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はい、こんにちは、徳力です。
アルバムの成功
今日ですね、BABYMETALの4枚目のアルバム、メタルフォースが全米チャート9位の開拓ということで、めでたいですよね。
日本人グループで初、日本語歌唱曲でも初の全米ビルボードアルバムチャートのトップ10入りですね。
なぜ日本人初じゃなくて、日本人グループなの?日本語歌唱なの?みたいになっているのは、
日本人のジョージさんという方が実は、もっと上の順位にとって、一応というのも失礼なんですけど、
日本というよりはグローバルで活躍している側のアーティストの方なんで、日本人の方はあまり知らないと思うんですけど、
その方がいるんで、日本人グループとして初という感じですね。
メディアによっては、日本人が全員のグループみたいな言い方をしていますけど、それもK-POPのメンバーに日本人が入っているんで、
日本人で取っている人はいるんですよね、みたいな、そういうのもあるんですけど、
いずれにしても、日本を中心に活動を始めたグループで、米国のビルボードのアルバムトップ10を取ったのも初めてですから、
本当にめでたいなと思っているんですけど、
ちょっとそれをYahoo!ニュースに、何で取れたのかというか、
ファンの方々に教えてもらった話をこの1年分、まとめてYahoo!ニュースの記事にしてみたので、ご紹介したいと思います。
Yahoo!ニュースの記事のタイトルは、ゼイベンチャーアートで級位獲得の海峡。
ペビーメタルはなぜ世界で通用するアーティストとなれたのかという、ちょっと大げさなタイトルにしてみました。
これはもうファンの方からしたら、取るのは時間の問題だったという話だと思うんですよね。
3枚目のアルバムでも13位を取っていて、それがだから5年前とかになるんですかね。
2019年ですね、メタルギャラクシー。
3.5枚目のアルバムが一応あるんですけど、今回が4枚目で、級位にランクアップということですね。
ワールドツアーの重要性
当然、ペビーメタルがなんで海外にファンが多いかって言ったら、もう本当にその海外のワールドツアーをたくさんやってるからっていうのがまず一番大きいなと思いますね。
僕も本当、恥ずかしながら知らなかったのがファンの方に教えてもらいましたけど、毎年のようにワールドツアーやってますからね。
去年はそれこそ動員数がフェスも含めて101万人とか。
2023年は25カ国で通算94公演ですかね。すごいですよね。
ミューズさんのオウンドメディアにミューズ人っていう社員のインタビューコーナーがあって、
今回はペビーメタルのプロデューサーのコバメタルさんのインタビュー記事もありまして、
そこにペビーメタル一層の船で私はその船長っていう前後編のインタビューがあって、それがすごい面白いんですけど、
当然ペビーメタルのメンバーのパフォーマンスが世界唯一無二ですからね。
かわいいとメタルを組み合わせるっていうのをずっと実践してきているパフォーマンス。
本当に僕もサマソニーで見せてもらって、ちょっとね感動しましたね。
信者にはなるなっていう感じだったんで。
それはあるんですけども、実はそこを呼ばれたからただ行くだけとかじゃなくて、
実は10年前からアナリティクスをちゃんと分析して、最初の曲をリリースした時に
ドキドキモーニングをリリースした時に、実は意外に海外からの反応があるみたいなのをちゃんと
YouTubeのアナリティクスとかで見てたみたいですね。
ギミチョコを出した時の反響をもとに海外のフェスに入れてもらうっていう感じなのかな、当時は。
で、その時に確立したのがフェスにせっかく行くんだったら、その周りのファンがいる国で単独ツアーをやるっていう。
オーバーメタルさんによるとマグロ漁船というらしいんですけども。
行ったら3ヶ月帰ってこないと。せっかく1回行くんだから飛行機でイモ取ってみたいな話だと思うんですけど。
っていうのを10年以上繰り返してきたっていうのが何といっても重要だと思いますけども。
もう本当ね、この頃まで10年前とかでもな、10年前とかじゃないのか。
本当すごいですよね。この活動ずっと、ワールドツアーももう既に10年以上続けているっていう。
