に将来のことを考えるには、日々疲れ果ててそれどころではないという感じが、
そうですね。
ちょっと前もね、劇務夫婦で夫婦のコミュニケーションが取れないっていうね、
お話を読んだりしたんですけども、たぶんその劇務っぷりみたいなところはね、結構こう、
やっぱ一緒でその考えられない疲れたっていうところが今ね、こう自分の体の中の大半を占めているのかなと思って。
お疲れ様です。
なんか劇務ってこの世のがん?
ねえ。
では。
ほんとだよね。
全部劇務が悪いとは言い過ぎかもしれないけど。
でもさ、救急っていうところで、救命の部署で働き続けっていうのも、すごい想像せずすることだろうなって思いました。
なんかドラマとかでしか見たことないけど、とても責任が重くて忙しいということはわかる。
そこからなんか多分移動をされたんですね。
今はどの部署で働かれているのかわかんないけど、引き続き崩壊しつつある医療現場を目の当たりしにしながら現場で働かれているということで。
でも管理職になるのはちょっとシュラすぎる。
しかし子供を育てながらこの仕事を続けるのもシュラすぎる。
どうしようみたいな。
お便りの最初の方で書いてくださってた、経済力を持っていざとなれば一人で子育てもできるようにと高校時代に考えていて、国公立大学の看護学部の進学を経て看護師になりました。
でも今思うとその見たては間違っていたというか甘かった気がしますと書いてくれてて。
思ったのがやっぱり私たちって将来結婚して子供を産んでからも続けられる仕事を選びましょうねみたいなことを学生時代からすり込まれすぎてて。
だからそもそも自分のやりたいこととかあんまり素直に考えたことないかもみたいなのって全然あるなって思ったんですよ。
なんか自分のやりたいこと素直に考えてるとそれを強制されようとする。
進路の紙に芸人って書いたらめちゃくちゃ呼ばれるみたいなのあるわけ。
なんかその呼び出しまではいかないかもしれないけどさ、例えば何だろう。
勝者で働きたいとか書いたらさ、女の子が。
勝者って海外住宅とかもあるし婚期遅れるよとか子育てと両立できないと思うよみたいなことは絶対言われるわけですよ。
っていうのがあって、そういう発言というか言説にさらされ続けるとさ。
なんかじゃあ結婚して子供を育ててから育てながら続けられる仕事っていうことで、
なんか看護師とかさ、なんか何か修行みたいなのに何か行った方がいいのかなみたいな空気ってなんかありますよね。
あるし、あとやっぱ高校、例えばさ、大学どこに進学しようかと考える高校生の時点でさ、
多分その時点で子供生まないっていう風に決定する人って多分少ないと思うんですよ。
そこまでもね、判断軸もないしね。
判断軸が何もないから、月が本を出してそれでもまだこう、
ファイナルアンサーは難しいっていう話をしているように、
高校生なんてもっと不確定要素が多いってなった時に、
子供を切り捨てた進路選択ができるかって言われたらできないというかさ、
非常にしづらいし、なんかさ、子供を切り捨てた進路選択みたいなのもなんか厳密に言えばあんまりないじゃないんだけどさ、
なんかより子育てしやすい方に誘導されるみたいなの。
あるある。あるし、厳密に言ったらないじゃないっていうことを高校生は知らない。
私たちは今、31、2歳になったからそういうことが言えるようになっただけで、
絶対高校生に教えるようなシステムはできないし。
だってさ、だから何も知らない高校生がさ、そうか、小社前になったら子育ては難しいんだ。
じゃあ、お母さんになるか小社前になるか選ばなきゃいけないんだ。
じゃあ、2番目になりたかった看護師になろうみたいな。
そういうなんかさ、絶対あるし見覚えのあることだし、男子は言われないことだよね。
そうだね。男子が子育てしやすい進路選択をしている学生みたいなのはちょっとあんま見たことないかもね。
あんま見たことない。
内心そういう気持ちがある男子学生もいないことはないかもしれない。
そうそうそう、ゼロだと言っている話ではなく。
大ぴらには言われない。
あんま見たことないという話をして。
そうだね。今の時代は、今の高校生は変わっているのかもしれないけども、少なくとも平成5年生まれはマジそうだったなって感じがする。
自分の選択を考える
私も大学行った後の話ですけど、就職活動の年になった時に、結構自分のいる研究室っていうかゼミが好きだったから、大学院に行くのもちょっと楽しそうかなって一瞬思ったこともあったんですよ。
今の指導教官にこのまま院でも教わろうかなみたいな。
でもやっぱさ、あの頃ってまだ、今もかもしれないけどさ、女の子が大学院行くとか、マジ今期遅れるからやめろみたいな風潮って全然あったじゃないですか。
そこまで直接的に言ってはなかったかもしれないし、私、友達というか、うちの学部大学院進学する人すごい多かったから、あれだけど、
すごい多い。芸術系すごい多い。
芸術系っていうのもあるか。
でも、言いたいことは分かるよ。そういう空気もあれば、親御さんによっては言われることもあると思うし。
全然あると思う。でも数さ、就職だってさ、全国転勤あるところは女の子は今期逃すから避けろみたいなのも若干あるじゃん。
そうね。でも月、今期、私、人生で今期っていう言葉をかけられたことがないかもしれない。
マジ?
