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はい、こんにちは、徳力です。今日もですね、先日参加させていただきましたディズニーさんのイベントで、シリーズものがすごく多かったんですけれども、その中でも印象的だったのがフローズですね、アナと雪の女王が、イベント会場では3が発表されたんですけれども、実はもう4も発表されていて、去年の11月ですかね、
アイガーCEOがもう4もやってるよみたいなことを発言しているっていう。ちょっと印象的だったので、Yahoo!にアナと雪の女王は3だけじゃなく4も予定っていう、ディズニー学べ!映画の役割の変化っていう記事を書いてみました。
ディズニーってちょっとブランドとしてややこしくて、ウォールドディズニーカンパニーが確かグループ会社の名称で、その下に今7つぐらいスタジオが並んでるんですね。マーベルとかピクサーとかスターウォーズとか。そのうちの1つがディズニーアニメーションスタジオ。
これがもともとのディズニーの映画スタジオの元祖みたいなところですよね。1937年に世界初のアニメーション作品として白雪姫を生み出して、ピノキオとかシンデレラとかディーターパーとかアラジンとか異常と野獣とか、みんなが知っているアニメ映画を生み出し続けているスタジオなんですけれども、
実は過去にシリーズものってあんまりないんですよね。あるのもあるんですけど、たぶん日本でこんなのと雪の城みたいな3枚4枚ありますみたいな、たぶん今回初めてだと思うんですよね。
それにはどうもスタジオの姿勢も変わったらしいっていうのが今回記者発表会、メディア向けの説明会なんかでそのスタジオのトップも説明してたのがちょっと印象的だったので記事にまとめてみました。
なんでも3DCGになって以降、続編として作られたのはシュガーラッシュの続編のシュガーラッシュオンラインが2018年、穴と雪の城の2が2019年で、これが結構ディズニーアニメーションスタジオとしては分岐点になっているんですね。
続編って昔は結構その、3部作とやると1が一番売れててだんだんつまんなくなるみたいな、結構昭和の時代のよくあるあるあるでしたけれども、ディズニーアニメーションスタジオのこの続編は実はシュガーラッシュオンラインも穴と雪の城2も実は1本目を上回る興行収入で成功したんですね。
穴と雪の城2は日本では多分そこまで大きくならなかったんですが、海外では実は1作目が上回ってるんですよね。1作目がとにかく大ヒットだったんで、それを2作目が上回るっていう。当時の多分アニメ映画の史上最高記録を更新してるんですよね。
なので、この辺が結構分岐点になっています。今回の発表会ではもう穴も2が今年の中2月にありますし、ズートピアの2も発表され、他のスタジオが続編ばっかりやってると考えるとアニメーションスタジオが珍しかったって話なんですけど、ディズニーアニメーションスタジオも続編に力を入れてるのは今回はっきりした。穴と雪の城も3も4もやるみたいな話ですね。
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この辺がやっぱりメディア向けに4つのスタジオのトップが集まって話をするみたいな説明会がD23で、これメディア向けに私も招待いただいたので参加したんですけど、面白かったのはこのディズニーアニメーションスタジオのチーフクリエイティブオフィサー、トップであるジェニファー・リーさんが、
やっぱりディズニーアニメーションスタジオは今まであんまり続編に力を入れてこなかったんだけれども、今は他のスタジオのトップからもいろいろアイデアやアドバイスを得ながらやっているみたいな話をされてたんですよね。
だからもうオールドディズニーカンパニーのスタジオ全体がやっぱりシリーズものっていう方に今注力を明らかにするようになっている話だと思うんですね。これは当然売り上げがいいからって、他のシリーズも成功してるからっていうのもあるし、ハリウッド全体が今シリーズものに耐える好きじゃないか問題みたいなのもありますけれども、映画自体はやっぱりゼロから作り出すよりシリーズの方がファンが来て売り上げも見込みやすいってのも当然あると思うんですけど、
もう一つ興味深いのはオールドディズニーカンパニーがストーリーテリングの枠を超えていくっていうリリースで、コンセプト図みたいなのが公開されてるんですよね。
これは昨年かな、今年ですね。今年の7月に公開されたリリースとかコラムですかね。フローズン、アナと雪の女王とトイストーリーとスターウォーズがそれぞれ、いろんなポートフォリアを組み合わさってやってるよっていうチャートが公開されてるんですけれども、
要は従来のディズニーアニメーションスタジオにおいてはやっぱり映画っていうものがとにかくもうど真ん中にあって、それをディズニーランドのアトラクションで組み合わせとして保管したりみたいな感じだったと思うんですけど、
今はやっぱりもう全部がフラットに並べられてる感じなんですよね。当然映画は映画で大きいと思いますけど、ディズニープラスのスピンオフシリーズもあるし、ディズニーランドのいろんな場所の体験エリアもあるし、何ならブルーズのコンテンツもありますみたいな、音楽もありますみたいなのがこのチャートで描かれてるんですね。
ストーリーテリングっていうのはディズニーが生み出したとされる、実際には物語を語るっていうのがあれですけども、ディズニーの中ではストーリーテリングとイノベーションっていうのは非常に重要な要素として描かれていて、ストーリーテリングをとにかく進化させてきたのがオールドディズニーの歴史らしいんですよね。
