茨城県下妻市の「TOK BOOKS」店主・平良忍が、かつて子育ての重圧に「母ライオン」として殺気立っていた過去や、10年間の司書経験を経て本屋を拓くに至った歩みを語ります。夕食をカロリーメイトにしてでも本の世界へ逃げ込んだ切実な記憶 。子どもたちの心を見守った「第二の保健室」としての図書室時代 。30年ぶりに帰郷し、息子たちからの意外なエールに背中を押された決断の物語をお届けします。役割を脱ぎ捨て、静かに自分を労わるひとときをお楽しみください 。
★キーワード
母ライオンの殺気と孤独 / 現実逃避としてのミステリー / 第二の保健室と呼ばれた図書室 / 10年間の徹底した「聞き役」 / 30年ぶりの帰郷とスイッチ / 子供たちへの本気の新店プレゼン / 息子からの「出資」という応援
★出演者
平良忍(たいら・しのぶ)/TOKU BOOKS店主
https://tokubooks.com/
https://www.instagram.com/toku.books/
佐野匠(さの・たくみ)/編集・ライター・フォトグラファー・WORKLIGHTS発行人
★TOKU BOOKSの場所
〒304-0062 茨城県下妻市下妻戊93−2
https://maps.app.goo.gl/HEvXyQvgEAqxs1DJA
感想
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とまり木は本の中。私に戻るためのブックガイド。暮らしの中で誰もが背負っている役割。時には、ほんの少しだけ解き放たれて、自分を見つめ直してみませんか?
あなたの役割をふっと解いて、一人の私に戻してくれる本を、茨城県下妻市のブックカフェTOKUBOOKSがご紹介。
1エピソード1冊。本の紹介とその1冊を選んだ思いを語ります。
こんにちは。パーソナリティを務めますTOKUBOOKS店主の平忍です。
こんにちは。アシスタントを務めますWORKLIGHTSの佐野巧です。
もう2回目なんですけれども、2回目じゃまだ慣れないですね。
そうですね。
冒頭の雑談というか、喉を開くための雑談なんですけれども、TOKUBOOKSさんのコーヒーってちょっと苦めっていうのを前なんかで読んだんですけれども、
ちょっと苦いほうがお好みなんですか?
そうです。圧倒的に苦いほうが好きです。酸味があるのがちょっと苦手で、
でもたぶんね、コーヒー好きの方ってやっぱり酸味っていうのかな?そっちがね、流行ってる気もしますけど。
なんか作業のお供みたいな感じだと、苦め深めみたいなやつが好きですね、僕は。
ちょっとね、冷めても味があんまり変わらないっていうのがあると思います。
ぜひちょっとその苦めのコーヒーも味わいに来てほしいですよね。
そうですね、ぜひ。
ということで、今回は第2回目なんですけれども、前回はTOKUBOOKSさんの店舗紹介をさせていただいて、
お店のことですとか、TOKっていう言葉に込められた思いをね、ご紹介いただきました。
みなさん覚えてますか?っていう感じで、覚えていなかったら一応聞いてみてくださいっていう感じです。
で、本の紹介と言いつつも、今回もですね、今回はお店じゃなくて、タイラさん自身のことを伺っていけたらなと思っております。
じゃあですね、なかなか興味深いタイラさんのご経歴なんですけれども、まずは簡単に自分の本からご紹介させていただきます。
お願いします。
茨城県下澄市出身。子育て期にママ友達との本の回し読みだったりとか、読書会をきっかけに本の魅力に開眼。
その後、小学校での読み聞かせボランティアを経て、師匠資格を取得。
で、資格取得後は、学校図書館師匠として約10年間勤務。在任地は行列ができる図書室ということで、学校内で話題になったという実績を残されています。
で、またこの時期の学校図書館の師匠の時期で、子供たちの心の揺れを間近に見てきたっていうことから心理カウンセラーの資格も取得されて、すごいですよね、4種類も取得されているっていう。
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その後、区立中央図書館の委託職員を3年間ご経験されて、その中で独立系書店の経営だとか、本の仕入れだったりだとか、そういった仕組みに興味を持たれるようになる。
で、2025年、お子様たちの独立のタイミングも重なる形で、30年ぶりに故郷の下妻市に戻りまして、ご両親のサポートをしながらも、地域で自分にできることをしたいという思いのもと、開業準備を進めていって。
2025年の3月から、インスタグラムで毎日3冊の絵本紹介。毎日3冊ってすごいですね。
そうですよね。
3冊か。
スタートさせて、それも半年近く発信を続けてきた。
で、2026年の1月に、地区50年のご実家をリノベーションして、今収録しているトークブックスをオープン。
で、本と人の出会いを見守り続けてきた経験と、あと心理カウンセラーとしての知見を携えながら、店主として新しい歩みを今踏み始めているところです。
はい。
そういないでしょうか。
そういうことです。
はい。
なかなかちょっとね、気になるキーワードが出てきて。
そうですか。
これどうしようかな、ちょっと時系列に伺っていくのが面白いかなと思いまして。
じゃあ早速いきたいんですけれども、そもそも本というものへの出会いなんですけど、もちろんさっきご紹介の中であった子育て中の中で本や絵本に出会っていたってことなんですけれども、もともと結構本って読まれる方だったんですか?
