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2023-12-27 13:46

「ゴジラ ー1.0」の快挙は日本の実写作品復活の狼煙になるか #563

世界100億突破でシン・ゴジラ超え。「ゴジラ ー1.0」の快挙は日本の実写作品復活の狼煙になるか。(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c19f43be063d0125262b028d4158891e59daecfd
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サマリー

「ゴジラ マイナスⅠ」は世界興行収入100億円を突破し、日本の実写作品の復活の狼煙となっています。この作品は新ゴジラを超える成績を収め、34年ぶりに日本の実写作品の歴代1位の記録を更新しました。また、イギリスとアイルランドでも歴代1位となりました。ゴジラマイナスマンのVFX技術は日本とアメリカの視聴者に評価され、制作費15億円で良い結果を出したことから、日本の実写作品の復活の狼煙となる可能性があると言えます。

「ゴジラ マイナスⅠ」の快挙
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、「ゴジラ マイナスⅠが非常に快挙を成し遂げた!」ということで、Yahoo!にも記事を寄稿しましたので、ちょっと裏話も含めてご紹介したいと思います。
Yahoo!の記事には、「世界100億突破で新ゴジラ越え!ゴジラ マイナスⅠの快挙は日本の実写作品復活の狼煙になるか!? 僕はなると思っているが、こういう記事を書いているんですけど、
日本の興行収入だとゴジラ マイナスⅠは新ゴジラ越えできてないし、ちょっと厳しそうなんですよね。
新ゴジラの興行収入が82億とかだったかな。で、今ゴジラ マイナスⅠが45億から50億ぐらいだと言われていて、
まあ、新作がね、スパイファミリーとかガンガン今始まってることを考えると、ゴジラ マイナスⅠの上映関数が減ってっちゃうと思うので、
年末年始があるとはいえ、なかなかここから倍に持っていくのは厳しいんじゃないかっていう見立てだったんですけど、
アメリカですごいスタートダッシュしてたんですよね。で、一気に全世界興行収100億円を突破っていうことで、
まあ、日本実写映画の初みたいですね。
アメリカで1位を突破。
1位を取るのは多分、鬼滅の刃だったかな。ドラゴンボールだったかな。なんかアニメの映画も1位は。
まあ、他の作品があんまりなかったっていうタイミングもあるんですけど、あるんですけど、
実写映画においては34年ぶりに、
OGA実写作品の歴代1位の記録を更新したそうですね。で、イギリスとアイルランドでも歴代1位更新したそうで、
全世界興収100億円。
新ゴジラも実は海外公演はチャレンジしたそうなんですけど、
当時はやっぱりまだ配給の仕組みもうまくできてなかったのもあるし、新ゴジラってね、あれもどっちかというと会議の映画ですからね。
日本の役所の面白さみたいなのをネタにしている部分とか、なかなかちょっと欧米人にはハードルが高いかなと思うので、
実際海外の興業収入は200万ドル、3億円程度にとどまったらしいので、
アメリカと日本を合わせて85億くらい。
って考えるともう日米合わせて90億を超えてますからね。
日米合算が少なくとも新ゴジラ。
ゴジラマイナスは超えたっていう。
まあ言っていいんじゃないかなと思って、ちょっとタイトル入れてみました。
ちょっとね、新ゴジラがアメリカ以外の国でいくらだったかとか、ちょっといろいろ調べたんですけど、
あんまりそれらしき数字が出てこなくて
東方さんのサイトにもなくて
ないからには多分多くないから
アピールしてないんじゃないかなとは思うんですけど
ちょっと本当に新ゴジラは抜いてるのかどうか
若干自信がないんですけど
日米では間違いなく抜いてる
この辺は
エンタメ社会学者の中山さんが
日経クロストレンドに詳細の記事を書いてくれてて
それの会員限定じゃないところに
ちょっとグラフも出てたので
ヤフーの記事にも使わせていただきましたけれども
新ゴジラとゴジラマイナスワンの
工業収入の推移のグラフを作られていて
見事にアメリカの工業収入の推移が
新ゴジラの日本の工業も
