00:07
今日はですね、ディズニーの新作映画、モアナ2が記録をいろいろ更新しているということで、ちょっとYahoo!ニュースに記事を寄稿してみましたので、ご紹介したいと思います。
Yahoo!ニュースの記事のタイトルは、モアナ2の新記録、ディズニーは動画配信を受ける映画館の成功の方程式を見つけたのか、ってちょっと大げさなタイトルにしてみましたけれども、
これね、やっぱすごいと思うんですよね。本当に2024年はディズニーの年だったと言っても過言ではないくらい。
多分、年間の売り上げのトップ3、ディズニーが取っちゃったんじゃないですかね。インサイドヘッド2、デブ3、
モアナ2っていう、全部シリーズものなんですよね。映画がシリーズもの化しつつあるみたいな、結構批判的文脈で言われることが多かったですけれども、
インサイドヘッド2はアニメの映画の興行収入記録を叩き出してみましたし、デッドプールウルバリンは
R指定の映画の新記録ですよね。 モアナ2も
感謝祭シーズンの5日間の興行収入で過去最高を叩き出すっていう。 結構えげつない成功をディズニーが収め続けてるんですよね。
そこがやっぱり、今後ポイントになるのかなっていうのをちょっと記事にまとめてみました。
結論から言うと、要はディズニープラスと映画館の組み合わせっていうのを、ディズニーは成功の方程式を確立しつつあるんじゃないかなっていう点ですね。
なんつっても、今回ディズニーコロナ禍後、初の世界広集50億ドル突破と、映画館ビジネスがもう絶好調です。
皆さんもうお忘れだと思うんですけど、コロナ禍の最中って映画館ビジネスって結構ね、オワコンって騒いでる人多かったんですよね。
もう、ドリックスとかディズニープラスが普及して、もう家で見れるから誰も映画館なんか行かないみたいな。
結構言ってる人多かったんですけど、結果的には逆になってるんですよね。 本当ちょっと懐かしいですけど、ブラックウィドウとか2021年かな。
映画館ほとんど公開されなかったんですよね。当時、ディズニーがその映画館とディズニープラスの配信を同時にやるっていうのを決断してて、
ワーナーブラザーズのHBOで同じことやってたと思いますけど、他も映画館行かなくても家で見れますと。
そうなると映画館としては困るんで、映画館側が大反発して、日本だと確か東宝さんですかね。
03:04
だからもうそのディズニーの映画は使わないっていう。その結果ブラックウィドウとの上映関数全然ないみたいなことになってたことがあります。
当時冷戦と呼ばれてましたけれども、それこそね、ムーランかなんかが公開中止、映画館での公開が中止になって、配信だけでやるってなって、
アメリカの映画館の館主がムーランのオッサン、ボコボコに防火なんか叩き壊すみたいな動画がバズりましたけれども、
当時は本当だから配信vs映画館っていう感じだったんですよね。でも飽きぬかに変わってるんですよね。
少なくともディズニーは配信でファンを積み上げて映画館に誘導するっていうのを今年確立した感じがあります。
インサイドヘッド2はなんといってもそのインサイドヘッドの売り上げを遥かに上回る工業収入を叩き出してるんですね。
デッドプールも同じですね。やっぱりディズニープラスの過去作を見れることによって新作を見に来る人が増える。
12枚だとシリーズも基本は1作目が成功して2作目作るんだけど、だいたい2作目の方が脚足が伸び悩むっていうのが普通だったかもしれない。
スピード2みたいな大失敗事例もありますけど、基本的にやっぱり1を見れないと2は見れない。
そうするとやっぱりTSUTAYAとかに借りに行かないといけないみたいな。
そうするとどうしても1を見た人がもう数になっちゃって、その中の何割かが2を見に来るみたいになりがちだったんですよね。
これがやっぱりストリーミングによってプラスアルファができる。
日本はね、金曜ロードショーとかでやってくれれば追いつけるみたいなのあるんですけど、ここはやっぱり大きく変わったと思いますね。
ディズニープラス、日本だとまだやっぱり300数十万人じゃないかって言われてるんで存在感ちょっとまだ薄いですけど、将軍とかまだ見てない人がすごい少ないですけど、