たぶん小さい時はほとんど読んでないんですよね、実は。
で、なんか子育て中に、本当に子育てが大変すぎて、現実逃避したいみたいな感じで、本を読み始めたんですよね。
で、たまたま自分たちの近く、児童館とかで、ママ友達と交流があったので、その中に本が好きな子がいて、で、こういう本読んだよって持ってきてくれて、で、本当に子育て中って本読む時間ってないんだけど、なんかそのとき、たぶんみんなおかしなテンションというか。
おかしなテンション。
そう、なんていうのかしら。まあ本当にね、毎日疲れ切ってるんだけど、とにかくみんなで回し読みをして、で、一冊の本でどうだったこうだったっていう話を児童館でみんなでして、じゃあさ、これさ、映画化するなら誰キャスティングする?みたいなので盛り上がるっていう。
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楽しそう。
めっちゃ楽しかったです。
やりたいですね、それね。
最初なんか、お子さん一緒に連れてって、そこで読み聞かせをしてあげるみたいな、そういう感じかなって。
なんかね、そんな余裕はなかったんですね、我々は。
なんかあれですか、このお母さん同士の息抜きタイムみたいな。
うん、ほんとそうでした。
へー、もう現実逃避っておっしゃってましたけれども、やっぱなんですか、いつもやっているお仕事だったりとか、母親としてのお仕事とかから、もうなんか完全に離れて、今の時間だけは全然違うことやっていいみたいな、そんなニュアンスなんですかね。
完全にそうだったと思います。
なので、なんかこう順番回ってきたら、もう今日私は子どもカロリーメイトでいい、みたいな感じ。
子どもの夕飯はカロリーメイト、みたいな感じで、それをくわえさせとけ、みたいな感じで、自分は必死になって本を読むっていう。
で、それこそ、けっこうミステリーとかが多くて、
やっぱり自分たちの現実じゃないところ、ほんとに離れたところに置いてっていう感じ。
そうか、でもミステリー読むって、けっこうカロリー高そうな読書ですけれども、それは夜時間ってどういうふうに作ってたんですか?
寝る間を押しんで。
あ、それじゃあ、お家で家事とか育児が一通りあって、みんな寝静まったなってなったら、
うとうとしちゃいそう。
そう、なんかね、けっこうほんとに、ちょっと変なテンションだったんだと思うんです。
もうすでになんか、変なテンションとはおっしゃいますけど、寝る間を押しんでまで読みたくなる、そして語りたくなるって、
だいぶ救済装置みたいな。
そうそう、ほんとにそうだと思います。
なんかそれがあったからとか、あとこれをちゃんと読みきって、友達と話したいみたいな、やっぱそういう、
ほら、家にいると大人と話す時間すらない。
今日は誰ともしゃべってないみたいな、社会から隔離されたみたいな気持ちになるわけですよ、子育て中って。
そういうとこで、共通の話題で盛り上がれるっていうのは、なんか本がすごいそういう機能を果たしてましたね。
ちなみに、タイラーさんはどういう本を、具体的なタイトルでどういう本を読まれてたんですか?
あのね、そのときは東の敬語とかやっぱりすごい流行ってたときで、宮部みゆきとか、もうだからその殺人事件ですよ。
そういうなんか、刺激を求めてたんですかね?
刺激を求めてましたね。もっと行け!みたいな感じ。なんかね、ほんと変なテンションだったと思います。
もともとミステリーがお好きだったんですか?
そうですね、嫌いじゃなかったですね。
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でもそうか、でもそうか、なんか寝る間推しに出ている状況だけど、やっぱ嫌いじゃないから、読めるっていうのもあるし、やっぱみんなで語られる場所があるから、
なんかあれですかね、ここまで読んでいったら、みんなとまたいい話できそうかな、みたいな感じですかね。
そうですね、まったくそうだと思います。
でもそうだよね、当時の気持ちというか、心の内を結構率直に話すと、どういう状況だったんですかね?
