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2023-08-28 09:00

「VIVANT」の成功は、TBSとU-NEXTの新たなビジネスモデル? #480

「VIVANT」の成功は、TBSとU-NEXTのあらたなビジネスモデルのスタートなのかも|徳力基彦(tokuriki) https://note.com/tokuriki/n/n01ce68ddeb7a
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サマリー

TBSのVIVANTは破格の制作費で成功し、視聴率も右肩上がりで上がっていますことが注目されています。TBSはUNEXTとの契約によって収益を確保しており、投資を継続するスキームを見つけた可能性もあります。

VIVANTの成功と制作費
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、TBSさんのVIVANTが調子がいいらしくて、面白い記事がありましたので、ちょっとご紹介したいと思います。
元ネタはJBプレスさんで、夏のドラマで独奏のVIVANT、TBSはなぜ破格の制作費を継ぎ込めたっていう記事で、結構ね、数字がちゃんといろいろ並んでいて面白いです。
VIVANTって放送が始まったタイミングで、ラストマンに世帯視聴率で負けてるっていう文脈で失敗だって書いてるメディアがあったんですよね。
で、僕ちょっと了解の事情よくわかんないんで、そうなのかなと思って見てたんですけど、このJBプレスさんの記事によると、他のコンクールのドラマに比べるともう全然ダントツでいいらしく、
面白いのは世帯視聴率も実は右肩上がりで上がってきてるんですよね。これはやっぱり今の時ですよね。昔はドラマがやっぱり1話目の視聴率が全てで、その後結構下がるケースが多かったんですけど、
VIVANTは第1話が世帯11.5%だと、今第6話で14.3%まで上がってきてますね。特にすごいのが個人視聴率で、初回7.4%が今9.3%に上がってきてるっていう。
やっぱりネット上で話題になることによって、追っかけで追いついて見てる人が増えて右肩上がりで視聴率が上がっているっていう。
個人視聴率がドラマにおいては、この記事によると6%超えでヒット、8%超えで大ヒットとされていて、そんなドラマはほとんどないんだけど、今回
第6話は個人全体で9.3%だからまあ大ヒットなんです。ちなみに、2位は仮想犬の女が個人で5.4%らしいんで、重さはでかいですよね。
で、面白いのがVIVANTって業界ではやっぱり制作費を増やしたっていうのが注目されてるんですよね。
ネットフリックスは1話あたり1億とかって注ぎ込むのが当然なのに、日本のテレビドラマは3000万だったかな?
ぐらいしかかけれてないみたいな。これはどんどん実は下がってきていて、もう今は中国や韓国のドラマに負けてるんだみたいなのが、どっかの記事で見てもなるほどなと思ったんですけど、やっぱり
テレビコマーシャルの収入が横ばい、最近は実は視聴率も下がってきてるんで下がっていくんじゃないかと言われてる中、
これ以上ドラマにお金かけれないだろうって言われてたんですよね。でもサイレントなんかは丁寧に作って上手くいったりしたので流れが変わっていて、
日本のテレビ局もドラマにエネルギーをかけるようになってるんですけど、今回やっぱりその通常3000万、4000万、日常劇場は制作費平均4000万って言われてるらしいんですけど、
今回B1は1億かけてるらしい。お金をかけても上手くいかないんじゃないかと思われてたら、お金をかければ上手くいくんだって今回証明されたのはすごい良いことだと思うんですけど、
ポイントはこのお金どうやって回収するのってところですよね。結局視聴率が多少良くなったところで、多分その
スポンサー契約ってそんな急に値段上がらないと思うんで、後半どうかわかんないですけどね、こんなに多分言うても
3000万、4000万が1億ってだから倍以上ですからね。自分にテレビコマーシャル収入倍には絶対ならないと思うんですよ。どちらかというとやっぱ視聴率の平均は下がってるし、
テレビ広告の収入も今後下がっていくんじゃないかと言われている状態なので、ある意味そのすげーギャンブルに聞こえちゃうんですよね。
単純に考える。ただ当然今TBSも含め配信サービスに番組を売ることによって収益を追加で確保するっていうのが新しいアプローチなんですよね。