ゴジラマイナスワンの日本の工業も
上回って推移している
新ゴジラのアメリカが
そんなに振るわなかったというのも大きいんですけど
非常に日本の実写映画ではありえないパターンだと思いますね
やっぱり関係者の方にお話を聞くと
いやまだ新ゴジラは抜けてないんですとおっしゃるんですよね
やっぱり日本の映画関係者は
みんな日本の工業収入で話すんだなと思ったんですけど
僕はやっぱり作品自体っていう意味では
世界公衆でこれから日本の映画も議論していった方が
面白いんじゃないかなと思ってるから
ちょっとそういう文脈にしてみました
でなんでアメリカでこんなに見られてるかっていうと
それはもうね
ハリウッドでゴジラの映画がもう
レジェンダリーで
一緒にモンスターバースシリーズっていうのも
すでに4作公開していて
そのうち3作品にゴジラが出てて
もうねこれ3億ドルとか5億ドル超えるヒットなんで
数百億円とかですよね
日本の100億円っていう数字が小さく見えるレベルのヒットを
モンスターバースのアメリカのゴジラ作品は
叩き出してますから
そう考えると
そのファンが一部今回の
ゴジラマイナス1も見てきてくれたと考えれば
まあやはり意味アメリカでヒットするのも
当然だよねでは言い過ぎかもしれないですけど
そういう土台が整ってきたのかなっていう話ですね
今度の2024年にも最新作公開されるようで
今度のねゴジラ背びれがピンクに光ってましたけど
ちょっとゴジラファンとしては
ちょっとまあ
青でいってほしいなとかいろいろ思っちゃうんですけど
でただそれ以外にも今回は東宝さんが本格的に
アメリカでうまく展開するための努力をいろいろされてたらしく
象徴的なのが配給ですね
東宝インターナショナルっていう会社が
今回IQを手掛けていて
アメリカのメジャー以外の配給会社が
市場シェアの大半を占める国米で
2000以上のスクリーンを最初から抑えること
ほぼ奇跡と言っていいですって言うと
記事を須藤さんが書かれてました
すごいことみたいですね
東宝さんが営業努力もあったし
なんかそのアメリカの結構有力な方が
東宝インターナショナルに入社したタイミングが良かったとか
あとハリウッドがストライキしてたんで
年末公開予定の対策がいくつも飛んだと
さらにマーベルの何でしたっけ
あの名前忘れちゃいましたけど
マーベルのアベンジャーズシリーズ的なやつが
マーベルのアベンジャーズシリーズ的なやつが
マーベルのアベンジャーズシリーズ的なやつが
ディズニーのウィッシュもアメリカでは大コケしたんですよね
多分映画館が空いてたんで
アメリカでの成功とゴジラファンの影響
ゴジラマイナスマンがうまく入ったっていう
日本でもカメラを止めるのが
裏映画が失敗したおかげで
大量に上映観測が増えたみたいなことがありましたけど
そういうラッキーも
神社でもあったのはあったっぽいです
ただその後に公開された君たちはどう生きるかも
アメリカで大ヒットになってますし
鬼滅の刃とかドラゴンボールも
ヒットしたときに
そういったことを考えると
アメリカで日本の作品が見られる流れは
着実にうねりとしてきてるのかなって感じはありますね
とはいえ実写はやっぱり
ゴジラしか無理なんじゃないのっていうのは
この記事書いた後も結構コメントもらいました
ゴジラはハリウッドのファンがいるから
ゴジラマイナスマンもヒットしたんじゃないか
ただネットリックスで
その今の国の
アリストが悠々白書が評価されてることを考えると
なんかねやっぱ日本の実写は勝てないって
ずっと僕も聞いてたんですけど
やっぱそうやって考えることが
やっぱり良くないんじゃないか
日本人やっぱその自分たちに
身内に手厳しすぎる面があると思うんですよね
だからそれこそ
韓流のFVMX技術がめちゃめちゃ進化したんで
日本ではもうこれは逆立ちしても追いつけないみたいなことを言うと
言ってる人いましたけど
VFX技術の評価と成功
今回全然実はいい勝負してるっていう話だと思うんですよね
悠々白書の実写版では
やっぱりそのトグロ兄弟を
日本のVFX技術で作るのはなかなか大変だから
ハリウッドのスキャンラインVFXって
マーベルとかやってるところにお願いしたみたいな
やつはありましたけど
でもゴジラマイナスマンのVFX技術って多分
アメリカのこのVFX慣れした視聴者にも
評価されてるって話だと思うんですよね