ただ今回本当にいろんなインタビューを改めて見て、なるほどなと思ったんですけど。
実は単純にその世界にファンがいたから世界に行ってどんどん順調にファン増やしましたって話じゃないらしいんですよね。
一番最初のその海外フェス出演が2014年のこれちょっと読み方が怪しいんですけどソニースフィアフェスティバルUK。
これが初だったらしいんですけど、実はなんか主催者側に海外のヘビーメタルファンの人たちからクレームがめっちゃ来たらしいんですよね。
それは多分メンバーにも伝わっちゃってたはずで、実際そのライブの当日もグッとくるインタビュー動画がXで流れてたのを拝見したんですけど、
やっぱり最初歌い始めた時は結構メタルファンの人たちが怪異的な目をしてたのが、
30分くらい歌ったら最後ノリノリになってくれてすごい嬉しかったみたいな話があったんですけど、
こんなのメタルじゃないっていう、当時はねまだ今ほどSNSひどいとこなかったかもしれないですけど、
やっぱりそういうコアファンの熱い反発みたいなのはやっぱりあったらしくて、
でも彼女たちはそれを自分たちのパフォーマンスで黙らすというか、ファンに変えながら、
でもそれでもわかってくれない人たちがいるから心ない言葉が飛んでくるんだけれども、
でも実は当時からもメタル界の応募書が誰が何と言うと君たちはメタルだって言ってくれたみたいな、
ちょっと泣くやんそんな話みたいな偽りがあるらしいんですよね。
で、面白いなと思ったのは、やっぱり僕みたいな日本人からすると、
ワールドツアーって成功した人がやるものっていうイメージをつい思っちゃってたんですけど、
ベビーメタルのこのファーストシーズンらしいんですけど、
の海外ツアーって無写書業っていうふうに明確に位置づけられてたらしいんですよね。
特にメタルのレジェンドたちに会いに行く無写書業っていう。
だから私たち成功したから世界のファンも見なさいっていう感じじゃないんですよね。
日本人のワールドツアーってそういう感じがまだ日本のアーティストちょっとあると思うんですよね。
だから俺もワールドツアーおめでとうってなるし。
でもベビーメタルはどっちかというと、ファンが日本よりも実はヘビーメタルに関して海外が多いから、
だから活動中心が自然とそっちに行ったっていう。
それはアナリティクスを分析しそうになったらしいですけど、
その結果、そういう批判もある中で活動していく中で、
メタル界隈のアーティストと一緒にやったり、出会ったり、つながってっていうのを積み上げていって、今があるらしいですよね。
僕も後から、本当に去年皆さんに教えてもらって知ったレベルなんで、
ベビーメタルってすごくコラボの曲多いんだなって勝手に思ってたんですけど、
そのBring Me the Horizonのキングスレイヤーが、
去年アメリカのレコード協会でゴールディスク認定を受けてますけど、
これも出したのは2020年とからしいですからね。
こういうコラボができるのも、やっぱりそういうアーティストに会いに行って、
仲良くなってとかつながりを作って、そこごとまた新しい取り組みをしてみたいな。
このキングスレイヤーもBring Me the Horizon側がベビーメタルファンだったからみたいな記事を見ましたけど、
そういう形でヘビーメタルコミュニティの中で、
ちゃんと地位を確立していったっていう歴史があるって話だと思うんですよね。
実はワールドツアーをしながら海外のアーティストと交流を深めていくって、
実は案外日本人アーティストって足りてないんじゃないかなって、
ちょっとこのベビーメタルの話を聞いて思っちゃいました。
コラボレーションの戦略
そう考えると今回のアルバムが象徴的なんですけど、
今回のメタルフォースは10曲のアルバムの中の7曲がコラボ曲なんですよね。
これは日本の音楽ファンからすると、なんでこんなコラボばっかりなんだって批判もあるみたいで、
なんかオムニバースバンジャンみたいな。
日本って他のアーティストとタイアップでやるのすごい特殊な、
それこそ休業のタイアップ企画の時とか音楽番組の時とかで、
あくまで自分のアルバムは自分の曲で埋めるもんだって僕も思っちゃってたんですよね。
でもどうも違うぞっていうのをちょっといろんな方に教えてもらって、