象徴的なのがカンテレさんに移られた、ちょっと名前忘れましたけどTBSのプロデューサーの方が
大前田トワコでしたっけ。配信に売る前提でしっかり作ってちゃんと売って収益を出し、
で、エルピスも作れたみたいなのをお話をしたことがあって、なるほどなぁと思ったんですけど、
今回ね、リバーは実はネットフリックスとかには売ってないんですよね。後から売るのかもしれないですけど、
TBSって実はネットフリックスと組んでるんで、僕はネットフリックスと二人三脚でやっていくのかなと思ったんですけど、
ネットフリックスにはトリリオンゲームはリアルタイムで配信してるんですけど、リバーは実は配信してないんですよね。
で、どこに出してるかっていうとUNEXT独占なんですよ。 ここはちょっとそういうことかなって僕は勝手に想像してまして、
もともとTBSはテレ東と一緒にパラビを配信サービスやってたんですよね。
日本はすぐ下等競争になるのが象徴的な市場なんですけど、みんな同じものを作っちゃうんですよね。
日テレはフール、時テレビはFOD、TBSとテレ東はパラビ、テレ東はBODなんですけど、
配信サービスとUNEXTの関係
テレ朝さんはアベマがあってみたいな、テレ朝さんのアイデス名前忘れちゃった。
独自にやたらと作りたがる結果、グローバルのプラットフォームなかなか勝てないみたいなのがあるんですけど、
日本で実は配信サービスの中で唯一気を吐いていると言われたのがUNEXTらしいんですよね。
グローバルのプラットフォームと対抗するって言うんですね。 今だから3位競争してるのかな。
このUNEXT実はパラビと統合したんですよね。 だので、ここなのかなってちょっと想像してます。
Netflixがなぜ1億円の投資ができるかっていうと、要は月額回避、ユーザーの世界に数億人いると言われるユーザー回避で賄われてるから、
わかりやすくこのドラマがキラーコンテンツなのがわかってるんで、質の高いドラマを作ることによって会員を維持するための投資だから、巨額の投資が継続できるんですよね。
UNEXTは比較的HBOとかグローバルのコンテンツを日本独占で配信したりすることによって漫画組み合わせたりとかですね。
組み合わせて会員を増やしてるんですけど、今回だから想像です。
TBSとUNEXT側でこのVIVANの契約で、良い条件のスキームがTBS側にとってですね、組めてるんじゃないかなっていう。
ちょっとわかんないですけどね。Netflixとかの契約はいいお金払ってくれるんだけど、いいとしたかどうかは関係ない契約らしいんですけど、
ひょっとしたらUNEXTとTBSの間では会員数増加とか視聴数連動とかの収益モデルが組まれていて、
それがうまくいくとTBSのようなテレビ局も、このドラマの1億円レベルの投資が継続できるスキームが今回見つかったのかなっていう。
わかんないですけど、完全想像ですけど、妄想でウォッチしてます。
日本のドラマ界の盛り上がり
やっぱりね、関流ドラマに比べて、最近中国もドラマレベル上がってるらしいですけど、
やっぱり日本はもうドラマはダメなんだみたいな言われ方をずっとしてきましたけど、
やっぱり役者陣の演技とか、制作側の能力は高いと思うんですよね。
結局今の国のアリスが、ロボットさんが日本で制作してグローバルでヒットになりましたけど、
お金があれば作れるんじゃないかっていう仮説は出てきていて、
今回ビバンがお金をかければちゃんと視聴率が上がるものは作れるっていうのを証明してくれているので、
これ継続するかどうかめちゃめちゃ重要だと思うんですよね。
このビジネスモデルが裏側に裏付けがあるのかどうか。
ひょっとしたらユーネクストと関係なくて、
この後ヒットすれば各配信サービスに強気の値段交渉ができるとかそういう話かもしれないんですけど、
ちょっとこのビバンの成功に刺激を受けて、他の楽曲のテレビ劇を、
ある意味あれですかね、ヘルピスト、カンテナさんの成功でキー曲みたいな話ではあると思うんで、
この刺激の試合が続いてちょっと日本のドラマ界盛り上がっていくといいなっていうふうに勝手に思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、
ぜひコメントや追加で教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。
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