そう、だから今、そこもね、違いを感じた。でも言ってることは全然分かるし、理解はできるんだけど。
なんか風潮としてあるみたいなのは。
多分私風潮、多分そこまでこう、いや、でも分かる。うん、あるね。あると思う。
吉野ちゃんはね、風潮をあんまり気にしてなかったんだと思う。
そうね、視界に入らないみたいなのが多分。
どうなんだろうね、でも私自身今期めっちゃ気にしてたような、自分自身は今期めっちゃ気にしてたような気がするけど、私のいる界隈で多分そこまでの圧は、
ごめん、圧がないわけじゃない。気にしなくても生きていける場所だったっていうだけかも。
ああ、その芸術系の学部がっていうこと。
確か自由人とされる感じの人とか多そう。
あとなんか、就職も、なんか企業に就職しないみたいな人も多少いるのか。
いっぱいいる。
そうだよね。
でも自分自身は今期みたいなものをゴリゴリ意識してここまできましたよ。
本当?
と思う。
私はだからそういう風潮がやっぱり嫌だったから、なんか結婚とか別にしたくないみたいに思ったりしていたっていうのがあるんだと思うんだけど。
だからこういう、なんていう、そういう風潮みたいなものになんか流されてきちゃったような気がして、
自分で選んできたつもりが実は環境に流されていただけかもと感じてしまっていて、このシャコさんは今、ふと、私ってどうしたかったんだっけみたいになってるってことですよね。
かつ、うちらが自分で選んでるように見えてるってことだよね。
そうですね。
おっしゃってるようにね。
だって自分でなんか選んで決めることのエッセンスを教えていただけたら嬉しいです。
これどうですか?改めて言われてみて、ツッキーは自分で選んできた?
それね、なんか、私の個人的な話で言ったら、進学する学部とかは、周りの環境で、自分が行けるなるべく偏差値の高い国公立大学に行きなさいという環境があったので、
それに流されたというか、そこの風潮のままに進学したっていうのはあったし、就職も、就職はね、周りの風潮に流されたら公務員か教員になる感じなんですけど、あとはなんか、まあそうか、地議員とか。
私はその時は周りの風潮に流されたくなかったので、もうちょっとなんか、あとなんか公務員とかやれる気がしなかったので、でもまああれだな、就活業界全体のなるべくこうなんか人気の高そうな、収入が多少高そうな、いい企業とされるところに入るみたいなところには流された。
そうだね、我々一社目一緒なんで。
そうだね。
流されました。でも、私もだから似たような葛藤の経験はあるんですよ、この。なんか良しとされるところに乗っかって、こうベルトコンベア的に登ってきたけど、なんかこれ良しとされてたはずなのに、なんかしんどくね、みたいな。
もっと頑張ったらいいところに行けるって言われてきたのに、頑張ったけどずっと頑張り続けなきゃいけなくて、なんか死にそうなんですけど、みたいなのはすごいなんか覚えがあって。
で、まあじゃあ自分はその良しとされるところじゃないところで何がやりたいんだろう、みたいな考えた時に、やっぱ文章書くのってやっぱり昔から好きだし、やりたいことだし、ずっとこう執着を捨てられないところだから、それを頑張ってみようかなっていう風にやっと思えたのが30ぐらいって感じですね。
そうだね、月結構さ、今、まあめちゃくちゃ簡単な言い方しちゃうけど、特殊な働き方しているじゃないですか。
そうだね、自分で選び取った感じしますよね。
選択の背景
あの自分で、まあ選び取ったっていうニュアンスもそうだし、まあこう最適化みたいなことを頑張ったみたいな感じはあるよね、やっぱり。
吉野ちゃんどうですか?