僕はやっぱり親になったことがないというのがあるので、あえて聞いちゃうんですけど。
なんかやっぱり、ちょっとほぼワンオペに近かったっていうか、ワンオペだったので、やっぱりね、あれなんですよね、子育てって、ちょっとスーパーヒーローじゃないって思う。
要は、子供の命を守るのは、私しかいないみたいな感じになるわけですよ。
だから、ほんとに殺気だっていうか、なんでしょうね。
なんかね、ベビー化をしてた時に、なんかこう、男性がひょろひょろって寄ってきて、
うちの息子の顔、ぴょろって。
で、それは、後から聞いたら、かわいかったからって言うんだけど、うちの息子に触らないで、キーみたいな感じ。
道端で、キーってなるっていう、おぷんぷんみたいな感じで。
そこを場においては、だって自分の子供を守ってあげられるのって、自分しかいないからね。
そうなんですよ。だから、それってでもね、たぶんすごいプレッシャーだと思う。
でもやっぱり、その時はもちろん当たり前と思ってやってるんだけど、やっぱりね、これがまた人数が増えたりすると、もうね、一人で何人守るの?みたいになるから、手が足りないみたいな。
両手と抱っこみたいな感じで。
ほんとね、腰から手が2本、もう2本生えてこないかしらって思うぐらい、手が足りなかった。
洗い物しながら、ちょっと手引いてみたいなね。
そうそう、ほんとにそう。
そっか、でも常に、それがだって外だけじゃなくて、おうちに帰ってきてからの心境ですし、やっぱり助けてくれる方がいないみたいな、そういう状況でもあったんですかね。
そうですね。だから、ほんとにそのママ友達には救われましたよね、ほんとに当時。
そっか、タイラさんからしたら、あんまり子供を守るどうもうなライオンモードみたいなのには、ずっとはそういう状態にはいたくないっていう。
もちろん、もちろん、やなんですよ。
で、とにかく思ったのは、マイペースに生きられないんだっていうことを気がついて、だんだんどっかであきらめた時がありました。
もう子供たちが手が離れるまでは、ずっと子供のペースにちゃんと落とし込まなきゃいけないみたいな。
そう、結構ほんとに、自分がいなくなっちゃうっていうか、自分ってどんなだったかなみたいな感じ。
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確かに、僕の経験はまたちょっと違いますけど、やっぱりずっと暴殺されていってしまうと、自分が好きなものとか、自分の趣味とか、なぜだっけってなっちゃうんですよね。
だから、ほんとにその時に、その本に救われたって感じ。今、改めて思いますけど。
現実逃避みたいな言葉で言うと、そっかってなっちゃうんですけれども、状況は状況だから、逃げる先ってどうしても必要なんだろうなっていう。
きっと、第1回のほうでもちょこっと触れたかもしれないですけど、やっぱりトクブックスさんが、もしかしたら人によっては逃げ込む先になるのかもしれないですしね。
そうですね。そうなってください。
受け止めてくれますからね。
受け止めます、わたくしが。
すごいなと思ったのが、ライオンモードでやらなきゃいけない、そして、自分のペースっていうのをしばらく諦めなきゃいけないっていう自覚がありながらも、やっぱり本というところに救済されていきながら、
今度は飲み聞かせボランティアをしたり、そして、秘書資格を取ったりってなってる、バイタリティがそもそもすごいなって思ったんです。そこはどういう心境だったんですか?やっぱり相変わらず忙しい日々だったんだろうなと思うんですけど。
子供を守るって、いろんな形があって、それこそね、本当に変な人から守るももちろんそうだけど、あとやっぱり、学校に通っているときも、なんかね、人質に取られたみたいな感じになる。なんだこれ、ちょっと通じるかしら?
学校に行っているだけなんだけど、
なんていうのかな、私がちゃんとしないと、子供に悪い影響がある。
例えば、あのお母さんだから、こうなるんだ、とかさ、なんかそういう。
なんか、自分の子供、自分のお子さんを通して、自分が評価されてしまってるみたいな感じ?