実は海外って今もコラボの方がメインストリームなんじゃないかぐらい、
いろんなコラボが生まれてるんですよね。
グラビー賞のノミネート曲とかはグループ部門、両部門にフィーチャリング曲が普通にいっぱい並んでて、
いわゆるそのグループだけじゃないんですよね。
そうやって考えると、今年はレディガガとブルーノマーズの
ダイビー・ザ・スマイルのグラビー賞のポップグループ賞を取ってましたし、
ブルーノマーズとロゼの発発が世界中でヒットしてますからね。
実は違うジャンルのアーティストとかがコラボするっていうのは、
冷静になってみると世界でめっちゃ増えてて、
ベビーメタルもそれの最先端をやってるんだと思うんですよね。
今回のアルバムの面白いのは、
今セカンドシーズンにベビーメタル入ってるらしくて、
ファーストシーズンはレジェンドに、
牧舎処牛だったらしいんですけど、
セカンドシーズンは新しいメンバーも入り、
メンバーが入れ替わり、
セカンドシーズンは自分たちと同世代のアーティストと一緒に
次のメタルを作っていくらしいんですよね。
だからこそ自分たちの仲間、
しかもこれもワールドツアーの過程で出会った仲間たちっていう。
なんやねん。
BABYMETALの国際的成功
少年ジャンプの漫画みたいな展開みたいな。
ライバルがみんな仲間になっていくみたいな話ですからね。
また世代古いですけど、
男宿とかドラゴンボールとかそういう感じの。
本当にそのコラボが、
この1個1個が意味があるんですよね。
だからドイツのグループとかインドのグループとかもいいんだから。
それによって各国のファンも増えていくんですよね。
今回ランキングアメリカは9位でしたけど、
ドイツは7位で、
ドイツは何で7位かっていうと、
このラタタタ、
エレクトリックコールボーイがドイツの人気バンドだから、
ドイツのチャートでもこの曲がすごく上に行ったのもあって、
今回のアルバムも売れてるらしいですよね。
みたいなのをその方向でやってるっていうのがすごい重要だなって、
改めてすごいベビーメタルを見てると感じます。
僕もファンの方に教えていただいて、
海外のフェスの映像を見てびっくりしたのは、
日本語歌唱で普通に海外の人たちがめちゃめちゃ歌ってるんですよね。
これは僕も去年、
新しい学校のリーダーズとか、
レア遊びのコーチェラの出演でびっくりしたんですけども、
そのはるか前から、
ベビーメタルはずっとその光景を世界中で作ってたっていう。
これができるのは、
私たち日本でヒットしたグループだから、
日本の歌聴いてくださいっていう姿勢で言ってるんじゃなくて、
私たちのメタルはこれですっていうのを、
ベビーメタルが世界中で披露しているから、
世界の人たちはベビーメタルの曲はこういうものだと思って受け止めていて、
それが日本語だったっていうだけっていう。
話なのかなっていう。
本当その音楽は言語を超えるんだって言葉では言ってましたけど、
それを本当に体験しているのがベビーメタルなんだと思うんですよね。
本当、一曲一曲、
いろんな国のアーティストとお互いにリスペクトを持って、
相手の国のことも知り、相手の音楽も知り、
こっちのことも知ってもらって、
どういう風にすればお互いの魅力が出るかっていうコラボ曲を、
今回7曲作ったわけで。
やっぱね、ちょっとレイヤーが違うんだと思うんですね。
やっぱり日本はミュージックアーバージャパン始まって、
僕もどっちかというとそっち側の古い考え方。
日本の音楽を海外で聴いてもらいたいっていう宣伝モードで、
やっぱり考えちゃうんですけど、
違うんですよね。
ベビーメタルはメタルを含めて、
自分たちの音楽を世界の人たちに楽しんでもらいたいって、
日本とかじゃないんですよね。
それこそはやっぱり海外のアーティストも、
クラットに仲間だと思ってコラボしてくれるし、
世界の音楽ファンも日本かどうかとかっていうのは関係なく、
ファンになってくれてるんだなっていう。
日本でのサマソニーでのライブも凄ましかったですけど、
やっぱり海外で受け止めを、
本当の海外のトップで活躍するグループになるっていうのは、
こういうことなんだなと思いました。
現実問題、もう今ベビーメタルは、
キャピタルレコードでしたっけ?