たぶんね、私は、これちょっとこの後の話でも出てくるんだけれども、辞任としてはあんまりこう、進路選択の時流された的なことは辞任はなくて、これのからくりちょっと後々出てくるんですけども、結構好き勝手やったという辞任があるんだよ。
芸術系の大学に、私だから栄養士さんとかになりたくて理系だったんだけども、高校1、2年ぐらいまで、高校2年まで理系だったんだけれども、分離かな?分離とかだったんだけども、なんかあの生物と科学苦手すぎるなっていうのと、あとまあなんか楽しそうだなという理由で高3の春から予備校に通って、美術予備校に通って美術系に転換したみたいな感じだったんだよ。
ちょっ、突然だよね、それもさ。しかも高3の春って結構遅いよね。
そうそうそう。遅いんだけど、そうそうそう。急だったし。で、まあその時点で、なんか自分で選び取った感みたいなものがめちゃくちゃ演出できてしまうよね。
うん。決断してるよね。
決断感めっちゃあるよね。だからまあ多分そういうのが発端で、なんかこう自分でまあ選んだ感とかは、感はあるなっていう感じ。
あと私の場合は結構やっぱりこうやりたいことベースというよりは、小金を求めるみたいなところはかなりこう一貫してあったので、多少稼げるみたいな。
だからその美術系に行くっていうのは、世間一般の感覚からすると、人から良しとされるルートから外れて、勇気を持って自分で選び取ったっていう感じがあるけど、
吉野ちゃんの行動原理としては、この道が一番自分にとっては小金が稼げると思ってる。
まあ一番というよりは、好きなことと小金のバランス感みたいな感じかな。
あ、でも結構ロジカルに考えてるよね。子供の時にさ。
そうだね。
大手工さんの時に。
どうなんだろうね。どうなんだろうね。でもマジで、ちょっとあんま思い出せないけど、マジで科学と生物がマジでできなかったからか?
この道は早く捨てた方が賢明だなって思った。
やっぱその、なんていうのかな、そのヤバそうなやつと距離を取るみたいなセンサーが働いてるかもしれない。
まあセンスありますよね。だからそれに関しては。
そうだね。
若い人ってそういうところさ、でも頑張らなきゃってなって、向いてないこと続けちゃったりとかね。
確かに結構私は向いてないことから距離を取るっていうのは、なんかできたのかもしれない。
まあ水槽学から距離取れなかったけど。
それはね、部活って強制力あるからね。
そうだね。まあでも、だから私はすごい辞任が、やっぱこう自分で決めたっていう感覚はあるんだけど、みたいな話がある。
メインストリームの葛藤
でも思ったのは、なんかこう釈迦さんが流されてきちゃったなみたいな感じのね、今テンションでお話しされているけど、
なんか私だってレールのある範囲で、自分で選んだような気持ちになっている感じで、なんか流されない人生なんてなかなかないよな。
というか縛り?縛りがあるじゃん。家の金とかさ、生まれた土地とかさ、学力とか。
なんか努力じゃどうにもなんない縛りというものが人間誰しもあって、
まあだから流されないっていうこともなんかなかなかないよなってお便り読んで改めて感じましたね。
いやーだから本当におっしゃる通りだなと思って、何にも流されないっていうのはなんか不可能ですよね。
なんか他人と関わりながら生きて、影響を受け合いながら生きていく生き物だから、なんかの影響を受けるっていうことは絶対あるし、
一個の集団にいたら、美大生の中にいたら、なんか就職の選択肢がこれぐらいあるけど、文系の大学生の中にいたら、
まじでなんか公務員になるか就職しないと死ぬぞみたいな感じの空気になったりとかね。
なんか集団の中での決断みたいになっていくのはしょうがないことと思うので、全く一人きりで生きるっていうのはできないことだから。
だからそんなに自分を責めなくても良いと思いますよっていうことはまず一個あると。