もちろん、それもあります。
だから、なんかちょっと関わって、私という人間を知ってもらおうじゃないけど、だから、役員とかもすごい積極的にやっていたし、そうすると、ほら、学校の様子ってわかってくるので、それこそ、変な先生がいたら嫌だなとかっていうのもあるし。
心配事ではありますよね、もちろんね。
だから、そういう意味で言うと、やっぱりそういう形で子供を守るっていうか、やっぱり目が離せないというか。
やっぱりだって、学校での過ごし方とか、教育とか、先生や友達からどういう対応をされるかも、やっぱりお子さんの成長には関わってきますしね。
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当時はね、今はもう本当に、なんていうか、適当に元気に育ててくれればいいやって思うけど、やっぱりなんかね、その当時はやっぱり心配なこととか、子供がやっぱり泣いて帰ってきたら、何?ってなるし。
それもやっぱり、母親としての役割をずっと、やっぱり責任感があるからこそ、そういうふうに考えだったのかなって、僕は想像してるんですけど。
それが入り口にあって、じゃあ、学校に積極的に関われるんだろうってなったら、やっぱりボランティアをして、師匠の資格を取る。
そして、図書館の、学校の図書館の師匠さんになるっていう。
そうですね。
それもまた大変そうだなって思いましたけどね。
だって、お家があって、勉強して、師匠になったじゃないですか。
そうね。本当に、なんかそうですね。
でも、何か、何て言うんだろうな。
あと、何かにならなきゃみたいなのも、ちょっと思ったりみたいなのも、そのときにあって。
ちょうどね、あれなんですよ。師匠の資格を取ろうと思ったのは、震災があったときに、何か自分で動きたいと思ったけど、
何も持ってない私が、急にそういうとこ行って、読み聞かせするよって言っても、何の説得力もないなみたいな。
何かに所属するとか、何か資格を持つとかっていう方が、動きやすいんじゃないかなっていうのがあって。
なるほど。それはあれですか、何かになりたいってのは、母親。
小学校とか読み聞かせのところで言ったら、母親っていう役割が一番強いのかなと思ったんですけど、
何かになりたいってのは、母親でもなく、
そうそう、そうです。
使命感みたいな感じなんですかね。自分が何か困ってる人にしてあげられたらみたいな。
そうなんじゃない?
ちょっと自分もね、分かるのというか、震災のちょっと後ぐらいの頃、僕は茨城県の結城市でボランティアをし始めたんですけれども、
その時は、具体的に何かになりたいってのはなかったんですけど、自分の中に変化を求めていたなっていうのは、たしかにありますよね。
何かね、みんなそういうことを考えるタイミングだった気がしますね。
10年続けられたっていうことだから、けっこうしっかり力を入れていたと思うんですけど、これ10年ってのは、もう10年間やろうって決めてたんですか?
いや、それは違くって、やっぱり、これ働き方の話になりますけど、学校支所って要はパートで非正規なので、
ほんとそれだけを柱にして生活っていうのは、もちろんできなくて、もちろん夫がいて、だったんですけど、
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すごくやっぱり、子どもたちの様子を見てても、やっぱり図書館、普通の公立図書館に行ける子どもたちって、親がそういう本を与えようっていう意識がある子が、図書館とかは行くと思うんだけど、
そうじゃない子に本を届けたい。要は、家庭の中に本が1冊もないとか、本棚ないよっていうご家庭の子どもも、学校の図書館には来れるじゃないですか。
本当に必要なのは、そういう子に本を届けるってことができたらいいんじゃないかっていうのはあったので、
そういう意味で、学校と師匠はすごくやりがいがあったんだけど。
へー、これちょっと師匠のところの行列ができる。どういうこと?
今のお家に本がない環境で育った子にも、おそらくいい本の出会いをお届けされる役割だったのかなと想像してるんですけど、どんなことされてたのかなって、
そうですね。とにかく楽しくないと来ないじゃないですか、図書室とかね。
これはもちろん、そのときに担当してた先生とタッグを組まないといけなくて、
学校によって図書室の扱いっていうのはまた違うので、
すごくね、読書教育力入れてるところだったりすると、すごく学校全体として、図書室みんな行こうみたいになるんだけど、そうじゃないことも多くて、
ちょっと面白いことやろうって言ったときに、乗ってくださった先生がいて、その中で図書室の中を全部、円日みたいにして、
ヨーヨー釣りならぬしおり釣りとか、あと、とにかく本にまつわる円日を子どもたちの図書院さんと一緒に考えて、お祭りのイベントをやったんですよね。