ちょっとすみません、レコード会社怪しいですけど、
フロントライン契約みたいなの結んでるんで、
カテゴリー的には外国人アーティストらしいんですよね、
日本のメディアにおいても。
ユニバーサルミュージックなんかの、
外国アーティストチームからもリリースが来るような、
位置づけになってるらしいんで、
本当のグローバルアーティストなんですよね。
コラボレーションの重要性
日本人アーティスト、ファンの我々は、
世界を目指すっていう場合には、
日本代表は代表かもしれないけど、
世界の音楽コミュニティの中で受け入れられるっていう。
そう考えると、やっぱり日本のアーティストは、
まだまだ実は海外のアーティストとの絡みが、
圧倒的に少ないんだと思いますね。
その記事を書きながら思い出したんですけど、
実はミュージック・アワーズ・ジャパンを開催する前に、
YouTube Musicの方にインタビューをさせていただいた時に、
どうすれば日本の音楽ってもっと広がるんですかって聞いたら、
佐々木さんがやっぱり、
コラボレーションが重要だとおっしゃってたんですよね。
日本のアーティストがYouTube上で、
誰かとコラボレーションする様子って、
あまり見られてないと思うんですが、
海外だと国を超えた楽曲のコラボレーションも、
チャンネル上のコラボレーションもたくさんあるんですっていう。
やっぱり音楽もコミュニティの中で、
日本の音楽はまだCDとかパッケージを重視しすぎてるっていう話を、
YouTubeの方もおっしゃったのが、
めちゃめちゃよく覚えてるんですけど、
やっぱりCDを売ろうと思うと、
自分たちの曲で埋めて、
収益を分かりやすく自分たちで持ってくる方が、
日本の音楽会社からすると分かりやすいし、
揉みにくいって話があるんだと思うんですけど、
ちょっと分かんないですけど、
でもやっぱり今、音楽って別に売るためにやってるんじゃなくて、
楽器と自分たちが集まればコラボできるから、
それこそ虫のコラボなんかも、
Meganさんが日本に来て、
一緒にその場で即興で作ったやつが、
そのままリリースされたらしいですけど、
ヒップホップなんかもそうやって曲を作る時代で、
そう考えると本当はもう、
こんだけ世界が繋がれる状態だと、
もっとお互いにコラボが増えて、
当然みたいな話なんだと思うんですよね。
そこをやっぱり、
日本の音楽事務所もレーベルもアーティストも、
本当に世界に受け入れられたいんだったら、
特にミュージック・アワー・ジャパンとかですね、
こっちの音楽を紹介するだけじゃなくて、
向こうの音楽を知って絡むとか、
祭りも日本人のアーティストのショーケースとしてやるだけじゃなくて、
向こうのアーティストにも来てもらうとか、
今回ビリー・アイル氏もやっぱり日本に来て、
フジーカさんとかヘワソビさん、
ヘワソビをオープニングアクトで使ってくれてましたけど、
日本のアーティストがやっぱり海外に行ったら、
実は海外のアーティストにオープニングアクトを務めてもらうとか、
もっとやってもいいんじゃないかなみたいな、
ちょっと改めて思ったりしましたというのをご紹介です。
よければ、ぜひご覧になってください。
はい、こちらのチャンネルでは、
日本年ための明るい未来を思い出すべく年ためのSNS活用や
推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますって方がおられましたら、
コメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、ありがとうございます。