なんかその、私はそのベルトコンベア的なところに乗っかって良いところを目指していたはずが、なんかずっと辛いんですけどみたいなのに途中で気づいたっていう話をしたけど、
多分なんか吉野ちゃんは自分のやりたい方向性と、そのベルトコンベア的メインストリームでなんかこう連れて行かれるところとの距離がなんかあんまりないような気もするんだよね。
これが私がさっきこう自分で選び取ったっていう、なんか辞任のなんか、辞任はそうなんだけどっていうからくりで、であんま辛くないみたいな、なんていうのかな。
その子供を持つっていう選択をめっちゃ、めっちゃこうなんていうのかな、決心の覚悟でしたかというとそうじゃないみたいなのもあって、なんかあんま辛くないみたいなのの話なんですよね。
そう、だからなんか私からするとなんか、まあ世の中のメインストリームがその就職して結婚して子供を産むみたいなことだとすると、私はその結婚はそもそもなんかまあ今偶然してるみたいなところがあるので、
まあ結果的にいい相手がいたからこのメインストリームに乗ったっていうのはあるけど、子供に関してはやっぱり全くそのベルトコンベアに乗り切れなかったっていうのがあって、そのこのベルトコンベアに乗り続けてなんか出産まで誘導されることに非常に違和感と葛藤があったっていうのがあるけど、
吉野ちゃんにはそこの違和感と葛藤はほぼなかったみたいなところだよね。
そう、だから就職とか、まあ美大出て就職して、もう一人目産んで、結婚して子供産んでみたいなところに対してはやっぱりそのまあメインストリームの道だからそこはないよね。
選び取ることの難しさ
なかったよね。痛みが伴ったかって言われたら、なんかその結婚したいけどできないみたいなそういうのはあったかもしれないけど、でもやっぱそれはなんていうか別の話だからなかったかなって思う。
なんか望んでる形とメインストリームで良しとされることとの距離がそんなに乖離してないパターンっていうのが吉野ちゃんってことだよね。
だからここから考えられるのは、車子さんはやっぱりそのすごく頑張って頑張って頑張って今までさお仕事してきていろんなことを考えてつかみ取ってきたけど、すごく忙しくって激務でね大変で、
やっぱその子供、妊活をどうするかみたいなのもやっぱりそのメインストリームから離れることに対する痛みとか悩みとか、それでいいんだろうかみたいなのとか、なんかそういう痛みが出てきているっていう状態なのかなと思った。
楽はちょっと違うかもしれないけど、メインストリームを選ぶときってやっぱ疑問を持ちづらいんですよ。これでいいんだろうか疑問を持ちづらいんですよ。
社会から疑問を投げかけられないからね。
あ、それもそうだ。そうそうそう。だからやっぱツッキーの本を読んで、私はなんかこんな、なんていうの言うたらさ、こんな目に合ってるんかみたいな気持ちもちょっとなったわけ。ツッキーの本を読んで。
こんなこと言われるんかとか、こんなことを、こんなにたくさんのことを考えてるんかみたいな結構こう、発見とか知らない話みたいなのがあって、やっぱそれは外れるときに伴っている痛みなんだなっていうのを思った。
まあよく言うのがさ、その水が合わない魚だけがその水について考え続けるみたいな言葉があるじゃないですか。それと似てるよね。
メインストリームと水が合ってる人にとってはそんなに葛藤というか考えなくて大丈夫だけど、合ってない人ってずっとそれについて考えてしまうみたいなのもあるし、
あとそのこの、シャコさんが言ってくれてるみたいな、子供を産んだ方がいいというか、子供のいない人生、最終決定もできないけどどうしようみたいなのって、やっぱりその子供を産まないっていうメインストリーム外れ行為がめちゃくちゃこっちの道に戻れっていう引力が強いことだからね。