いいな、なんかちょっと新しい感じもしてますね。
そうなると、やっぱね、来るからね。
ほら、みんな子どもたちが工夫して、プレゼントみたいなのを用意したりとか、しおり作ったりとか、
あと、これ持ってくると、1冊多く借りられるよ、みたいなチケットを作ったりとか、そういうのをいろいろとやってました。仕掛けをしてました。
そうか、なんか、この本おすすめだよとかっていうよりかは、
もっと低いハードル。
そうですよね。
あ、なんか、そうですよね。まず借りるっていうところから始まりますもんね。
うんうんうんうん。
いやー、なんかいいな、そういうの。
そう、楽しかったです、すごく。
なんか、図書館とか図書室って、どうしても静かにしてなきゃいけないみたいなイメージじゃないですか。
21:05
あー、そうですよね。
音立てたら怒られるみたいな。
それが円日っていうのがね、いいですよね。
そうですよね。で、チャイムが鳴っても、子供たちの列が終わらなくって、もう、あーみたいになりながら、帰っていくみたいな子たちが。
何回かやってたんですか、その円日みたいなのは。
そう、大きい円日は何日間かやって、あと違う学校でもまたやって、それもなんかね、行列ができちゃって、先生に怒られるみたいなね、煙たがられるみたいなね。
ほら、褒めなきゃって思いましたけどね、素晴らしいことじゃないですか。
そうなんですよ。なかなか、あの立場が低くて。
いやー、もったいない。もっと評価してください。
そう、ほんとですよ。ありがとうございます。
結構、この素敵だなって思ったのは、この心の揺れを感じたっていう、この心の揺れっていうのって、たとえばどういうことになりますかね。
図書室って、第二の保健室みたいに言われることもあって、子どもたちがけっこう、愚痴を言いに来たりとかすることもあって、自分の担任の先生とうまくいかないで、こんなこと言われたとか、そういう話を聞いたりとか、
あと、やっぱりちょっと家庭に問題がある子が、ちょっとしんどそうにしてる様子を見たりとか、なかなかそれって、やっぱり学校で解消できないんだなっていう部分が。
そうですよね。いや、担任の先生も、それは限界があると思うんですよね。
そうですよね。まさに私なんて、パートで非正規でってなってると、下手にアドバイスもできないっていうのがあって、なかなかこれはどうしたらいいんだろう。
でも、親でもなく、学校の先生でもなくっていう、そうじゃない大人の存在みたいのが必要なのかもって、ちょっと思った時があって。
そうだったよなぁ。
そう、だから何かね、アドバイスまではいかないんだけど、何かちょっと寄り添えるようなことができたらいいなと思って。
パイラスさんはアドバイスはできなくとも、聞き役にしてたみたいな感じだったんですか?
そうですね。あんまり下手なこと言えないからね。
そうですよね。だって、同じこと言うのも大人に言うのとはまた違いますからね。
そうですね。
めっちゃ素敵な場所だなと思いつつも、めっちゃ気使うんだろうなって思います。
そう、だから何か単人の先生と別のことを言ってしまうと、子供が混乱しちゃうから、やっぱり私はサポート役に撤収しなきゃいけないなっていうのがあったので、
24:02
先生こいつおかしいぞと思いつつも、言えないっていう。
そうなんですよね。大人同士だったらいくらでもね、ちょっとおかしいですよね。
そう思ったけど、でもやっぱり子供をまどわせてはいけないと思うと、やっぱりね、なかなか。
たしかにそれくらいやっぱりね、繊細な時期でもありますしね。
心理カウンセラーの資格も取られたっていうのも、この学校図書館師匠の時期?
それはね、実はね、違います。終わってから。
終わってから。
で、その要は、独立の中央図書館で働いてるときに、やっぱりちょっと余裕ができた。
学校師匠って、大変なんですよ。仕事量が多くって。
そうなんですね。
事業支援とかで資料を用意したりとか、しなきゃいけなくって、
で、それに比べて、委託職員で働き始めたら、わりと時間ができて、何かちょっと学べる時間的余裕ができたので、
そうですね、まだだから、2年ぐらいかな。
すごいですね。で、それが4種類も取得された。4種類もあるんだっていうのが。
でも、これはあれですよ。民間の資格なので。
とばや、なかなかね、大変だったと思うんですけども。
そうですね、すごい勢いで取りました。
でも、それはやっぱり、心というか、人に対してのお興味があったからなんですかね。
ね、もともと心理学が興味があったけど、昔、あんまり勉強が好きじゃなくて、なかなか頭に入ってこないかったんだけど、
大人になって、いろんな状況とか、あとは、学校の先生って、結構、心が苦しくなってしまう方をたくさん見たので、
なんかね、結構やっぱ、職場でたくさんいましたね。
