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2023-08-03 07:07

ハリウッドのストライキは、日本のアニメのチャンス? #464

ハリウッドのストライキが長引くと、日本のアニメや実写映画のチャンスが拡がるらしい|徳力基彦(tokuriki) https://note.com/tokuriki/n/nc0b3d00693b7
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ハリウッドのストが長引いてるんですけれども、それが実は日本アニメの独り勝ちに繋がるんじゃないかっていう話を、映画ジャーナリストの宇野さんが話してて面白かったので、ちょっとご紹介したいと思います。
もともとのネタは、ニュースピックスの7月17日の記事で、ハリウッドが落ち、日本アニメが押し上がるって言って、結構長い記事があるんですけど、これ多分会員しか見れないと思うんで、読むだけで流してたんですけど、YouTubeにですね、その宇野さんに対してインタビューをしたニュースピックスの動画が上がっていて、
これ多分その記事の後の状況も込みで収録されているもので、ハリウッドが落ち、日本アニメが映画界の救世主ってなかなか激しい感じの番組になってますけど、これがね、すごい面白かったんでちょっとご紹介したいと思います。
要は今ホントハリウッドのストがすごいことになりそうなんですよね。ちょっと多分まだ今も続いてると思うんですけど、関係者によると、下手したら年内続くんじゃないかみたいな見立てもあるらしくて、結局そのハリウッドの制作側からすると、AIが出てきたことに対する反発とかいろんな文脈があって、今ガチのストライクになっているんですよね。
日本人からすると、お客さんに迷惑かけてまでストライクするのって思う方多いと思うんですけど、欧米は本当に本気でやるんですよね。やっぱり労働者の権利を守るっていうのを本当に染み付いているからだと思うんですけど、全然関係ないです。
フランスに旅行に行った時にベルサイユ宮殿に行ったら、行列してたら急にみんなが解散しだしたんで、なんだって聞いたら、今日はストライクで開かないらしいっていうこと。日本からわざわざ来てるのにみたいな話なんですけど、向こうは本当にそうなんですね。ストライクをやるって決めたらやるって。別にお客さんが迷惑しようとか関係ないってまだありますよね。
それが経営陣に対して圧力になることによって労働者の待遇が改善されるって話したんで、ハリウッドの現場もやっぱり今の状況に相当問題意識を持っているようで、それに対する問題提起ですとやっている。その結果、ミッションインポッシブルも撮影延期だわ。スパイダーマンのスパイダーバースの続編も公開時には未定になるわっていう。
この三武崎区でとか、続き戻ってその後ろのビルがほんとやめてほしいんですけどね。せっかく映画館で両方見に行ったのに、わじか当分見れないのかみたいな話なんですけど、現場の人は大変だからしょうがないって話なんですけど。
で、宇野さんの見たての面白いのが、やっぱりハリウッドがこうやってストライクになることによって、実は年内、今年のハリウッドも完全に活動停止するんですよね。そうすると来年公開される映画が、ハリウッドの映画がなくなっちゃうんじゃないかっていう。
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そうすると映画館としては当然何かを流さなくちゃいけなくなるんで、日本のアニメとかそれこそ実写映画にもチャンスあるんじゃないかみたいな話ですね。そんな風が吹けばお部屋が儲かるみたいにうまくいくんですかみたいな話はあるんですけど、でも実際にコロナ禍の最中にコロナで公開が止まってしまった映画とかがいろいろあった結果、
鬼滅の刃が全米の興行収入1位になったりとか、ドラゴンボールも確か2位になったりしたんですよね。だからこれは結局そのライバルが少ないから自然と選ばれやすくなる。で、宇野さんの話ですげえ面白いなと思ったのは、アバターの続編が世界的に大ヒットになったじゃないですか。その興行収入が歴代2位になったのかなと、めちゃめちゃ見られましたね。
僕、これはこのやっぱり青いこの人間に対する日本人はちょっと気持ち悪いと思っちゃうから流行らないんだっていう仮説を持ってたんですけど、宇野さんの視点からするとそれだけではなくて、実はこの時期に世界で公開されてた大作がこれしかなかったってことらしいですよね。
日本ではスズメの閉じまりとか、ザ・ファーストスラムダンクとか、アニメの大作が同時期に公開されてて、僕は見に行きましたけど、多分もう全然日本ではほぼ話題にならなくて、そんな世界の興行収入いくみたいな感じの展開でしたけど、
日本はライバルがいたんで競争が働いたんだと。海外で働かなかったから、みんなこれを見に行くしかなかったからこんなになったんだっていう見立てで。
ちょっと面白いですよね。映画の興行収入っていうと、どうしてもその興行収入単体で作品を比較しがちですけど、結局テレビの視聴率と同じで裏番組とか裏の映画は何があるかって、結局そのタイミングでどれくらい映画を回せるかによっても実はかなり変わるんですよね。
象徴的なのがカメラを止めるので、カメ止めがあの年に単管上映2巻から始まったのに最終的に300巻で上映されたのは、実は夏休みの目玉になるはずだった、
元気の子かな?が思ったよりも興行収入がいかなかった結果、映画館側が実はその上映館が空いてしまったんで、そこにうまいことカメ止めが入り込んだ結果300巻になってそのインディーズの映画が大ヒットを記録するってことになったらしいですね。
そう考えるとこれね、本当来年映画予定されてるものが今ガンガンなくなってる。多分コロナ禍と同じような何もないみたいになると思う。これ日本のコンテンツチャンスだと思う。当然日本だけじゃなくてインドとか韓国とかハリウッド以外みんなにチャンスがあるんですけど、今ちょうど日本のアニメ世界的に流れきてますからね。
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これはちょっと来年、今年来年にかけて本当このアニメーションの中での日本アニメの位置づけどころか、コンテンツ全体における日本のコンテンツの位置づけがあるっていう。
夜遊びが世界でも注目されてたりみたいなのがありますけど、すげー歴史の分岐点になりそうだなっていうのをちょっと思ったのでご紹介です。ちょっと僕国過ぎ者なんでちょっと期待すぎかもしれませんけど、こういうふうにこの時思ったよっていうのを記録しておこうと思ってご紹介でした。
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。
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