めちゃくちゃ言われるから、だから後悔させられちゃうみたいなところはある。
たしかによってね。
自分はさ、書いてくれてるみたいに、お互いが同じくらい稼いで、それぞれ自由の時間がある今の夫婦の2人の生活に欠けてるものはないように感じるって書いてくれてる。
今の夫婦生活には結構充足してはいるんだけど、なんかこのままだと後悔してしまうんじゃないかみたいに思わされちゃうみたいなのはありますよ。
で、それを認識してもなお、やっぱり世間の考え方とか他者からの圧とかをゼロにすることって難しいだろうなと思うしね。
ただね、この社会でね、他者と生きている限りは、そういうメインストリームに戻させられるとか戻った方がいいんじゃないかと思わされる引力がずっと働き続けてしまうわけなのでね。
だからどうしたらいいのかな。
なんかこのお便りの最後に、お二人の自分で選び取ることのエッセンスを教えていただけたら嬉しいですって書いてくれて。
自分で選び取ることって何ですかね。流された結果そうなることと自分で選び取ることって何が違うんですかね。
どっちも混ざってることだとは思うんですけどね。
その、だからメインストリームとの距離みたいな話もあるから、なんていうのかな、自分で選び取ることのまずさ、難易度が全然違うよね。
そうだね、なんかこう筋力いる、メインストリームか遠いものを選ぶことほど、なんか自分であえて選んでる感が出るみたいな。
なんかさ、言うたらさ、なんでこんな苦労しなきゃいけないんだろうみたいな気持ちにもなったりしそうだよね。
自分で、その距離、メインストリームから距離が遠いものを選び取ろうとするとき、なんかいらん苦労というか、なんやこれみたいな苦労はありそうだよね、とかはあって。
で、あとなんかその、自分でそうね、選び取るとかの、私が自分の個人的に今までの人生を考えたときに、
私は結構ね、物事に対してのなんかこう執着心を瞬間的に高めたりというか、なんか執着心が結構強いタイプで、人よりも局所的に高い執着を、なんていうのかな、発露できるタイプだったりするから。
欲しいもん欲しいみたいな、今欲しいみたいな。
手に入れようと馬力を出すみたいな感じがある。でもそれって、なんか別にいいことでも悪いことでもなく、なんか特性だなっていうぐらいに思うんだけれども。
あの、もちろん例えば頑張る力を発揮できるっていう側面もあるんだけれども、執着が強すぎて、それがうまくいかなかったときにグズグズに壊れるっていうデメリットもあるから、いいとも悪いともっていう感じではあるんだけれども、
なんかそういうのもあるかなとは思った。私は結構執着心が強いから、だからこそ自分で選び取ったっていう感覚もあるし、なんか見られやすいし、みたいなのがありそうだなとは正直思った。特性?
欲しいものがはっきりしてて、それをつかみ取ったことに結構充足感を覚えてるっていうふうに見られがちかもしれない。見られがちかもしれない。よね。選び取って暮らしてる感あります、確かに。そうそうそうそう。
私もだからその執着で言うと、よしのちゃんの執着とか欲しがってるものとは全然違うんだと思うけど、やっぱり人生を通して、なんか物書きで何かやりたいみたいなことに対しては、多分私はめちゃくちゃ執着があるんですよ。
そうだね、そうかもね。でも、その執着があるっていうことに気づいたのも最近なんですよ。自分ではわからなかったんだよね。なんかこれって仕事になるんですか?みたいなのとか、一握りの人しか仕事にできないですよとか、仕事になったとしても食べてはいけないですよとか、なんか才能がある人しかできないんですよみたいな。
自分の欲求を理解するための時間
なんかそういういろんなものがあったから、それに執着を持っているっていうことが良くないことだと思ってたり、持つべきじゃない、執着を持つべきじゃないと思ってたり、なんか私ぐらいの人間のこれぐらいの気持ちは執着とも呼べないものなんだろうな、みたいなのも多分あったんだろうと思うんだけど、