それはもう、なんか、なんだろう、表面上元気そうなんだけれども、やっぱりちょっと話してみると、何か苦しいんだろうなっていう。
そうそう、そういうのもあったし、あとやっぱり、基本的に真面目なんですね、学校の先生ってね。
学校の先生になるくらいだから。
そうですよね。
そうすると、やっぱりちょっと疲れちゃう。
うん、そうだよな。
でも、なんかすごい、ずっと自分じゃなく、他者に対して、何らかのまなざしを持ってるんだなって思ったんですよ、平さんで。
そうなのかしら。
自分のね、ご自身のお子さんにもそうですし、小学校の子どもたちにもそうだし、学校の先生たちに対しても、大変そうだよなっていう風に見ていらっしゃるっていうのが、
なんか、ご苦労はすごくあったと思うんですけれども、でもなんかやっぱり、他者に対して思いやりの心がある、ずっとそれは捨てられないんだろうなって。
27:08
なんか、たぶん、基本的に私、すごく悩みがないのが悩みですっていうぐらい、なんつーの根赤なんですよね、基本的に。
だから、あんまり悩まないタイプなので、自分のメンタルはわりと安定してるほうなので、大丈夫なのかも。
なんか、ちょっとコツが知りたいなって思いました。
ちょっとね、他のことも伺ってみたいと思うんですけれども、もちろん途中でまた国立中央図書館を経て、ちょっとそこを経て、今度はいよいよお下妻に戻って実家をしようっていう風な展開になっていくんですけれども、
なんか、僕はなかなか大きな決断だなって思ったんですよ。
いや、ほんとですよ。
ねえ。
自分でもびっくり。
これ、だってなかなか大きなジャンプだったと思うんですよ、大ジャンプだったと思うんですけど、これはどういう経緯だったんですか、この決断は。
本当にね、あれですよ、離婚ですよ、一番大きなきっかけというか。
で、子どもたちがやっぱ成長してくれて、もう私が守らなくても大丈夫、いい子に育ちましたので。
そうです。
なので、あとなんかね、ほんとにね、離婚なんだけど、自分がやっぱりワンオペしてきて、なんていうのかしらね、
うん。
あのまあ、なんかしら、きっかけは、ほんとにいろんなタイミングが、たぶんタイミングで言うと、ほんとに20個とかあるんじゃないかなと。
めっちゃありますね。
で、あれ?って思ったわけですよ。
で、この問題をクリアするのに、どうしたらいいかなって。
で、たとえばこう、高齢の親の労働介護してる問題とか、自分がやりたいこと、本当はもっとちっちゃいちっちゃい本屋をできればいいなと思って、それを副業で、みたいな。
本屋じゃなくてもいいんですよ。
何か副業で、本に関することを、何かこう、いい本を発信したいっていうのがあって、そういうこととか、なんかいろんなことが、あれ?下妻ならできるかもっていうのが、ここに来ることが、最後のピースみたいな感じだったんですよね。
30:08
はい、結構なんかね、今、ほんとにいろんな要素が絡まっている。
なんか、もちろんお好きな本が好きってこともあるし、ご実家のこともあるし、ねばやぼさんのこととかもあるし、結構いろいろあると思うんですけど、なんか一番の優先事項ってあったんですか?タイラーさんの中での。
あの、やりたいことをやりたいっていう。
大丈夫ですか?
いや、もうだって、やっぱ心地よいなって。
なんかほら、下妻に帰ってくる、私がほんとにこうね、申し訳ないですけど、下妻になんの愛着もなかったので。
何を隠そう、僕も一応下妻出身なんですけれども、
そうですよね、どうですか?
なんかね、うーんってなっちゃうんです。
そう、だから、下妻に帰ってどうするの?っていうのがあったときに、やっぱり何かをやるっていうことがないと、ちょっと自分でやっぱりつぶれちゃうっていうか。
そっか、そっか。
そうなんですよ、だからほんと友達とかにも不義理をしていたので、ずいぶん。
でもやっぱり、戻るって言ったらすごく喜んでくれて、なんかありがたいとか思って。
でもいいですね、なんかこうやりたいことがあるけど、他にも本当はやりたくないんだけど、やんなきゃいけないことがあるっていう状況が多々あると思うんですよ、生きている中で。
そこをなんかうまいこと全部一緒くたにできたっていうのが、その結果生まれたのがトップブックスさん。
不思議ですね。
結構迷ったり悩んだりとかされたんじゃないですか、なかなかいろんな要素が絡み合う中で、一個にいい着地点に収めていくっていうのが難しいと思うんですよ。
たぶん、今出してくださった課題とか、やりたいことの他にも、いろんな問題とか、これどうしようって悩みとかもいっぱいあったと思うんですけれども。
どうなんですか、でも決めちゃったら早かったですね。
ああ、やるって。
それはもう、こういう形で本屋さんやったら、全部解決するじゃんってなったら、やるってなるんですか?