世界では何て言っても1億5000万人以上とかいるらしいですよね。
ネットフリックスの1億8000万とか比べると少ないから負けてるって言われがちですけど、
でもディズニーは逆に1億5000万人の配信ユーザーを映画館に誘導するっていうのを確立しつつあると思うんですね。
特にモアナが面白いのは、モアナって実はその1作目の興行収入ってそんなに大きくないんですよね。
6億3400万人まで、当然普通の日本の映画に比べたら全然でかいんですけど、
ディズニーのアニメシリーズの中ではそんな実は大成功作品じゃなかったんですよね。
1作目公開2016年と、2作目までめちゃめちゃ間空いてるんですよ。
でも2作目をやるのを決めた理由が、実はディズニープラスでモアナと伝説の海のワンが急増したんですよね。
06:08
ディズニープラスの中でモアナと伝説の海は2020年も21年も2番目に主張された映画で、
2023年には多分全プラットフォームの中でもっともストリーミング主張された映画になったそうです。
だから知り上がりに人気が高まって、去年だから実は大ブレイクした映画なんですよね。
2016年に作られた映画なんだけれども、やっぱりその1作目だったんでそんなに話題になっていなくってみんな見逃してたんだけれども、
ディズニープラスのおかげでこんないい映画があったんだっていうのでめちゃめちゃ去年話題になって。
その結果実はモアナ2はもともとはディズニープラス用のドラマシリーズとして制作される予定だったらしいんですよね。
それをアイガーさんの判断らしいですけど、映画に切り替えたっていう。
その結果大成功したっていう。
結局多分ディズニープラスがあることによってファンが何を求めてるかとか何が人気かみたいなデータをやっぱり相当ディズニー側が正確に取れるようになってきたってことだと思うんですよね。
今まで映画は公開してみないとお客さんが来るかどうかわからないっていうふうになりがちでしたけど、
それをやっぱりストリーミングサービス側である程度ファン層とか確認できるみたいなのが明らかにあると思いますね。
ネットフリックスの強さもそのネットフリックスの中でいろんなデータを取れるから次のドラマシリーズとかにも活かせるみたいなのがありますけど、
そのノウハウを今ディズニーも学んでいて、ネットフリックスはとにかくネットフリックスの中だけでネットフリックスのユーザーに楽しんでもらうのに全力投球してますけれども、
ディズニーは映画ビジネスもあるので、ディズニープラスをうまくデータ分析ツールとしても、
その続編のファンを増やすベースとしても活用することによって、今年は映画で大成功。
この流れは強まると思いますね。
実はディズニープラスの看板ドラマシリーズとして制作されたマンダロリアンも、来年かな?マンダロリアン&グローグっていう映画館向けの映画を公開することが決まってるんですよね。
この配信でファンを増やして映画に持っていくっていう、このパターンの攻め方は、
これNetflixは今のところやらないっぽいですから、これディズニーならではのやり方になってくるんじゃないかなって感じがすごいありますね。
こうなってくると、じゃあ日本の映像コンテンツ事業者はどうするのかっていう、
特にテレビ局とか映画会社は、こういうグローバルのプラットフォームをディズニーと同じようにどう活用するかっていうのがポイントになると思うんですね。
今年はラストマイルがシェアアドユニバースっていう形で、うまく映画とテレビドラマと配信をブリッジして成功させてましたけれども、
09:01
この視点はやっぱり日本の映像会社、映像関係者を持たないといけないんじゃないかなみたいなちょっと感じたので申し訳ないです。
こちらのチャンネルでは、日本のエンタメの明るい未来を応援する。クエンタメのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っています。
今こんな話をしてますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、ありがとうございます。