なんかやっぱりようやく最近になって、私ってこれがやりたいことだし、欲しいものだし、頑張りたいんだから、やるしかねーんだなーみたいに思えるようになったっていうのはあって、なんでこれを思えるようになって気づいたかっていうと、多分仕事を減らしたからなんですよ。身も蓋もない。
なんか給食したりとかさ、会社員の時間ちょっと減らしたりとか。
急にお便りの話に戻った。
なんか脳が暇になったというか、なんか私ってどういう人間だったかなとか、どういう子供だったかなみたいなのを考える時間がやっぱり途中で挟まったんですよね。
20代後半とか30代の最初の方とかで。
っていうのがないと、やっぱり自分が何が欲しい人間なのかって、何を選ぶかの前の段階ですよね。何が欲しい人間なのかっていうのが、忙しすぎるとわからないっていう問題はあると思います。
なるほどね。
そうだね。
いきなりお便りの話に戻りましたけど。
そうだね。
そう、だから多分本当にお忙しいし、体力的にも精神的にもかなり応えるお仕事をされてると思うから、
子供を産む、産まないとか、昇進する、しないとか、以前に一旦ちょっとペースを落として人生について考えるみたいな時間が、取れるかわかんないけど取ってみてもいいんじゃないかなって思うよね。
せっかく資格があるから、別に再就職とかね、働き口はあると思うので、なんか転職するとかちょっと休んでみるとかしてもいいのかなって。
人に休むことを勧めるポッドキャストになってるなって思ってる。
確かに。
なんかこれ全然超話変わる、脱線するんだけど、マジカルラブリーのANN0で、マジラブってさM1優勝してからすっごい激務で、ずっと働いてて、
で、なんかANN0のスペシャルウィークで人気芸人にUQを取らせるっていうコーナーがあって。
えー楽しそう。
人気芸人を呼びつけて、この間チョコプラとかだったかな、ニューヨークとか、誰が出てたっけ?
なんか人気芸人を呼びつけてUQを取らせるっていうコーナーがあって、すごいそれを今思い出していました。
UQ取らせるポッドキャストみたいな。
お便りが来て休ませるっていう。
いやーだってさ、考える時間という余力ってないじゃん。私なんかその給食してた時に、今思うと異様だったなって思うのが、なんか全ての欲がなくなったんですよ。
欲しいものもなかったし、やりたいこともなかったし、行きたいところもないし、別に明日死んでもどうでもいいなみたいな感じになってた時があって。
それってだから自分が何をしたいのかもわからないし、何かをする気力もないっていうことで、結構危ない信号だったなっていうふうには思うのよ。
でも今ほんとやりたいことと欲しいものがいっぱいあって、なんか金も足りないどうしようみたいな。
ペースを落とすことで得られる気づき
やっぱ欲まみれだよね、ずっきり。
欲と共に突き進むことに、今逆に疲れてきているみたいな感じで、なんか人生っていろんな。
全然違うよね。同じ人間とはっていう感じだよね。
いろんなフェーズあるなって思うんですけど。
でもまあ、そのさ、一旦ペースを落とすことも難しいし、ペースを落としたら落としたで、ねえ、なんかどうなんだろうね、精神というか、いろいろ考えちゃうよね。
こういうなんか多分真面目な方だと思うんですよ、このシャコさんは。
そうだね、真面目な方だと思いますよ。
私もね。
真面目な方だと思うから、仕事のペースを落としたりとかすると、いやなんかせめて子育てとかしなきゃかも、とかなるような気がするんです。
これは私の勝手な想像ですけど。
なんか何かをやってないと、自分を許せないみたいな。
そう。
のあると思う。
なんかね、私その順番じゃなかったけど、それすごいわかって。
わかる?