しもつまに帰るって決めたのが、去年の4月なんですね。
2025年4月。
5年4月。まだ1年たってないんですよ。
すごっ、てか、早っ。
で、4月にリノベーションの会社を決めて、もう勝手に走り出すっていう。
決めたら早いですね。
一応、親に戻ってこようと思って言って、いい?って言ったら、え、いいよって言うから、そしたらもうすごいスイッチが入りました。
33:04
もともとやっぱりそのタイプなんですか?スイッチ入れたら。
どうなんだろう。今回はちょっと異常なスピード感でしたね、自分でも。
僕も今、うががってびっくりしました。そんな短い期間でここまで来たんだって。
そう、びっくりした。
僕なんかね、クラウドファンディングと本作りでこんなしくばくしてるのに。
そうですよね、普通はそうですよね。
私はちょっとなんかクレイジーだなってちょっと思って。
そんなちょっとね、クレイジーな決断をした、タイラさんのことは、お子さん達ってどうでしたか?本屋さんやるよって言ったときは。
もう男の子ですから、なんかもう全然ね、ふーんみたいな。
あれ、お子さん、兄弟の構成どんな感じでしたっけ?
男、男、男です。
いいですね。
そうです、で、一応こうやろうと思うって言って、一応プレゼンの資料作って、子どもたちに前でプレゼンして、
こういうふうなコンセプトで、こういう点名で、こういうことをやろうと思ってますって言ったら、
ふーんって言って、いいんじゃん、みたいな。
そう。
で、なんかだから、ああ、そう、まあ、そうよね、みたいなね。
急になんか、母親なんか言い出したぞ、みたいな感じで。
でもまあ、そしたらその日の帰りにね、じゃあ俺、あれだよ、出資するよって言ってくれたの、息子、長男。
かっこいいな。
かっこいい、出資ってなんすか?みたいな。
ね、俺も言ってみたいっすね、そういうのね。
言ってくださいよ、いつか言ってくださいね。
でも、それまだ本当に、社会人の2年生とか、2年目とかだから、別にたいしてお金持ってるわけではないと思うんだけど、なんか、おお、と思って、それはすごい嬉しかったです。
そしたら、じなも、え、じゃあ僕も、みたいな。僕もする、みたいな。かわいいと思って。
3番目、高校生にこにこしてた。
にこにこして、いいな、かわいいな。
だから、じゃあ応援してくれてるんだなと思って、それはなんか、そうです。ありがたいなと思って。
なんか、応援の言葉ってありましたか?なんか、ずっとお母さんのこと見てたんだろうなぁとは思うんですけどね。
なんかね、ちょっと、たぶん好きなんです、私のこと。
いや、好きだと思いますよ。
なんかね、友達に、うちのしのぶがさ、っていうふうに話をするわけ。
何それ、かっこいい。あ、念のためお伝えしておくと、タイラさんフルネーム、タイラしのぶさんですからね。
そうです、そうですね。しのぶです。
で、だから、息子たちの友達は、しのぶさんって言うんです、私のこと。
なんか、その漢字もいいですね。友達のお母さんを名前で呼べる関係ありながらもね。
うちのしのぶが、なんか本屋やるとか言って、みたいな。またバカなこと言ってるよ、みたいな感じ。
36:00
で、連れてきてくれるの、お店に。
えー、かわいい。
かわいい。めっちゃかわいい。
さあ、それまた本屋さんやるとか言ってさって、絶対うれしそうに言ってんだろうなっていう。
そうなんです。
そうなんですよ。
いいな。
今もたまに来てくれて。
なんかちょっと、お客さんあまり来ないから、たまに来てくれてもいいんだよとか言って、LINEすると。
じゃあ、来てくれて。かわいいと。
めっちゃ。
1時間ぐらいかかるんですけどね、車でね。
そっか、そっか、そっか。
それぐらいかかるんだけど。
めっちゃいい親子ですね。今度、うっかり遭遇したいですね。
うっかり遭遇。ねえ、ほんとに、ぜひぜひご紹介したいです。
ねえ。
なんかこの本屋さんを作ってみて、大きく変わったことありますか?
大きくでも小さくでもなんですけども、なんか変化?
いっぱいあると思うんですけどね。
いっぱいね、たぶん細かく考えるといっぱいあると思うんですけど。
結構なんか人との出会いの量とか。
それはもうすごいですよ。
ご近所さんがすごくたくさん来てくださるしね。
そうなんですよ。びっくりですよ。
ねえ、もちろん佐野さんともお店を作ったから、こうやってお会いできましたし、
あとほんとに、125号線っていう大きい、ワンツーファイブって言われてる大きい国道があるんですけど、
その向こう側にいらっしゃる方がこう、なんか急に本屋が生えたぞっていう。
生えた?