少なくとも50億のスタートダッシュに成功してるんで
でたまたま
ロボットさんの忘年会にちょっとお邪魔する機会がありまして
この株式会社ロボットって会社が
実は悠々白書の実写版も
今の国のアリスの実写版も
ゴジラマイナスマンの
制作も手掛けてるんですよね
でその方になんでみたいな話を聞いてたら
別に日本のVFX技術はそもそもね
負けてないらしいですよね
ハリウッドのそのVFX関係者にそのお話をすると
日本ってなんであんなにその低予算で
こんなすごいVFXができるんだっていう風に
言われるらしいですよね
結局実は負けてたら
負けてないので
負けたのは
予算とか覚悟だったんじゃないかっていうのは
個人的な結論です
いや今回あのゴジラマイナスマンは15億円という
日本の映画で言うとかなりの予算をかけてるんですけど
アメリカのゴジラとか
製作費が
1.5億ドルとか1.7億ドルらしいですよね
200億円とかです
1000年広告費も15億円規模とかかけてるらしいんですね
その300億とかかけてる作品にその制作費15億円とかあるんですよ
6円のゴジラマイナスワンとかが
いい勝負してるっていう意味で言うと
実はやっぱり日本もちゃんとコストをかければ
同じレベルのものを作れるんじゃないですかっていう
当然トップレベルはなかなかまだ追いついてはいないですけども
ちゃんと手間暇かけてお金をかければ
世界の視聴者にも頼る作品が作れるんじゃなかろうか
っていう話だと思うんですよね
日本の実写作品の可能性
実はVIVANが通常3000万円のところ
1億円の予算をかけた結果
日本でも視聴率良かったですし
今Netflixにも配信されるようになってますけども
ちゃんとお金をかけて
ある意味プロデューサーの覚悟を決めて
そういうチャレンジをすれば
今回のゴジラマイナスワンの成功が
積み上がっていくんじゃなかろうかっていう
これは
ネットフリックスの坂本さんっていう
日本のトップの方にお話をお聞きしたときに
実はネットフリックスと同じことをやってきたらしいんですよね
最初は前田監督から始まり
徐々に賭け金を上げていくっていう
バーストラブとか今の国のアリストとか
バーストラブとかサンクチュアルとか
ヒットを積み上げながら
日本の実写もちゃんとネットフリックスユーザーに
見られますっていう成績を積み上げて
悠々白書とかにたどり着いてるんですよ
ワンピースはハリウッドのチームで作ってるけれども
悠々白書は日本のチームで
VFXのところだけスキャンラインに
手伝ってもらってやっているっていう
そう考えるとこれね
やっぱり日本のアニメは間違いなく
世界で今通用してる
通用してるとか世界をリードしてるんだと思うんですけど
実写も
実は日本人が思う以上に
ちゃんと作れば世界で勝負できるんじゃないかなっていう
これ多分VFXだけの話じゃないと思うんですよね
結局その韓国のパラサイト
アンチカの家族でしたっけ
がアカデミーに撮ったように
ストーリーはやっぱ日本はほんと定評がありますから
そこにちゃんとそれに合わせたポストをちゃんと書ければ
そのインディーズの分野で評価されるだけじゃなくって
大勢の人に見られる作品を日本の実写映画としても
ハリウッドのキャストとかに差し替えなくても
いけんじゃなかろうかみたいなのがあるんで
ちょっと個人的には確信に変わりつつあるんですけど
僕がポジティブ派だからそれって思ってるかもしれないですけど
その辺ちょっと来年はよりこのゴジラマイナスアンの成功に刺激を受けて
より大きなプロジェクトが日本でもいくつも動き出してくれるといいなと思っております
そんなねゴジラマイナスアンも5年とかかかってますから
そんな来年いきなりそんなヒットがバンバン出るとかないと思うんですけど
でもねやっぱりハリウッドのストライクの影響で
日本の映画にチャンスが回ってきてるのは間違いないと思うんで
注目したいなと思っております
こちらのチャンネルでは日本のエンタメが未来に向けて
ちょっとポジティブになるようなニュースを紹介していければなと思っておりますので
他にもこんな話してますよって方がおられましたら
ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです
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