ちょっとあれなんですけど、参考を出すんですけど、ツッキーが出てた、ホンマの本音というポッドキャストで、
テラソのね、出させていただいて。
ホンマの本音のみぞうえさんが、ツッキーがね、子供を産む、産まないの選択について話してたんですよ、ポッドキャストで。
向こうにゲスト出演して話してたんですよ。
メンバーのみぞうえさんが、予定を埋めるのが嫌になったから子供を産んだみたいな、これめっちゃ威厄なので聞いてみてください、ぜひ。
予定埋めるのが面倒くさくなって、子供を産んだみたいな話をしてて、ツッキーがめっちゃ共感してなかったのよ、その場で。
一切わからない概念だったから。
そうそう、で、私めっちゃわかるって思ったんですよ。
なんか、私結構暇になったから子供を産んだみたいな感覚があるっていうのを結構ちょこちょこ話してるんですけども、それもっと言うと、ちょっと私も仕事が多くて病んでて、
これ全然、他の人からすると大した仕事量じゃなかった気がするんだけど、自分はすごい仕事が多くて、
なんかアップアップになってて、めっちゃ病んでて、で、もう上司に言って、仕事をね、すっごく減らしてもらったタイミングがあったのね。
あ、そうなんだ。
そうそうそう、で、干されたっていう感覚だったの、自分は。
まあ実際そうだったかもしれないけど。
ちょっと、アサインしにくいみたいな感じになってたっていう。
えー、かな、なんか重要なことを任されなくなったみたいな感覚になってた時に、あ、妊活しようって思ったんだよね。
あー。
だから、なんかちょっとニュアンス、考え方のニュアンスは違えど、なんか空いたスペースに子供を入れたみたいな感覚だったの。
で、みぞめさんの。
全然わからない感覚。
時間を埋めるために子供を産んだもん、めっちゃわかるなって思ったのも、すごいそういう話の流れがあって、
なんか、なんかもういろいろとなんかこう考えるの嫌になったというか、まあ次は子供かな、みたいな感覚になったんだよね、その当時。
だから、だからツッキーが、たぶんそのシャコさんが仕事のペースを落とすと子育てとかしなきゃみたいになるみたいなのもめっちゃわかるというか、
ニュアンスは違えど、空いたスペースに何か入れようとするみたいな、めっちゃわかると思いながら聞いていました。
キャリアと人生の再評価
なんか、たぶんみぞめさんとかは本当にバイタリティの塊みたいな、たぶん3人ぐらいいるんだろうな、みたいな人だから、
シンプルに、たぶん客観的に忙しいお仕事をされてても、ご自身的には、なんかちょっと自分の予定、自分で埋めるの嫌だから、なんかここの隙間に子供の予定を入れたいみたいな感じの感覚になったのかもしれない。
ちょまどさん、まずみぞめさんはさ、予定を埋めなきゃと思っているという。
みぞめさん、そうそうそう。暇が嫌いなんだろうねっていう。
ちょまどさん、とかね。
みぞめさん、だからその、暇が嫌いみたいなのは、その人の特性であって良し悪しとかじゃないなと思いつつ、なんかこの世の中の風潮的に、稼ぐか子供を産むかどっちか頑張らないとなんかダメですよみたいなのあるじゃん。
ちょまどさん、最近ちょっと話題だよね、そこら辺のところね。稼がずに子供を産まずに女っていけないのかみたいなのって話題だよね。
みぞめさん、別になんか吉野ちゃんとかみぞめさんとかがそういうのに追い立てられて子供を産んだとか全然思わないし、そうは見えないけど、なんかさ、この全てのリソースを使い切って社会に貢献しろみたいなのあるじゃないですか。
みぞめさん、それはだから嫌だなと思うし。
ちょまどさん、社会に貢献しろまで思ってなくても充実してないとみなされるみたいな恐怖感みたいなのはあるよね。
みぞめさん、え、暇なんだったらやればいいじゃんみたいなのもなんかあるだろうしね。
ちょまどさん、うん、わかる。
みぞめさん、ただ真面目な人ほどそういうふうに思ったりするんだろうし。
だから、でもそうなったとしても社子さんはそれを気にしなくてよくて、マジで気にしないでほしくて、想像で喋っていますけど。
だからちょっと自分の時間ができたことに慣れる必要があるんだなって思うわけですよ。
なんか突然降って湧いた自分の時間だと、もうなんかさ、やりたいこと埋めたくなるじゃん。あれやってこれやっていつもできないこれしてみたいに。