急に本屋が生えたっておっしゃってて。
先ほどもいらっしゃってましたしね。
見えるんですよ、お互いの家がね。
すごく気にかけてくださって、ちょっと経営不振かもしれないって言って、
じゃあこういうことをやってみたらどうだろうみたいな感じで、
ほんとに常連さんたちが心配して、いろんなアドバイスをくれるっていうね。
ありがたい、ほんとに。
これもどこかで話できたらなと思うんですけど、
このハードウェアとしてのトークブックさが出来上がるまでのストーリーもなかなか興味深いですしね。
そうですよね。
なんかあれですかね、タイラーさんご自身が助けて助けてって言ってるわけじゃないけど、
気にかけてくださる方が多いっていう、なんか面白いというか、
元々だって、守らなきゃっていう意気込みの中でずっと生きてらっしゃったじゃないですか、
今度は助けたいっていう方々が気にかけてやってきてくださるっていう。
ほんとにね、いろんな人が気にかけてくださって、
多分ね、自分の店って思ってる人結構多いと思う。
愛着湧いてくると思うんですよね、きっとね。
本当にDIYだったりとか、あと棚オーナーさんもそうなんですけど、
なんかちょっとなくなったら困るんだけど、みたいなことをおっしゃってくださる方が多いので、
39:03
はぁはぁはぁ、うれしやと思いながら頑張ろうとは思ってるんですけど。
結構すごい居場所であり、一緒に作ってきた場所っていう気持ちもあると思うし、
なんかいいな、序盤の方、ほんとに本に出会った頃から今まで減ってきた中でのご経験、
例えば、本っていうものを介して生まれるこの関係性の話とか、
本から生まれる盛り上がりだとか、
そういうご経験もこのトクブックスの中にギュッて詰め込まれているのかなって感じたんですよ。
ね。
はい。
え、それ結構計算して?
もちろん。
もちろん。
なって。
いやいや、それは想定外ですよ。
だから。
うんうんうん。そうですよね。
とはいえ、ご経験の中でしっかり心の中で、これは必要だなとか、これは大切だなって思ってきたからこそ、
自然とトクブックスっていう場所に仕組みというか、生まれていったんだなって感じがしますね。
これで本当にあれですよ、利益がたくさん出れば完璧なんです。
本当です。
素敵な場所を運営するためにも、実は収益が必要という意味です。
あのね、真実があります。
はい。
はい。
もうそれ以外はもう完璧。
ね。
でもなんかあれですよね、今回のホットキャストを、まず全10回でやってみようかって始まりまして、
なった時に、本買っていってくださいよとは熱欲はもちろん言えませんけれども、
なんか素敵な出会いがありそうだなとか、
今回は買えないけど、でもちょっと今度、やっぱ気になっちゃうから、もう一回行ってみてみようかなとか、
この本のこと、平さんに聞いてみようかなとか、
何て言うんですかね、なんか緩やかに本の面白さに一緒にハマっていくような、
そういうきっかけがじわじわ伝えられたらいいなっていうのはね、
そうですね。
このホットキャストの思うところではありますね。
そうですね、はい。
結構ね、お話弾んでしまっていい時間にはなってきたんですけれども。
本当ですね、はい。
はい、じゃあですね、今回は平さんの自己紹介というか、
ちょっとこれまでの経歴を遡って、今に戻りながらもこんな方なんだなっていうのをお話ししていただいたんですけれども、
ちょっとね、話しきれていないところももちろんあるんですけれども、
どうですか平さん、ちょっと改めて今日、僕がしゃべらせちゃったところもあるんですけれども。
ね、素敵な場所ですよ。
素敵な場所ですよ。
はい、ほんとにね。
42:03
今日、意外とというか、離婚の話題があったじゃないですか、深くは触れなかったですけれども、
そういう話もここでしてくださるんだなっていうのが、僕の今日の印象があって。
でも本当にあれですよ、本当になんだろうね、フェミニズムの話とか、
過不調性の話とかになります。離婚の話になると。
で、これをちょっと本当にいろいろ話したいです。
で、おすすめしたい本もね、今後あるんですよね。
そう、事前にちょいちょいピックアップしていただいて、
これちょっと性別とか関係なく、これは読んでみたいなっていうフェミニズムに関する本もね、ありましたので。
ちょっと今後それはね、お楽しみに待っていただければ。
そうですよね。次回からは、翻訳絵本のご紹介と、あと人文系の本のご紹介がどんどん始まっていきますので、
あれですね、解説っていうよりかは、たいらさんのそこがいいんだよねっていうのを語ってくださるお話ですのでね。
はい、もう普通に皆さんにお店で紹介してるみたいに紹介できればいいかなと思いますね。
なので、ちょっとそんなことを楽しみにしながら、次回を期待していただければと思います。
はい。
それでは、続きは次回にしていきましょう。
はい。
とまりぎは本の中。私に戻るためのブックガイド。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
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それでは、次回もよろしくお願いいたします。
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