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音楽と映像を組み合わせるとか、そのグッズを始めてミッキーのグッズを売り出すとか、結構オールドディズニーが始めたことって多いらしくて、ディズニーランド自体もそうですね。キャラクターを中心にしたテーマパークを作るみたいなのもそうですし、実はディズニークルーズとかゲームとかもその延長として今いる人たちをゴルドの意思を継ぐぐらいの感じで喋ってるのが印象的だったんですけども。
昔はやっぱり映画っていうのはとにかくデカかったんで、映画がストーリーテリングの主戦場だったんですけど、今はストーリーテリング自体を映画以外でもできる時代に入ってきてるって話だったんですよね。
例として紹介されていて面白かったのがダッフィーですね。ダッフィー。東京ディズニーシーで命名されたんだったかな。今、実はダッフィーって元々映像コンテンツはなかったらしいんですよね。あくまでぬいぐるみ。馬の顔のところがミッキーの模様になっているぬいぐるみとして作られたものが人気になったので、ストップモーションムービーをオンライン上に出してみたりして、それがさらに人気になって世界中に人気になった。
それがさらに人気になって世界中に人気が広がるみたいなことがあったそうです。やっぱりデジタル化とか、口コミの力が強くなったことによって、実際映画をメインにしなくてもストーリーテリングができるっていう。
中国ではズートピアの人気を広げるためにテンセントとスマホのゲームを作ったりしてたらしいですけども、実はストーリーテリングっていうのは映画でメインストーリーを語って、その世界観を守るっていう従来型のものから非常に多様なものになっている。
その過程で象徴的なものとして話に出てて面白かったのが、ジョージ・ルーカスがスターウォーズのいわゆる二次創作ですね、バックストーリーをファンが語ったりするのを許容してさらに公認したみたいなのが非常に画期的だったっていうのを当日の議論の時にも登壇者の人が話してたんですよね。
それにディズニーグループ全体がインスパイアされて、それこそ今マーベル作品とか完全にマルチバースアレルギーだったんですけど、一つのストーリーだけじゃなくていいじゃないかと、いろんな世界が広がっていっていいじゃないかっていうのがやっぱりこのストーリーテリングの先として描かれていると思いますね。
その結果、スターウォーズも今ディズニープラスでマンダロリアンにパフェットに半導にみたいなもう大量にスピンオフ作品が生まれてってますからね。
当然記事も書きましたけど、僕みたいな子さんのスターウォーズファンからするとやっぱりその最初の3部作の世界観がやっぱり最高だったんで、いろんなことをディズニーがどんどん広げるとちょっと最初の頃の作品の盛期が急がされているみたいに感じる方も少なくないと思うんですけれども、
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今回D23に参加してすごい印象的だったのが、スターウォーズのコスプレコンテストの時にダースベイダーとかストームトルーヴァーいなかったんですよね。
オファフェットとかマンダロリアンばっかりだったんですよ。
やっぱり若い人は今の若い人向けのコンテンツに触れてスターウォーズのファンになってるんで、僕のような子さんスターウォーズファンのこの456が最高ですみたいな人たちはどちらかというと老人化しつつあるんですよね。
そうするとやっぱり作品自体が高齢化してっちゃうっていう。
でもやっぱりこうやってストーリーを語り続けて世界観を広げることによって若者が入ってきて、子さんのファンはちょっと寂しい思いするかもしれないけれども、ファンの世界自体がどんどん広がっていくっていうのがやっぱり今時のストリーテリングってことなのかなっていう。
なので多分ディズニーアニメーションスタジオも従来だったらアラジンはアラジンで1本で終わりだったのが、ユキの女王のようにファンがいる限りは世界観を広げて拡張していくっていうことがやっぱりこういう映像作品においては普通になってくのかなみたいなのを改めて思ったりしました。
一方で記事を書きながら思ったんですけど、実は日本ってもうとっくにそうなってるんですね。ドラえもんって毎年のように年年を取らないままどんどん作品が増えていってますし、ポケモンにしてもメガネにしてもそうなんですよね。
実はシリーズものを映画で表現し続けるっていうのはもう実はとっくに日本ではもうそっちが中心になってるっていう。1本の2時間とか3時間の作品として完成度の高いものを作るみたいな映画の世界っていうのは実はそっちが特殊だったっていう話なのかなって。
今はネットフリックスとかディズニープラスのような配信サービスが普及したことによってシリーズものが当たり前になり、その2時間どころではとても収まらないような長大なストーリーがどんどんどんどんドラマシリーズで描かれるようになってますから、やっぱり映画の2時間で世界観を終わらせてしまうっていうのは逆にもったいないっていうフェーズに入ってるからこそ、こうやって穴行きも3ができる前に4の発表もしちゃうみたいな。
映画っていうものを半発で終わらせるものではなくて、やっぱり世界が続いていくものとしてファンも扱うようになってるし、ディズニーのような会社も扱うようになってきてるのかなみたいな、ちょっと改めて感じたのでご紹介でした。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメ密かに応援したいと思っていますので、他にもこんな話してますよっていうことがありましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
おめでとうございます。