でも自分の時間があることに慣れてきたぐらいのタイミングじゃないと本当は自分が何をしたい人間なのかがわからないんじゃないかと私は思うわけです。
あれだね、めっちゃ寝た後じゃないと適切な自分の睡眠時間わかんないみたいな話に似てるね。
これ満睡的睡眠時間だとなんかさ、脳がずっと終わってるみたいな、少しずつ脳が終わってるみたいなさ。
これわかる人にはわかると思う。ちょっと調べてみてください。
ね、確かになんかその、ちゃんとその土台が整わないと本当にやりたいこととか本当に自分、ね、わからんみたいな話ありそうなんだよ。
だってさ、ずっと追い立てられてきたわけじゃないですか。受験だ、就活だ、仕事だってさ、なんか冷静に。
なんか、受験とか就活とかってさ、これが良しとされるものですっていうのをみんなで目指せっていう形だからさ、あんまり自分で考えなくても良いみたいなところあるじゃん。
そうだね。
だから本当に自分がどういう人間で何をやりたいのかっていうのを冷静に考える時間っていうのは、我々には実はあまりなかったのではないかと思いますよ。
そうだね。
私、給食で半年ぐらいさ、家の床に転がってたからそういうことがわかったのかもしれないと思う。
でもやっぱ半年休むって結構難しいよね。だから多くの人はあんま考える時間がないとかは、
少なくともない瞬間を経験したことはあるだろうね。忙しくてとか、なんかさ、やんなきゃいけないこととかさ、なんかに苛まれてみたいな。
だから就職、退職と転職の間の有休消化タイムみたいなのがさ、1ヶ月半とか2ヶ月とかあったりするじゃないですか。しっかり消化すると。
ああいう時間がだから、定期的になると人類しんどい気がするよね。
それは気づき始めてるよね。世の中がね。
なんか走り続けてると、虚無が訪れてしまうなってすごい思います。
なんかあの、私とかも結構その馬車馬でいないとダメだっていう考え方をしていたんだけれども、
結構今の会社がちょっとなんかこう、そんなに馬車馬を会社から求められてない雰囲気みたいなのが今の会社がちょっとあって、
なんかそういう中で結構こう、自分のなんかやりたいことというか、そんな大層なことは考えてないけど、
まあなんか趣味、趣味割といろいろやるようになったりしてきて、結構今はね、なんか好きなことやったりはしているんだけれども。
まあ難しいよね。
だからなんか流されてきちゃったなぁみたいな、なんかこう責任の所在を自分に置くことはほんとしなくていいかもと思ったりします。
なんかしょうがない、この社会の中でそういう感想になっちゃうのはほんとしょうがないし悪くないことだと思うから。
で、あと釈迦さんが今まで働いてきた、なんかこうキャリアであったり経験っていうのはマジでなくなるものではないので、
そうだね。
なんかこういうことを考えるタイミングが、なんか例えばもっと20代で考えてたらなとかも多分思う必要なくって、今まで積み上げたキャリアは絶対無駄じゃないから、
20代で、ツッキーみたいに20代で考えるのもいいし、私みたいに30歳ぐらいでなんか気づくのもいいし、
有給消化と転職の重要性
なんか人それぞれね、体が致命傷になる、体を体調崩すっていうことがなければ、なんか多分どんなタイミングでもね、考えていいと思うので。
ちょっとね、なんかなかなか言い切らないけれども結構いろんな話が出ましたね。
まあだから、あんまりね、人の仕事に無責任なこと言えないですけど、あんまりに忙しいんだったらちょっとね、転職とか一旦、
転職の間にちょっと人生を考え直す期間を設けるなとしても、だってまだ33だし我々100まで生きるわけなので、どっかで小給紙挟まないとですよっていうふうにすごい思います。
全然あれじゃない?いっぱい働いてたらめっちゃ有給とかあるんじゃない?取れる環境か取れない環境かとか。
あるね。権利なのにね。何とかもぎ取ってほしい有給消化を。
本当に有給消化ってしてほしいみんな。
一番好きな言葉かもしれない、有給消化って。4文字熟語で。
確かに有給消化欲しいですね。消化したいだろう。
いいね。
何とかちょっと考える隙間が作れるといいんですけどね。
ちょっと落ち着けることを願っております。
ご自愛ください。
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